サラサラなのに、しっかり止まる。なめらかさと安全性を最新技術で両立。
さらりとした手触りと、屋外でも使用できる歩行安全性(C.S.R値*1)という、これまでは相反すると思われてきたこの二つの特徴を併せ持つタイル「イン&アウト」シリーズ。一つのタイルで室内のデザインを屋外空間まで拡張でき、テラスやアウトドアリビングで調和のとれたデザインを追求。内装タイルに匹敵するなめらかさは清掃性にも優れ、定期的にモップがけをおこないたい飲食店や施設のフロアにも最適です。
ラインナップ
イン&アウト
あらゆる場所にすっと馴染むコンクリート調デザイン。5色3形状、壁面の装飾にも。
イン&アウト マーズ
石調の模様がリッチな空間を演出。高級住宅や店舗内装に。4色3形状。
イン&アウト ハードウッド
ナチュラルインテリアに仕上げる木目調。温かみと耐久性を両立。4色1形状。
室内から屋外まで。汎用性の高さが選びやすい
素足やスリッパで歩行する「室内」、玄関やテラスといった「土足で歩行する屋内や半屋外」、雨がかかる可能性の高い「屋外」は、従来それぞれの場所に適したタイルを使い分けることが一般的でした。
イン&アウトシリーズは、内装タイルのようななめらかな手触りと、屋外でも使用可能なC.S.R値の両立が特徴。とくに水濡れに対する耐滑り性は高く、雨に濡れる屋外でも安心してご使用いただけます*2。
水滑りの比較動画
乾いた状態と水に濡れた状態での滑り具合を、
従来のマット仕上げのタイルと比較した実験動画です。
また床と同じデザインのタイルを、そのまま壁に施工することも可能。これまでのような場所ごとの使い分けを必要とせず、室内から屋外まで同じタイルでデザインを統一することができる汎用性の高さを有します。
土足の場所もお手入れラクラク、抜群の清掃性
飲食店や食品を扱うお店の入り口やテラス席では、清潔を維持するためにモップがけをおこないたいことがあるかと思います。
お客様の安全も考慮すれば、こうした屋内外の繋がりのある場所には、できるだけ滑りにくいタイルを選びたいところです。しかし、従来の耐滑り性の高いタイルは、主に表面に凹凸をつけることで滑りにくさを維持してきたため、雑巾やモップの繊維が引っ掛かり、すぐに摩耗してしまうというデメリットがありました。
イン&アウトは内装タイルのようになめらかな表面を持つため、水拭きやモップによる掃除がしやすいことも大きなメリット。また「水濡れ時の滑り抵抗値が高い」という特徴も持つため、掃除直後や雨降りの日なども水すべりしにくいという強みを持ちます。
従業員や住人にとって、メンテナンスのストレスはできるだけ避けたいもの。サラサラとした手触りのイン&アウトなら、日々の清掃をおこなう使用者に優しく、美しい見た目も長持ちさせることができます。
研磨技術の進化が生んだ最適なバランス
イン&アウトは最新の研磨技術により、屋外使用ができる耐滑り性と、内装タイルのような均質な表面、両方の特性を残した最適なバランスの表面加工がされています。
従来品ですと凹凸やムラの激しかった表面を可能な限り均質に均し、つい触ってしまいたくなるようなすべすべとした仕上りにしつつも、最低限の滑り止め効果は維持される絶妙な表面加工。デザイン性と安全性、どちらも大事にしたい場合におすすめです*2。
居室、テラス、アウトドアリビング。拡がる使用イメージ
内装タイルのようにすべすべの面状のため、スリッパや靴下で歩行する居室や廊下でも使用OK。
床暖房*3にも対応しており使用の幅は広い。
(「イン&アウト」 YZI6S36-600)
戸建住宅でよく見られるテラス空間など、靴履きとスリッパ両方での歩行の可能性がある場所も安心。
石調のタイルならクラシカルなデザインが叶います。
(「イン&アウト マーズ」 M6142-600)
アーバンな雰囲気の住宅にも馴染む、高級なデザイン。屋外のスペースまでシームレスに繋がっています。
(「イン&アウト マーズ」 M6141-600)
飲食店は飲みこぼし・食べこぼしが床に落ちることもあるためモップがけはマスト。
日常的な拭き掃除でいつでも清潔な店内に。
(「イン&アウト ハードウッド」 W122022)
素足で開放的に過ごしたい場所にも。
(※水濡れした状態で素足で歩行すると、靴履きの時よりも若干滑り易くなります)
(「イン&アウト ハードウッド」 W122027)
「イン&アウト」シリーズをご採用いただいた皆様へ
私どもの販売する「イン&アウト」シリーズをご採用いただきありがとうございます。
タイルパークでは、これからタイルを購入する方への参考情報として、タイル工事が完了後の施工写真の募集と紹介をおこなっております。実際に「イン&アウト」シリーズを使っていただいた感想といっしょに是非お写真をお送りください。
(*1) C.S.R値…JISに定められた滑り性試験によって測定される滑り抵抗係数です。タイルパークでは屋外床での使用適正の目安を0.46以上としています。
(*2) 水濡れ以外の表面条件(泥、油、石鹸の付着など)や傾斜の場所では耐滑り性が下がる可能性がございます。また浴室の床はぬめりや目詰まりなどが原因で滑る恐れがあるため使用をお控えください。
(*3)東邦ガスの温水式床暖房仕上げ材として推奨を受けています。
https://www.tohogas.co.jp/living/yukazai/new_07.html
最終更新日:2024年7月2日