MOTO-4
今回はオーストラリアのお客さんがインスタにアップされている事例を紹介します。このお客様は、メルボルンの中心にあるタイルショップで、世界中の綺麗なタイルを販売しています。
こちらのお客さまは2014年にCERSAIEで会って以来の付き合いです。
MOTO−4
続いてチャットです。こちらもネービー系。
この色は人気のようです。
CH-472-3
メルボルンはとても綺麗な街です。そしてうまいワインもあります。コロナが落ち着いたらまたお客さま訪問を再開したいです。
平素は格別のお引き立て、ご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
さて近年世界を取り巻く様々な情勢の影響により、私どもタイル製造業の状況にも大きな変化を起こしております。タイル生産に欠かせない原料費(土と釉薬)、製造経費(燃料、電気、カートン)、その他各種資材の高騰、特にタイルの青色・赤色の発色を作るための金属化合物や、ヘリテイジ等のガラス釉薬に使用するリチウムは、業界の予想を超える過去に類を見ない高騰となっております。またそれらに加え、輸入商材については為替変動の影響による仕入れ価格の大幅な上昇も発生しております。
このような状況下において、弊社でも様々なコストダウンの努力をおこなってまいりましたが、残念ながら企業努力のみでは現行の価格維持が困難な状況となりました。
そのため誠に心苦しくはございますが、2023 年1 月より商品価格ならびに配送料金を改定させて頂きます。度重なる値上げによりお客様にご不便・ご迷惑をお掛け致しますこと心よりお詫び申し上げると共に、この度の価格改定へのご理解を賜りますよう、何卒お願いを申し上げます。
改定の詳細はこちらをご覧ください。(PDFファイル)
「タイルパーク2022年版カタログ」掲載商品の一部につきまして、内容の訂正や廃番となっているものがございます。
誠にご迷惑をお掛けいたしますが、お手持ちのカタログを訂正の上ご使用くださいますようお願い申し上げます。
なお廃番の商品につきましては、オンラインショップで販売中の在庫が無くなり次第終了となり、再入荷はございませんのでご了承願います。
p.15 ヘリテイジ:以下の形状は順次生産終了となります。
・2323
・delle
・lambda
p.36 大観:全色廃番
p.68 ベベル:DO-227 廃番
p.113 ロッカ-メタル:全色廃番
p.120 パフューム:PESC-04 廃番
p.123 ルーチェ:全色廃番
p.125 レジーア-100角:全色廃番
p.133 ボーダーC:大観用(TAI-1-C~4-C) 廃番
p.161 ハロン湾:JKC-1、3のみ、現在のロットが24枚/ケースとなっております。
p.168 スーベニア:目地共寸法が293x296mmに変更されております。
p.272 ブラックベースモザイク:BBF-203、BBH-503 廃番
p.278 トレジャー:TRE-121AS、TRE-123CO 廃番
常時改訂の可能性がございます。商品の最新情報はオンラインショップでご確認ください。
こんにちは、T2の冨田です。
今年も残すところ僅かとなってまいりました。タイルの名称が統一されて100周年、本年は様々なイベントが行われてきました。そのクライマックスにふさわしいイベントが今週末開催予定です!
11月5日(土)、6日(日)セラミックパークminoにてタイル名称統一100周年にちなみ第2回セラミックバレー展を
「タイル100年祭 TILE CENTENARY FESTIVAL」として、タイルのイベントが行われます。
こちらに我が社も参加させていただくことになりました!
せっかくの機会なのでオサラを出してみよう、どうせなら他の雑貨も何かだしてみよう! ということで、突貫ではありますが現在いくらか雑貨を作成しております。
私はアクセサリーを担当することになりました。
お祭りまで一週間をきり、毎日時間に追われながらもせっせと勤しんでおります!
作りかけの写真ですが、担当雑貨について少しご紹介させていただきます。
今回ご提案させていただくアクセサリーは「Hers」という名前をつけました。
ヘリテイジのようなカスタマイズ型のタイル雑貨はどうであろうかという提案です。
名前はヘリテイジの仕様を流用することを想定して「heritage」の頭をもじっています。
また着飾られることで、彼女のもの(hers)になりたい、あなただけのものになりたい、そんな愛着の湧くものがつくれたらなあという思いで仮称しました。
コンセプトとしては、タイルの魅力を伝えること。
タイルらしさのあるベーシックな形状、釉薬を活かす面状をそれぞれの形状に落とし込む、そして釉薬のバリエーションで魅せる。
(とまあ色々考えていたことはあったのですが、正直まだまだ削り出し段階です、、そして走りすぎて時々脱線してしまったりもしています、、)
アクセサリーは同じサイズでも用途にバリエーションを持たせられるので、 形状、色、用途を選べるヘリテイジのようなセミオーダー型にしてみたら楽しそうだなあとか考えています。(まだ私の妄想段階ですが、、)
先にお伝えしたように今回雑貨を作る中でも、タイルを身近に感じてもらうこと、タイルの魅力が伝えられることを主軸に企画しております。
手作りには手作りにしかできない良さがありますが、逆も然り、タイルの無機質さもとても素敵だと思います。 テトラポッドとか、ブロック塀とか、工業製品だって、あの連続性も、冷たさも、とても美しいと思うんです。
そんなタイルの持ち味を活かせるような手仕事を掛け合わせられたらなあと、そんな仕事ができたらなあと思いながら日々精進しております。
開発中の商品へご感想ご意見等ありましたらぜひお聞かせいただけるとうれしいです。
完成したアクセサリーはタイルパークのインスタグラムでも紹介していただける予定です。
セラミックバレー展には我々も社のブースに滞在しております。
お越しの際は是非お立ち寄りくださいませ。
11月に入りました。最近急に寒くなりましたね・・
そんな寒さを吹き飛ばしてくれるような(?)TILEPARKスタッフイチ押しの、今ホットなタイルをご紹介します!!
まずはモザリア。
モザリア M7532P0 / 300x75mm
スタッフの声:「今流行っている色と形で、おすすめです。
流行りといえど、飽きのこないカラーバリエーションで、7色と豊富。
大きなサイズで掃除もしやすい。 大きいわりに比較的軽いです。」
次にブラックベースモザイク。
ブラックベースモザイク BBF-208 /25角
スタッフの声:「色のバリエーション、用途の幅広さ、生産力など、デザインと技術の独自性が揃っていて隙がない!
目立たないが飽きも来ず、安定した人気が長年タイルパークを支えている。」
最後に組絵。
組絵 – 層紋soumon so1-MB / Matte Black
スタッフの声:「色展開、面状どちらも種類が多い。
お客様の組み合わせ次第で様々なデザインが可能になるので面白いと思います。」
いかがでしたでしょうか。
タイルパークで日頃タイルをみているスタッフだからこそ、イチ押ししたいタイルがたくさんあるんです。(もちろんどのタイルも魅力的ですが)
また第二弾もあるかも・・??お楽しみに!!
平素は格別のお引き立て、ご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
さて近年世界を取り巻く様々な情勢の影響により、私どもタイル製造業の状況にも大きな変化を起こしております。タイル生産に欠かせない原料費(燃料費、電気料金、材料費、加工費、各種資材価格等)の高騰、特にタイルの青色・赤色の発色を作るための金属化合物や、ヘリテイジ等のガラス釉薬に使用するリチウムは、業界の予想を超える過去に類を見ない高騰となっております。またそれらに加え、輸入商材については為替変動の影響による仕入れ価格の大幅な上昇も発生しております。
このような状況下において、弊社でも様々なコストダウンの努力をおこなってまいりましたが、残念ながら自社努力のみでは現行の価格維持が困難な状況となりました。
そのため誠に心苦しくはございますが、2023年1月より商品価格ならびに配送料金を改定させて頂きます。度重なる値上げによりお客様にご不便・ご迷惑をお掛け致しますこと心よりお詫び申し上げると共に、この度の価格改定へのご理解を賜りますよう、何卒お願いを申し上げます。
<改定内容>(10月28日更新)
■値上対象:2022年度カタログ掲載商品、および配送料(※詳細は決定次第ご案内いたしますのでしばらくお待ちください。)
■改定時期:23年1月1日受注分より
■値上げ幅:おおむね現行価格の10~30%見込み(※一部商品は原材料の大幅な高騰により、これを上回る値上げの可能性がございます)
イタリアへ搬入したクレート(木箱)
さて、今回もCERSAIEの事件報告です。
その前に、前回の装飾業者との闘争の現状を少し報告します。
実態としては、まず時間切れで図面通り装飾が完成していない。土曜日の施工時間が8時までかかったので主催者から延長料金の請求が来ている。そして間に合わないから自分たちで探した職人に既に€1000支払い済。
この状況なので、残金の支払いを止めて交渉中です。彼らは展示会は開催できたので、自分たちに問題はない。迷惑をかけたので€900程度のディスカウントを行うとの申し出。当方は実費として€2300が発生しており、その上図面通りにできていないので、最低でも実費は支払いから差し引く。こんな交渉が続いています。先方からは回収会社を入れて、最悪は、訴訟も視野にと言っています。
依頼したルートはドイツのデザイン会社→インドの施工会社→イタリアの下請け施工会社で、インドとの交渉になっています。さすがにタフネゴシエーターです。まだしばらく続くかもしれません。
それでは続いて返送のためのクレート(木箱)紛失の件です。
最終日の翌日朝8時に会場へ行き、まずはブースが無事解体されて、パネルが外されるのを確認。これはなんとかなりました。そして後は箱に詰めるのを確認して飛行場へ行けば、全て終了です。
運送を受け持つイタリアの会社の担当に電話。それではすぐにブースの前まで箱を届けますと元気で明るい返事。待つこと1時間、少し変な顔でブースに現れ、まずいです、箱がありませんとのこと。
えーーー。私たちは3時の飛行機で帰る。遅くとも午前中にはここを出なければならない。どうなるのか?と質問。
彼の答えは、箱がなくなるリスクは元々ある。契約にはその場合は当方で責任を持たないと書いてある。自分で箱を調達するか、ダメな場合彼らの倉庫で預かり、箱を作り、日本へ送り返す。その費用は全てTN負担だ。と言い出しました。
さっきまでいいやつだった担当者は豹変。それでも努力してみるといいその場を離れ、30分後に段ボールの箱を二つ持って帰ってきました。
写真のようなパネルやタイルをどうやってこの段ボールに詰めるんや!と言ったら彼は、俺は努力した。ここがベストだと・・・。
こんなやつと話してもあかん、全て捨てようと決め、色々調べるも、勝手にパネルを捨てれば不法投棄でペナルティーが来そうだし、主催者に捨てる申請をしていると飛行機に間に合わない。
(本当はパネルを持ち帰りたかったがしょうがない)
ここでまた山川の生きる力が炸裂。「会長、知り合いの香港の会社の廃棄に入れ込みましょう。担当と連絡は取れませんが、後ななんとかします。とにかくそこまで二人で運びましょう」
そう決めてからは重いパネルを抱え何度も、香港の会社のブースまで往復。最後まで香港の人とは連絡がつきませんでしたが、タイムリミットの12時になり、不安を残して、会場を後に。
もし廃棄ができなかったら多額の費用と飛行機に乗れないことになっていたでしょう。生きる力は本当にありがたいです。
今でも帰りの費用についてはもめているようです。我々は日本の運送業者に依頼したので、さすがに帰りの送料は請求されていませんが、日本の業者はイタリアの業者に請求されているようです。理由は簡単。箱がなくなったのはTNの問題。そして自分達は箱を用意したと。
彼らが倉庫へ片付けた。調達した箱はりんご箱程度の段ボール2箱。これで自分達には非がないと言い切るイタリアの業者。日本人は本当にありがたい。
私たちは当たり前に感じているが、日本はやはりスペシャルのようです。
いろんな事件が私たちを育ててくれます。
さて来年は、どんな事件が起きるやら。
これでCERASAIE2022の報告を終わります。
PS
展示会の成果については、まだこれからです。
今フォローの真っ最中です。
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