イタリアからやってきた新商品「ファビオラ」と「オリジン」。新型コロナウイルスの余波や国際情勢の影響から、日本への入荷が大幅に遅れておりましたこれらの装飾タイルが、7月はじめにようやく入荷!その魅力をご紹介致します。
FABIOLA -ファビオラ-
装飾性に特化したデザインタイルが新登場です。
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ランダムな絵柄
「ファビオラ」は4種類の品番がございますが、いずれも絵柄が数十種類あり、ランダムで遊び心のある仕上りに。
(※絵柄を指定することはできませんのでご了承ください)
point/02
異なる4つのテイスト
FOGは水彩絵の具のようなテクスチャで絵柄が施された、有機的でナチュラルなデザイン。グレイッシュカラーベースで、絵柄は多種多様でも静かで穏やかな雰囲気に仕上がります。
CIELOはオランダのデルフトタイルを想起させるブルーのデザイン。ヨーロッパライクの懐かしい雰囲気は心落ち着く住宅のアクセントに。
BANDW(Black&White)は幾何学模様が施されたアフリカンテイストの手描き風デザイン。絵柄はプリミティブな印象ながら、モノトーンでキリっとまとめられたデザインはモダン空間にも馴染む。
FLORENCEは美術館に飾られる油彩画を思わせる華やかな絵柄。描かれた花の芳香まで感じられそうな、気品を感じさせるデザイン。
point/03
溢れる華やかさ
空間を彩り豊かに仕上げる、アートのようなタイルです。
製品案内
実寸法:150x150mm
厚さ:8.5mm
必要枚数:44枚/m2
価格:8,800円/m2(税別)
WEBリーフレットを見る
ORIGIN -オリジン-
プリミティブな幾何学模様の装飾タイル
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プリミティブなデザイン
手描き風の絵柄が施されたオリジンは、素朴で原始的魅力が特徴。空間に温かみが生まれます。
point/02
縦にも、横にも
すべて同じ向きで揃えるのはもちろん、縦と横を交互に並べて動きを出すのもオススメです。
製品案内
実寸法:150x150mm
厚さ:8.5mm
必要枚数:44枚/m2
価格:8,800円/m2(税別)
WEBリーフレットを見る
【サンプルのご案内】
会員登録をおこなうと、サンプルをご請求頂けるようになります。
ご検討の際は必ず実物のサンプルをご請求ください。
1.新規会員登録またはログイン
2.商品ページの「サンプル請求」ボタンからご請求ください
→サンプルのより詳しい請求方法はこちら
タイル通販「タイルパーク」
https://tile-park.com
■お問い合わせ■
メール shop@tile-park.com
お電話 0120-122-368
(営業時間:土日祝除く9:00~17:00)
タイルパークの林です。
今回もアメリカのお客様が投稿したブログから紹介します。
テーマはBLUE。
タイルパークの商品としては
チャット CH-472-3 が紹介されています。
この使い方のポイントは、同系色の目地を使っていることだと思います。
日本の目地色は限られていますが、アメリカは大変多くの色が選べます。これもインテリア大国の強みだと思います。
以前アメリカの展示会で持ち帰った目地のサンプルを紹介します。
実際にはもっとたくさんの色があります。
ベースの白目時に色粉を混ぜる方法のようです。
このようにタイルの魅力を最大限に発揮するためには、目地の色にもこだわる事が重要なようです。タイルパークでもカラー目地についてはいつも話題に出ますが、残念ながら解決策は出ていません。近い将来何らかの方法を考えたいです。
先月の勉強会で、全国に先駆けて施釉モザイクタイルをつくり発展させたのは、この地方(→美濃焼の産地、わがTNコーポレーションのある地域。詳しくは岐阜県多治見市笠原)だということを知ったワタクシ…
ということで(?)、多治見市笠原町の公園へモザイクタイルを使ってデザインされた壁、モザイクタイルアート(トイレですが(笑))を見に行ってきました。
岐阜県は多治見市笠原町にある「かさはら潮見の森」という公園(ちょっと山の上の方にあります。森林浴がてら行ってきました)。こちらの駐車場のトイレの壁面に、地元笠原産の10ミリ角のモザイクタイルを使用したモザイクタイルアートが今年初めに完成しました!
公園の四季の風景を彩ったモザイクアートの壁画
トイレの壁面は4面ありますが、2面は地元のタイル業者さんが作成(潮見の森の春と夏の景色)、あとの2枚(秋と冬の景色)は、ワークショップを開催し、地元笠原町の小中学生とそのご家族を中心に延べ176人の方が参加し、2日間かけて作ったそうです。2.1m×2.1mの大きな壁画、知っていたら私も参加したかった!!
引用元:多治見市ホームページ 公園・緑化
「モザイクタイルアートのワークショップを開催しました」
https://www.city.tajimi.lg.jp/kurashi/koen/index.html 2022.6.22
ワークショップで多くの人の協力で作られた、秋と冬(スゴイ!!)
地元のタイル業者さんによって作成された、こちらは夏の風景(圧巻!!)
地場産業であるタイルを用いた新たな名所ができました。
近くにお越しの際には、このモザイクタイルアート壁画をぜひご覧いただきたいです。多治見モザイクアートミュージアムも近いですよ(車なら…)。
☆ 美濃焼のイベントもありますよ~ ☆
岐阜県多治見(暑さと、焼き物の町!)にて「真夏の陶器まつり」が開催されます。大人気の美濃焼GO(陶器を買うと割引券がもらえる♪)も使用できますので、お得に美濃焼がゲットできます!
美濃焼廉売市、美濃焼タイルマーケット&体験、若手作家ブース、キッチンカーなど出店…などなど
タイル関連のブースも設置されるそう。楽しみです!

【たじみ 真夏の陶器まつり】
日時:
7月30日(土)・31日(日)9:00~17:00
場所:岐阜県多治見市 本町オリベストリート付近
●多治見「本町オリベストリート」とは…
明治初期から昭和初期にかけて建てられた商家や蔵が残る、美濃焼の文化に培われた多治見市の歴史を色濃く残している長さ約400mのエリア
タイル空間をイメージするのに便利な空間シミュレーションですが、質感や色味はどうしても再現が出来ないため、タイルの使用を検討する場合は必ず実物サンプルのご請求をお願いしております。
空間シミュレーションからサンプル請求までの流れをご案内いたします。
①会員登録
サンプルのご請求は事前の会員登録が必須です!
業者の方の登録区分「プロ会員」は申請から承認完了までにお時間をいただくため、お早めにお申し込みをお済ませください。
新規会員登録はこちら
②空間シミュレーション開始
シミュレーション画面で壁、床タイルを選んでいきます。
▼シミュレーションの具体的な使い方はこちらをご参照ください。

③製品ページへ移動する
「全ての選択した製品を見る」を押すと、現在シミュレーションしている商品の情報が表示されます。「詳細を見る」でタイルパークの該当商品ページへ移動します。
④サンプルカートへ商品を入れる
商品ページに「サンプル請求」のボタンが表示されていれば、現在実物サンプルのお取り寄せが可能です(※欠品等によりサンプルをお出しできない商品も一部ございます)。
予め登録した会員にログインしている状態でボタンを押すと、サンプルカートに商品が入ります。ログインしていない場合はログイン画面へ遷移しますので、ログイン後に再度ボタンを押してください。
⑤手続き完了へ
サンプルカートから注文手続きへお進み頂き、お届け先と必須項目を選択して注文完了してください。なおサンプルは送料含め無料でご注文いただけます。
point!
お急ぎの場合は備考欄へ最短希望の旨をお書きください。発送時に指定可能な最短の到着日指定をお付けいたします。
▼空間シミュレーションはこちらから

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ご検討の際は必ず実物のサンプルをご請求ください。
1.新規会員登録またはログイン
2.商品ページの「サンプル請求」ボタンからご請求ください
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タイル通販「タイルパーク」
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メール shop@tile-park.com
お電話 0120-122-368
(営業時間:土日祝除く9:00~17:00)
9月末のイタリアの展示会CERSAIE(チェルサイエ)に向けて商品の作り込みが最終段階に入っています。7月初めにはイタリアに向けてパネルを出荷する必要があります。しかし、まだタイルがありません。
まさに締め切り前の作家状態です。苦しくて苦しくて目がさめます。タイルの問題点は、思いついてもすぐに形が見えないことです。早くても2日後しか確認ができません。
今回の最大のテーマは、為替を利用して売ることです。世界中で燃料や原料が高騰している中で、為替によるメリットを使える日本はチャンスと言えます。
商品は自社での釉薬づくりからユニット加工、デザインまでTNならではのタイルにこだわっています。だからこそ、中途半端なところで妥協できません。
今回は出展する予定のレリーフタイルの中からパスタベースを紹介します。
これは当社のデザイナーがパスタを使ってレリーフを作ってものです。
パスタの生地から模様を作り出します。
他にもいろんな模様を用意しました。
ここから先は売り方です。いろんな表情があるのは面白いですが、量産には対応できません。あと数日でそれを決めて、プレゼンボードを仕上げる必要があります。他にも何点か決めるべき事が山積みです。勝負は来週。最後まで諦めず、妥協しないで作り込もうと思います。
TNコーポレーション社内にて今月から、「タイルの基礎知識 勉強会」がはじまりました。主に新人教育の一環として(かく言うワタクシもまだまだ知らないことばかりの2年目…)、タイルへの知識を深め日々の業務に役立てよう!というわけです。月1回、6ヶ月かけて、講師をお招きしての勉強会です。
初回はタイルの歴史から
現存する世界最古のタイルとされるのは、今から4600年以上も前、紀元前2700年頃のエジプト王朝時代、ピラミッドの地下通路の壁に使われた青色(ステキ!!)のタイルなのだそう(ぜひネットで検索してみてください。キレイな色のタイルです☆)。
7世紀頃にはイスラーム教が興り、タイルは寺院(モスク)の内外の装飾に多く用いられ、その勢力が拡大するとともにスペインからヨーロッパ各地に伝播。やがて中国・日本やヨーロッパ大陸内で互いに影響を及ぼしていったそうです(世界史で習った世界4大文明を思い出しました…苦手(笑))。
時系列を追って内容をお伝えしていこうとすると全然まとまらないので、ここからは気になった内容をピックアップ…(汗)。
ラスター彩
タイルパークのタイルでも使っている「ラスター釉」というものは聞いたことがあったのですが、「ラスター彩」は初耳。(ちなみにラスターは、英語で「きらめき」とか「輝き」などの意味)
「ラスター彩」はイスラームで9世紀頃に出てきた陶芸の技法の1つで、一度焼いた白釉の表面に、酸化物(銀or銅)を含んだ顔料で絵付けをし、二度目に今度は低温で還元焼成したものだそうです。酸化金属が還元されることで、金属光沢をもつ 美しい 文様の陶器がつくられていました。
マジョリカタイル
頭に浮かぶのは「レトロな可愛い絵柄のタイル!」…。なんとなくは想像できますが。
15世紀末から16世紀にかけてイタリアで発達した陶器で、錫釉(すずゆう)を施し、色釉で絵付けしたもの。このもとになる陶器がスペインのマジョルカ(マヨルカ)島を経て、19世紀半ばには広くヨーロッパに伝わりました。
はじめに「マジョリカタイル」と呼んだのは、イギリスの陶磁器メーカーだそうです。
日本でも、独自のデザインなどを加えて大正初期から昭和初期にかけて多く生産され、「和製マジョリカタイル」と呼ばれています。
ちなみにタイルパークでは”マジョリカ風”のタイル「魁」がありますので、チェックしてみてください。
日本の最初のタイルは「敷瓦」
さきほど「和製マジョリカタイル」の話をしましたが…、日本での最初のタイルは奈良時代(8世紀)。寺院建築で使われた瓦素地でつくった正方形の陶板が原型で、床や地面に敷く瓦「敷瓦」がはじまりだそうです。
江戸時代には茶の湯文化とともに施釉のものが多くつくられるようになりました。
その後、絵付けのプリント法や大量生産技術を取り入れたイギリスの「ヴィクトリアンタイル」(ヴィクトリアンタイルのなかでも装飾性の高いものが先述のマジョリカタイル)が、幕末から明治にかけて多く取り入れられ、それを模倣し国産化されたものが「和製マジョリカタイル」となります。
イギリス製タイルへの憧れから生まれた「和製マジョリカタイル」ですが、やがてはその安価でありながら高品質、独特の美しさがうけ、逆に世界各地へと輸出されたそうです。
全く知らなかったことばかりで、他にも気になったこともたくさんあったのですが(例えば…全国に先駆けて施釉モザイクタイルをつくり発展させたのは、この地方(→美濃焼の産地、わがTNコーポレーションのある地域。詳しくは岐阜県多治見市笠原)だということとか!) …
長くなりすぎたので、このあたりで失礼します…。
次回の勉強会は「タイルの種類」だそうです。どのくらい知っていることがあるかな…
参考文献:
「タイル手帖」一般社団法人 全国タイル業協会
https://www.tile-net.com/publication/notebook.html
参考:
LIXIL文化活動 – LIVING CULTURE「タイル・れんがの豆知識」
https://livingculture.lixil.com/ilm/museum/fun/ 2022.06.17
タイル通販「タイルパーク」
https://tile-park.com
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