ニューヨークだより 第24回:Harold’s Meat+Three

取材:2017年  写真/記事:玲・ジェンザーノ   

アメリカのサザンフードのレストランHarold’s Meat + Threeのご紹介です。

オーナーシェフのHaroldは、ニューヨークのお隣のニュージャージーで育ち20年以上のキャリアを持つ有名シェフ。こちらのレストランではアメリカのサザンフードが楽しめます。
サザンフードというと私たちに聞きなれないのですが、フライドチキンやバーベキュー、コーンブレッドに代表されるアメリカの南部で生まれた料理です。せっかくなので私もフライドチキンをメインで頂きました。ディップもついてきてカリカリで美味しい。

入口のサインには背景としてブラックサブウェイタイルが使われています。ブラックのサブウェイタイルはバーなどでたまに見かけるのですが、こんな風に背景として使ったりのするのは珍しいですね。

お店の中に入るとインパクトのある幾何学模様のタイルが床前面に使われています。

家具や照明のコーディネイトから、北欧デザインとインダストリアルなテイストをミックスしてどこかレトロな感じに仕上がっています。

テーブルセッティングに使われているディッシュウェアもお花柄でかわいい。

こちらのレストランサラダバーが奥に別で設置されているのですが、サラダバーの下の床はグレーの大きめのヘキサゴンタイルが使われています。店内全体に使われている幾何学模様のタイルはこちらまで使われておらず、なんでかな?と気になったのですが、サラダバーの野菜の色を引き立てるためかもしれませんね。

さて、こちらのレストランはほかのレストランやホテルの複合施設内にあるので、外からの入り口の他にも内側からの入り口があります。そちらもウッド素材のエントランスとシンプルでテキスチャーのあるサブウェイタイルが使われていて素敵です。

ちなみにこのテキスチャーのあるサブウェイタイルはお手洗いにも同じ素材で四角のデザインのタイルが張られていました。

通常のツルとしたタイルでなく素材感が感じられる陶器のようで、またイメージが変わって面白いですね。やっぱりニューヨークのレストランのお手洗いは何かしらツイストが効いていたりするので、毎回要チェックです(笑)


ここが気になる!スタッフのタイルワンポイント

ブラックのサブウェイタイルが引き立たてる煌々としたネオンサインが印象的です。このようにサインボードなどのバックにタイルを使う例も多いですよね。無地単色のタイルはそれ自体に強い主張があるわけではなく、またサブウェイタイルなどは近年様々な場所で見かけるようになり空間の一部として溶け込ませるにはもってこいのタイルカテゴリーとなりました。
空間的な立体感は持たせつつも、あくまでサインが主役。クロスと違って厚みのあるタイルだからこそできる演出です。


この内装イメージにピッタリのタイルはこちら

07-DH1
★サブウェイ(アクセントカラー) 07-DH1

美しいブラックの艶が大人の雰囲気を醸しだすのにピッタリです。


====お店情報====

Harold’s Meat+Three
2 Renwick st, New York NY 10013

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Coverings 2017

アメリカのオーランドで現在アメリカ最大のタイルショーCoveringsが開催されています。
当社は単独では出展しておりませんが、お客様のブースでたくさんのタイルを展示していただいております。
初日には訪問者からインスタグラムで新商品の「睡蓮」が紹介されていました。
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すごく評判が良いようです。

それでは展示してあるタイルを少し紹介します。

今回の新商品は「睡蓮」と「ペルラ」の90mm幅3面状です。

ガラスモザイクとの組み合わせが大変美しいです。

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装飾タイル「組絵」

組絵
自然の中にある形をモチーフとした、ユニークな装飾タイルの新シリーズ「組絵」

ご紹介ページも完成しましたので是非ご覧下さい▼
「組絵」紹介ページ
 
在庫も順番に入荷してまいりますので、まずはサンプルからご注文くださいね。
(※組絵のサンプルは一般会員の方で4枚プロ会員の方で10枚を上限とさせていただいております)


この組絵はカラーバリエーションが大変豊富にございますが、色によっては実物を見ないとイメージが伝わりにくいのが難点・・・

とくに「LG(Light Green)」は写真で全く雰囲気が伝わりません!!
(と言い切るのも問題なのですが、実際そうなんです(T_T))
 
こちらはスタッフのスマホで撮影したもの▼
fu2_LG
 
su1-LG
 
これでもまだまだ雰囲気伝わらず・・・釉薬の特性上模様があまりハッキリ出ないためでもありますが・・
 
実物はとってもきれいな色なんですよ~(T_T)
というわけで、とくにLGをご検討の方は必ずサンプルを事前にチェックしてくださいね!


ちなみにスタッフのお気に入りは「MB(Matte Black)」
su3-MB
 
ri1-MB
 
ツヤを抑えた分、模様の凹凸が作る影がとても美しいです(^^)
 
hi1-MB
平なんて単体で使うお客様も多そうですよね(笑)


ご紹介したタイルはこちらです▼

★風紋fuumon / fu2 /Light Green /商品コード:fu2-LG
★水紋suimon / su2 /Light Green /商品コード:su2-LG
★水紋suimon / su3 /Matte Black /商品コード:su3-MB
★鱗片rinpen / ri1 /Matte Black /商品コード:ri1-MB
★平 / hi1 /Matte Black /商品コード:hi1-MB
 

「アルフォンス・ミュシャ展」と「草間彌生展」

TNコーポレーションの渡辺です。先日、国立新美術館(東京・六本木)に行ってきました。

当日は「アルフォンス・ミュシャ展「草間彌生展」が開催されていました。

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もともと私はミュシャの絵が好きなため、自宅にも何枚か飾ってあります。ミュシャというとアール・ヌーヴォーを代表する芸術家の一人で、華やかなポスターのイメージが強いのですが、今回はミュシャが晩年の約16年間を捧げた作品《スラヴ叙事詩》約縦6メートル、横8メートルにも及ぶ巨大なカンヴァスに描かれた20点の油彩画 1912-1926年)が見たくて訪れました。

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※撮影OKの場所で撮影しました。

「思った以上に大きい。

スラヴ民族の苦難と栄光の歴史」ということで深いテーマが込められているのだろうけれど、ミュシャらしい繊細で美しい色づかいと完璧な画面構成がすばらしかったです。

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↓こちらは「草間彌生展の様子

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※撮影OKの場所で撮影しました。

 

草間彌生さんの作品もパワーに溢れていて凄かったです。

・・・でも家に飾るなら私の場合、やっぱりミュシャ・・・

 

展示会公式サイト

「アルフォンス・ミュシャ展

「草間彌生展」