OOKABE GLASS HD視察

先日船井総研主催の視察セミナーに参加してきました。その会社は福井にあるOOKABE GLASS HDです。

ここではガラス加工品を通販で販売しており、前期の売上は8億円とのことでした。今回は特にそのオペレーションについて教えていただくことができました。

まず最初にコールセンターです。ここでは14名のオペレーターが主に電話で受注業務をこなしており、見積、受注、購買、出荷などの業務が合理的にこなされていました。

その後物流業務を視察しました。ここではタイルより破損が多そうなガラスがどのように出荷されているかに興味がありました。確かに丁寧に梱包されていましたが、やはり破損は多く、それについては運送業者に保証やクレームは言わないことにしているとのことでした。その理由は、今は物流に嫌われたら何もできない。ここは我慢の時とのことでした。同じ悩みを持つ我々タイル業界は、少し反省させられる所です。

最後に休憩室兼食堂を見せていただきました。

まさに今はやりのカフェのような空間で、社員の方がくつろぐ姿が想像できます。

たった3時間の視察県セミナーでしたが、納得のひと時を過ごさせていただきました。翌日はタイルパークのスタッフを集め視察内容を報告し、取り入れれるところは早速取り掛かるように指示しました。

そして一番刺激的だった講師の話は

「建材市場は成熟から衰退に入っている。しかしECは成長している。それは裏を返せば既存流通がものすごいスピードで衰退することを意味している。ぜひこのことを理解していただきたい」

そんなコメントでした。タイル市場がどうなるかはわかりません。しかし確実にECチャネルは増えてくると予想されます。そんな中で我々が展開するタイルパークはどんな展開をしていくか。真剣に考える時がきています。