暑い季節にも爽やかに!夏にピッタリのブルー系タイル紹介

とてもとても暑い日が続いておりますね!皆さま、熱中症などには十分ご注意ください!

本日は、そんな夏の暑さも忘れさせてくれそうな爽やかなブルー系タイルをご紹介したいと思います。




アガット-ブリック
リサイクルガラスを使用した表情豊かなガラスモザイクタイル。「Portofino」はまるで地中海のように深い青色が特徴です。
(ちなみに「ポルトフィーノ」はリゾート地として有名なリビエラ海岸にある小さな街だそう。まさにイメージにピッタリの名前ですね!)


AGT-BK-Portofino

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ブラックベースモザイク
手作業の工程を経ることで生まれる繊細なテクスチャが魅力的な25角モザイクタイル「ブラックベースモザイク」は、屋外でも使用が可能な「磁器質」+「ツヤなし」の有能タイルです。こちらの写真は岐阜県の「花フェスタ記念公園」内で使用されている様子。モロッコ風庭園のエキゾチックな雰囲気にぴったりですね。


BBF-208

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青の洞窟
ほの暗い雰囲気が、まるでひんやりと心地よい洞窟を思わせるタイル。その名もずばり「青の洞窟」です。金色のアクセントをキラリと光らせた別展開のカラーもございます。


AO-2

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大観(たいかん)
やきものならではの変化に富む、ラグジュアリーなタイルシリーズ「大観」です。こちらのカラーは一番人気!「ブルー系」の一言ではとても表しきれない繊細な色のグラデーションをぜひお楽しみください!


TAI-2

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万華鏡
小さな三角形のガラスタイルを組み合わせました。くるくると表情を変える万華鏡のような華やかさをもつ大変ユニークなシリーズで、ブルー系とオレンジ系の色展開がございます。青系は爽やかな海を思わせる鮮やかさ!ガラスタイルは見ているだけで涼しくなれそうです♪


MGK-5

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青、赤、緑・・・部屋の印象を左右するため、タイルを「色」から探すという人はとても多いです。
今後も時々、色をしぼってタイルをご紹介してまいります。



今回ご紹介したタイルは、現在配布中のカタログ「The Art of Tile 2019-2020」にも掲載されております。

カタログは何冊でも無料進呈しております。写真を眺めるだけでも楽しめるカタログになっておりますので、ぜひお客様用とお手元用で複数冊お持ちくださいませ。

今年のカタログからは便利なQRコードも設置しております。



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シンプルな美しさが一番。「サブウェイ-マット」


ツヤなし。模様なし。白一色で、タイルの形と陰影で表現される壁面の美しさ。「サブウェイ-マット」は空間にあるすべてを引き立てるための「シンプルさ」という味わい深い魅力を備えています。
ツヤありのサブウェイに届かんばかりの勢いで人気を伸ばしている「サブウェイ-マット」。サブウェイタイル検討の際はぜひ候補に加えてくださいませ!

 

面状はすっきりとしたフラット面に、凸面(ラダー)、凹面の3種。

 

(※CGイメージ)
厚みが若干異なるため、ミックス張りの際は施工で調整願います




 



「サブウェイ-マット」は現在配布中のカタログ「The Art of Tile 2019-2020」にも掲載されております。

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☆こちらもおすすめ!☆
ニューヨーク-25
モザイクタイルのマット仕上げの代表格!

モロッカン
マットカラー同士を組み合わせると、都会的なインテリアにもしっとり馴染みます。



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工務店さんのモデルハウスを訪問させていただきました。

タイルパークの(株)TNコーポレーション、デザイン室の渡辺です。

前回は弊社のタイルが使われている店舗をいくつかご紹介しましたが、今回は住宅に使っていただいた例をお見せいたします。

お世話になったのは弘栄工務店さん。弊社からも近く、非常に高いセンスと技術力を合わせ持っておられる、素晴らしい工務店さんです。

この弘栄工務店さんの、先日完成したモデルハウスを訪問させていただきました。

キッチンのレンジ横に「エルサ ELSA240-3 」

・・繊細なやさしい色合いで、木材部分との相性もバッチリ。

清潔感も良いです・・

洗面に「ダンボ PKZ624-02G」

このタイル(ダンボ PKZ624-02G)は、乾式製法(粉末状の土をプレス成型)のタイルとは違い、湿式製法(粘土状の土を押出成形)なので独特の手作り感や風合いが魅力です。

撮影協力:弘栄工務店 https://kouei-net.jp/

撮影: 村山写真事務所  https://muraya.ma/

乳濁釉の色合いが優しい「紬(つむぎ)」

紬(つむぎ)
今年から発売しているタイルパーク自慢の商品「紬(つむぎ)」を改めてご紹介いたします!
じつは昨年の秋頃から、各地で出展していた展示会では商品を先行してご紹介しており、大変好評で本格的な発売前からご注文があったほどの注目ぶりです。
 


「紬」は自社の工場(TNプロダクト)で生産している国産品です。全6色展開の内装壁タイルで、サイズは240×90mm。単色での使用はもちろん、こちらの写真のようにミックスで施工しても面白くなります。
 


最大のポイントは、釉薬技術の粋が詰まった優しく繊細な色合い。乳濁色の釉薬が窯の熱やタイル表面の段差に影響され、様々な変化を見せます。焼き物らしさいっぱいの穏やかな表情は、ホッと落ち着ける空間作りに一役買ってくれることでしょう。とくに、和風モダンな建築におすすめです!
 

【カラーバリエーション】

TMG-1TMG-2

TMG-3TMG-4

TMG-5TMG-6

商品の一覧ページで「紬」の在庫状況をまとめてチェックすることができます。
  

なお「紬」は大変繊細な色合いのため、PCやスマートフォン画面、カタログの印刷写真と、実物の色味が多少異なって見える恐れがあります。
使用をご検討いただいているお客様は、必ず事前に実物サンプルをご請求頂くようお願い致します。
■サンプルのご請求方法を見る
  

※生産ロット毎に若干色味の印象が変わる場合がございます。同現場で追加発注の無いよう、発注数量にご注意ください。
※在庫数を超える数量を注文予定のお客様は、お早めにタイルパークまでご連絡ください。
 



「紬」は現在配布中のカタログ「The Art of Tile 2019-2020」にも掲載されております。

カタログは何冊でも無料進呈しております。写真を眺めるだけでも楽しめるカタログになっておりますので、ぜひお客様用とお手元用で複数冊お持ちくださいませ。

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【予告】紬の新形状が登場します!

大人気シリーズとなった「紬」にこの夏、150×150の新形状が登場いたします!

現在発売中のTMG-1~6と同じ釉薬を使用して作られるタイルですが、形状の違いで火と釉薬が起こす色合いの変化をぜひお楽しみください。
発売開始は8月上旬を予定。詳細はホームページやメルマガで追って告知致しますのでしばらくお待ちくださいませ!



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ちょっと贅沢な MUJI HOTEL

今週東京出張があり、いつもの東横インを予約しようとしたところ満室。思い切って商店建築に記事が出ていたMUJI HOTELに泊まることにしました。

お値段は3万円弱とかなり高めで、少し迷いましたが、コンセプトをしっかりと持ち成長しているMUJIブランドを勉強するための投資と考え、思い切って決めました。

入り口からフロントのある6階までは無印のショップがあり、ついつい色々買いたくなるような素敵な空間が準備されています。そしてフロントのある6階はカウンターバーがあり、素敵な空間が演出されています。

いよいよチェックインです。フロントではアロマを使用するための説明と無料アメニティーの説明、さらにお守りと笛をいただき部屋に向かいます。

写真では見ていましたが思ったより広い空間。(実際には幅が狭く奥行きが長い不思議な空間です)

本当に無駄がなく、それでいて気遣いがあり、不思議な空間です。

部屋には無印のデザイナーや商品、そのコンセプトなどを説明する本があり、アメニティーやパジャマ、タオルなど上質な素材をシンプルに仕上げた物で溢れ、あっという間に無印のファンになりました。

そして充実した一晩を過ごし、いざ打ち合わせに。

OOKABE GLASS HD視察

先日船井総研主催の視察セミナーに参加してきました。その会社は福井にあるOOKABE GLASS HDです。

ここではガラス加工品を通販で販売しており、前期の売上は8億円とのことでした。今回は特にそのオペレーションについて教えていただくことができました。

まず最初にコールセンターです。ここでは14名のオペレーターが主に電話で受注業務をこなしており、見積、受注、購買、出荷などの業務が合理的にこなされていました。

その後物流業務を視察しました。ここではタイルより破損が多そうなガラスがどのように出荷されているかに興味がありました。確かに丁寧に梱包されていましたが、やはり破損は多く、それについては運送業者に保証やクレームは言わないことにしているとのことでした。その理由は、今は物流に嫌われたら何もできない。ここは我慢の時とのことでした。同じ悩みを持つ我々タイル業界は、少し反省させられる所です。

最後に休憩室兼食堂を見せていただきました。

まさに今はやりのカフェのような空間で、社員の方がくつろぐ姿が想像できます。

たった3時間の視察県セミナーでしたが、納得のひと時を過ごさせていただきました。翌日はタイルパークのスタッフを集め視察内容を報告し、取り入れれるところは早速取り掛かるように指示しました。

そして一番刺激的だった講師の話は

「建材市場は成熟から衰退に入っている。しかしECは成長している。それは裏を返せば既存流通がものすごいスピードで衰退することを意味している。ぜひこのことを理解していただきたい」

そんなコメントでした。タイル市場がどうなるかはわかりません。しかし確実にECチャネルは増えてくると予想されます。そんな中で我々が展開するタイルパークはどんな展開をしていくか。真剣に考える時がきています。

ARCHIDEX 2019 (MALAYSIA)でTILE PARK

今年も7月3日から開催されたARCHIDEXに行ってきました。毎年マレーシアのお客様が出展する展示会ですが、その展示商品の30%はTNの商品です。

現在マレーシアでタイルパークを展開するための打ち合わせが続いていて、今回はその打ち合わせも兼ねて訪問してきました。

現地の若いスタッフに支えられ、TNブランドの認知度のあがっています。これからもアジアでの展開には力を入れて行きます。

その奮闘記は随時紹介していきます。

 

イキイキして喜んでいるタイル

タイルパークの(株)TNコーポレーション、デザイン室の渡辺です。

最近、出張で出掛けた機会などに弊社のタイルが使われているところを訪れています。

工場ではもちろんタイルは毎日見るのですが、実際に貼られて働いている(?)タイルは見る機会が少ないのです・・

建物などに使われているタイル達は、イキイキして喜んでいるように私の心は感じました。

 

 

はるかなるカレー 名古屋

入口店舗名の壁のタイルは残念ながら弊社のタイルではありませんでしたが・・・

 

 

 

店内のキッチンには弊社のタイル、「サブウェイ LAD-150」が使われています。

 

 

 

忙しいランチタイムに来てしまいました・・・

 

 

これが店名商品であり、唯一のメニューでもある「はるかなるカレー」(トッピングはいろいろあります)

農家から産地直送の旬野菜がいっぱいと大山鶏の手羽元を使用。

15種類以上の自家調合したスパイスやハーブがたっぷり入っているらしく、スープカレーのようにサラサラしています。小麦粉が無いのとご飯は玄米みたいなのでダイエット中にも嬉しいかも。

 

 

 

ランチ時間後に再来してキッチン内を撮影させていただきました。

 

店舗名:はるかなるカレー 名古屋

https://www.facebook.com/harukanaru.curry.nagoya/

 

撮影:渡辺

 

 

 

 

Del Juego(デル フエゴ)

お茶の水にある「スパニッシュダイナー・Del Juego(デルフエゴ)」・・例によってこちらも入口には弊社のタイルは貼ってありませんが・・・

 

 

 

店内にはグリーンのタイル、「睡蓮-SQ SU1010-50」が貼られています。

 

 

 

 

この写真では、残念ながら弊社のタイルは使われていませんが、お店の雰囲気はこんな感じ・・

 

 

ランチメニューです。

 

 

店舗名:Del Juego(デル フエゴ)

http://www.gfield-c.co.jp/deljuego/

 

撮影:渡辺

 

 

 

 

 

スープストックトーキョーお茶の水店

 

 

 

 

 

清潔感とあたたかみを両立させた、湿式製法のタイル「ダンボ」

 

 

 

 

 

 

 

店舗名:スープストックトーキョーお茶の水店

詳細ページ

 

撮影:渡辺(上の4枚)、村山写真事務所(下の2枚)

サンプルカートにおける不具合について

いつもタイルパークをご利用いただき、誠にありがとうございます。

5月のリニューアル以降、オンラインショップでサンプルカートに商品を入れた際、注文手続きへ進むとカートがクリアされるという報告が数件寄せられております。
大変ご迷惑をお掛け致しまして申し訳ございませんでした。

原因をお調べした結果、ブラウザのキャッシュが原因である可能性が高いことが判明したため
下記の現象が発生した場合は、お手数ですがキャッシュクリアをお願い致します。


エラー内容


サンプルカート内に商品が入っている状態で、注文の手続きに進むボタンを押す




カートに商品が入っていないと表示される


対処方法

1.ブラウザのキャッシュをクリアする
原因として最も有力であるブラウザのキャッシュを一度クリアしてからお試しください。
各ブラウザのキャッシュクリアの方法は下記リンクをご参照願います。

■Google Chrome
■Safari
■Firefox

【注意】
Cookieを削除しますとブラウザに保存されたID・パスワードなどの情報が削除されますので、十分ご注意ください。

2.シークレットウィンドウを使用する
一時的にブラウザのシークレットウィンドウ(プライベートブラウズ)を使用することで、キャッシュを削除することなくサンプル注文を行うことが出来ます。
■Google Chrome
■Safari Mac版
■Safari iPhone版
■Firefox



なお上記手順で作業を行った場合にも同じ不具合が発生した際は、お手数ですがコチラよりタイルパークへご連絡願います。
誠にご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。


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ニューヨークだより 第55回:Medly Pharmacy

取材:2019年5月   写真/記事:佐京佑夏

当時は工場地帯であり、ハシド派のユダヤ人や第一世代のイタリア系やプエルトリコ系移民者が多く住んでいた、ブルックリンのウィリアムズバーグ。以前にもニューヨーク便りで何度か紹介されたように、今ではアーティストやヒップスターが集まるトレンディー化されたエリア。


(http://freewilliamsburg.com/48-hours-in-north-brooklyn-williamsburg-greenpoint-and-bushwick)


確かにエリア的には改善され、アーティストの影響で沢山のレストランや店が出来てはいますが、メインストリートのベッドフォード通りから外れたマンハッタン通りやグラハム通りへ行くと、まだ当時のまま家族経営でやっているような、安いヘアーサロンやレストランが見られます。


(https://cannedyouth.wordpress.com/)



今回は、ウィリアムズバーグのこのような華やかなエリアではなく、外れた場所でユニークなコンセプトで開業した店を紹介します。


沢山の店で賑わうベッドフォード通り駅から、地下鉄のLラインでさらに東の方へ行くと、East Williamsburgと言われる東のウィリアムズバーグ地区に入ります。ベッドフォード駅から4つ目の駅は、モントローズ通り駅。


(http://www.subwaynut.com/bmt/montrosel/index.php)

“M”サインの両サイドには、入り組んだ幾何学模様とカラフルな色のタイルです。このLラインの駅は、全てこのデザインのタイルで統一しているようです。駅によってタイルやトリムの色が違ったりしているので、見ていると面白いです。




(http://www.subwaynut.com/bmt/montrosel/index.php)


地下鉄を出ると、ブッシュウィック通りとモントローズ通りを丁度交差している所に出ます。


(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%99%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E9%A7%85)


(https://www.brownstoner.com/services/business/d53bc05abb18af/graham-avenue-bid-80-graham-ave-suite-2a-brooklyn-ny-11206/)


駅からグラハム通りに歩いて行くと、周りには沢山の家族経営でやっている店がたくさん出てきます。お洒落なベッドフォード通りのエリアとはガラッと変わりますね。私はここに10年程前に短期間住んでいたことがありますが、当時は住人がちょうど変わりつつある時期で、アーティストやヒップスター達が移り住んできている頃でした。


(https://forgotten-ny.com/2010/01/a-walk-on-graham-avenue/)


この10年でこのエリアも大分変わり、お洒落なバーやコーヒーショップなどちらほら出てきていますが、やはりまだ前からいる住民の色が濃いような気がします。




(https://www.yelp.com/biz_photos/brooklyn-ball-factory-brooklyn)




(https://www.yelp.com/biz_photos/robertas-brooklyn-2?tab=outside)



このグラハム通りで、最近マスコミにも取り上げられるようになった面白いコンセプトの店があります。


通りの中でも一際目立つグリーン色の店が出てきました。

Medly Pharmacy(メドリーファーマシー)は、フルサービスのデジタル薬局。ネットやアプリで処方箋の薬を注文でき、ニューヨーク市内とニュージャージ州に住んでいる人へ、その日に無料で薬を届けてくれるのです。

ニューヨークでもかなり新しいこのサービスが面白いので、私も体験してみることにしました!
まずMedlyのアプリをスマートフォンにダウンロードした後で、自分の情報を登録し、医者からもらった処方箋の写真を撮って送ります。病気の時は薬局に行くのも大変なので、配達サービスがあるのは嬉しいですね!

今回は店が見たかったので、配達注文ではなく実際に行って受け取りを選択。

処方箋ができるまで店の中を探索します。全体的にミント色と白で統一された、クールでコンテンポラリーミニマリストにデザインされた店内は、薬局というよりはスパのような遊びが入っている雰囲気があります。優しくて心を落ち着かせるミント色は、病気でも気が滅入りませんよね。


(https://www.archdaily.com/895062/medly-pharmacy-sergio-mannino)




(https://www.archdaily.com)


入り口から入ってすぐのエリアは、処方箋を受け付ける場所と、お客さんが待つウェイティングエリア、そして両サイドと通り側に薬の棚が配置されています。ここがフロントオフィスになり、バックオフィスでは薬剤師が薬を調合しています。




(https://www.archdaily.com)


両方のオフィスを合わせて177平米なのであまり広くないスペースですが、殆どのお客さんが配達か、すでに処方箋をアプリでオーダーしてからきている人たちなので、待ち時間が少ないため混雑する様子はないようです。


ニューヨークにはスタバのように薬局の数が多いので、確かに便利といえば便利なのですが、処方箋を出してから最低30分は待ち時間があり、落ち着いて待つスペースもありません。Medlyは、そのような普通の薬局を覆すようなサービスと、他では見たことのないような薬局の空間を創り出したのです。

床のタイルはグラフィックの面白い幾何学模様のスクエアタイルなのですが、良く見ると薬のカプセルっぽい模様ですよね。このフロアタイルは、国際的にも名前が知られているスペインのデザイナー Jaime Hayonがデザインしたタイルだそうです。タイルも薬屋としてうまくブランディングしているところが、他の薬局とは違います。




(http://www.hayonstudio.com/design/bisazza-hayon-tiles-collection/)


この店をデザインしたのは、ブルックリンベースのデザインエージェンシー Sergio Mannio Studio。今までこのスタジオでは、主に店舗デザインが中心だったようですが、最近では手を広げプロダクトや家具デザイン、さらにブランディングにも手を広げているようです。Medlyの店舗デザインは、今年のNYC X Design Small Retail Design Awards(毎年ニューヨーク市で行われる小売商業施設のデザイン賞)にノミネートされています。


(https://www.archdaily.com)


私がこの店に入って一番感動したのが、このカウンターデスク。緑色の染料を混合したコンクリートセメントを、木の型に流し込んで作られた特注作品。一番下は緑色を多めにして、上に上がるにつれて少しずつ色素を少なくしているので、色の美しいグラデーションが見られますね。他では見たことがない、斬新的なデザインとアイディアが本当に素晴らしい!






(https://www.archdaily.com/895062/medly-pharmacy-sergio-mannino)


ウェイティングエリアには2つ大きめのベンチがあります。四角いベンチの真ん中にはバックレストがあり、両サイドを入れて4人座れるようになっています。全体的なミントグリーンに合わせて、ダークグリーンのレザー張り生地にクロームの脚は、店の雰囲気に良く合っているコンテンポラリーなデザインです。この椅子は、デザインスタジオが20世紀の日本人インテリアデザイナー、倉又史郎に捧げたそうです!






(https://www.archdaily.com/895062/medly-pharmacy-sergio-mannino)


カウンターデスクの後ろは、メッシュのように穴が細かく空いた、メタルのアコーディオンカーテンパネルがバックオフィスとの仕切りになっています。バックオフィスへアクセスするためのドアが右端にありますが、シームレスなので開かない限りドアだと分かりません。パネルも店のコンセプトカラーに合わせたミント色がペイントされています。






(https://www.archdaily.com/895062/medly-pharmacy-sergio-mannino)




ちょうど私の名前が呼ばれました。薬ができたようです。

渡されたのは、やはりミント色の手提げ紙袋。なぜか薬の色も緑!袋も可愛いのでテンション上がります。
そして薬とは別に小袋がついていて、中にはアレルギーの薬やビタミン剤などのサンプルの薬が沢山入っていました。病人の心をつかむナイスなフリーアイテムです。





初めてのデジタル薬局体験でしたが、従来の薬局とは違いアプリで頼める便利さと、独自の薬局としてのブランドやモットーを大切にした、他の薬局には無い未来的な店舗デザインを見ることができました。





ここが気になる!スタッフのタイルワンポイント

日本でもお薬手帳のアプリなど、お薬の予約・店舗受け取りは少しずつ出てきているそうですが、デザインにここまで手が届いているのはさすが先端都市ニューヨークといった感じですね!調剤薬局に来ただけなのに、オシャレな雑貨屋でお買い物した後みたいです。ちなみに日本の調剤薬局って白無地のポリ袋が殆どなので、私はいつもカバンにグシャッと入れてしまいます・・・。皆さんはいかがでしょう(^^;)
店内もデザインに統一感があって、ジャンクな内装材が多いのにしっかり薬局としてのイメージが守られています。タイルのデザインもロゴマークと共通性があって面白いですね。


この内装イメージにピッタリのタイルはこちら


★組絵

模様と色を組み合わせて何百通りものパターンを作ることができる、オリジナリティに特化したデザインタイルです。店舗のコンセプトにピッタリのデザインがきっと見つかりますよ。




====お店情報====

Medly Pharmacy
104 Graham Avenue
Brooklyn NY 11206



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