
【 エルサ 】
穏やかで凛とした佇まい
組み合わせを楽しむ内装タイル
タイルパークの人気内装タイル「エルサ」シリーズをご紹介します。
釉薬の凛とした表情と、色むらが紡ぎ出す温かさが同居する、他のタイルには見られない独特の佇まい。複数の形状を組み合わせるデザイン選択の楽しさもご提供します。
発売以降、とくに住宅のキッチン・洗面台で圧倒的な人気を博し、「水まわりだけはこだわりたい!」という新築オーナー様の夢を叶えるお手伝いをしています。
3つのサイズ、4つの面状
「エルサ」には150x75mm、150x150mm、240x40mmの3種類のサイズがございます。単独でも使いやすく、ミックス貼りでも検討しやすいサイズ感が特徴です。
また150x75mmはフラット面に加えて、3種類のレリーフ面もご用意。ランダム張りで動きを出したり、アクセントラインとしての使用もおすすめです。
凛とした釉薬の表情
「エルサ」で使用している釉薬は「貫入(かんにゅう)釉」と呼ばれる、表面のガラス質に細かな亀裂が生じる釉薬です。貫入内への汚れの浸透を危惧して、一般的にタイルでは敬遠されがちな釉薬ですが、他のタイルではなかなか見られない繊細さをたたえています。
(※予めくるみ油を塗布するなどして貫入を埋めておくと浸透防止に繋がります)

透明感のある釉薬のため、ガラスモザイクタイルとも相性が良く、少量落とし込んでみても魅力的になります。
製品一覧
ELSA- (150x75mm)
オススメの使い方:
住宅の洗面台やキッチン、カップボードなど、スペースは小さくともお施主様が拘りたい場所でご提案いただくことが多いシリーズです。色遣いやミックス貼り、レリーフ面の配置など、お施主様と一緒に考える楽しみもご提供します。

この商品は割付けの際に便利な「製品CADデータ(DXF)」と「参考割付図(PDF)」を無料提供しています。
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タイルをご購入いただいた皆様へ

タイルパークではお客様からの施工事例写真を募集しております!ホームページやSNSで紹介させていただける場合は、ぜひ下記の応募ページより写真をお送りください。
おすすめサービス案内
このタイル、こんな活かし方があったのか・・
東奔西走~タイル旅 vol.5
タイルパークの(株)TNコーポレーション、デザイン室の渡辺です。
タイルが使用された建物をいろいろ巡る企画、
「東奔西走~タイル旅」です。
建築に関わる方の何らかの参考になれば幸いです。
今回は弊社のタイルをご採用いただいた
あの有名なカフェを訪ねました。


訪ねたのは
『タリーズコーヒー 渋谷アクシュ店』さん
2024年7月8日(月)オープンの新しいお店です。


ご使用いただいたタイルは絵柄が付いていますが、
多色使いではなく落ち着いた雰囲気なので、
お店全体のカラーやコーヒーのイメージとも
マッチしており、とても素敵でした。

このタイル、床に使われることが多いタイルのため
今回、このお店を見た瞬間思ったことは、
「このタイル、こんな活かし方があったのか・・」
というものでした。


↓お店の客室の壁にはこんな絵が飾られていました。


↓お店を出ると、こんな空間となっています。
渋谷にいるのに騒がしくなくて癒されます。

唐突ですが、私はタリーズコーヒーさんの
「エスプレッソシェイク」が昔から大好きで、
一時期、販売が無くなってしまった時があって
とてもショックでした・・
復活してくれて嬉しいです。

残念ながら弊社のある、
岐阜県可児市(田舎なんです・・)にはまだ
タリーズコーヒーさんがありません。
少し前にやっと、スターバックスさんは出来たのですが・・
なので、東京出張の時はタリーズコーヒーさんの
「エスプレッソシェイク」は楽しみの一つです。

タイルを採用してくださった設計の方、
施工いただいた職人さん、
ご協力いただけたお店の方、掲載許可をくださった
タリーズコーヒージャパン株式会社 広報の方に
心から感謝いたします。
写真協力: タリーズコーヒージャパン株式会社
店舗名:タリーズコーヒー 渋谷アクシュ店
https://shop.tullys.co.jp/detail/1003259
この記事の執筆者:渡辺(タイルパークスタッフ)
タイルパークでお客様からの問合せ対応やコンテンツ作成を担当 。妻、娘、ペットのインコと仲良く暮らす50代。綺麗なものと動物が好き。
■関連商品のご紹介■

ピカソ2 DF218
異国風の複数の模様がランダムにミックスされています。
床・壁に使用することができ、ラインに並べてアクセント的な使い方もおススメです。
(柄の指定は出来ません)
→詳細を見る
■おすすめサービス■
台風7号による配達への影響について
いつもタイルパークをご利用いただき誠にありがとうございます。
8月16日から週末にかけて、台風7号の関東接近による大雨や暴風の影響により、出荷済みのお荷物に配達の遅延が発生する可能性がございます。
(※関東以外の地域でも、今後天候や道路状況等によりお荷物の配達に遅延又は見合せが生じる可能性がございます)
出荷済みのお荷物の配送状況については、追跡用のお問い合わせ番号をメールでご案内しておりますので、各運送会社の追跡サービスからご確認ください。
▼西濃運輸
https://track.seino.co.jp/kamotsu/GempyoNoShokai.do
▼日本郵便
https://trackings.post.japanpost.jp/services/srv/search/input
さらさら?でこぼこ?おすすめ内装床タイルの手ざわりを比較!
室内から屋外まで連続で使用できるのが特徴の「イン&アウト」。
同じく屋内外で使用できる石調模様の「イン&アウト マーズ」。
内装と外装で2種類の面状が使い分けられる「ブルー&ホワイト」。
土足の場所だけならあまり気になりませんが、室内の床にも検討するとなると、手ざわりは非常に重要な要素。
そこで今回は、スタッフが実際に手や足で触ってみた感想をストレートにお伝えしたいと思います。床タイル選びの参考となれば幸いです。
今回比較したタイルはこちら

①イン&アウト YZI6S37 ②イン&アウト マーズ M6143 ③ブルー&ホワイト 30NG ④ブルー&ホワイト 30RG ⑤クリマ 2012KLM505 ⑥イン&アウト ハードウッド W122025
今回手ざわりを比較したタイルはこちらの6点。はじめの4つはそれぞれの手ざわりの違いを、うしろの2つはよく似た木目調でどういう違いがあるかをお伝えしたいと思います。
(※シリーズによってはカラーや生産ロットで多少手触りに違いが出る場合もございますのでご了承ください)
人気の床タイル4点の手ざわりを比較
ここからはスタッフが実際に触ってみて、手ざわりがなめらかと感じた順に並べてみます。
究極のさらさらで手ざわり抜群
「イン&アウト」

今回比較したタイルの中では最も凹凸が少なく、まさにすべすべ、さらさら。それでいて滑りの抵抗を測ったC.S.R値は、屋外使用可能な0.48をマークしました。(※タイルパークでは0.46以上を屋外使用の目安としています)
タイルの表面を例えるならまさにフラットな凪の海。手ざわりが良いので素肌で触れる可能性のある脱衣所の壁などにも良いかもしれませんね。

やや凹凸はあるが手ざわりには影響なし
「イン&アウト マーズ」

次に触り心地が良いと感じたのが、今年度から加わった「イン&アウト マーズ」。無印のイン&アウトと比べると若干表面に凹凸が感じられますが、靴下を履いて歩けばほとんど分からない程度。ゆったりとしたスパンの大きな波というイメージでしょうか。
こちらもC.S.R値は0.47のため、屋外でも使用可能です。

細かな凹凸で意見が分かれそう?
「ブルー&ホワイト」 NG(ノングリップ面)

屋外使用を想定したRG(ラフ面)との使い分けとして、室内使用の際におすすめしているノングリップですが、じつはC.S.R値自体は0.47あるので、数値上は屋外でも使用可能です(※玄関ポーチのような雨や泥かかりが多い場所は、より滑り抵抗値の高いRGがおすすめ)。
手ざわりは完全なフラットではなく、ごく浅いけれど細かな波が覆っているようなイメージ。靴下やスリッパで歩行する分にはほとんど気になりませんが、素手で触れると案外よく分かります。凹凸が細かいからか、人によっては下記のRGよりもざらりと感じることがあるようです。

凹凸はハッキリあるけど思ったよりさらさらしてる
「ブルー&ホワイト」 RG(ラフ面)

今回比較した中では最も凹凸を感じるRG。気になるNGとの違いですが、凹凸が多いというよりも「高低差がある」というイメージが適格かもしれません。この凹凸によって滑り止め効果を発揮しますが、とはいえ手で触った時の印象はそれほどざらざらとはしておらず、モップがけの必要がない場所なら、屋内でも十分使用可能です。(※モップが摩耗しやすいため)
C.S.R値は比較した6種類の中で最も高い0.5をマークしているため、水や泥かかりの可能性がある場所なら一番安心して選ぶことができますね。

木目調タイル2点の手ざわりを比較
次は、サイズもデザインもよく似た木目調のタイル「クリマ」と「イン&アウト ハードウッド」を比較してみたいと思います。
滑り止め効果は無いが居室内には最適!
「クリマ」

イタリア産の内装用タイル「クリマ」は屋内使用のみが想定された商品。C.S.R値も0.44と低いため屋外での使用は非推奨ですが、非常にさらさらとした手ざわりのため水濡れしない居室内にはおススメ。
手ざわりの滑らかさを活かして、壁に使用するのも良いかもしれません。

手ざわりには大差なし?内外併用ならこっち!
「イン&アウト ハードウッド」

今年度から「イン&アウト」のシリーズとして登場したハードウッド。実際に触ってみた手ざわりは、クリマと比較するとややすべり止めが効いているような感じはあるものの、凹凸感やさらっと感はほとんど差がありませんでした。
何といっても特徴的なのは、クリマと同じような手ざわりでありながらC.S.R値は0.47をマークしていること。そのため内装専用のクリマと違い、そのままテラスなどの屋外に繋がる場所でも採用することが可能です。使用する場所によってどちらを採用するかぜひご検討ください。

購入前にタイルサンプルで手ざわりをチェック
はじめにも書いた通り、室内の床に使用するタイルは手ざわりの良し悪しがとても重要な要素となります。長く身近に使用する住宅内装において、日々わずかなストレスが蓄積するのは少しでも避けたいところですよね。
ただ、今回の触り心地レビューはあくまでスタッフの主観なので、人によっては違った印象を受ける可能性も十分ございます。
カットサンプルを取り寄せた際は、色見や裏足の形状だけでなく、ぜひ手ざわりもしっかりチェックしてくださいね。
(※手ざわりはロットによって多少変わる場合がございます。予めご了承ください)

さらりとした手触りと、屋外でも使用できる耐滑り性という、これまでは相反すると思われてきたこの二つの特徴を併せ持つタイル「イン&アウト」シリーズ。一つのタイルで室内のデザインを屋外空間まで拡張でき、テラスやアウトドアリビングで調和のとれたデザインを追求。内装タイルに匹敵するなめらかさは清掃性にも優れ、定期的にモップがけをおこないたい飲食店や施設のフロアにも最適です。
この記事の執筆者:金谷(タイルパークスタッフ)
タイルパークの商品情報管理やWEBサイト更新を担当。学生時代に学んだ陶芸の知識を活かし、タイル商品の魅力を発信。
■関連商品のご紹介■

レギャン
今回の比較した中には含まれていませんが、レギャンもラフ面とノングリップ面がございます。タイル表面にデザイン上の高低差があるため室内の床ではあまり使われませんが、石調のタイルをお探しの場合はぜひご検討ください。
→「レギャン」を見る
■おすすめサービス■
タイルづくりの現場から 【番外編】倉庫と作業場
わたしたちがつくるタイル、そのつくっている現場の日常を、写真、動画を交えながら、工程を追って順にご紹介してきました。
前回までで、工場内は一通りぐるっと回りきったので、今回は少し離れて、倉庫とその中で行っている展示会の準備など諸々…について、少しご紹介したいと思います。


タイルパークの本社・工場。会社のすぐ前には川が流れ、一見すると自然豊かな場所のように見えますが、実は意外と市街地の中にあります。(マックまで徒歩3分!)
本社のすぐ前を流れる可児川。長閑な景色 11月撮影。最近は猛暑の日々…秋が恋しい
昭和34年の創業時は、モザイクタイル発祥の地で「タイルの聖地」とも言われる、岐阜県の多治見市、笠原という所に本社を構えていたのですが、平成元年に本拠地をこちら(お隣の可児市)に移転してきました。
そのため、大きな倉庫は、元々本社のあった場所や、他の場所にいくつかに分かれて点在しています。
ここ数年で、海外への輸出がかなり増えました。大きな単位で在庫が動くことも多いので、それなりの保管場所が必要です。

昨年、本社のすぐ隣に新しく倉庫を構えました!
上の写真は、本社から100m先の倉庫への道の開通式の様子。第一便のトラックが出発しました。

なんだか派手な外観。この空き物件、元々はゲームセンターが入っていた建物。

タイルを搬入する前の倉庫内。広々。壁に “Do it when you can.” とあります。うん、間違いないです(笑)
Before:奥の方からタイルを搬入中… After:ぎっしり、タイルで埋まりました!
1つ上の写真が内装工事中の様子のビフォー、こちらが搬入後のアフター。ずらっと並び、積まれたタイル、タイル、タイル…。
こちらの倉庫には、「ぺルラ」シリーズをはじめとする、アメリカのお客様と共同開発している自社製品を主に置いています。

デザインはアメリカ ”Designed in California” の文字が箱に記されており、作っているのは私たちの工場なので、”made in Japan” のタイルです。カタログにも「made by TN」と表記して掲載しています。海外のお客様向けにつくっている製品なので、商品名、形状や色も海外販売用に英語品番で記載されています。

「ぺルラ」は6色展開なのですが、色名が、「Kumamoto」「Kushi」「Moonstone」「Pacific」「Olympia」「CapePearl」。2種類の白の色名が、”熊本”と”櫛”。なぜ白が熊本なのか、真相は不明です。。。
この倉庫は、タイルパークの国内部門と海外部門の共通倉庫。海外へ出荷する製品は、一旦別の輸出専門倉庫へ移動し、そこから港へと運ばれます。船でアジア地域を中心に、世界各地へと運ばれていきます。
今日も倉庫では、フォークリフトが小回りを利かせ通路を通り抜け、安全第一で走っています。

勤続何十年のベテランスタッフさんが、バック走行でスイスイと運んでいました。
私は車のバック駐車でも、焦るとどっちにハンドルきってるのかわからなくなってしまうので、とてもできそうにありません…。
フォークリフトは、荷物を積んだ状態で前に走行すると、載せた荷物が視界の邪魔に。 その点、バック走行なら視界をさえぎられることがないため、よりスムーズに運転できるようになります。
しかも、出入口の段差部分で少し下り坂があるので、前進だと、前のツメの部分(フォーク)がぶつかってしまいます。ガタンっとなって商品が破損してしまったら大変です。
何気なく見ていても気付きませんが、話を聞けば、いろんな配慮がされていることがわかります。

倉庫内の様子をちょっとだけご紹介。
今、毎年9月に出展しているイタリアでのタイルの見本市「CERSAIE」(チェルサイエ)に向けて準備中で、少々散らかっております…。

入口には、チェルサイエに送る用の、出展パネルなどを入れる木箱が。今年もこれに詰め込んで、船で現地に送ります。
余談…入口にあった英文、訳してみました!(笑)
Don’t just sit there and waste your precious time, welcome to the next level! Do it when you can. It’s the only way to live a life.
〈翻訳〉
「 ただ座っているだけで、貴重な時間を無駄にしてはいけない!やれるときにやる。それが人生を生きる唯一の方法なのだから。」
(※DeepLにて翻訳 https://www.deepl.com/ja/translator)
ちょっと気になってネットで調べてみると、ゲーム「ソニッ〇」で使われていたキャッチコピーか何かのようでした。(そういえば、元々はセガワールドさんが入っていた建物でした)
やれるときにやる!
今まさに倉庫の奥では、チェルサイエ向けの展示パネルをどう仕上げていこうかと、作業の真っただ中。
まだ、真っ白な枠だけのものもあります…。
右の写真、ちょっと違うTILEPARKのロゴが写っていますが、これは海外向けに新しく作成したロゴです。しっかりとした安定感と親近感のある既存のタイルパークのロゴと違って、やや細めの書体で、ちょっと上品な感じがします。

こちらは「断片」タイルの新形状との組合せ。
今年の6月にドバイで開かれた「INDEX DUBAI 2024」、全国タイル工業組合のメンバーとして参加。
写真右の方にタイルパークのタイルが展示してあります。
その中のパネルの1つで、この「断片」の新形状を出していましたが、今準備しているパネルは5、6倍大きなものです。ランダムなアクセントではなく、部分的に並べてみました。

遠くから見ると、ボーダータイルのようにも見えますが、凹凸の大きなタイルで、凸部分の釉薬の薄いところと、釉薬の溜まる凹んだ部分で、色の差が大きく出ていて面白いです。
展示はイタリアですが、そこでの評価で、それ以降どう展開させるか、来年の新商品に加わるかなどが決まっていきます。
昨年に比べ、だいぶ時間が迫っている感がありますが、やるしかないですね。
私は印刷物の制作担当なので、タイルや展示パネルはつくれません。出来上がったものを見て、リーフレットなどの制作物を考えます。
単品タイルの撮影などをしつつ、しばし出来上がりを待ちます。
どんなパネルが出来上がってくるのか、今年も楽しみです。
▼ 「タイルづくりの現場から」
過去のブログをまとめました!タイルはどんな風に作られていくのか。
成形、施釉、焼成… それ以外も?!
ぜひご覧ください。
https://tile-park.com/index.php/blog/detail/31422
この記事の執筆者:吉田(タイルパークスタッフ)
カタログやコンテンツ記事などの各種広報物作成を担当。出版・制作会社を経て、転居を機にタイル業界へ。タイルの魅力を模索中。

断片(だんぺん)
日常のモチーフを切り取った、物語性のある内装用装飾タイル。 パスタを使用してつくったやわらかな表情が魅力。全5色の繊細なカラーにも注目。
下の動画で、タイルの細部をチェック!
→「断片」を見る
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ハンガリー人のタイルのある暮らし 2
前回の「ハンガリー人のタイルのある暮らし」では、ハンガリーの住宅でよく見られる内装タイルのトレンドを紹介しました。今回は外装タイルのお話をします。タイルの話の前に家の外側を想像していただくため、まずハンガリーの街をご紹介します。
ハンガリーの街
ハンガリーの街と日本の街の比較は難しいです。ハンガリーは北海道を一回り大きくしたぐらいの面積(日本の25%)で人口密度は少ないため、家は日本と比べ大きいです。そのため家に大きな庭がある家庭は日本より多いです。
また建物の見た目もハンガリーでは違います。まず、高い建物はあまりないです。そしてハンガリーは地震が無いので古い建物が多いです。最近の建物はコンクリートや木で建てられるが、古い建物は石で作られ壁が厚いです。ですから、日本のように外壁全体にタイルを張る家は少ないです。屋根にはほとんどの場合、粘土タイルが使用されており、50 年くらい長持ちします。
外装壁とタイル
ハンガリーの住宅の外装壁はプラスターが多いです。アクセントとして壁の半分やガレージ、柱などにタイル貼ることもあります。


タイルのパネル以外に窓の周りにも丸や四角くてかわいいデコレーションをタイルで作ることが伝統的です。おしゃれなタイルに番地を書くこともあります。



外装床タイル
ハンガリーでは庭でよくテラスがあります。テラスの床にはタイルを貼るのが一般的です。最近の流行は家の中でも外でも使える大きさで、厚さがない床タイルです。2024年には木目調の磁器タイルは、木の温もりと磁器の耐久性を兼ね備えるため、屋外スペースで人気があります。このトレンドはさらに進化し、さまざまな木目の、よりリアルな木の質感、複雑なパターン、より幅広い色が登場しています。


いかがだったでしょうか?機会があれば、私のブログで読まれたことを実際にご覧になってはいかがでしょうか?ぜひハンガリーに旅行してみてください。
この記事の執筆者:山中(TNコーポレーション 東京ショールーム担当 )
ハンガリー出身、2022年に仏教の研究で修士号を取得。2022年秋に来日。日本の文化や日本での生活を学びながら陶器とタイルの良さを味わい中。
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