2015 タイルカタログ

いよいよ待ちに待った2015年タイルパークカタログが発刊されました。
今回の特徴は
1.魅力ある新商品  自社商品、ガラスモザイク、シェルモザイクを追加しました
2.床タイルの掲載  要望の多かった床タイルの取り扱いを始めました
3.掛け売り開始   Paidを活用した掛け売りを始めました
4.ヘロンコーナー  我々の仲間で構成するヘロンブランドのコーナーを設けました

このように多くの新しい取り組みを加え、いよいよ2015年は飛躍の年にします。
カタログの必要な方は遠慮なくお申し付けください。

試作タイル

ことしも9月28日から10月2日までイタリアのボローニアで世界最大のタイルショーチェルサイエ2015が開催されます。早いものですでに出展の準備にかかっています。フライトおよびホテルの予約は完了しました。問題はだれをターゲットに、どんな商品をどのように展示するかです。こればっかりは思いついてすぐに形になるものではありません。試作をかさね、評価に値するもののみが展示までたどり着きます。今日はその中の一つを紹介します。
trial production
まだまだ荒削りですが、展示候補の一つです。
発送は7月初め。残りの時間はあまりありません。

ニューヨーク タイルショールーム視察 番外編 Vol 3

最後にライフスタイルショップTHE APARTMENT by THE LINEを紹介します。SOHOを視察するのにネットで検索しているとこの名前が出ていました。
SOHOはあまりにもいろんなショップがありどこを見て歩けばいいのかわからないのです。単純に見て歩くとブランド街のようです。私の持っているSOHOのイメージはまだ名前の売れていないデザイナーが小さな場所で、あふれんばかりのパワーで情報発信している姿です。事前調査不足かそんなイメージは少なく、少し残念に感じていました。そんな中でこの会社の情報を知り、訪ねてみることにしました。大きなショップと思い込んでおり、目的の住所までたどり着いたとき・・・その住所に私のイメージしたショップがないのです。探し回ってみるとなんと小さな看板が一つ。
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そしてそれは何でもないようなビルの3階、しかも予約が必要と書いてありました。あきらめて帰ろうとしたのですが、せっかく来たのでエレベーターに乗ることにしました。
ドキドキしながら扉を開けてみると実に美しく統一されたショールーム。まさにライフスタイルショップ。しかしあまりにも私たちおじさんには合わない。
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会話を少し紹介します。

私たち 「見せていただいていいですか?」
店員  「どうぞ。何か必要なことがあったら聞いてください。」
少し見て回る。
店員  「ここはコンセプトショップです。どうしてここへみえたのですか?」
私たち 「日本の雑誌に紹介されており、一度見たかったので」
店員  「そうですか、どうぞ」
暖かい対応でしたが、あまりにも何をどう見たらいいのかわからずほんの3分程度で店を出ました。
それでも後に残った印象は、
「かっこいい、どうしてこんなセンスが生まれるのだろう」
こんな感じでした。
SOHOを訪れる機会があれば挑戦してみるのもいいかと思います。
ホームページはこちらから

これでニューヨーク タイルショールーム視察報告をすべて終了します。ニューヨークをおとすれるタイル関係の人に、少しでも役に立てばと取り留めもなく書きとめました。

ニューヨーク タイルショールーム視察 番外編 Vol 2

ブロードウェーを歩いていると面白そうな食料品店を見つけました。私は海外の食材を見るのが大好きです。どんなものがあるのか。価格は日本に比べて高いのか安いのか。変わった食材や調味相はないか。何か土産になるものはないか等・・・。今回見つけたお店は、

Dean&Delca(ディーンアンドデルーカ)
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日本でも何店舗かあり、いまさらですが、ニューヨークで見つけると格別。それと何と言っても品ぞろえが多彩。るるぶおすすめのチョコレートやお菓子、それと調味料も豊富。私はイタリアンソルトを購入しました。
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ソルトに何種類かのスパイスを加え見るからにおいしそうです。
トマトにモッツレラチーズをのせ、オリーブオイルとこのソルトで赤ワイン。考えるだけで幸せです。
自宅へ届くほとんどのお土産はいつも妻に撃沈されますが、今度だけはお褒めの言葉をいただきました。
Dean&Delucaのホームページはこちら
タイルもいいけど、やはり食べ物は最高です。

ニューヨーク タイルショールーム視察 番外編 Vol 1

ニューヨーク マンハッタンはは地図がわかりやすく、地下鉄も便利で自分で計画を立てて回るにはとても便利んなエリアです。
特に34th~14thまでのチェルシー、グラマシーあたりはインテリアショップも多く、歩いていても時間を忘れます。そんな中でWalker Zanger(ウォーカー・ザンガ)を訪問するとき、すぐ隣にあるChilewich(チルウィッチ)が気になり飛び込んでしまいました。

テーブルウエアーとして日本でも大人気のブランドですが、意図せずに出会うと感激。色々店員さんと話しているうちに、ついついテーブルライナーとコースター6枚セットを購入してしまいました。これでまた自宅での食事がグレードアップすること間違いなしです。

店内風景
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もしタイルショールームめぐりをする機会があるときはお立ち寄りください。展示がうまくカラーパレットも魅力的、そして何よりテーブルの色の木版があり、色の選択で失敗しないように工夫がしてあるのがありがたいです。番外編一押しです。

chilewich(チルウィッチ)のホームページはこちら

ニューヨーク タイルショールーム紹介 Vol 5

現地取材2日目の今日は、Nemo、Walker Zanger、Ansacsの3軒を訪問しました。1軒ずつ紹介します。

1軒目は
Nemo(ネモ)

nemo1

nemo2
広々とした店舗、お客様で活気あふれるフロアー、アッパーミドルクラスに支持を得ているようでした。
Nemoのホームページはこちら

2軒目は
Walker Zanger(ウォーカー・ザンガ)
walker zanger1

walker zanger2
一番知名度の高いタイルディーラだと思います。
ハイセンスな高級路線を維持しており、店舗は気品がある一方で品ぞろえも豊富です。
アメリカのタイルインテリアを勉強するのに決して外せない会社です。
今回もいろいろ参考になりました。

Walker Zangerのホームページはこちら

いよいよ最後の締めくくりは、日本からも多く出荷されている
Ann Sacks(アン・サックス)
ann sacks1

ann sacks2

衛生陶器メーカーのコーラ社の系列会社です。超高級路線と言っても過言ではないと思います。
訪問するたびに感動します。
Ann Sacksのホームページはこちら

これで今回のニューヨーク タイルショールームの紹介は終了です。
二日間にわたるブログ紹介でしたが、地理的には非常に近い場所にあり気合を入れれば十分1日で訪問できます。
機会があればぜひ訪問してみてください。
そして多くの人からアメリカのインテリア文化を伝え、タイル業界の魅力を伝えていただきたいです。
これからも機会があれば、アメリカのタイルを紹介していきます。
ご期待ください。

ニューヨーク タイルショールーム紹介 Vol 4

いよいよニューヨークに到着しました。オーランドと比べかなり気温が低く、澄み渡った空の下、少し寒さすら感じる気候です。ホテルに到着すると早速荷物をおろしショールームめぐりへ出発です。バスと地下鉄を乗り継ぎ40分ほどすると最初の訪問地へ到着。(ニューヨークはホテルが高いので空港の近くの安いホテルに宿泊しているため)
最初の訪問先は
Jac Elan
Jac Elan1

Jac Elan3
日本のタイルメーカーだと説明すると親近感を持ってくれ、写真撮影までOKしてくれました。
Jac Elanのホームページはこちら

2軒目は
Mosaic House

ここはモロッコのモザイクが中心でとても手の込んものが中心です。
ニューヨークには15年ほど前にショールームを開設したそうで、その時はモロッコモザイクを誰も知らなかったそうです。しかし今では有名人の家に多く施工され、その価格も30~40万円/㎡するものもあるようです。
Mosaic House
Mosaic Houseのホームページはこちら

3軒目は
Artistic Til
Artistic Tile2

Artistic Tile1
ショールームはかなり洗練されており、日本製品の扱いもあるため、親近感を持って案内していただけました。
その名の通り、かなりアーティスティックです。
Artistic Tileのホームページはこちら

4軒目はDeco Planet

5軒目は
Complete Tile

Complete Tile1

Complete Tile2

名前の通りかなり完成度の高いショールームです。こちらも日本のメーカーだと説明すると写真撮影OK。親切に応対していただきました。
Complete Tileのホームページはこちら

初日最後となる6軒目は
Country Floors

Country Floors
こちらには日本製タイルの展示はなく、特に目立ったものもなかったような気がします。
一気に見たため新鮮さがなくなってきたせいもあるかもしれません。
Country Floorsのホームページはこちら

これだけ紹介しながら感じることは、アメリカのタイルビジネスは本当に魅力あるものだということです。ニューヨークの一等地にショールームを構え、充分ビジネスが成り立つとは・・・。
やがて日本の住空間も豊かになり、このようにタイルビジネスが成長することを願います。