こだわりの原料と手仕事、それがT2

タイルパークの林です。今回はT2の吉野くんが手掛ける新しいタイルを紹介します。

色を確認しながら釉薬を準備している風景

吉野くんの手仕事は本当にすごいです。
丁寧で、妥協を許しません。今彼が手掛けているのは、きれいな原料に丸の落とし込みを作り、きれいな釉薬をその部分に手で塗布するタイルです。

明後日のミーティングまでにいろんな色のサンプルを準備しなければなりません。背中に緊張が走ります。

彼の緊張感は、手仕事の難しさから来ていました。丸い模様に定量の釉薬を盛る必要がありますが、それがなかなかうまく行きません。本日の窯入れがリミットなのに、まだまだ色んな色を作る必要があります。しかし急ぐと円の縁にはみだしてしまいます。

色んな色を作ります

準備された釉薬を丁寧に円の中にもり、縁にこぼれたものは拭き取ります。

色んな色の釉薬

出来上がりのイメージはこんな感じです。

あさっての朝には焼き上がります。どんなふうに仕上がるでしょうか。今回のブログで紹介できないのが残念です。焼き上がったものは次の機会に紹介します。

T2の商品はこちら

今年最後の新商品

タイルパークで販売している、磨きタイル「マルモ」。

特に人気のあった「calacatta」のカラーですが、残念ながら今ある在庫をもって販売を終了することになりました。
現状の在庫状況はこちらでご確認ください。なお、すでに在庫が無くなっている形状もございますのでご了承願います。

類似の新商品が近日登場

残念ながら販売終了となった「マルモ」の白に代わり、12月には類似品となる新商品の発売を予定しています。
ずばり、シリーズ名は「カラカッタ」。

大理石の模様をあしらった、高級感のある白の磨きタイル。リッチなリビングフロアを演出いたします。

フロアに白を使用すると、明るく開放的な印象をもたらし、お部屋がより広々として見えます。汚れを気にして敬遠されがちな白い床ですが、カラカッタの場合は磨き仕上げで水拭きできるからお手入れも簡単。

建物の第一印象を決めるエントランスにも。(磨きタイルは水滑りすることがあるため、滑り止めの塗布などをおすすめします)

製品情報


600角


600×300角


300角

カラカッタ 発売:2021年12月予定 B1類(磁器質)・施釉 4,960円/m2(予定)


カラカッタは12月13日頃に発売を予定しております。受注開始のお知らせは、オンラインショップのトップページやメルマガ、SNS等でご案内いたします。

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大盛況!! 第1回「タイルマルシェ」開催

こんにちは!朝晩だいぶ冷え込んできましたね。床が冷たい!!タイルパークでは、床暖房に対応しているタイルもありますよ~。それを知っていたら、家のキッチンの床もタイルにしたのにな…後悔先に立たずを痛感するスタッフです。

先日めでたく、第1回タイルマルシェを開催いたしました!
サンプルの余りや、倉庫に長い間眠っていたタイルなど、このまま処分するには惜しいものを集め、DIYなどで使っていただける方にこのタイル達をお譲りして、いかしていただこうという企画。
タイルパークの「SDGsキャンペーン」の一環として、毎月なんらかのオンラインでのプレゼント企画はあったものの、対面形式のリアルイベントは初めての試み。開催直前に、Instagramでの告知のみでしたが、当日は予想を上回るたくさんの方にお越しいただきまして、ありがとうございました!!
おかげさまで、日の目を見ることなく処分されてしまうところだったタイル達をたくさん救っていただきました(涙)

当日は雲ひとつない快晴!11月なのに汗ばむくらいの陽気で、第1回開催を祝福してくれているかのよう(笑)お客さん全然こなかったらどうしよう…、なんて心配していたのですが、開催時間前から車がぞくぞくと!!

惜しくも規格外となってしまったタイル、廃番となり半端に残ってしまったもの、カットサンプルの端材などなど…10mmほどの小さなモザイクから300mm角の床用タイル、キラキラのガラスから渋いレンガまで。
大きさも素材も実に様々なタイルをご用意して、皆様をお迎えしました(この企画の担当者も、予想をはるかに超える量にびっくりだったそう(笑))

モザイクタイルは、タイル雑貨やお子様の工作の材料にも使いやすいので、やはり大人気!マルシェ開始早々になくなってしまうものも。
小さなお子様たちも、宝探しのようにキレイなタイルをみつける様子が見られ、とても楽しそうでした☆

開始1時間経過…まだまだたくさんご来場されるお客様に、うれしい悲鳴!担当のスタッフも大忙し(汗)

写真左側、この変わった形のタイルは「プルーム」。かわいくないですか?! この色。実は、販売している商品の中にこの色はないんですよー。
綺麗な貫入が入ったタイルなんて、1枚でアクセサリープレートなんかにも使えそう☆
こんな掘り出しものに出会えるのも、タイルマルシェならではの魅力なのでは??


こんな感じで、初回開催は大盛況のうちに、無事終了。
ほとんど準備期間もなく、告知も十分にできなかったので、第2回目は今回の反省をふまえ、もっともっとたくさんの方に、たくさんのタイルの命を救っていただけるよう、準備を入念にし、がんばりたいと思います!(担当スタッフの皆さん本当にお疲れ様でした)

もしかして定期開催になるとか、ならないとか…
****** 次回開催も、ぜひぜひお楽しみに! ******

「タイルマルシェ」絶対行きたい!という方は、タイルパークのInstagramフォローをお忘れなく(笑)
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海外施工例 マレーシア

タイルパークの林です。

今回は、マレーシアの施工事例を紹介します。

マレーシアの代理店はTNにとってとても大切なお客様です。まだ海外展開が始まったばかりの頃、補助金の後押しもあり、マレーシアの展示会に出展した時から10年以上の付き合いです。主にコンドミニアムのプールに使用するタイルを出荷していますが、最近では商業施設向けのプロジェクトにも力を入れていただいています。

そして次は大型コンドミニアムのプールの施工例です。ジョホールバルにあるかなり大型のコンドです。そして橋の向こうはシンガポールです。直線にするとシンガポールまで5km程度だと思います。写真でご確認下さい。

完成模型
橋も向こうはシンガポールです
室内のプールに使用されました ROBB-7
ROME-2

プールでは珍しくモザイクよりは大きめのヘキサゴンタイルです。かなり予算があったようです。マレーシアにはこれ以外では50ミリ角のプールタイルを多く出荷しています。機会があればご紹介させていただきます。

大きな可能性を秘めた「HERITAGE」

新デザインセンターオフィスからこんにちは!
どうも、新人”その1”です。
デザイン室お引越し完了!?いや…まだいろいろ揃っていなくて、日々ちょこっとずつ備品が増えていっている状態です。エントランス部分のタイル貼りは、いまだ未着手也…

さてさて今回は、と…
「HERITAGE(ヘリテイジ)」
TNプロダクトが誇る、 みなさんご存じ(?)美しいと話題のセミオーダーメイドタイル。え?まだご存じない?!(汗)この「ヘリテイジ」の魅力をお届けする為、毎月オンライン説明会を開催したりと、様々なプロモーション活動をしておりまして、お問い合わせもたくさんいただいております。
そんななか、「ヘリテイジ」を気に入っていただき実際に使っていただいたお客様の施工例を、少しご紹介していきます!


さわやかな朝を迎える場所に、明るく綺麗な色が映える

洗面台にペールトーンのブルーとグリーン。透き通るような色にうっとりしてしまいますね。

HER-009-97hex、HER-010-97hex
このとてもキレイな発色は、「ヘリテイジ」が真っ白な原料にこだわり、たっぷりと釉薬をのせているからこそ実現した色。
小さなお子さんのいらっしゃる、若いご夫婦の新築住宅だそうです。
青のイメージは冷静、落ち着き、自立、緑のイメージは癒し、自然、成長、など。ペールトーンは、若々しい、優しい、かわいい、などのイメージがありますが、どのイメージもこのご家族にぴったりですね☆

□施工会社はこちら
愛岐木材住建株式会社
https://aimoku.jp/


洗練された雰囲気に、マットな白がしっとりと馴染む

70種類以上あるカラーの中からあえて、シンプルな白のマット釉薬を選ばれた理由がわかります。

エイジングしたコンクリートのような渋さのある味わい深いキッチンは、人気のグラフテクトのものだそうで、カップボードやダイニングテーブルも同じもので揃えられており、すごくクールでかっこいい!この雰囲気に、マットな白タイルが、本当によく合う!!
長方形で一番大きい240×90mmサイズを、芋目地(水平・垂直方向の目地が直線になるような貼り方)で貼っているので、縦横一直線に通ったラインがまた美しいですね。

□施工会社はこちら
株式会社リグスタイルカンパニー
https://www.ligstyle.com/


こんなの見たことない…絶妙な4色チョイスミックス!

なんなんでしょうか、この可愛らしい感じ。私は一目見ただけで釘付けに…。

HER-016-24090、HER-C2-24090、HER-A1-24060、HER-E4-24040
色合いの組み合わせはレトロ感もあり、LED一体型のミラーライトが近未来感もあり、で、パッと見の印象もさることながら、4色×3サイズ(90・60・40mm)のミックス具合が神業。ランダムのように見えて、規則性をもたせた配置。至るところから感じられる施主様のこだわりとセンスに、脱帽です…。
この施工例を見ると、「ヘリテイジ」の秘めた無限の可能性がひしひしと感じられます。ありがとうございました!

□施工会社はこちら
愛岐木材住建株式会社
https://aimoku.jp/


いかがでしたでしょうか。
こんな使い方があるんだな、と、「ヘリテイジ」をつくって世に送り出している私達も大変参考になりました。新しい発見と驚きの連続です。

本格的にスタートさせておよそ1年の、タイルのセミオーダーメイドサービス「ヘリテイジ」。
今以上にたくさんのお客様にその魅力を知っていただき、もっともっといろいろなお声をちょうだいし、今後さらにいろいろな可能性を引き出し、成長させていきたいと思っております。

↓↓↓興味を持たれた方、ぜひ一度ご参加ください↓↓↓

★「ヘリテイジ」オンライン説明会★
「ヘリテイジ」の魅力、わかりやすくお伝えします!
ご参加いただいた方には、「ヘリテイジ箱入りサンプル」のプレゼントもありますよ♪
12月開催日:12月16日(木)・23日(木)14:00〜14:40(予定)

詳細、お申し込は>>>こちらから


■これまでにモニターでご使用いただいた方の写真とコメントを紹介した過去の投稿も、ぜひご覧ください!
https://tile-park.com/blog/detail/15734

■「ヘリテイジ」特集ページはこちら
https://tile-park.com/index.php/product/heritage_top

■「ヘリテイジ」サービス案内ブック(色・形状・注文方法など詳細)はこちら
https://tile-park.meclib.jp/heritage/book/index.html

■「ヘリテイジ」サンプルご依頼方法を、わかりやすく説明しております!
https://tile-park.com/blog/detail/16563


タイル販売サイト「タイルパーク」
https://tile-park.com

<お問い合わせ>
shop@tile-park.com
TEL : 0120-122-368
営業時間:9:00~17:00(土・日・祝を除く)

陰影礼賛から学ぶ商品コンセプト

タイルパークの林です。今回はT2の商品開発について紹介します。商品開発とは何でしょうか。ただ手当たりしだいに技術や材料を生かしてものに仕上げることは、商品開発ではなく単なる試作で、その域を超えない限り本物の商品は生まれないのではないでしょうか?今仕上げているハンドメイド商品は、見た目だけでの評価ではなく背景や思いを商品に取り入れようと考え始めました。そのときに出会ったのが谷崎純一郎の陰翳礼讃です。

この商品の起源は7月に訪問した京都に有ります。控えめな色彩と微妙な間、そして時間を超えて価値を伝え続ける京都のような空間をタイルで表したいと考えこの企画が始まりました。しかしどうやってまとめたらいいかわかりません。

陰翳礼讃を読んでみると、当時の当たり前の風景を90年近く前に美と感じ、西洋と比較して自分たちの生き方や考え方を提案している不思議な本でした。そこで表現された日本人の美意識は、今まさに海外から称賛されている日本人の神秘そのものだと感じます。

西洋の進取的な考え方(常により良き状態を願い絶えず明るさを求める)に対し、東洋(日本人)の置かれた境遇に満足を求める生き方。そして暗いに不平を感ぜずその中から美を発見する辛抱強さはまさに日本人のDNAを感じます。

今回の商品ではこのような背景が感じられるものにしたいです。

手作りの造形と原料へのこだわり

単なる造形や色合いではなく、思いの伝わる深い商品に仕上がるように粘り強く勧めていきたいと考えています。

T2のその後!展示会も☆

こんにちは!
もうすぐデザイン室が移転、ということでなんだか周りがバタバタとしています…どうも新人”その1”です。
デザイン室とコールセンター等が近所にお引越しするのですが、そのエントランスのちょっとしたスペースにタイルを貼るだの貼らないだの(どっち??)、ちょっと楽しみにしています。また落ち着いたらその様子もお届けしたいなと思っています。

さて、TNプロダクトが誇る開発プロジェクトチーム「T2 PROTO.LAB」(以下 T2)、本格始動してからおおよそ半年が経ちました。(早いもので…)
デザイン室のお引越しで、T2の制作現場(すぐお隣でした)から少し離れてしまい、新しい素敵な試作タイルを目にする機会も減ってしまうのが少々残念です。ということで、久しぶりにT2のその後の様子をお届けします!


日々、意欲的にいろんな試作品をつくりだしているT2のお二人。
インスタでも随時、試作状況などアップされています。

吉野さん制作の、ライムストーン * 風タイル。リゾート感のある模様が特徴的。
通常のタイルの素材とは異なり、熱を加えて膨張する特殊な素材を使用しているそう。ライムストーン風の独特な柔らかい質感と、さらに軽量化をも実現!

左からYT-004-1-2-3-4-5 / ライムストーン風タイル(リゾート)

レース等の模様を写しとってつくられた5種類。熱を加えた際の膨張によって自然な変化を備える手作り感溢れるタイルに仕上がっています。

*ライムストーン…
「石灰石」に分類される堆積岩の一種。太古の昔、海中で貝やサンゴの死骸が沈殿、堆積し、長い年月を経て固まった岩石。
一般的に言う「大理石」とよく混同される石種だが、色や柄の幅は大理石よりも狭く、多くの石はベージュやグレーといった落ち着いた色をしている。その落ち着いた表情と質感が特徴。
YT-005 / ライムストーン風タイル(矢羽根)

もう1つのこちらは矢羽根の文様。陶芸の「しのぎ*」という技法を使ってうまれたタイル。
以前、「しのぎ」の技法を試してみたものの、納得の行くものができず諦めた経緯があるそうで…、今回再チャレンジで、見事!商品化まで実現!! あきらめないって、大事。。。

*しのぎ…
日本の伝統的な陶芸技法のひとつである「鎬(しのぎ)」とは、ヘラやカンナなどの道具を使い、素地の表面を削って作る稜線文様の装飾のこと。
立体的に削り出した鎬文に釉薬をかけることで、色の濃淡が生まれて独特の味わい深い表情に。

そして千田さんは、こちら…

ST-002 / 線刻紋無釉タイル

オールハンドメイドで制作。幾何学模様がユニークな無釉のタイルです。
パターンの均整を保つためにバランスを見ながら、ひとつずつ丁寧に刻印された模様。一枚一枚手作業で作っているため形や文様にばらつきが出ますが、手作りの柔らかな雰囲気が感じられます!

「線刻無釉タイル」成形の様子は、YouTubeでご覧いただけます!こ、こまかい…すごいです…。>こちらからどうぞ!

ST-003 / 線刻紋無釉タイル(その2)

粘土が柔らかいうちに、ピックなどで引っ掻いてレリーフを施しているそう。顔料を刷り込みレリーフに色付けるとともに、全体に少し汚れたような感じにしてビンテージ感を演出。二種類のレリーフで構成するパターンのタイルです。
こちらの制作の様子もYouTubeでご覧いただけます!

さまざまなアイデアから生み出される魅力的な試作品もいろいろ。商品化までたどり着けるものはどれだけでてくるのか!?(全部商品化されて欲しい!!)とても楽しみですね★


展示会の出展のお知らせ!
「Japan Home & Building Show 2021」

T2のお二人、ジャパンホームショーで展示する予定のタイルパネルなど、絶賛制作中のようです。

Japan Home & Building Show 2021
●2021.11.17(水)-19(金)
●10:00-17:00
●東京ビッグサイト
 西展示棟1.2ホール アトリウム

こちらは10月に開催されたインテリアライフスタイルリビングでの様子

10月の インテリアライフスタイルリビング(IFFT)出展「タイルライブラリー」でのイベント「TILE+SAKAN New Material Collection 2021 (vol.2)、に続き、11月も一人でも多くの方に見て、知っていただくため、T2はがんばっています!

短い期間ですがご都合のつく方はぜひともこの機会に。
皆様のお越しをお待ちしております!


T2 PLOTO.LABの商品一覧はこちらから!
T2の試作タイルは、今後もタイルパークでご購入可能となる商品を順次追加予定です!乞うご期待!

ホームページ
https://t2protolab.com/

試作の様子はインスタグラムで随時配信中!
https://www.instagram.com/t2.proto.lab/

YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCL0l5Zn5XRLTIOqW6GkzOpw

海外施工例 (重厚感あふれるパウダールーム)

タイルパークの林です。今回はペルラテントの海外施工例を紹介します。ペルラテントはペルラシリーズの中でも最も重厚感の有るタイルです。大きく飛び出した山型は、他の形状を遥かに超える迫力があります。そこに金属系の釉薬を施すことにより、光の屈折と金属の鈍い光が今まで見たことのないような空間を作り出します。

ペルラテント TE-5

今回の施工写真には2つの特徴があります。1つは貼り方です。通常は横に貼られる事が多いのですが、ここでは縦貼りが採用されており、光との相性を高めていると感じます。そしてもう1つがその他の部分をセメント系のタイルで収めていることです。それによって主役の金属系の色が引き立っていると思います。

ここでペルラテントの開発秘話を紹介します。一般的に乾式表成型で生産されるタイルの弱点は、表面の模様により形状が影響を受け、変形することです。技術者はそこをどうやって真っ直ぐに見せるかを求められます。このタイルも発売当初は短編部分が弓のように弧を描いており、お客様から小言を頂いたこともあります。その後裏の形状や原料充填の方法などを駆使し、現在ではかなり改善されました。もし触れる機会があれば、裏の形状を見てください。

それでは写真を紹介します。ぜひ今後の空間づくりの参考としてください。

縦ウマ貼りが複雑な光の反射を演出します
周囲のナチュラルなグレーが、主役を引き立たせます