「INTERIOR DESIGN AWARD 2018」

タイルパークの(株)TNコーポレーション、デザイン室の渡辺です。

先日、弊社も賛助会員として参加させていただいている「JID 日本インテリアデザイナー協会(中日本エリア)」さんからの紹介にて「INTERIOR DESIGN AWARD 2018」のイベントに参加させていただきました。(名古屋にて)

 

 

JID公益社団法人日本インテリアデザイナー協会と、CIP中部インテリアプランナー協会の合同でのデザイン展。

合同展では2018JID賞受賞作品、JIPAによるインテリアプランニングアワード2018の優秀作品、並びに中部デザイン団体協議会(CCDO)主催のアワード受賞作品も展示。

今回は特別企画として協会所属全会員に作品募集をし展示会を開催。

2月13日にはJID賞(有)ヴォイド今福由起氏、JIPAプランニング賞入選 竹中工務店の長谷川寛氏によるギャラリートークを開催。

 

 

JID インテリアスペースデザイン部門賞 受賞

(有)ヴォイド 今福由起氏

 

 

 

JIPA インテリアプランニング・アワード2018 入選

株式会社竹中工務店 長谷川 寛氏

 

 

 

お二人のトークは「インテリアデザイン・設計をされる方はこんなこと(コンセプト等)を考えながら作っていくんだなあ・・」と思いながら拝聴し、とても面白くて学びがありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

獅子舞も登場!

 

 

 

 

 

タイルパークの新しいカタログ(青いの・・)も来場いただいた方に配布出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

バレンタイン前日だったので、チョコレート中心のパーティーがありました。

 

 

 

祝 「過去30日間で10万PV」

昨日の時点でタイルパークのサイトが、過去30日間のページビューで初めて10万を超えました。7年前にスタートしたこの事業ですが、一つの目標である10万PVを超えることができたのは、大変喜ばしい事です。

スタート時点は誰も訪れる人がなく、どうやって見ていただいたらいいのかずいぶん悩んだ時期もありました。しかし時間をかけ、ゆっくりと歩いてきて、初めて認められた気がします。

これからは、新たなはじまりです。私たちタイルパークスタッフは、「空間をタイルでアートにするための仲間づくり」を活動の基本に置いています。そして目指すものは「100年後の社会をつくり彫刻家」です。そのためにはもっと多くの人と知り合い、私たちの思いを伝えていきたいと考えています。私にとってその一歩となる記念すべき10万PV。ホッとしたと同時にさらなる使命感が湧いてきました。これからも宜しくお願いします。

ニューヨークだより 第50回:The Ribbon

取材:2019年1月   写真/記事:新居潤子

ジョン・レノンゆかりのエリアであるアッパー・ウエスト・サイドから、インダストリアルな装飾の魅力が詰まったアメリカ料理レストランThe Ribbon(ザ・リボン)をご紹介します。



セントラル・パークの西側に位置する高級住宅街アッパー・ウエスト・サイド。

セントラル・パーク沿いに佇むこちらの高級マンションが、築135年のダコタ・ハウスです。

1970年代から80年代に掛けてジョン・レノンが住んでおり、そして彼が射殺された現場として世界中に知られる様になった歴史的な建物。



ダコタ・ハウス正面のセントラル・パーク敷地内では、ジョン・レノンの記念碑として捧げられたストロベリー・フィールズがあります。



モザイクタイルが施されており、以前のニューヨークだよりでもご紹介しました。

ジョン・レノンの命日にあたる12月8日には、毎年多くの人々が集まるビートルズの聖地となっています。



(2018年12月8日撮影)



ダコタ・ハウスの真下に位置するのが地下鉄B/Cライン72丁目駅。



現在、老朽化が深刻なNY地下鉄では30以上の駅で大規模な改修工事が進行中。
こちらの駅は、昨年の秋に工事が完了し、リニューアルオープンしたばかりです。

改修後、駅構内6箇所に登場したのが空と雲をモチーフにしたモザイクアート。



実は、これらはジョン・レノンの妻であり、前衛アーティストとして知られるオノ・ヨーコが手がけた作品です。



真新しく光沢のある美しいモザイクには”Imagine Peace””Remember Love”など、平和や愛というシンプルなメッセージが描かれています。





72丁目の駅から歩いてすぐ、ダコタ・ハウスから目と鼻の先にあるレストランが今回ご紹介するザ・リボン





奥行きある広々とした店内のインテリアは、壁や柱にレンガが貼られたインダストリアル・スタイル。

平日の日中はお客さんも少なめでリラックスした雰囲気ですが、夜になるとディナーやドリンクを楽しむローカルの人たちで一杯になる人気店です。





高級住宅街という場所柄、ブランチ、ランチからディナータイムまで、品の良いローカルの常連客が途切れることはありません。



無骨な電球照明で照らされた暗めの店内。

この暗い店内を良く探すと、カジュアルな格好でブランチを楽しむハリウッドセレブが混じっているってこともあるのだとか!?

店内で一際目を引くのがダイニングエリアの中心に位置する「RIBBON」のメタル製電球サイン。




インスタ映えする電球サインは、レストランのアイコンとなっています。


フロア全面には赤・青・黒トライカラーのミニヘキサゴンタイルが使われています。






太陽光の下では、こんな鮮やかな色をしています。

とても可愛い色使いなのですが、暗い店内では映えないのがタイル好きの人から見ると勿体無く感じるかもしれません。


店内にさり気なく飾られたアンティークのジュークボックスやエレキ・ギターが、全体的にシンプルなインテリアのアクセントになっています。







壁に掛けられたモノクロ写真は、昔のニューヨークの光景や、ニューヨークに馴染みのある署名人たちが被写体です。




セントラルパークで、子供たちとボートを漕ぐジャクリーン・ケネディ。


セントラールパーク内でポージングするビートルズのメンバー3人。

こちらは先ほどご紹介したダコタ・ハウスの竣工当時の写真。当時はまだダコタ・ハウス周辺は住宅がまばらで、建物の威厳さが伝わってきます。


地下のトイレに繋がる階段。





ダコタ・ハウスをバックに写る、ジョン・レノンとオノ・ヨーコ夫妻の写真が飾られていました。

トイレには、ダイニングエリアと同じミニヘキサゴンの色違いが使われていて、こちらもキュート。





壁には幅広のマットなモノトーンタイルが使われていてニューヨークらしいです。





ダイニングエリアに戻り店内奥に進むと、もう1つのダイニングエリアに繋がります。



グラフィックが描かれたレンガにむき出しの配管がインダストリアルで魅力的。



優美なエンボス加工の天井タイルとは対照的な、ゴツゴツとしたメタルフレームの電球シャンデリアが設置されているのが面白いと思いました。

ダイニングエリアの奥は、ガラス張りになっておりキッチンの様子が眺められます。



キッチンを覗いてみると、レストラン自慢の手作りマヨネーズの仕込み中でした。

この奥のダイニングエリアだけ、少し様子が違うのにお気付きですか。

照明が明るく、お客さんはPCを持ち込んで作業していて食事を注文する気配もありません。

実は、ザ・リボンの奥のダイニングエリアは平日午前9時から午後5時の時間、コワーキングスペースとして使用されているのです。

今ニューヨークでは、レストランが比較的空いている平日の日中を使って、コワーキングスペースとして貸し出すシェアリングビジネスが浸透中。

Wi-Fiや電源設備が整っていて、ドリンクやスナックも取り放題!

利用者は会員登録し、月20ドル~100ドル程度の料金を払うことで、これらの設備に自由にアクセスでき、特にスタートアップのビジネスに人気です。
レストラン側も、お客さんが少ないダウンタイムの時間に空いた場所を有効活用でき、利用者側とレストラン側のWin-Winの関係性が成立しています。



ザ・リボンは、ブラッセリーから寿司レストラン、バーガーショップまで、NYを中心に25軒近いレストランをオープンし成功させているブルー・リボン・グループの傘下で、料理の味には定評があります。

今回注文したビーフバーガーも肉汁たっぷりジューシーで食べ応え抜群。



細切りのフレンチフライから、先ほどご紹介した手作りマヨネーズに至るまで、全て絶品でした。




ジョン・レノンの足跡を訪ねてアッパー・ウエスト・サイドにお越しの際は、ローカルの雰囲気と美味しいアメリカ料理を味わいにザ・リボンに足を運ばれては如何でしょうか。





ここが気になる!スタッフのタイルワンポイント

豪奢なバーカウンター、天井の高いレンガの内装、ブロードウェイのような電球のサイン、ヘキサゴンモザイクの床・・・
インテリアからお料理にいたるまで、なんともニューヨークらしさに溢れた店舗です。
見どころが多いのに統一感もあり、とても素敵なインテリアですね!

スタッフが気になったのは地下のトイレに貼られていたマットなボーダータイル。ツヤのあるものなら最近よく見かけるようになった形状ですが、マット仕上げにするとまた違った魅力があって素晴らしくカッコいいです!



この内装イメージにピッタリのタイルはこちら


★ヘキサデコール


クラシックなフロアデザインにピッタリのミニヘキサゴンモザイクパターン!




★サブウェイマット


艶消しのタイルでさらに上級者向けの上品なインテリアを実現。




★レッドフック


レンガの内装でアメリカの空気感を再現してみませんか。



====お店情報====

The Ribbon
20 W 72nd St
New York, NY 10023

b/t W Central Park & Columbus Ave
Upper West Side



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タイル通販「タイルパーク」
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ヨーロッパ訪問(スペイン4日目)

今日は2019年の新商品ゼリージュ、コテージ、シャトーの供給先の工場を訪問しました。

センスを感じるショールームで打ち合わせ

その後工場見学

そして途中では商品開発室へ。なんと撮影OK。仲間になりたいから全部見せると言われました。すごい。

いろんな色や形をテストし、ボードに並べ考えてみる。

商品だけじゃなくパッケージからマーケティングツールまで。

そして最後に通されたのは、巨大なショールーム。

打ち合わせした部屋は、ほんの一部のショールームだった。

この会社は今世界で主流の大型タイルではなく、小さなタイルにこだわるニッチ戦略。

2002年に設立後は大手メーカーへデコレーションタイルを収めるいわば下請け。その後2015年に方向転換を決め、8億円を投入しWOWブランドを設立。ビジュアルマーチャンダイジングを展開し、たった5年で小型タイルのトップブランドを狙える位置に。世界市場を相手に駆け回る姿はまさに当社が思い描くもの。

最後は記念撮影。多くのことを学び、刺激的な時間を過ごすことができました。

 

ヨーロッパ訪問(スペイン3日目)

今日はスペインで最も有名な焼物の街マニセスを訪ねてみました。

まずはバレンシア国立陶器博物館で知識固めをおこないます。ここはバレンシア市街にあり、焼物の歴史やその技術的変化も勉強することができます。

使用する金属と焼き方による変化(左が酸化焼成、右が還元焼成)

時代とともに変化し鮮やかな手書きやラスター彩による輝きなどマニセスの原点もここで学べます。

 

四角形やロングヘキサゴンなど様々な形状

これぞマニセス

さて、予習を終え、まずは昼食

おきまりのパエリア(定番のサフランで味付とイカスミ)

食後はいよいよマニセスへ。地下鉄で10分程度移動。さすが焼物の街、駅のホームにも鮮やかなモニュメントが。

街を歩いてもタイルがいっぱい。

最初に手作りタイルの会社を訪問

マニセスの工房「La Cerámica Valenciana

その後

MUSEU DE CERAMICA DE MANISESへ

一日中バレンシアの焼物に触れた日でした。