次回カタログでは、白いタイルのコーナー部分を収めるための形状を追加します。その写真どりのため3種類の大きさのタイルをテーブルに貼りました。
明日には目地を入れて完成させます。
また写真をブログにアップします。
シェルタイル(カノーサ)は天然の貝殻を利用しています。
従って焼き物のタイルと全く違う部分があります。
最大の注意点は酸で洗うと変化します。
貝殻は酸で溶けるのです。
貝殻は
炭酸カルシウムの結晶とコンキオリンと総称されるタンパク質を主とする間基質からなるものです。
炭酸カルシウムは酸に弱いのです。
サンポールで貝殻が溶ける実験の動画を見つけました。
これを見ていただければ容易に想像できると思います。
一度目地のふき取り代わるい部分を酸洗いされたお客様がいました。
色が抜けて透明になり始めていました。
天然の貝を使うシェルタイル(カノーサ)はサンポールで溶けます。
ご注意をお願いします。
葉っぱの形をしたクレールでグラデーションの依頼がありました。
駅構内の改装で柱に使われるそうです。
図面をいただき、パターンを作成し、ユニットを作成しました。
図面通りに張り上げ、ユニットに番号を振り、張り上げたものの色調確認をして、梱包作業をします。
作業する人にわかりやすいように、うまく壁が仕上がるようにと願い、いよいよ出荷です。
1か月以内にはエキナカでオープンするタイルたち、気品あるいでたちでお客様を迎えてください。
いろんな世界のタイルを検索するのが大好きです。昨日も早く目覚めたので海外のタイルを検索していました。いくつか気になったタイルがあったので紹介します。
タイル表面に凹凸をつけることによって釉薬の層の厚さを変え、表面の色に変化を起こさせる技法です。
同じく凹凸をつけるのですが、こちらは陰影で変化を持たせるタイプです。照明を活用することにより重厚感のある壁にすることができます。
TNコーポレーションデザイン室でもこのようなタイルを常に開発し続けています。日本の住空間が豊かで楽しくなるように、頑張ります。
TNコーポレーションでは毎月その月の誕生日の人の誕生日会を行います。寄せ書きを書いてもらい皆からHappy birthdayの歌を歌ってもらいます。誕生日の人はかぶりものをして皆に祝福され、ケーキをもらえます。今月は私も誕生月です。気が付けばもう55歳。完璧なおじさんですね。
毎朝工場を見て回ります。
いろんな光景を発見しますが、特に気になるのは不良として廃棄されたタイルです。中には捨てるのが惜しいな、違う形で使ったらもっと個性を発揮するのでは?なんて思うものがあります。今日はその中の一つ、外装タイルの不良で廃棄されているものを紹介します。このタイルは自然な風合いを出すためにかなり高度な成型方法を活用しています。そのため成型時に発生する不良が普通のタイルより多いのが悩みです。同じ原因で発生するものを再利用したのが、タイルパークカタログのタンブルボーダーです。タンブルボーダーは不良品を再度手をかけてすり上げて商品にしていますが、レンガ形状の場合そのままでも面白いのでは・・・。いつもそう思っています。どなたかご意見があればお聞かせください。
こんな形で廃棄されています。
並べ替えると、店舗の装飾に使えそうなアンティークな表情が再現できるのでは。
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