メディア掲載情報

「世界観で心をつかむショップデザイン」(発行元 :PIE International)

「Hot Sauce Bar Tokyo」にて、弊社自社生産品「組絵セレクト」(品番:hi1-U-BW)を使用いただいた施工事例が掲載されています。(※旧社名:TNコーポレーション で記載されています)(104-105ページ)

「商店建築」2026年7月号

弊社TNプロダクトの小ロット特注サービス「THE ONE TILE」についての記事が掲載されております。(182ページ)

「コンフォルト」207号 2026年2月号

和の建材特集ページにて、弊社のタイル「神楽」をご紹介いただいております。(89ページ)

「商店建築」2025年9月号

TNコーポレーションで開発中の、リサイクル原料を使用したタイル「Re-Clay Tile(リクレイタイル)」についての記事が掲載されております。(193ページ)

「商店建築」2025年6月号

タイルパークのタイルを使用していただいた貸オフィスの記事が掲載されております。(189ページ)

部分張りで空間を引き立たせる「紬」(つむぎ)

洗面カウンターに1列だけ配置

「ちょっとだけ」で、劇的アクセント。
空間の美しさを引き立てる、タイルの「部分貼り」
──────────────────────────────

すべてを埋め尽くさない。あえて「余白」を残し、
タイルの瑞々しい素材感を引き立たせる…

キッチンカウンターや洗面台のわずかなスペースに、
お気に入りを数段だけあしらう「部分貼り」は、
空間を美しく魅せるデザインの選択肢のひとつ。

今回ご紹介するのは、
そんな引き算の美学にぴったりのタイル「紬(つむぎ)」。
織物の糸を紡ぐように、空間にしっとりとした上質さを紡ぎ出す、
日本の焼き物ならではの魅力が詰まったタイルです。

全面ではなく3列貼ったイメージ
※生成AIによるイメージ画像です。

■焼き物らしい表情を愉しむ「釉薬のゆらぎ」
「紬」の最大の魅力は、その繊細な釉薬の表情にあります。
タイルの縁(ふち)にほんのりと異なる色が浮かび上がり、
1枚ごとに異なる焼き物特有の豊かな表情が。
少しの面積を貼るだけでも、空間に奥深い魅力を与えてくれます。

※生成AIによるイメージ画像です。

■空間のイメージに合わせて選べる「2つの形状」
シンプルながらも、釉薬の縁のニュアンスが一番引き立つ
王道の 150角 正方形
すっきりと端正で、どこか凛とした和モダンの空気感も。

スッと通るラインが、空間を広く、
スタイリッシュに見せてくれる 240×90サイズのフレームデザイン
縦貼りで端正に、横貼りでカジュアルに、
それぞれ違ったイメージに仕上がります。

2つの形状

■「少しだけ」だからこそ、質感にこだわりたい
全面に貼る壁とは違い、部分貼りのタイルは
いつも視線が入る「特等席」になります。
だからこそ、機械的ではない、
人の手を感じるような焼き物の質感が活きてきます。

ミックス貼り
※生成AIによるイメージ画像です。

ツヤがある「紬」は、水まわりのお手入れのしやすさも抜群。
落ち着きのあるカラー展開で、ミックス貼りもおすすめです。

お気に入りの器を飾るような感覚で、
洗面台やキッチンに「ちょっとだけ」の贅沢を取り入れてみませんか。

実際の質感や色味は、写真だけでは分かりません。
まずは商品ページからサンプルをご請求いただき、ご確認ください。


最新カタログ

タイルパークのカタログには、これ以外にも様々なタイルをご紹介しています。
何冊でも無料でご請求いただけるタイルカタログ、ぜひお手元に1冊お持ちください。

サンプル請求はタイル仕上げ実現の第一歩

住宅(キッチンや洗面台、玄関など)や商空間をタイル仕上げにする際、実際のサンプルを取り寄せて確認するステップがとても重要です。
タイルには「色」「形」「大きさ」「厚み」「質感(手ざわり)」「小口(側面)の色」など、カタログの写真やモニター越しの画像だけでは伝えきれない情報が沢山あります。
やきもののタイルは、経年劣化もほとんど起きない恒久的に使い続けられる建材です。少しでも長く愛用するためにも、施工する前にイメージと実物のギャップを少しでも減らしておくことがとても大切になります。
また「イメージと違った」など、お客様都合による返品をお受けすることができないため、かならず購入の前にはサンプルをご確認ください。

★★
★★

タイルサンプルの請求方法は下記のページでも詳しくご案内しておりますので、ぜひご参照ください。

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よくある質問
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釉薬の色の裏の話…その7 続・「白って200色… いや、もっとあります」

タイルを選ぶとき、まずは「色」、で探すという方が多いと思います。
「タイルの色」=「釉薬(ゆうやく)」
焼き物であるタイルの色は、とても細かな釉薬の調合によってうまれます。
ここでは、日々のタイル製作現場でおきている、色開発の舞台裏を、何回かにわたりご紹介しております。

今回は前回の続きで、「白」。焼き物の白の表現は、果てしない可能性を秘めている…

前編はこちら>>>釉薬の色の裏の話…その6

さまざまな白い試作タイル

陶芸における「白」を表現する釉薬は、原料の配合、焼成温度、酸化・還元といった雰囲気、さらに下地の土の色によって無限の表情を生み出します。
白のニュアンスは主に「質感(ツヤ or マット)」と「乳濁具合」によってバリエーションが生まれます。

ベースにカラー、上掛けに白
ベースにカラー、上掛けに白のアップ
ベースにカラー、上掛けに白のレリーフボーダー

前回は、下地にベースとなる色「カラー」を敷いて、上から灰釉系の白をあらわす釉薬を流したパターンを主に見てきました。
今回は、ベースに「白」を持ってきます。


200色の「白」を生み出す要素

釉薬の種類ももちろんですが、その釉薬の量、また組み合わせによってもいくつもの表現が可能です。
また素地の色、原料となる土の成分、それも色に影響を与えます。あとは焼成方法でも雰囲気がかわります。

釉掛けの厚さ
薄いと土の色が透け、厚いと真っ白に乳濁する

重ね掛け
別の釉薬と重ねることで、オリジナルの白が生まれる

素地(土)の色
通常のベージュっぽい土 以外で、白い綺麗な土を使えばより真っ白に近く、赤土や鉄分を含んだ土ならベージュやグレー寄りの白に

焼成方法
酸化焼成(酸素を多く入れて焼く)と還元焼成(酸素を減らして焼く)では、白の質感が大きく変わる

タイルパーク自社工場のトンネル窯は「酸化焼成」なので、実は、還元の炎によって引き出される「ワラ灰釉」特有の、少し青みがかった幻想的な白は苦手だったりします…。酸化焼成だと、どうしても少し黄色みがかった「クリーム色」に近い白に寄ってしまうそうです。

重ね掛けしてうまれる様々な「白」を少し見てみましょう。
タイルパークに「金木犀」という商品があります。

表面に施された麻の生地のような模様と、変化に富んだ釉薬表現が織りなす、温かみあふれる風合いが特徴です。

この商品の素地を使い、さまざまな質感の「白」を釉薬マイスターが作ってくれました。
下掛けに化粧土として灰を使った、さまざまなアレンジ。白ベースで灰の添加量を変えたり他の原料を添加したりと、何パターンも比率をかえて釉薬を施し変化をつけています。

さまざまな白い試作タイル

色、模様が濃く見えている、上の写真でいうと右側が、下掛けの化粧土を施していないものです。
より白く見えている部分が、下掛け+上掛けの2度施釉しています。

下掛けあり、と、なし、でどう違ってくるか、
また、施す釉薬、その割合、いろいろ変えて試しています。

さまざまな表面の状態

素地は全部同じ型、もちろん原料の土も同じ。
でも、触るとツルツル、まさにガラス質の釉薬でコーティングされているといったようなもの(写真下、左)もあれば、素地の布目の模様、少しだけ凹凸があるのですが、それがそのまま残っているもの (写真下、右) もあります。触るとポコポコとした感覚が手に伝わります。

正面から見ただけでは、色の差と、なんとなくツヤなのかマットっぽいのか、それくらいしかわからないですが、凹凸が残っているということは、光の影響でその部分がより際立つ瞬間があるということ。
でも、洗面やキッチンなど、水掛かりや汚れが付きやすい場所には、細かな凹凸があることで汚れが落としにくくなり、すこし厄介。だから、表面がフラットでツルツルの方がよかったりしますよね。

見た目だけではなく、細かな質感もよく考えて、使う場所や場面を考えることも、タイル作りでは重要になってきます。
タイルを選ぶのも、やはり見た目だけでなく、実物サンプルをしっかりと見て、触れて選んでいただきたいです。


釉薬マイスター曰く、ここで狙った「白」は、やわらかい白、その白がうみだす「侘び寂び」の美しさなのだとか。
どうしてもわたしは実用性でものを見てしまうことが多いのですが、せっかくならば、実用的でかつ、美しいものを選びたいものです。

灰釉は、濃さ(釉薬の厚み)によっては青白く、マットな乳濁色に。
失透釉(しっとうゆう)でガラス化を抑えてマット(ツヤ消し)な乳白色に仕上げたり。

光が表面だけでなく釉薬の層の中で散乱し、奥行きのある柔らかな質感を出したり、半透明に乳濁させて、素地の色や模様をヴェールをかけたようにほんのり隠したり、また引き立てたりも。

いろいろな表現は、釉薬を知り尽くした熟練者だから可能になります。
単に「白」を選ぶにも、無限に選択肢があるんですね。


余談:
「偶然が生んだ大発見」が藁灰釉のルーツと言われています。
太古の昔、器を焼く窯の中で起きた「アクシデント」を、昔の職人たちが知恵と観察眼で技術へと昇華させていった歴史があります。

昔話からはじめると、またちょっと長くなってしまいそうだったので、今回触れるのをやめました。
気になる方は「灰釉 起源」で調べてみてくださいね。

2回にわたって、「白」、それにプラスした焼き物ならではの釉薬表現を交えてご紹介しました。
この色が欲しい、というところから、単純に色だけでなく、ツヤなのか、マットなのか、さらには、どんな質感にして、どんなイメージの空間にしたいのか。
釉薬だけでも、多彩な表現が可能ですので、ぜひご相談ください。


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「THE ONE TILE」オーダーメイドタイル サービス
■ GLAZE LAB(釉薬開発)
■ 少ロット生産体制(1㎡から対応可能)
■ 伴走型アシスト
(タイルに詳しいスタッフによるサポート)

3つを軸に、お客さまのご希望に応じた色、形、質感のタイルを実現していきます。

THE ONE TILEパンフレット カラーバリエーションの一部

詳しくはこちら
https://www.tn-corporation.com/the-one-tile


この記事の執筆者:吉田(タイルパークスタッフ)
カタログやコンテンツ記事などの各種広報物作成を担当。出版・制作会社を経て、転居を機にタイル業界へ。タイルの魅力を模索中。


ソーヴィニヨンの白

ソーヴィニヨン
ツヤがある「トルテローニ」(ブログ記事の前半で写真載せていましたが)に対して、同じ形状のこのタイルの白は、マット仕上げで温かみのある風合いが特徴。微妙な色差の白をミックスしていて、絶妙なやさしい「白」ですよ!

→「ソーヴィニヨン」を見る


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ちょうどいい個性で、暮らしに馴染む。「チャット」

インテリアにささやかな変化をもたらしてくれる
モザイクタイル「チャット」をご紹介します。
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派手なタイルは勇気がいるけど、
ただの四角いタイルでは、ちょっとつまらない。
そんな方にオススメなのが「六角形」のタイルです。

タイルパークのモザイクタイル「チャット」は
縦長の六角形という、ちょっと冒険心をくすぐられるシルエット。
キッチンや洗面空間にささやかな変化をもたらしてくれます。

■悪目立ちしない「ちょうどいい個性」
形状が個性的なタイルでも、
たとえば白のカラーに白目地で仕上げれば、
主張も控えめになり、空間にしっくりと馴染んでくれます。

※生成AIによるイメージ画像です。

六角形は目地の印象が強くなりやすいので、
タイルの色と近い目地色を選ぶのが、悪目立ちしにくいコツです。

■濃いめのカラーで大人っぽく仕上げることも
Ch-472-3は、くすんだ濃いブルーのカラー。
締まりのある色で、上質な大人の印象に仕上げます。
目地はタイルに合わせて、グレー系を入れるのがおすすめです。

■むしろ目立たせたい!そんな時の選択肢
逆に「タイルの壁を印象付けたい」という場合には、
「タイルの色」か「目地の色」を工夫するといいですね。

グリーンがミックスされたCh-472-2なら、
エネルギッシュで瑞々しい印象をもたらし
空間が一気にポジティブな空気に満たされます。

またCh-472-0や1のホワイトカラーでも、
目地の色を濃くするとパキッと色分けされた壁になり、
印象が大きく変化します。

チャットはツヤのタイルで普段のお手入れもしやすく、
デザイン性と清掃性の両方を備える内装モザイクタイルです。
住宅のキッチンや洗面台に取り入れて、
ささやかなおしゃれを楽しんでみませんか。

実際の質感や色味は、写真だけでは分かりません。
まずは商品ページからサンプルをご請求いただき、ご確認ください。


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住宅(キッチンや洗面台、玄関など)や商空間をタイル仕上げにする際、実際のサンプルを取り寄せて確認するステップがとても重要です。
タイルには「色」「形」「大きさ」「厚み」「質感(手ざわり)」「小口(側面)の色」など、カタログの写真やモニター越しの画像だけでは伝えきれない情報が沢山あります。
やきもののタイルは、経年劣化もほとんど起きない恒久的に使い続けられる建材です。少しでも長く愛用するためにも、施工する前にイメージと実物のギャップを少しでも減らしておくことがとても大切になります。
また「イメージと違った」など、お客様都合による返品をお受けすることができないため、かならず購入の前にはサンプルをご確認ください。

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釉薬の色の裏の話…その6 「白って200色… いや、もっとあります」

タイルを選ぶとき、まずは「色」、で探すという方が多いと思います。
「タイルの色」=「釉薬(ゆうやく)」
焼き物であるタイルの色は、とても細かな釉薬の調合によってうまれます。
ここでは、日々のタイル製作現場でおきている、色開発の舞台裏を、何回かにわたりご紹介しております。

前回のお話はこちらから >>>「色だけじゃない、釉薬で模様も作れる?!」

無限の表情を生み出す、焼き物の「白」

灰釉を使ったさまざまな白いタイル
フチがほんのり色づいたれリーフタイル

「白っちゅうのは、200色もあるんやて」

あの方の有名な名言、この辺り(岐阜・美濃地方)の方言にあわせて少しアレンジしてみました。
ところで、焼き物であるタイルの「」ですが、200色どころか、もっと無限にあります。

「何言っとりゃーすか、もっとよぉーけあるわ」(美濃弁Ver.)

しょっぱなから少々脱線してしまいましたが。。。
この言葉の通り、陶芸における「白」を表現する釉薬は、原料の配合、焼成温度、酸化・還元といった雰囲気、さらに下地の土の色によって無限の表情を生み出します。

今回も釉薬マイスターが、その「白」のバリエーションに思いを馳せて、さまざまな試作を作ってくれました。
白のニュアンスは主に「質感(ツヤ or マット)」と「乳濁具合」によってバリエーションが生まれるそうです。

いろいろな白いタイル

乳濁具合って…?
焼き物における「乳濁(にゅうだく)」とは、釉薬(うわぐすり)が焼成時に完全な透明にならず、光を散乱させて白っぽく(または淡い色合いに)濁る現象や状態のこと。
乳濁は、単に「色を白く塗る」のとは違い、ガラスの内部で光がどう跳ね返るかによって作られるため、独特の「奥行き感」や「柔らかさ」を表現するのに欠かせない、やきものの重要な魅力の一つです

代表的な「白」の釉薬の種類

白マット釉:艶消しの落ち着いた白。マット感のある柔らかい印象

藁白(わらじろ)釉 : 藁の灰を使った、乳白色で柔らかく、少し厚みのある白。藁白釉は「白」の代表格

乳白釉(乳濁釉): 透明釉に濁り成分を加え、不透明に白く濁らせたもの。安定した白

萩釉(白萩): 萩焼特有の、少し透け感のある乳白。土の風合いが透けて見える

青白磁(せいはくじ): ほんの少し青みがかかった、ガラス質の透明感のある白

錫(すず)白釉: 錫を原料に用い、鮮明な白色を出す釉薬

陶芸における「白」、を現す釉薬をいくつかあげてみました。
このなかで、「灰」「灰釉」に着目してみます。

2番目に挙げた藁白釉。「藁(わら)の灰」とありますが、稲わらを焼いたものが「藁灰」なのですが、天然の藁灰は今や非常に希少で高価なため、産業製品であるタイルや現代の陶芸においては「合成ワラ灰」(調合ワラ灰)が主流になっています。

合成の灰釉の原料

昔ながらの「稲わら」を燃やして灰にする作業は、手間も時間もかかります。現代の農業では稲わらをそのまま田畑に還元したり、別の用途に使ったりすることが多いため、釉薬用の純粋な藁灰を集めるのは困難。
また、産地や収穫時期によって成分が変わるため、同じレシピで焼いても「前回と色が違う」ということが起こりやすく、大量生産には向きません。

合成ワラ灰 」は天然藁灰の成分構成を分析し、長石、珪石、石灰、リン酸カルシウムなどの鉱物原料を精密にブレンドして再現したものです。

品質の安定性
成分が常に一定なので、大きな窯で焼くタイルなどでも色ムラ(ロットぶれ)を最小限に抑えることができる

コストパフォーマンス
鉱物資源を主材料とするため、天然灰に比べて圧倒的に安価で、安定供給が可能

環境への配慮
本物のわら(天然わら)を燃やす際に出る煙や有害物質の削減や、貴重な資源・伝統の保護という観点からの「環境(サステナビリティ)」への配慮

さまざまな理由で、合成ワラ灰を用いてタイルの「白」を表現しています。
天然由来の成分バランスを忠実に再現した釉薬を使用することで、伝統的な藁灰の温かみを残しながらも、現代の建築に求められる高い品質安定性を実現しています。

また、「合成土灰」というものもあります。
これらは釉薬のベースや調合に使われますが、狙う「仕上がりの質感」によって明確に使い分けられます。

合成の土灰とわら灰
手に持っている上のツヤツヤした方が「土灰」

1. 合成ワラ灰
狙う質感…白く濁った仕上がり(乳白色・不透明)
主な用い方
・温かみや柔らかさのある「白」を表現したいとき
・あえてムラ感やポッテリとした厚み(ニュアンス)を出したいとき
・洋風・和風どちらのインテリアにも馴染む、素材感のあるタイルのベース

2. 合成土灰(どばい)
狙う質感 … 深みのある透明感(オリーブグリーン・茶褐色・透明)
主な用い方
・下地の粘土の色や凹凸を活かした「透明~半透明」の釉薬を作るとき
・いわゆる「織部(おりべ)」や「黄瀬戸(きせと)」のような、焼き物特有の深みや「渋み」を出したいとき
・タイルのエッジ(端)に色溜まりを作り、アンティークな陰影を出したいとき

灰釉 】(カテゴリー)
  │
  │ ── 天然灰釉(薪や稲わらを実際に燃やした灰がベース)
  │
  └ ── 合成灰釉(天然の成分を鉱物で再現したもの)
     │ ── 合成ワラ灰(白く濁るタイプ)
     │ ── 合成土灰(透明~緑・茶に溶けるタイプ)

白く濁らせたいなら『ワラ灰
透明感や渋い色を出したいなら『土灰』
と覚えておくとわかりやすいです。

灰釉を使ったさまざまな白いタイル
白いタイルのフチに出た色のアップ

あと、灰釉系の釉薬は「流れやすい」という特徴があります。
灰はある添加量で高温で溶けると、重力に従ってスッと流れるような表情が出やすいです。この「流れ」が、器の底部に溜まって厚みを作ったり、釉だまり(ビー玉のような溜まり)を作ったりして、深い味わいを生み出します。

タイルでは、起伏のあるデザインの場合、釉薬が流れることで凹凸に濃淡が生まれ、単一な白ではない「立体感」や「揺らぎ」を表現するのに非常に適しています。

「組絵」シリーズのなかの”鱗片” (りんぺん)というタイルです。
このタイルを使った施工例イメージをAIで作ってみました。

「組絵」鱗片 、左がツヤあり、右がマットの白。真ん中は試作カラー
生成AIによるイメージ
※生成AIによるイメージ画像

鱗(うろこ)模様が、部分的に少しだけ間違って再現されてしまいましたが…
光の反射も控えめなセミマットの白は主張しすぎず、少しだけフチに現れたブルーが、デコラティブなデザインの中にもすっきりとしたモダンさを。オフィス空間にやすらぎを与えてくれそう。

生成AIによるイメージ
※生成AIによるイメージ画像

こちらは、「縄文」というシリーズのなかのくさび型模様の商品。このタイルでもイメージをつくってみました。ゴールドのフレームや大理石、間接照明、そして香水瓶やバッグが並ぶハイエンドな高級ブティックやクローゼットのようなシチュエーション。タイルのシャープな幾何学ラインが引き立ちます。

もうひとつ試してみました。
プラハ」という、形状・面状が豊富な商品があるのですが、これがどんな感じになるのか、試しにこれも生成AIを使い色を表現できるか試してみました。

「アイスグレイズ」な質感、とか
透き通るような「ミルキーシアー」カラー
といった表現が合うでしょうか?

レリーフの溝に釉薬が深く溜まることで、まるで手仕事のような陰影のグラデーションが生まれて、こんな感じになるかな?と(あくまでも想像ですが)
優美なきらめきが、ホテルのサニタリーや上品な店舗空間に、クラシカルで贅沢なひとときを添える、そんな1枚になるのでは。

レリーフボーダーで試作
「プラハ」のレリーフボーダーのアレンジ色、奥がツヤで手前がマット

このレリーフボーダー、 冒頭でも写真を載せていますが、ツヤのタイプとマットなタイプ、釉薬マイスターが8色ずつ作ってくれました。

ツヤツヤなのは「アイス」「ソルベ」「シャーベット」
マットは「ミルキー」「シュガー」「淡雪」
あま~いお菓子ばかりですが、ちょっとそんな言葉が合いそうなイメージ。とってもかわいい。そして美味しそう。。。

下地にベースとなる色「カラー」を敷いて、上から灰釉系の白い釉薬を流したパターンを見てきましたが
少し長くなりそうなので、次回「その7」に続きます。
「白」は奥が深いですね…


この記事の執筆者:吉田(タイルパークスタッフ)
カタログやコンテンツ記事などの各種広報物作成を担当。出版・制作会社を経て、転居を機にタイル業界へ。タイルの魅力を模索中。


■関連商品のご紹介■

睡蓮-SQ(睡蓮)
睡蓮シリーズの白を基本とした4色 (白・クリーム・ライトグリーン・ライトブルー) 、20番と40番カラーは、フチに色が出ているのが特徴。「トビカンナ」という模様が、うっすらと透けて見える感じ。まさに焼き物らしい、釉薬の表情が見られるタイルですよ。

→「睡蓮-SQ」を見る

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タイル工場見学日記

今日から2日間のインターンに参加させていただきます!
人生で初めてのインターン+アルバイト以外の職場を体験することも初めてで、緊張もあるけれどワクワクする気持ちの方が大きいです。

はじめに

TNプロダクトではどのようなことを行っているのかお話を伺いました。多治見のタイル産業を日本国内のみならず、世界にもその魅力を発信するべく、国内外からのお客様の対応や工場でタイルの一からの制作、また海外に届ける大きなコンテナ用に梱包する作業など、行う仕事は人それぞれ。それらの過程がひとつにまとまって、魅力溢れるタイル制作していることを学べた1時間でした。

続いてショールームの見学と工場の見学に移ります。

ショールームの見本

ショールーム内には海外アーティストとのコラボタイル(写真1)や形にこだわったタイル(写真2)などバリエーション豊富で色とりどりのタイルが並んでいてとても素敵な空間でした。

海外アーティストとのコラボタイル
中国のデザイナーとコラボレーションしたタイル
可愛らしい形とカラーのタイルでお気に入りです♪

工場見学では、大小様々な機械を使ってタイルを一から成形していく過程を見せていただきました。

1️⃣ 金型を付けた高圧プレスで成形

2️⃣タイルの表面に釉薬でスプレーがけ

工場の外にはたくさんの釉薬が揃っていて驚きました😳

3️⃣タイルの焼成

釉薬を施したタイルを長いトンネル状の窯で1日以上かけてじっくり焼いていきます。いきなり高温で焼くのではなく、徐々に温度を上げて中間時に最高温度、終わりにかけて徐々に温度を下げていく過程や、しっかり乾燥させることによってタイルを割れにくく、色ムラも出にくくなるそうです。

最も温度の高い中間地点はなんと1200度‼️

原料リサイクルの取組♻️

うまくデザインが出なかったり、焼成時に欠けてしまったりしたタイルや、施釉時に余ってしまった余剰釉薬のリサイクルを実現しています!

また、「Re-ClayTile」(リクレイタイル)は環境に配慮したこれからのタイル産業を守る新たな取組です。不純物を含んだ釉薬の残留物から工夫を重ねて、独特な風合いをもつ唯一無二のタイルが誕生しています。

余剰釉薬から誕生したRe-ClayTile(リクレイタイル)

1日を振り返って

生まれも育ちも多治見で、焼き物やタイルは身近な存在でしたが、実際にどのように作られているのか、またどのようなデザインや種類があるのかを詳しく知る機会はこれまでありませんでした。そのため、今回の体験は興味深く、貴重な学びの機会となりました。

また、地元産業であるタイルが国内のさまざまな商業施設で使用されているだけでなく、世界各国へも輸出され、多くの場所で活用されていることを知り、とても嬉しく感じるとともに誇らしい気持ちになりました。

地元の方々はもちろん、海外の方々にもタイルの魅力がさらに広まり、多くの人にその価値が伝わっていくと良いなと感じました。


2026.6.1 インターンシップ M.K


タイルパークスタッフより
————————————————–
たった2日間という少ない時間でしたが、たくさんのことを見、知り、1本のブログにまとめるという挑戦をしていただきました。
他にも事務的な作業からAIを活用した仕事の仕方、タイルのシート貼り体験まで、短時間で多くのことをこなしていく姿、やはり若い!とても助かりました。そして、こちらもいい刺激をいただきました。
ありがとうございます。お疲れさまでした!


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「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選定されました

〜伝統色と独自デザインのタイルで海外市場を牽引〜
株式会社TNコーポレーション(本社:岐阜県可児市、代表取締役:林 敦司、現TNプロダクト株式会社)は、中小企業庁が実施する2026年度「はばたく中小企業・小規模事業者300社」において「海外展開・ものづくり」分野の選定企業として表彰されました。
当社は、経済社会構造の変化に対応して事業変革や新規事業に挑戦し、地域経済や日本経済の成長への貢献が期待できる、「モデル」となる中小企業・小規模事業者として選定されました。

「はばたく中小企業・小規模事業者300社」について
「はばたく中小企業・小規模事業者300社」は、中小企業庁が2014年度より実施する表彰制度で、社会的承認、信用・知名度向上、人材確保を図り、中小・小規模事業者の活性化を目的としています。
2021年度以降は隔年で開催され、関係機関からの推薦を受け、書面審査を経て有識者による選定委員会にて、
・「成長戦略・生産性向上」
・「海外展開」
・「GX/DX」
・「人への投資・環境整備」
の各分野で、優れた企業が選定されます。2026年5月29日に、経済産業省本館地下講堂(東京都千代田区霞が関1丁目3番1号)において授賞式が行われました。

当社が評価された点
TNプロダクトは、輸入商社やファブレスメーカーが多数を占めるタイル市場において、釉薬を独自に調合し、自社の窯で焼成する国内で数少ないタイルの一貫製造メーカーです。 この強みを生かし、伝統的な色合いと独自デザインで海外市場を開拓し、同業他社と連携した日本産タイルの輸出拡大と業界活性化を牽引したことが、今回の受賞につながりました。

TNプロダクト株式会社公式HP
https://www.tn-corporation.com/

【報道関係者からのお問い合わせ先】
TNプロダクト株式会社 担当:太田
TEL 0574-62-1311 FAX 0574-62-1357
e-mail ota@tn-corporation.com

尚、株式会社TNコーポレーションは、2026年4月1日付けで販売機能をTNプロダクト株式会社に譲渡し、2社は統合しました。

ホテルのような上質なリビングに。「イン&アウト」

テレビ背面の壁をもっと贅沢な空間に。
「イン&アウト」を取り入れたリビングスタイルをご紹介します。
────────────────────

リビングの主役となるテレビボード背面の壁。
お部屋の印象を左右する大切な場所だからこそ、
 
 ● 壁紙(クロス)だと少し物足りない
 ● 高級感は出したいけど、タイルは毎日の掃除が大変そう
 
といったことはございませんか?

「イン&アウト」なら、「ホテルライクな美しさ」と「清掃性」が両立します。

主張を抑えた大判タイルは、目地が少なく、
空間をより広く、よりモダンに見せてくれるのが魅力です。
さらに、美しさを長く保つための実用的なメリットも備えています。

■ 伸縮モップもスイスイ
凹凸が計算された滑らかな質感なので、
高い場所を伸縮モップで掃除する際も、引っ掛かりがありません。
繊維の絡まりを気にせず、短時間で日々のお手入れが完了。

■ 水拭きでリセットできる強さ
タイルは経年劣化しにくい耐久性が自慢。
なめらかな表面だから、うっかり付いてしまった汚れも
布でサッと水拭きができるため、
何年経っても竣工時のような清潔感をキープできます。

間接照明で、高級感ある落ち着いた雰囲気を演出
※生成AIによるイメージ画像です。

お気に入りの家具や間接照明と組み合わせることで、
夜にはより深みのある表情が楽しめます。

ワンランク上の心地よい暮らしを、
床だけでなく「壁」からも取り入れてみませんか?

600×48mmサイズをアクセントに使うアレンジもおすすめ
※生成AIによるイメージ画像です。

実際の質感や色味は、写真だけでは分かりません。
まずは商品ページからサンプルをご請求いただき、ご確認ください。


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サンプル請求はタイル仕上げ実現の第一歩

住宅(キッチンや洗面台、玄関など)や商空間をタイル仕上げにする際、実際のサンプルを取り寄せて確認するステップがとても重要です。
タイルには「色」「形」「大きさ」「厚み」「質感(手ざわり)」「小口(側面)の色」など、カタログの写真やモニター越しの画像だけでは伝えきれない情報が沢山あります。
やきもののタイルは、経年劣化もほとんど起きない恒久的に使い続けられる建材です。少しでも長く愛用するためにも、施工する前にイメージと実物のギャップを少しでも減らしておくことがとても大切になります。
また「イメージと違った」など、お客様都合による返品をお受けすることができないため、かならず購入の前にはサンプルをご確認ください。

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タイルサンプルの請求方法は下記のページでも詳しくご案内しておりますので、ぜひご参照ください。

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タイルの品質のはなし

タイルパークには、日々お客様からタイルに関するお問い合わせが寄せられます。とくにお施主様の中には、普段馴染みのない「タイル」という建築材料に対して、疑問や不安を持っているお客様が沢山おられるのを感じます。

そこで今回は、内装タイルの品質や検査内容について少しお話しようと思います。
タイルとは一体どういったもので、良品・不良品の判断はどのようになされるのか。それらを軽くでも知ってもらうことで、安心してタイルをご検討いただく助力になれば幸いです。

なお、今回は「タイルパーク」運営会社であるTNプロダクトの製造工場における品質検査について、一般的な「やきもの」のタイルにフォーカスを当ててお話したいと思います。他素材や他社のタイルとは合致しない部分も含まれる可能性がありますので、その点は予めご了承ください。

「やきもの」の特性について

焼成すると小さくなる、それがやきもの
やきもののタイルは、顆粒状の原料(土)を高圧プレスで圧縮して成形する「乾式製法」や、土練機と呼ばれる機械で水分を含んだ粘土を押し出して成形する「湿式製法」で作られます。成形したタイルは乾燥することで水分が減って体積が小さくなり、焼成を経ていよいよ原料中の水分が完全に無くなると、さらにキュッと縮みます。

元々の含水量が少ない乾式製法の方が成形前後の収縮率は小さいですが、いずれにしても縮み方には多少のムラもあり、これがタイル1枚1枚に寸法誤差が生まれるおもな原因となります。

様々な要因で変わる色
やきものは天然の鉱物原料の化学変化によって生みだされる、非常に繊細なものづくりです。以前と全く同じように調合された釉薬を使用しても、気候はもちろん、焼成時の炉内の置き場所によっても熱の巡りや炎の当たり方にムラが生じるなど、様々な条件で色が変化します。

とくに、炎の影響がそのまま表出される「窯変」と呼ばれる表現方法は、同じものが生まれない自然な変化が特徴。やきものでしか実現できない魅力として、 ぜひ「不安定だ」と遠ざけるのではなく、この自然な風合い自体をお楽しみください。

窯変の例

タイルの品質検査について

タイルはどこから見るもの?
手元にサンプルが届くと、ついつい間近で細かいところまで凝視しがちですが、ほとんどの方は実際に施工が完了した後に、至近距離でタイルを眺めることは無いのではないでしょうか。

窯の中でタイルを焼成していると、時々内部で不純物が舞い上がり、タイルの上に付着したまま焼き上がってしまうことがあります。目視可能なものは限度見本をもとに、コンベアを流れる選別作業の中で取り除かれますが、あまりにも小さな汚れは、何万枚という生産数の中から人の目ではねることは困難です。

タイルは本来手に持って扱うものではないため、目視による品質のチェックの際は「施工後の状態」を基準と考えます。TNの工場の場合だと、およそ1メートル離れて目視した際に視認できる汚れを製品不良と判断して取り除き、それ以外のタイルのみを梱包するようにしています。ただし真っ白なタイルは他と比べて汚れが気になりやすいので、白の内装タイルはとくに気を遣う製品です。

抜き取り検査でサイズをチェック
タイルは一度に何千・何万枚を生産し、1注文に対しても何千枚という単位で出荷される製品です。生産後には当然品質検査を実施しますが、さすがに1枚1枚すべてを測定検査することはできないため、生産ロット全数の中から、無作為に抜き取った複数のタイルのサイズを検査する「抜き取り検査」をおこなっています。この品質検査に合格すれば、その生産ロット全体を合格品と判断しています。

検査の基準は「JIS規格」
TNプロダクト株式会社はJIS認定工場のため、検査の際にはJISで定められた品質基準に準拠しています。 (※JISに定められていない特殊なタイルなどは、自社独自の基準を用います)

タイルに限らず多くの工業製品では、設計図と寸分違わないサイズに仕上げるのは結構難しいもの。なかでもタイルは「焼いて縮む」というやきものの性質があるため、製作寸法に対して必ず「許容値」が設けられています。この許容値はサイズなどにより多少異なりますが、内装壁タイルやモザイクタイルなら最大で±2.0mmが許容値とされています。タイルとタイルの間に必ず設ける目地幅には、この許容値の誤差を逃がす役割もあります。

時々起こる「大きなロット誤差」の原因
例えば製作寸法(※標準の寸法)が600mmだった場合、「ロットA」の抜き取り検査の結果が平均602mmなら、これは品質検査の合格品です。次に「ロットB」の抜き取り検査の結果が平均598mmだった場合、これもやはり品質検査は合格ですが、ロットAとは平均して約4mmも寸法誤差が発生しています。

これは目視による色幅の確認でも同様で、限度見本の範囲内に収まっていれば品質上合格品ですが、もしも許容範囲の端と端だった場合、別々のロット品を並べて見ると結構色が違って見えることがあります。

こういった理由から、タイルは基本的に「ロットを跨いで使用しない」が大原則。大きな注文でも小さな注文でも、基本的には同一ロットだけで納め、2ロット以上は(たとえ1ロットでは在庫不足という場合でも)一緒に使用しないのがルールです。

メーカーの手を離れ、最後は施工業者の手にゆだねる
タイルはあくまで建材のため、施工されてはじめて完成する工業製品です。
施工の現場では、大きすぎて綺麗に納まらないタイルをカットしたり、目地幅を微調整して寸法誤差をうまく逃がしたりと、メーカーが対応しきれない品質上の問題を、施工でクリアしていただく場面は相当多いです。現場でフレキシブルに対応できるよう、常に余分を見た発注をしていただくなど、施工業者の方の協力があって、ようやく私たちの製品は完成形となります。

(余分の発注には、特殊な形状のタイルのカットミスへの備えや、割れ物であるが故どうしても起こりうる配送中の破損への備えという意味もあります。製造のみならず販売もおこなう事業者として、タイルの施工をしていただく方には頭が上がりません・・)

タイルの品質について、少しリアルなイメージをお持ちいただくことはできたでしょうか?もちろん品質向上は、作り手がつねに意識すべき永遠の課題。工場でも日進月歩で取り組んでいます。

玄関タイル施工例|内外のつながりを生むタイルの玄関事例

内と外、玄関はつながりを生む空間。

家族やお客様を迎え入れる玄関には、上質で品の良いタイルが似合います。
タイルパークに寄せられた様々な施工例をヒントに、ぜひ理想のタイルを見つけてください。

レギャン ー石材の重厚感とタイルの利便性

和風モダンの住宅玄関にもよく似合う、ライムストーン風のリアルな石材調のタイル「レギャン」。
石材の「重厚感」「高級感」と、タイルの「汚れが落ちやすい」「価格が安い」といった利便性を高次元で両立します。
(写真協力:株式会社弘栄工務店)


レギャン ST66224R-300
詳細・サンプルはこちら >

ランス×クリスタ ー宝石のように輝くアクセントタイル

300角タイル「ランス」の角を落とし、ブルーのアクセントタイル「クリスタ」を埋め込んだ事例です。
技巧を凝らした宝石を思わせる輝くタイルが、家族はもちろんお客様の目も楽しませることでしょう。
(写真協力:ネクスト・イノベーション株式会社)

マスト ―汚れの目立ちにくいダークカラーのタイル

ファッションが足元で決まるように、ダークカラーの床タイルが締まりのある全体像を生み出し、玄関の印象を高めます。
この物件は、タイルパークの元スタッフの自宅。まだ子どもも小さいため、泥だらけの運動靴で帰ってくることもしばしばあり、採用前は清掃頻度などを気にしていましたが、色のおかげか思ったより汚れが目立たず、雨が降るとほとんど流れてしまって気にならないという感想を聞かせてくれました。

ブルー&ホワイト ―ナチュラルテイストの玄関に溶けこむ

グレー×白×木を基調としたナチュラルテイストの玄関に、ブルー&ホワイトの柔らかい濃淡が絶妙にマッチ。温かみのある空間で、家に帰るのが待ち遠しくなりそう。
(写真協力:株式会社弘栄工務店)


ブルー&ホワイト CE33034RG
詳細・サンプルはこちら >

ニューヨーク-ミニヘキサゴン ―モザイクタイルで華やかな玄関に

六角形の小さなモザイクタイル「ニューヨーク-ミニヘキサゴン」を使った玄関。小さなスペースではありますが、黒の花柄を散りばめて賑やかに仕上げ、住人の帰りを楽しく迎えてくれます。
(写真協力:東洋テクニカ株式会社)


ニューヨーク-ミニヘキサゴン NY-ROF-FW1
詳細・サンプルはこちら >

この記事でご紹介した施工例はごく一部です。
この他にもお客様から沢山の施工事例をいただいておりますので、ぜひ下記ページからご覧ください。

サンプル請求はタイル仕上げ実現の第一歩

住宅(キッチンや洗面台、玄関など)や商空間をタイル仕上げにする際、実際のサンプルを取り寄せて確認するステップがとても重要です。
タイルには「色」「形」「大きさ」「厚み」「質感(手ざわり)」「小口(側面)の色」など、カタログの写真やモニター越しの画像だけでは伝えきれない情報が沢山あります。
やきもののタイルは、経年劣化もほとんど起きない恒久的に使い続けられる建材です。少しでも長く愛用するためにも、施工する前にイメージと実物のギャップを少しでも減らしておくことがとても大切になります。
また「イメージと違った」など、お客様都合による返品をお受けすることができないため、かならず購入の前にはサンプルをご確認ください。

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タイルサンプルの請求方法は下記のページでも詳しくご案内しておりますので、ぜひご参照ください。

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