陰影礼賛から学ぶ商品コンセプト

タイルパークの林です。今回はT2の商品開発について紹介します。商品開発とは何でしょうか。ただ手当たりしだいに技術や材料を生かしてものに仕上げることは、商品開発ではなく単なる試作で、その域を超えない限り本物の商品は生まれないのではないでしょうか?今仕上げているハンドメイド商品は、見た目だけでの評価ではなく背景や思いを商品に取り入れようと考え始めました。そのときに出会ったのが谷崎純一郎の陰翳礼讃です。

この商品の起源は7月に訪問した京都に有ります。控えめな色彩と微妙な間、そして時間を超えて価値を伝え続ける京都のような空間をタイルで表したいと考えこの企画が始まりました。しかしどうやってまとめたらいいかわかりません。

陰翳礼讃を読んでみると、当時の当たり前の風景を90年近く前に美と感じ、西洋と比較して自分たちの生き方や考え方を提案している不思議な本でした。そこで表現された日本人の美意識は、今まさに海外から称賛されている日本人の神秘そのものだと感じます。

西洋の進取的な考え方(常により良き状態を願い絶えず明るさを求める)に対し、東洋(日本人)の置かれた境遇に満足を求める生き方。そして暗いに不平を感ぜずその中から美を発見する辛抱強さはまさに日本人のDNAを感じます。

今回の商品ではこのような背景が感じられるものにしたいです。

手作りの造形と原料へのこだわり

単なる造形や色合いではなく、思いの伝わる深い商品に仕上がるように粘り強く勧めていきたいと考えています。

T2のその後!展示会も☆

こんにちは!
もうすぐデザイン室が移転、ということでなんだか周りがバタバタとしています…どうも新人”その1”です。
デザイン室とコールセンター等が近所にお引越しするのですが、そのエントランスのちょっとしたスペースにタイルを貼るだの貼らないだの(どっち??)、ちょっと楽しみにしています。また落ち着いたらその様子もお届けしたいなと思っています。

さて、TNプロダクトが誇る開発プロジェクトチーム「T2 PROTO.LAB」(以下 T2)、本格始動してからおおよそ半年が経ちました。(早いもので…)
デザイン室のお引越しで、T2の制作現場(すぐお隣でした)から少し離れてしまい、新しい素敵な試作タイルを目にする機会も減ってしまうのが少々残念です。ということで、久しぶりにT2のその後の様子をお届けします!


日々、意欲的にいろんな試作品をつくりだしているT2のお二人。
インスタでも随時、試作状況などアップされています。

吉野さん制作の、ライムストーン * 風タイル。リゾート感のある模様が特徴的。
通常のタイルの素材とは異なり、熱を加えて膨張する特殊な素材を使用しているそう。ライムストーン風の独特な柔らかい質感と、さらに軽量化をも実現!

左からYT-004-1-2-3-4-5 / ライムストーン風タイル(リゾート)

レース等の模様を写しとってつくられた5種類。熱を加えた際の膨張によって自然な変化を備える手作り感溢れるタイルに仕上がっています。

*ライムストーン…
「石灰石」に分類される堆積岩の一種。太古の昔、海中で貝やサンゴの死骸が沈殿、堆積し、長い年月を経て固まった岩石。
一般的に言う「大理石」とよく混同される石種だが、色や柄の幅は大理石よりも狭く、多くの石はベージュやグレーといった落ち着いた色をしている。その落ち着いた表情と質感が特徴。
YT-005 / ライムストーン風タイル(矢羽根)

もう1つのこちらは矢羽根の文様。陶芸の「しのぎ*」という技法を使ってうまれたタイル。
以前、「しのぎ」の技法を試してみたものの、納得の行くものができず諦めた経緯があるそうで…、今回再チャレンジで、見事!商品化まで実現!! あきらめないって、大事。。。

*しのぎ…
日本の伝統的な陶芸技法のひとつである「鎬(しのぎ)」とは、ヘラやカンナなどの道具を使い、素地の表面を削って作る稜線文様の装飾のこと。
立体的に削り出した鎬文に釉薬をかけることで、色の濃淡が生まれて独特の味わい深い表情に。

そして千田さんは、こちら…

ST-002 / 線刻紋無釉タイル

オールハンドメイドで制作。幾何学模様がユニークな無釉のタイルです。
パターンの均整を保つためにバランスを見ながら、ひとつずつ丁寧に刻印された模様。一枚一枚手作業で作っているため形や文様にばらつきが出ますが、手作りの柔らかな雰囲気が感じられます!

「線刻無釉タイル」成形の様子は、YouTubeでご覧いただけます!こ、こまかい…すごいです…。>こちらからどうぞ!

ST-003 / 線刻紋無釉タイル(その2)

粘土が柔らかいうちに、ピックなどで引っ掻いてレリーフを施しているそう。顔料を刷り込みレリーフに色付けるとともに、全体に少し汚れたような感じにしてビンテージ感を演出。二種類のレリーフで構成するパターンのタイルです。
こちらの制作の様子もYouTubeでご覧いただけます!

さまざまなアイデアから生み出される魅力的な試作品もいろいろ。商品化までたどり着けるものはどれだけでてくるのか!?(全部商品化されて欲しい!!)とても楽しみですね★


展示会の出展のお知らせ!
「Japan Home & Building Show 2021」

T2のお二人、ジャパンホームショーで展示する予定のタイルパネルなど、絶賛制作中のようです。

Japan Home & Building Show 2021
●2021.11.17(水)-19(金)
●10:00-17:00
●東京ビッグサイト
 西展示棟1.2ホール アトリウム

こちらは10月に開催されたインテリアライフスタイルリビングでの様子

10月の インテリアライフスタイルリビング(IFFT)出展「タイルライブラリー」でのイベント「TILE+SAKAN New Material Collection 2021 (vol.2)、に続き、11月も一人でも多くの方に見て、知っていただくため、T2はがんばっています!

短い期間ですがご都合のつく方はぜひともこの機会に。
皆様のお越しをお待ちしております!


T2 PLOTO.LABの商品一覧はこちらから!
T2の試作タイルは、今後もタイルパークでご購入可能となる商品を順次追加予定です!乞うご期待!

ホームページ
https://t2protolab.com/

試作の様子はインスタグラムで随時配信中!
https://www.instagram.com/t2.proto.lab/

YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCL0l5Zn5XRLTIOqW6GkzOpw

海外施工例 (重厚感あふれるパウダールーム)

タイルパークの林です。今回はペルラテントの海外施工例を紹介します。ペルラテントはペルラシリーズの中でも最も重厚感の有るタイルです。大きく飛び出した山型は、他の形状を遥かに超える迫力があります。そこに金属系の釉薬を施すことにより、光の屈折と金属の鈍い光が今まで見たことのないような空間を作り出します。

ペルラテント TE-5

今回の施工写真には2つの特徴があります。1つは貼り方です。通常は横に貼られる事が多いのですが、ここでは縦貼りが採用されており、光との相性を高めていると感じます。そしてもう1つがその他の部分をセメント系のタイルで収めていることです。それによって主役の金属系の色が引き立っていると思います。

ここでペルラテントの開発秘話を紹介します。一般的に乾式表成型で生産されるタイルの弱点は、表面の模様により形状が影響を受け、変形することです。技術者はそこをどうやって真っ直ぐに見せるかを求められます。このタイルも発売当初は短編部分が弓のように弧を描いており、お客様から小言を頂いたこともあります。その後裏の形状や原料充填の方法などを駆使し、現在ではかなり改善されました。もし触れる機会があれば、裏の形状を見てください。

それでは写真を紹介します。ぜひ今後の空間づくりの参考としてください。

縦ウマ貼りが複雑な光の反射を演出します
周囲のナチュラルなグレーが、主役を引き立たせます

生産大国でコピー大国、中国への挑戦

タイルパークの林です。今回は、タイルパークの海外展開について紹介します。今までアメリカと台湾を中心に紹介してきましたが、今回は、世界のタイルの中心である中国での展開を紹介します。ご存知のように世界の工場である中国は、世界のタイル生産量の50%以上をしめており、その中でも広東省仏山市は世界のタイルバイヤーが集まるタイルの中心地です。そして、そこには世界最大のタイル専用ショールームビルがあります。

そこにTNのコーナーができました。中国での高級ブランド化を進めるために、提携企業が仕掛けてくれています。今回は、オープンしたてのショールームを紹介します。

提携先の企業は中国のタイルメーカーで、自社商品を高級路線にシフトするためにイタリアメーカーと日本製タイルを自社の中核ブランドとして紹介しています。この展開は2年前のイタリアの展示会CERASAIEの後から計画されております。スタート時点から価格が高いことやコピーの問題などいろんな課題が有りました。それでもやってみようと決断し、釉薬にこだわったり、細かな手間仕事にこだわる商品をチョイスして紹介しています。特に展示方法やプレゼン用のツールには力が入っています。さっそく紹介します。

正面に見えるグレーの箱は、サンプルボックスです。デザイナーとの打ち合わせ用にいろんな商品がセットで収められています。

今回紹介されているのはプラチナレジーアつむぎ大観ROKKA BBです。いずれも個性派商品で、ひと手間余分に施してあるものばかりです。美術館のように展示されているのは工場の写真です。

コピー大国の中国で、どこまで通用するのか。そして販売価格が現地のタイルの数倍になる価格帯は果たして通用するのか。TNと提携会社の大いなる挑戦です。まだまだコロナの影響で、現地へは行けませんが、近い将来訪問が可能になると思います。もし現地へ行かれる際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

施工例に学ぶ!

こんにちは!
寒い!! いったい秋はどこへ…どうも新人”その1”です。
先日、「たじみ陶器まつり」に行ってきました。「美濃焼」陶磁器生産量は日本一!のこの地方、タイルパークの本社のあるお隣の多治見市で毎年開催される(昨年は中止でしたが…)、やきものの魅力あふれるお祭りです。当日は多治見市のいたるところで各種イベントが開催され、盛り上がっておりました。

さて、やきものといえば、タイル!(お祭りでも一部タイル販売されてるブースもありました)ということで(?)…
前回はやきものとして魅力あるTN製のタイルご紹介してきましたが、なんだかタイルの魅力に取りつかれ(笑)我が家にもタイルを取り入れたいと思いはじめ、日々施工例を参考に思いをめぐらせております…
ということで、皆様に送っていただいた施工例のお写真を参考に、ちょっと試してみましたのでお付き合いくださいませ。

工務店さんや施主さん、いつも素敵なお写真送っていただきありがとうございます!いただいたお写真は、タイルパークの施工例紹介ページで随時ご紹介させていただいております。

いただいたたくさんのお写真を仕分けて、何冊かwebブックにもまとめております。
キッチン施工例集
洗面・バスルーム、トイレなどの施工例
●人気のサブウェイに絞った施工例集
インテリアスタイル別に見たい方
使用場所でわけたもの

で、皆様からいただいたたくさんの施工例をまとめているなかで、これいいなーって思っていたのが…

こちらは、住宅の玄関入ってすぐにある手洗いスペース。手洗いが重要視されるようになってから、このようなセカンド的な洗面所をつくられるかた多いみたいですね。
で、このタイルの貼り方、すごく素敵じゃないですか?!ちなみにこちらは「コテージ」というセメント風のタイルです。

ほんの少しのスペースなんですが、貼り方を工夫されてて全体の雰囲気もいいですよね。これ、我が家のトイレの手洗い場も、こんな風にできないかしら、と。

で、ちょっと試しに画像を合成してみました。

あ、あれ…なんかイメージしていたのと違う(笑)

手洗い横のタオルハンガーのところの壁紙がなんだか汚れが目立ってきてしまい、タイルを貼れば、水はねしても安心、拭き掃除もラクラク、しかもオシャレ!と一石三鳥じゃないですか?!で、少しの面積でも、こんなふうにタイルを貼ってみたいなと思って参考にやってみたのですが、我が家のおしゃれ度ゼロのお手洗いには、ちょっと無理があったのか(泣)
いや、きっと狭いから、サイズ感オーバーだったのかも。
ということで…

あ、あれ、これもなんか(笑)これはもはや私のセンスの問題か!!
小さなモザイクタイルで、ヘキサゴンの「山水」はどうかと試してみたものの、ん-ー、このスペースにどうもうまくはまらない…シートで貼って、はみ出た分をお花にして貼ったものの、ますます微妙(苦笑)

ちょっとここで冒険、「山水」の鮮やかなブルーでどうだ!キレイな青色が全面に出て、タイルに目を奪われます。手洗い廻りだけでなく、横壁に一列にライン状に貼ったら意外といいかもしれない。(もー、いっそのこと手洗い器もおしゃれなものに変えたくなる(笑))

うーん、じゃあ、きれいな色といえば、淡いグリーンの「馬瀬」はどうかな…

キレイだけど、さっきの「山水」の青をやってみた後だと、なんか物足りない気がしてきました…。こんなきれいな淡い色のタイルはいっそのこと壁全体に貼りたい!!

3種類のタイルを試しにおいてみましたが、難しいですね(汗)とくに、リフォームの場合はなおさら難しいかも…でも、やっぱりいろいろ思いをめぐらし考えるのは楽しいですね!
皆様からいただいた施工例のように、ステキなスペースになるようセンスを磨き、出直してきます(笑)またいつか続きをやろうと思います。お付き合いありがとうございました!


さて、タイルパークでは、タイルを実際に使用した写真を大大大募集中です!タイルパークHPで写真とお名前(匿名可)をご紹介させていただくほか、カタログ等でも掲載させていただく場合がありますので、予めご了承ください。
ぜひ皆様の素敵なお写真をお送りください!
詳しくはこちら→施工例募集案内ページへ

タイル選びの参考に!
施工例紹介ページはこちらから
https://tile-park.com/products/search_example

タイル販売サイト「タイルパーク」
https://tile-park.com

<お問い合わせ>
shop@tile-park.com
TEL : 0120-122-368
営業時間:9:00~17:00(土・日・祝を除く)

Interior Life Style展 で見つけた新たなヒント

10月18日から東京ビッグサイト南館でインテリアライフスタイル展が開催されています。TNコーポレーションも新企画のT2 proto labで出展しています。T2のインスタも見てください。(T2公式サイトはこちら)メンバーの吉野くんと千ちゃんの開発した商品とヘリテイジを展示しており、評価は上々です。 この展示会では、建材というよりインテリア商材の新しいものを探しに来られるお客様が多く、いろんな方の幅広い意見を聞くことができます。また、作家さんで売り方が得意でない人も多く、中にはT2と協力して商品開発を進める話も出ています。

会場風景
T2メンバー(吉野くんと千ちゃん)

他にもいろんなアイデアを頂きました。

新たなアイデアその1 インテリアボード

展示してあるタイルボード自体がインテリアになるという提案です。私も以前から興味を持っていましたが、熱心にその魅力を語ってくれる人がいて、少し真面目に考えようと思っています。問題はエッジの仕上がりと重量、そしてコストです。エッジにフレームを付けるとコストが上がり、タイル代よりフレームのほうが高くなってしまいます。また、重量もあるのでどの様な治具で壁に取り付けるのかも検討が必要です。それでもインテリアとしてタイルを楽しむ場合、施工がなく場合によっては取替可能なタイルボードは、多くの可能性を秘めているようです。後は市場規模と利益率です。マーケット調査に入りたいと思います。

新たなアイデアその2 テーブルトップ

TNブースの前にスライド式のテーブルを展示している会社がありました。高さを自由にスライドさせることができ、とても魅力的なのですが、その会社はスライドする機械を売るだけで、テーブルトップは自分で探してほしいとのこと。ちょうど今、新しいオフィスにテーブルが欲しかったので、自分のこととしてイメージを膨らませてみました。そしてたどり着いたのが、600✕1200ミリのタイルをそのままテーブルトップに使ってみることです。取り付け方法など、まだ検討するところはありますが、結構面白そうです。

さて今日は最終日。新たなアイデアがいくつ増えるでしょうか。商品化になったものがあれば、皆さんにお知らせします。

豪雨被害の影響について

いつもタイルパークをご利用いただき誠にありがとうございます。


現在、大雨の影響により配達遅延が発生している地域がございます。
お客様には誠にご不便をお掛け致しますが、何卒ご理解とご了承を賜りますようお願い申し上げます。

遅延地域(10/19更新)
・宮崎県  宮崎市大字内海(小内海) :3日程度の遅延

またその他の地域におきましても、天候や道路状況によりお荷物の配達に遅延が発生する可能性がございますので何卒ご了承ください。

10%offクーポンキャンペーンのご案内

2021年度発売の床タイル10%OFFクーポンキャンペーン

今年度新発売の床タイル、全品対象!
10%OFFキャンペーン

2021年度、タイルパークでは
床タイルの品揃えを強化してまいりました。
新たに加わった床タイルを、早く皆様に覚えて頂きたい!
そこで、4月以降に新発売となった床タイルを対象に
10%OFFとなるクーポンを配布いたします!
ぜひこの機会にご検討ください。

クーポン配布期間
11月30日(火)まで
クーポン有効期限
2022年3月31日(木)まで
クーポンの取得はこちら

(※「フォームズ」外部ページに移動します)

クーポンの使い方はこちら >>


クーポン対象シリーズ

クーポンの対象となるのは下記の10シリーズ、60品番以上!

ブルー&ホワイト(ノングリップ)
クタ
ヌサドゥア
スミニャック
ブキット
サヌール
チャングー
ジンバラン
ハーベイ
レギャン(ノングリップ)


ブルーアンドホワイト

ブルー&ホワイト
600角・ノングリップ仕上げ

セメント風の模様がモダンな空間にマッチ。今回は初夏から新たに取り扱いが始まった、室内使用可能のノングリップ仕上げ(R値=10)がクーポン対象商品となります。


商品詳細ページへ >>


クタ

クタ
600角・ラフ面


商品詳細ページへ >>


ヌサドゥア

ヌサドゥア
600角・マット面


商品詳細ページへ >>


スミニャック

スミニャック
600角・グリップ面orマット面
300×600角・グリップ面orマット面


商品詳細ページへ >>


ブキット

ブキット
600角・グリップ面
300×600角・グリップ面


商品詳細ページへ >>


サヌール

サヌール
600角・ラフグリップ面
300×600角・ラフグリップ面


商品詳細ページへ >>


チャングー

チャングー
300×600角・グリップ面


商品詳細ページへ >>


ジンバラン

ジンバラン
300×600角・半磨面・ラフ面


商品詳細ページへ >>


ハーベイ

ハーベイ
300角・ラフグリップ面


商品詳細ページへ >>


レギャン

レギャン
600角・ノングリップ仕上げ

ライムストーン調タイル。新たに取り扱い開始となった、室内使用可能のノングリップ仕上げ(R値=10)がクーポン対象商品となります。


商品詳細ページへ >>


▼床タイルをもっと探すなら!眺めるだけで楽しいWEBブックもご用意しています。

「TILEPARK style bool FLOOR -タイルパーク床タイル特集-」>>


クーポンの使用方法


注文手続き内の「クーポン」の項目で「クーポンを変更する」をクリックし、クーポン番号を登録してください。(「値引き」の項目に金額が反映されているのをご確認ください)


クーポンのご使用方法


クーポンの使用条件


オンラインショップからご注文のプロ会員・一般会員のみがご利用いただけます。
新規会員登録はこちら
※以下の方はクーポンを利用できません。
1.非会員(ゲスト)として購入する方
2.メール、FAXなどでご注文の方
3.過去に同じクーポンを使用済みの方
※各クーポンは1回のみ利用できます。ご注文後にキャンセルした場合もクーポンは使用できなくなりますのでご注意ください。



クーポンに関するご注意


●ご注文完了後に割引を適用することはできません。必ず注文時の手続き内でクーポン番号をご登録ください。
●会員登録がお済の方も、注文時にログインをしていない場合はクーポンが使用できません。とくに、プロ会員登録は申請から登録完了までにタイムラグがありますのでご注意ください。
●対象商品以外には割引が適用されません。
●見積りや在庫予約の時点では割引ができません。必ず期間内にオンラインショップから正式注文をお願い致します。
●メール、FAX、電話等でのご注文ではクーポンは使用できません。
●一度使用したクーポン番号は使用できません。
●他のクーポンとの併用はできません。ご注文後にキャンセルした場合もクーポンは使用できなくなりますのでご注意ください。
●期間中に対象商品の在庫が欠品した場合、クーポンは使用できなくなりますので予めご了承願います。


クーポンの取得はこちら

(※「フォームズ」外部ページに移動します)
(期間中何度でも取得可能ですが、ご使用は1回のみとなります)

タイル通販「タイルパーク」
https://tile-park.com

お問い合わせ:
メール shop@tile-park.com
お電話 0120-122-368
(営業時間:土日祝除く9:00~17:00)

湿式タイルの魅力を知るキャンペーン

メーカーのオリジナルグッズもプレゼント!
湿式タイルの魅力を知るキャンペーン

この夏から新たに追加された「湿式タイル」はもうチェックされましたか?
今回は、高精度・低コストが基本の「乾式タイル」とは違った魅力を持つ
「湿式タイル」の魅力についての特集です。

湿式タイルとは

「乾式製法」と「湿式製法」の違い
タイルには大きく分けて2種類の製造方法「乾式(かんしき)製法」と「湿式(しっしき)製法」があります。

乾式製法は、水分を飛ばして顆粒状にした原料を高圧プレスで押し固める成型方法です。設備さえあれば低コストで大量生産ができ、元々水分がほとんど無い原料から作られるために、焼成後の寸法精度も高く品質が安定しています。

一方の湿式製法は、水分を含んだ粘土を機械で練り出したり、手で切り出したりしながら作る成型方法です。
TNコーポレーションをはじめ様々なタイルメーカーが集う、日本一のタイル生産地であるこの岐阜県美濃地方にも、かつては湿式タイルを生産する工場がたくさんありました。しかし、高度経済成長期のタイル需要の増大から、コストパフォーマンスの良い乾式製法だけをおこなう工場が次第に増え、今では量産の湿式タイルを製造する工場はかなり減ってしまいました。

焼成時の収縮は原料の含水量が多いほど大きくなるため、粘土から成形する湿式タイルは仕上りに歪みや寸法誤差が生じやすいという難点もあります。それらの土の持ち味がダイレクトに活かされる湿式タイルは、やきものの温かみと歴史が詰まった魅力あふれるタイルなのです。

湿式タイルの魅力

「土」の持ち味がダイレクトに活かされる
粘土を成形して、焼き固める。昔ながらのシンプルな製造方法である湿式製法には、土の持つ魅力が詰まっています。
子供の頃に、粘土遊びをした方は多いでしょう。手で押したりつまんだりした形がそのまま残る粘土は、人の手の温もりを感じさせ、大量生産ラインでは生み出せない「素材そのものの美しさ」を表現することができます。

温かみのあるデザイン
湿式製法で作られたタイルには、まるで陶芸作品のような温かみが宿ります。
どこか懐かしさを感じさせるデザインは、工芸ブームの波に乗って近年再発見されつつあります。

★TNグループの製造工場であるTNプロダクトでは現在、「T2 PROTO.LAB」というプロジェクトで、湿式製法によるオールハンドメイドタイルの試作も積極的におこなっています。
→T2が手掛ける湿式タイルはこちら


タイルパークの湿式タイル

嵐山(ランザン)
スジ面と山形面の二種類から成るボーダーシリーズ。伝統的な焼き物の釉薬を使用し、温かさ溢れる仕上りに。
商品をもっと見る >

祇園(ギオン)
特殊釉薬に、さらに鉄釉を掛け合わせた独特の風合い。土の魅力を大胆に取り入れた、斬新な空間を生み出します。
商品をもっと見る >

北野(キタノ)
スマートな形状に雅な色合いが映える、日本の伝統色ボーダーシリーズ。アクセントとしての使用もオススメ。
商品をもっと見る >

ダンボ
中国製の煉瓦タイルに釉薬を掛けて焼き上げました。下地の色と釉薬の色がゆったりとまじりあい独特な風合いに。
商品をもっと見る >


!! SPECIAL CAMPAIGN !!

湿式メーカーが手掛ける!
オリジナルカトラリーレストを30名様にプレゼント!

「嵐山」や「北野」を生産する、食器生産も手掛ける焼物ブランド「寿山(JYUZAN)」。今回このページをご覧頂いた皆様の中から抽選で30名様に、寿山オリジナルのカトラリーレストのセットをプレゼント致します!
下記のフォームよりご応募ください。

受付終了いたしました。沢山のご応募ありがとうございました。

MOVIE CONTENTS ーカトラリーレストの作り方ー
粘土を使って1枚ずつ手作りされるカトラリーレスト。作り方を動画でご紹介いたします。

(動画提供:寿山)

プロトからプロダクトへ T2の挑戦

 今までお伝えしましたように、T2で試作されたプロトタイプは、量産モデルの始まりと最後までクラフトとして商品化する少量手作りモデルの2つの方向性があります。 今回のイタリアの展示会では、T2で開発された商品が量産モデルとして評価される初めての場でした。来年の新商品のチラ見せです。紹介された商品とその評価を報告します

先ずは今年一押しのアイテム。そのタイトルは「空間の帯」。

最近の主流の大型タイルにアクセントで使用することをイメージしており、グレーを中心にした無機質な壁面に彩りを与える商品です。これはT2の千田くんが手作りモデルとして開発していた商品を量産化へ進めた最初の商品です。

配布したカタログはこちら

配布されたカタログ
展示されている風景

評価は大きく別れました。なにか新しいものを探している人、特にデザイナーには高い評価を受けました。一方で標準的なタイルディーラーでタイルショップへ販売している人たちは、あまり関心がありませんでした。結果的にはアメリカのお客様が採用を検討しており、結果待ちの状態です。今回の展示会とは別ですが、マレーシアのお客様のキッチンに使用することが決まっています。

続いては、ひし形をベースに表面をワイアーカット風に仕上げ、多色混合で自然なテイストを再現した吉野くんの試作品の量産モデルです。

商品名はYURAGIです。様々な色や表情がゆらめいているイメージからつけられました。

展示されている風景

こちらは特にヨーロッパの人たちから高く評価を受けました。それと残念ながら現地へ来ることができなかったオーストラリアのお客様もイタリアから商品説明を行い、購入の予定です。

この様に工場でコツコツと仕上げた商品がお客様の目に触れ、いいも悪いも評価をいただくのが展示会です。そして面白いのは、その場で意思決定されるお客様が多いことです。物件単位の販売ではなく、各国での販売権を買うわけですから、迷っていると他の人に取られる場合があるからでしょう。その他の商品でも商談は続いています。今後多くの商品がT2から生まれることを期待しています。

Just another WordPress site