目地幅も含めた「モジュールサイズ」が100x100mmとなるタイル、通称「100角タイル」。
このベーシックなタイルを採用するメリットはたくさんあります。
■見た目がシンプルで周りのインテリアを邪魔しない
■割付けしやすく材料購入の無駄が少ない
■目地のデザインや色で個性を出すこともできる
使い勝手もよく、ささやかな存在感でインテリアの引き立て役となってくれる100角タイルですが、近年はシンプルなデザインのものほど、市場で見られる種類が少ないと感じています。
実はなかなか見つからない「洗練された」100角タイル
皆さんは100角タイルと言われると、どんなものを思い浮かべるでしょうか?
普段あまりタイルに馴染みのない方だと、古いお風呂場などで見かける、こんなペールトーンのタイルが真っ先に思い浮かぶかもしれません。
あるいはこちらのような、世界各国で作られた様々な絵柄入りの輸入タイルにも、100角前後の正方形のものが多いですね。
もちろんこれらのタイルも、それぞれフィットする場面があり、魅力的なタイルです。 ですが、例えばすっきりとしたモダンな内装などでは、やはり洗練されたカラーのシンプルなタイルを使いたいと考えるデザイナー様は多いのではないでしょうか。

※生成AIによるイメージ画像
市場のタイルを見ていると、じつはこういった「シンプルで洗練された」磁器質の100角は、ありふれてるようでいて意外と見つかりにくかったりします。
タイルパークなら100角タイルもラインナップ充実
タイルパークの母体であるTNグループの工場は、現在でも100角タイルを数多く生産しているため、じつは国産の100角磁器質タイルのラインナップが充実しています。
とくに”自社生産”という強みを活かし、品薄時には注文にあわせて生産をおこなうなど、柔軟な供給体制が取れるのは国産工場ならでは。また設計価格も、平米あたり概ね1万円台前半までのものが多く、ある程度の規模のプロジェクトでも提案しやすいラインになっています。
おすすめシリーズ1:組絵
ベーシックなフラット面が充実
2種類のマットカラーを含む、全6色をご用意。シンプルな見た目で、物件を選ばず取り入れやすいため、実は「組絵」はメインビジュアルを担うレリーフよりも、平(フラット面)の方が出荷量が多かったりします。
とくに、通し目地で予めユニット化された「組絵セレクト」は、施工時間が大幅に短縮できると喜ばれます。セレクトの在庫がなくても、バラの在庫があれば工場でユニット化してから納品可能です。
途中にちょっとレリーフを差し込んでみるなど、デザインの展開の幅も秘めています。
✓物件を選ばず取り入れやすい
✓通し目地のユニットとバラ、2種類から選べる
✓レリーフ面との組み合わせでデザインの展開も可能
おすすめシリーズ2:睡蓮-SQ
ピュアな透明感がパウダールームに最適
表面にたっぷりかけられた、瑞々しい釉薬のツヤが特徴の10~40番カラーに、生命感溢れるミックスグリーンが印象深い50番カラー。清潔感溢れる見た目は、商業施設などのパウダールームにおすすめです。
また2色以上をミックスしたり、目地デザインを変えてみることで、壁面にニュアンスを生み出すことも可能です。
✓清潔感抜群でパウダールームにおすすめ
✓生命感を感じるミックスグリーンもラインナップ
✓ミックス貼りで壁面にニュアンスを生み出せる
おすすめシリーズ3:ホワイトシリーズ
手頃な価格で使いやすいシリーズ
100角だけでなく、25角や50二丁のモザイクタイルなども取りそろえる「白1色」のシンプルシリーズ。手頃な価格で気軽に使っていただくことができます。またホワイトシリーズにのみ、クラフト感のある表面の凹凸が特徴的な「ディンプル面」をご用意しています。
✓設計価格10,000円の手頃さ
✓周辺形状のバリエーションが豊富
✓クラフト感のある「ディンプル面」がある
「ホワイトシリーズ」の100角一覧>>
「ホワイトシリーズ」の一覧>>
スジ面や石調、残り僅かの限定在庫まで。タイルパークの100角ラインナップ。
100角タイル一覧へ>>
「ヘリテイジ」でカスタムメイド
色と形状を組合わせてタイルを注文できるサービス「ヘリテイジ」でも、100角サイズがお選びいただけます。発色が美しい貫入釉をはじめ、定番品にはまだまだ少ないマットカラーも選択可能。ただし完全受注生産のため在庫は一切ございません。ご検討の際は納期に十分ご注意ください!

100角での納品事例(小林タイル様)
✓豊富な色から選べる!
✓通常商品には少ないマットカラーも選べる!
「ヘリテイジ」特集ページへ>>
「ヘリテイジ」のサービスガイドブックへ>>
※サービスガイドブックは冊子でもご用意しております。お気軽にご依頼ください。
とことんこだわる方には、「特注」という選択肢も

TNコーポレーションでは2025年より、「THE ONE TILE」という名称で特注タイルの製作受注もおこなっております。内製の釉薬開発技術をフルに生かし、デザイナーの皆様の想いをかたちにする新サービスとなります。
詳細は弊社コーポレートサイトをご確認ください。
TNの工場には、釉薬の開発部門「GLAZE LAB」で作られた数多くの試作カラーがあります。 今後さらに100角タイルのラインナップを増やすならどのあたりかなぁと、時々試作品のカラーを当てはめてみたりしながら妄想したりします。

こんな色の100角タイルがあったら、使ってみたいと思う方はおられるでしょうか。ぜひご意見お聞かせください!
この記事の執筆者:金谷(タイルパークスタッフ)
タイルパークの商品情報管理やWEBサイト更新を担当。学生時代に学んだ陶芸の知識を活かし、タイル商品の魅力を発信。
■おすすめサービス■











