カテゴリー別アーカイブ: タイルあれこれ

「Material Caravan Tokyo」出展のお知らせ

Material Caravan Tokyo 告知バナー

このたび、 12月4日(木)・5日(金)に東京 青山で開催されますMaterial Bank 主催イベント「Material Caravan Tokyo」に、TNコーポレーションもマテリアル展示で参加させていただくこととなりました。

『Material Caravan Tokyo -最新マテリアル展示とトークで、“考える時間”を取り戻す-』
本イベントは、“考える時間を取り戻す”をテーマに、25ブランドによる最新マテリアル展示と、第一線で活躍するデザイナー6名によるトークセッションを2日間にわたり実施いたします。
素材や空間デザインについて思考を深める機会として、ぜひご参加ください。参加費は無料です。

■ 開催概要
日時:2025年12月4日(木)〜5日(金)13:00〜19:30
会場:THE MUSEUM | ソーシャルインテリア
参加費:無料(peatixより事前登録制)
https://materialcaravan-tokyo25-3.peatix.com/

■ 登壇者
乃村工藝社 大西 亮 氏
I IN inc. 照井 洋平 氏
三井デザインテック 大塚 恭介 氏
三菱地所設計 藤 貴彰 氏
日建設計 伊藤 達則 氏 / 伊藤 愛 氏

■展示参加メーカー
朝日ウッドテック / イビケン / JAB by ナショナルインテリア / スミノエインテリアプロダクツ / スピバージャパン / TNコーポレーション / Demold / 中川ケミカル / 日本ペイント / NUNOUS / 箔一 / parador / bandoxaldecor / VIRO / FABBRICA YOSHIMOTO / フィスバ / Porcelanosa / 松下産業 / Manifattura di Domodossola / MIYAKICHI / 村松建材 / 矢橋大理石 / JUNG / LIMELIGHT / LUMIERED/ルミエルド

Material Caravan Tokyo チラシ
イベントチラシ

ジャパンホームショー&ビルディングショーのお知らせ

11月19日から東京ビッグサイトで開催される「ジャパンホームショー&ビルディングショー」に、「全国タイル工業組合」から参加をいたします。
ぜひ皆様のお越しをお待ちしております。

【開催概要】
Japan Home Show & Building Show(ジャパンホームショー & ビルディングショー)
会期: 2025年11月19日(水)~21日(金) 10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト(有明・東京国際展示場)西展示棟
展示規模:約600社/1,200ブース(JAPANTEX、アジア・ファニシング・フェアを含む)
入場登録料:無料(事前登録制
全国タイル工業組合 ブース番号:1-A26

全国タイル工業組合のブースでは、所属する各企業が自社製品のタイルパネルを持ち寄っての合同展示をおこないます。

TNコーポレーションからは、今年からとくに力を入れている「特注タイル」についてお伝えする展示をおこなう予定です。
19~20日はスタッフがブースにおりますので、特注タイルに興味がございましたら、ぜひ会場にてお声掛けくださいませ。

特注カラーの調合の様子

また、会場ではリフォーム産業フェアでも大好評だった住宅向けタイルカタログのほか、新たに制作した特別冊子「DESIGNING WITH TILES」もお持ち帰りいただけます。
(※どちらも会場配布数には限りがございます)

「DESIGNING WITH TILES」では、色によるタイル選定の縛りが生じやすい店舗デザインの現場にむけて、カラーカテゴリ―ごとにおススメのタイルをラインナップしております。もちろん住宅インテリアの参考にも使えますので、ぜひ会場でお持ち帰りください。

なお、住宅向けタイルカタログは現在無料発送キャンペーンもおこなっておりますので、会場にお越しになれない方はぜひご応募くださいませ。

秋を感じるカラーのタイル – 空間に“深み”をもたらす3つの色調

永遠かと思われた猛烈な夏の暑さを脱し、朝晩の空気が冷たくなって、街の色が夏の鮮やかさから落ち着いたトーンに移り変わってきました。
TNコーポレーションのある岐阜県可児市も、ようやく秋めいた景色となりました。

内装の設計やディスプレイにも、“秋の空気感”を取り入れたくなるタイミングではないでしょうか。 今回はタイルメーカーの視点から、空間に「秋の深み」をもたらす3つのカラーカテゴリーをご紹介します。

テラコッタ・煉瓦色 ― 暖かなか焼き色がもたらす「安心感」

素焼レンガの写真

ヨーロッパの古い街並みや、暖炉のある山小屋のように、テラコッタ(素焼き)の土や煉瓦の色には、不思議と人の心を落ち着かせる力があります。
赤といっても、鮮やかな原色ではなく「土に近い赤」だからこそ、空間の中で主張しすぎず、むしろ背景として馴染むのが特徴です。

また単体で見ると強そうに見える色味でも、木材やアイアン、グリーン(植栽)との相性が良く、ナチュラル・クラシック・インダストリアルなど幅広いテイストに対応できる“万能な暖色”といえるでしょう。

シャトー

シャトー
ハンドクラフト風の素材感が光る、スペイン産の内装用磁器タイルです。2種類の形状がございますので、組み合わせての使用もおすすめです。
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コテージ

コテージ
シャトー同様、スペインで生産されたテラコッタ風の六角形タイルです。素材の風合いを再現し、室内を優しい雰囲気に仕上げます。
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ロマーナ

ロマーナ
柔らかい印象のテラコッタ調床タイル。自然な色むら、色幅があり、ナチュラルな雰囲気を作ります。さらりとした面状(ラフ面)と滑り止め加工の面状(グリップ面)の2種類がございます。
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上海レンガ

上海レンガ
中国の古民家を解体した時に出る古レンガを輸入し、カット。実際に装飾材として長い時間を経てきた古レンガならではの魅力が詰まっています。
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深緑・モスグリーン ― 秋の森のような静けさを空間に

苔の写真

「秋=暖色系」と考えがちですが、この季節になると少し落ち着いたモスグリーンやオリーブなど、深みのある緑色が存在感を増してきます。

和モダンのエントランスや、物販店のディスプレイ壁面、あるいはキッチンのバックボードなどで、自然素材や間接照明と組み合わせると、一気に“静かな秋”の空気が生まれます。

伝統釉

伝統釉
日本古来の伝統釉薬を使った内装タイルシリーズです。写真は、美しい深緑色の発色と自然な風合いが特徴のDY-1(織部)。レトロモダンな空間演出を決定づけます。
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スーベニア

スーベニア
レトロなカラーのボーダータイル。タイルの表面に凹みのカーブがつけられており、釉薬が流れ込むことで濃淡の差が生まれ、土と釉薬の一体感を感じられます。
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北野

北野
落ち着きの中に雅な色合いが映えるボーダーシリーズです。湿式製法で作られており、やきものらしい土と釉薬の風合いが魅力的。
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柊


ゆったりとした240x90mmサイズの内装タイルです。写真のグリーン(PST-7)は複数カラーをミックスしているため、まるで水彩画のように豊かな色幅を表現します。
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ブラウン・テクスチャ ― 自然のぬくもりでリラックスをもたらす

木の写真

秋の訪れとともに、木々は穏やかな色に染まり、空間にほっとする雰囲気をもたらします。木目調のタイルやブラウン系カラーのタイルは、まさにその“ぬくもり”を室内に取り入れるのに最適な素材です。

ヴィンテージ感のあるオーク調タイルで、カフェやラウンジのようなリラックス空間を演出したり、落ち着きがありながらも重くなりすぎないグレイッシュブラウンで、オフィスやショップに洗練された印象をもたらすことも。
焼き物ならではの質感を活かすことで、木材のあたたかさを感じつつも、よりメンテナンス性に優れた床材や壁材として使用できます。

イン&アウト ハードウッド

イン&アウト ハードウッド
手ざわりの滑らかさと、屋外にも十分対応可能な耐滑り性を備える木目調タイル。一つのタイルで室内のデザインを屋外空間まで拡張でき、テラスやアウトドアリビングで調和のとれたデザインを追求できます。
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デルフロア

デルフロア
L字型のインテリアタイル。色と組み方のパターン次第で様々なデザインを作ることが可能です。写真の「D-ELLE-Wood」はシリーズで唯一木目の柄がプリントされ、他のカラーとは異なる雰囲気に。
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金木犀

金木犀
表面に施された麻の模様と、変化に富んだ釉薬表現が織りなす、温かみあふれる風合いが特徴。ブラウン(6番カラー)は落ち着きがあっても暗くならず、優しい空間に。
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コーン

コーン
118×90mmサイズの、エレガントな内装タイル。ブラウンの4番色は、釉薬の結晶による豊かな表情が魅力的です。レンガ貼りユニットのため施工もしやすく、インテリアに付加的価値を与えます。
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タイルは色と質感によって、空間の「温度」や「時間の流れ」まで変えてしまう素材です。 今回ご紹介したカラーのサンプルもご用意できますので、もし気になる色味があればWEBサイトでお気軽に無償サンプルをご注文ください。

タイルサンプルのご依頼について▼


この記事の執筆者:金谷(タイルパークスタッフ)
タイルパークの商品情報管理やWEBサイト更新を担当。学生時代に学んだ陶芸の知識を活かし、タイル商品の魅力を発信。


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釉薬の色の裏の話…その2 「タイルの美しい結晶は、釉薬技術の結晶」

タイルを選ぶとき、まずは「色」、で探すという方が多いと思います。

「タイルの色」=「釉薬(ゆうやく)」
日々タイルをつくっているなかでおきていること、色の開発の舞台裏を、何回かにわたってご紹介しています。

今回は、キラキラとした「結晶」の話。
前回は遠くからでもパッと目につく綺麗な「サーモンピンク」色の話題でしたが、結晶は、言われなければ気付かないようなとても細かなもの…。

前回の記事はこちらから >>>「サーモンピンクとバクテリア」

釉薬の結晶が出たタイル
釉薬の結晶が出たタイル
キラキラした結晶だが、角度によってはあまり見えない奥ゆかしさも…

結晶といえば、思いつくのは雪…ですが、焼き物であるタイルにも、近づいてよく見てみると、とても魅力的な結晶がみえるものがあります。
この結晶を綺麗に出すのは、とても難しいのだとか…


カタログ制作時や、Webサイトの商品の紹介文を書くときに、
「釉薬の結晶による色むらがあります」
「釉薬の結晶による模様がランダムに入ります」

というような説明を入れることがあります。

結晶は、焼き物タイルの特徴の一つであり、そのタイルの魅力としてピックアップするワードです。

先日、釉薬の調合室を訪ねると、メタリックな金色や、ブロンズにところどころ青サビが出たようなエイジング感がある色のタイルが何枚も並んでいました。

ブロンズ色のタイルの試作
結晶を出すには、マンガンや亜鉛といった金属を使ったりするのだとか

これは、「神楽」=かぐら、という荘厳な響きの名前のタイルです。
在庫が少なくなり、追加生産にあたり釉薬の再調整をしている最中でした。

この「神楽」には3つの面状があるのですが、表面に少しだけ窪んだカーブのついた「KOMI-1」(以下:小径面)、これがとくに難しいようで…。

ブロンズ色のタイルの試作
色むらの違いが強く出てしまった試作。下は神楽のスジ面(BYB-1)

結晶の出方に、すごくムラがあります。
出方、と一口に言っても、
結晶の大きさ、出る密集度、出る範囲、出る方向
いろいろあります。それが表にくっきりと出てしまう、つるんとした表面の小径面。

これは試作なので、実際とは違う小さなタイルで仕上がり具合をみたものですが、1枚1枚キラキラ具合が違ってどれも魅力的。でも「神楽」という商品として求めているのは、下の写真のようなこんな色むらのもの。

神楽の小径面の色むらの方向

サーっと流れるような色むら。これを出すためには、釉薬の調合段階での細かな調整はもちろん、釉薬の量や吹き付ける方向、焼成時の温度管理や、窯内での台車のどの位置にのるか、トンネル窯を進んでいくときのタイルが並ぶ向きまでもが関係してくるのだとか。

トンネル窯内でのタイルの向き

まさか、タイルを置く向きまでもが、焼き上がりに影響しているとは…。まさに目からウロコ。

また、きれいな結晶を出すには、急激に冷やしてはダメ、とのこと。
工場の釉薬技術者に尋ねると、「徐冷」(業界での専門用語らしい)と呼ばれる温度帯があるそうで。高温での焼成後、時間をかけてゆっくりと温度を下げていく冷却方法で、この徐冷によって結晶の成長を促し、色や形、光沢といった表情豊かな 「釉調(ゆうちょう)」 を生み出すことができるということでした。

神楽のイメージ
3種類の「神楽」をミックス貼り

「トンネル窯」でじっくりと時間をかけて生み出される釉薬の結晶は、たくさんの知恵と釉薬技術が詰まった、努力の結晶なのですね。


結晶、結晶と言っていますが、いわゆる「結晶釉」を用いたものと、そうでないものがあるようです。わたしも、この記事を書くまで実はよくわかっていませんでした(お恥ずかしい限り…)。その辺の話は、また別の機会に触れたいと思います。

結晶のアップ
キラキラとした結晶がみえる「ぺルラ-リーフ」(RSM-3)

サンプル棚から、「結晶釉」を使ったタイルで、その結晶がすごく綺麗にでているものを持ってきました。
離れて正面からみただけですと、なかなかわかりにくいですが、近寄って光にあててみると、綺麗な虹色で、星のような形をした模様が見られるものもあります 。

こちらは10種の形状がある「ぺルラ」というシリーズで、3番色は、一見グレーっぽいのですが、このような結晶がみられます。(上の3つの写真の真ん中、六角形のタイルは「ぺルラ-クレスト」の3番色
実際に壁に張ると、結晶がみえるわけではないのですが、照明や、角度で見え方がすごく変化するので、とてもおもしろいですよ。

ぺルラ-テントの施工例
「ぺルラ-テント」の3番色TE-3と、アクセントにTE-4 (施工例「グラン姫路」詳細はこちら

照明効果で独特の表情を魅せてくれるので、店舗の壁面には、特におすすめです。ディスプレイ什器の装飾なんかにも。
サンプルを見て気に入ってくださり、住宅のキッチンに使っていただいた事例もあります。ホテルライクな洗面に、大胆に配置するのもいいですね。


後日、焼き上がって検査場にきていた「神楽」を見てきました。

ここでは商品として出荷される直前の、ユニット化された状態で縦・横寸法を測って検品中。もちろん色も確認。
色むらの大きなタイルは、特にチェックが難しい。
釉薬技術の結晶が、やっと出荷を迎えます。

トンネル窯の中で冷めていく過程でできる結晶。とてもコントロールの難しい、手のかかる製品。
ですが、上手く焼きあがるとすごく綺麗。
普段は見ることのできない製作背景に思いを馳せながら、結晶のみえるタイルを、 ぜひ近くで、ご覧になってみてください。


この記事の執筆者:吉田(タイルパークスタッフ)
カタログやコンテンツ記事などの各種広報物作成を担当。出版・制作会社を経て、転居を機にタイル業界へ。タイルの魅力を模索中。


■関連商品のご紹介■

柊

柊(ひいらぎ)
ゆったりとした240×90mmサイズの内装タイル。
こだわりの白い土に繊細な淡い色、品のあるデザイン。
3番色は正面からだとグレーっぽいですが、いろんな角度から見ていただくとキラッとした結晶がわかりますよ!

→「柊」(PST-3)を見る

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住宅向けタイルカタログ プレゼントのご案内

住宅向けタイルカタログプレゼント

タイルで、魅力ある住まいづくりを

新築からリフォーム・リノベーションまで、住宅の内装仕上げにおススメのタイルをご提案する特別冊子をプレゼントしています。郵送をご希望の方は下記のボタンからお気軽にご依頼ください。

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<冊子について>
A4サイズ 全52ページ

<掲載内容>
・タイルを使った施工事例

・場所別おすすめタイル(キッチン、洗面台、床)

・タイル選びの豆知識

・サービス案内 ほか

<お申込みに関する注意事項>
・ご依頼から発送完了までに最大2週間程度お時間を頂戴しております。
・住所不備や表札違いによる持ち戻りが増えております。フォーム送信前に必ずご確認ください。
・掲載されている情報は2025年8月時点の内容です。最新状況はWEBサイトをご確認ください。
・お申込み受付は予告なく終了する場合がございます。

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リフォーム産業フェアを終えて

9月17日・18日の2日間、住宅市場の中でもとくにリフォームやリノベーション業界に向けた大規模展示会「リフォーム産業フェア」に、初めて単独ブースで出展いたしました。

リフォーム産業フェア タイルパークブースの様子
ブース全景

リフォーム市場向けということもあって、多くの講師陣を招いてのリフォームセミナーや、多種多様な住宅設備が多く立ち並ぶ中、「タイルだけ」での出展は珍しく、正直なところ、どのような反応をいただけるのか少し不安もありました。しかしふたを開けてみると、角地という好立地も手助けして多くの方が足を止めてくださり、本当にたくさんの方に商品をご案内することができました。ブースへお立ち寄りいただいた皆様へ、この場を借りて改めて感謝申し上げます。

会場で感じた“タイルへの関心”

展示会場は、情報収集に熱心なプロフェッショナルから、住まいの改装を考える一般ユーザーまで、幅広い方々でにぎわっていました。タイル単独でのブースは珍しかったこともあり、多くの来場者が「ちょっと見てみよう」と気軽に立ち寄ってくださったようです。

リフォーム産業フェア 展示台の様子
思わずひと撫でしていく方が多かったツヤツヤのタイルたち
リフォーム産業フェア 施工例紹介パネル
貼った様子がイメージしやすいよう、施工事例も一部紹介

「商材の一つ」としてではなく、「気になる」「いつか使ってみたい」といった個人的な視点からタイルを見てくださる方が多く、その熱量の高さに私たち自身が驚かされました。

「かわいい!」「タイルっていいですよね」。こんな純粋な感想(つぶやき?)の声を沢山お聞きすることができ、未来のどこかで、タイルを使っていただけるかもしれない――そんな期待がふくらむ出展となりました。

展示のこだわりと、寄せられたリアルな質問

今回の展示では、タイルを「見せる」だけでなく「触れて感じてもらう」ことを重視しました。
タイルの色ごとに3つのゾーンを分け、手前にはサイズ違いのサンプルを並べ、奥の展示台には施工イメージとあわせて、マグネットを使ってタイルを壁に貼り付けるなど立体的に展示。来場者が自然と近づき、手に取りたくなる空間を目指しました。

リフォーム産業フェア ブース内の様子
遠くからも目立つよう、高さのあるブースづくりを意識
リフォーム産業フェア マグネット式什器
奥の壁のマグネット展示。スタッフの目を盗んで、コッソリ並べ替えていくお客様もおられました(笑)

Neutrals(ニュートラルカラー)

ジャンルによって多少定義は異なりますが、「何色」とも言い難い中間的な色みが特徴の「ニュートラルカラー」は、最近の「ジャパンディスタイル」や「韓国風インテリア」など、住宅インテリアのトレンドにピッタリの色合い。自然で穏やかなインテリアにしっくりと馴染む人気のカラーです。

リフォーム産業フェア ニュートラルカラーのタイルを集めた展示

Greens&Blues(緑&青系カラー)

映える色、映える個性」というキャッチとともにご紹介した、グリーンやブルーのタイルたち。空間のちょっとしたアクセントにするなど、住む人の個性を感じるインテリアの味つけに。また青~緑系は、タイルパークを運営するTNコーポレーションのタイル工場が得意とする釉薬のカラー。ブースの真ん中で存分に存在感を発揮してもらいました。

リフォーム産業フェア グリーンとブルーのタイルを集めた展示

Monotones(モノトーンカラー)

シンプルで飽きのこないトラディショナルなタイル、それはズバリ「白と黒」!とくに最近、お店の内装などでマットな質感や白と黒を組み合わせた事例をよく見かけるようになり、モダンインテリアの参考として住宅でも取り入れたいと考える方が増えてきました。アイコニックながら仕上がりが想像しやすい事から「ちょっと冒険」したくなるタイルでもあります。

リフォーム産業フェア 白と黒のタイルを集めた展示

さて、ブースで接客をしていると様々な質問も頂戴しますが、実際に多くいただいた質問はとてもリアルなもの。

「これくらい貼ると、だいたいいくらになるの?」

「最近はどのタイルが売れているの?」

といったものが中心でした。ズバリ本質ですよね。
長期プロジェクトを手がけるデザイナーも多い「建築建材展」などの来場者層とはまた違い、“すぐに役立つ情報”を求めている方が多く、その真剣な眼差しに私たちも背筋が伸びる思いでした。

★ちなみにタイルパークでは施工を承っていないため、あくまでタイル代だけの参考価格となりますが・・・

洗面台のイラスト

仮にこのような洗面台があって、鏡の下のスペースがW1200mm×H450mmと仮定した場合、面積がおよそ0.54平米。もしこのタイルが「ニューヨーク-ヘキサゴン」のNY-ROF501だったら、タイル代は8シート分で6,400円程度(+税・送料)(※)といったところでしょうか。(プロ会員の方は業者向けの価格設定がございます)

商品詳細ページでは、「面積」を入力するだけで最低必要数を自動計算してくれる機能がありますので、色んな商品で概算見積を確認したい時にぜひご活用ください!
(※施工ロスを含めない数量です。実際に注文する際は予備の枚数を必ずご検討ください)

商品ページの機能

ちなみに、多くの商品では洗面台を想定した寸法の標準割付図も配布しています。気になる商品はぜひ一度ダウンロードしてみてくださいね。
CADデータ提供サービスの詳細はこちらopen_in_new

大好評「住宅向けタイルカタログ」プレゼント

今回、会場でいくつかの冊子を配布いたしましたが、とくにこちらの表紙の「住宅向けタイルカタログ」は大好評でした。

住宅向けタイルカタログ

施工写真やタイルに関する豆知識を盛り込み、プロにも一般の方にも楽しんでいただける内容に仕上げたこの冊子。テイクフリーで置いていたところ、2日分の予定で用意していた部数がなんと初日に配布終了。大急ぎで追加を手配するという嬉しいハプニングもありました。

住宅向けタイルカタログ 住宅向けタイルカタログ

会場での反響を受け、この冊子をより多くの方に届けたいと考え、ホームぺージでも希望者への無料プレゼントを実施することになりました!
施工事例やタイル選びのヒントが詰まった一冊ですので、リフォームを検討中の方はもちろん、タイルにちょっと興味がある方にも楽しんでいただける内容です。

タイルで、魅力ある住まいづくりを
 ーリノベーション・新築住宅 どちらにも使える提案カタログ

住宅向けタイルカタログ表紙

資料の送付をご希望の方は、フォームよりお申込みください。

資料請求フォームへ

展示会でいただいた声を励みに、これからもタイルの魅力を伝える活動を続けてまいります。


この記事の執筆者:金谷(タイルパークスタッフ)
タイルパークの商品情報管理やWEBサイト更新を担当。学生時代に学んだ陶芸の知識を活かし、タイル商品の魅力を発信。


■関連商品のご紹介■

ニューヨーク-ミニヘキサゴン
愛らしいサイズのヘキサゴンモザイクタイル。マットな白と黒を組み合わせて、自由にデザインを楽しむことも。
★在庫が再入荷いたしました★

→商品を見る


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室内から屋外まで。つながる床タイル「イン&アウト」シリーズ

「イン&アウト」シリーズ

サラサラなのに、しっかり止まる。なめらかさと安全性を最新技術で両立。

さらりとした手触りと、屋外でも使用できる歩行安全性(C.S.R値*1)という、これまでは相反すると思われてきたこの二つの特徴を併せ持つタイル「イン&アウト」シリーズ。一つのタイルで室内のデザインを屋外空間まで拡張でき、テラスやアウトドアリビングで調和のとれたデザインを追求。内装タイルに匹敵するなめらかさは清掃性にも優れ、定期的にモップがけをおこないたい飲食店や施設のフロアにも最適です。

ラインナップ

イン&アウト

イン&アウト

あらゆる場所にすっと馴染むコンクリート調デザイン。5色3形状、壁面の装飾にも。

●C.S.R値: 0.48
●サイズ: 600角、600×300角、600×50角(壁面専用)
●参考価格: 6,520円/m2

詳細・サンプルはこちらopen_in_new

イン&アウト マーズ

イン&アウト マーズ

石調の模様がリッチな空間を演出。高級住宅や店舗内装に。4色3形状。

●C.S.R値: 0.47
●サイズ: 1200×600角、600角、600×300角
●参考価格: 6,520円/m2

詳細・サンプルはこちらopen_in_new

イン&アウト ハードウッド

イン&アウト ハードウッド

ナチュラルインテリアに仕上げる木目調。温かみと耐久性を両立。4色1形状。

●C.S.R値: 0.47
●サイズ: 1200×200角
●参考価格: 7,630円/m2

詳細・サンプルはこちらopen_in_new

室内から屋外まで。汎用性の高さが選びやすい

素足やスリッパで歩行する「室内」、玄関やテラスといった「土足で歩行する屋内や半屋外」、雨がかかる可能性の高い「屋外」は、従来それぞれの場所に適したタイルを使い分けることが一般的でした。

靴履き・素足

イン&アウトシリーズは、内装タイルのようななめらかな手触りと、屋外でも使用可能なC.S.R値の両立が特徴。とくに水濡れに対する耐滑り性は高く、雨に濡れる屋外でも安心してご使用いただけます*2

水滑りの比較動画

乾いた状態と水に濡れた状態での滑り具合を、
従来のマット仕上げのタイルと比較した実験動画です。

また床と同じデザインのタイルを、そのまま壁に施工することも可能。これまでのような場所ごとの使い分けを必要とせず、室内から屋外まで同じタイルでデザインを統一することができる汎用性の高さを有します。

土足の場所もお手入れラクラク、抜群の清掃性

飲食店や食品を扱うお店の入り口やテラス席では、清潔を維持するためにモップがけをおこないたいことがあるかと思います。

モップがけ

お客様の安全も考慮すれば、こうした屋内外の繋がりのある場所には、できるだけ滑りにくいタイルを選びたいところです。しかし、従来の耐滑り性の高いタイルは、主に表面に凹凸をつけることで滑りにくさを維持してきたため、雑巾やモップの繊維が引っ掛かり、すぐに摩耗してしまうというデメリットがありました。

イン&アウトは内装タイルのようになめらかな表面を持つため、水拭きやモップによる掃除がしやすいことも大きなメリット。また「水濡れ時の滑り抵抗値が高い」という特徴も持つため、掃除直後や雨降りの日なども水すべりしにくいという強みを持ちます。

なめらかな表面

従業員や住人にとって、メンテナンスのストレスはできるだけ避けたいもの。サラサラとした手触りのイン&アウトなら、日々の清掃をおこなう使用者に優しく、美しい見た目も長持ちさせることができます。

研磨技術の進化が生んだ最適なバランス

イン&アウトは最新の研磨技術により、屋外使用ができる耐滑り性と、内装タイルのような均質な表面、両方の特性を残した最適なバランスの表面加工がされています。

表面加工の比較図

従来品ですと凹凸やムラの激しかった表面を可能な限り均質に均し、つい触ってしまいたくなるようなすべすべとした仕上りにしつつも、最低限の滑り止め効果は維持される絶妙な表面加工。デザイン性と安全性、どちらも大事にしたい場合におすすめです*2

居室、テラス、アウトドアリビング。拡がる使用イメージ

使用イメージ1

広々としたリビングから外のテラスにかけて、同じタイルを使用したイメージ。
左奥に見えるボーダーの壁面には600×50角を使用。
(「イン&アウト」 YZI6S37-600YZI6S37-648YZI6S34-648

使用イメージ2

内装タイルのようにすべすべの面状のため、スリッパや靴下で歩行する居室や廊下でも使用OK。
床暖房*3にも対応しており使用の幅は広い。
(「イン&アウト」 YZI6S36-600

使用イメージ3

戸建住宅でよく見られるテラス空間など、靴履きとスリッパ両方での歩行の可能性がある場所も安心。
石調のタイルならクラシカルなデザインが叶います。
(「イン&アウト マーズ」 M6142-600

使用イメージ3-2

アーバンな雰囲気の住宅にも馴染む、高級なデザイン。屋外のスペースまでシームレスに繋がっています。
(「イン&アウト マーズ」 M6141-600

使用イメージ4

床とおなじタイルを壁面にも使用し、空間全体のデザインを統一。
(「イン&アウト マーズ」 M6142-600M6142-630

使用イメージ5

飲食店は飲みこぼし・食べこぼしが床に落ちることもあるためモップがけはマスト。
日常的な拭き掃除でいつでも清潔な店内に。
(「イン&アウト ハードウッド」 W122022

使用イメージ6

素足で開放的に過ごしたい場所にも。
(※水濡れした状態で素足で歩行すると、靴履きの時よりも若干滑り易くなります)
(「イン&アウト ハードウッド」 W122027

「イン&アウト」シリーズをご採用いただいた皆様へ

私どもの販売する「イン&アウト」シリーズをご採用いただきありがとうございます。
タイルパークでは、これからタイルを購入する方への参考情報として、タイル工事が完了後の施工写真の募集と紹介をおこなっております。実際に「イン&アウト」シリーズを使っていただいた感想といっしょに是非お写真をお送りください。

施工例大募集

(*1) C.S.R値…JISに定められた滑り性試験によって測定される滑り抵抗係数です。タイルパークでは屋外床での使用適正の目安を0.46以上としています。

(*2) 水濡れ以外の表面条件(泥、油、石鹸の付着など)や傾斜の場所では耐滑り性が下がる可能性がございます。また浴室の床はぬめりや目詰まりなどが原因で滑る恐れがあるため使用をお控えください。

(*3)東邦ガスの温水式床暖房仕上げ材として推奨を受けています。
https://www.tohogas.co.jp/living/yukazai/new_07.html


最終更新日:2024年7月2日

ピキピキが特徴です。

東奔西走~タイル旅 vol.18

タイルパークの(株)TNコーポレーション、デザイン室の渡辺です。
タイルが使用された建物をいろいろ巡る企画、
「東奔西走~タイル旅」です。
建築に関わる方の何らかの参考になれば幸いです。

今回は地元でいつも大変お世話になっている
工務店さんの物件を訪問させていただきました。

このタイル、シリーズ名「エルサ」
1つめの特徴は
北欧風のレリーフ状の模様です。
フラットに近い面状に加え、
3種類の模様があります。
組み合わせは自由ですので、
今回のようなランダムな感じでのMIXも有りですし
全体的にはフラットなタイプを使用して
模様入りのタイプをアクセントとして
ライン状に入れる等も有りかと思います。

2つめの特徴は
「貫入」と呼ばれる、
タイル表面の釉薬層に
ピキピキっとひび割れたような
繊細な表情があることです。

タイルが焼きあがるさいに、原料が収縮するのですが
ベースとなっている土の部分と
表面のガラス質の釉薬部分での
収縮率の違いから
このような「貫入」が現れます。
工場で焼きあがったばかりのタイルのところに行くと
「ピキン、ピキン・・・」
と音が工場に響きます。
けっこう可愛い音色です。

ところで・・
なぜ、このタイルは「エルサ」という名前なのか・・
実は命名者は私なのです・・
新商品が生まれると社内で名前を検討するわけですが、
タイルを見ている内に
なんだか「氷」のようだな・・
と思いまして当時子供にせがまれて
アナ雪を2度も鑑賞に行ったところでしたので、
氷のイメージから「エルサ」と付けてしまいました・・
ねずみのキャラクターの会社からは
訴えは来ていません。
(ちょっとだけ心配・・)

そういえば先日、その
ねずみのキャラクターのショップにも
タイルを使用していただきました・・
特注で色を調整して作ったタイルでした。

最近、特注タイルのご対応を始めました。
※特注タイルのご相談はこちらから・・
「お問合せ」フォーム

タイルのご採用と撮影に
ご協力いただいた工務店さんに
心から感謝いたします。

写真協力:株式会社大幸住宅 可児工房


この記事の執筆者:渡辺(タイルパークスタッフ)
タイルパークでお客様からの問合せ対応やコンテンツ作成を担当 。妻、娘、ペットのインコと仲良く暮らす50代。綺麗なものと動物が好き。


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大胆なレリーフを施し、釉薬のピンとした緊張感と手作りの温かさを同時に感じるタイル。同色の複数面状の組み合わせで様々なデザインを楽しむことが出来ます。
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釉薬の色の裏の話…その1 「サーモンピンクとバクテリア」

工場の様子を紹介したブログ「タイルづくりの現場から」では、10回にわたり、タイル製造工場の様々な場面を写真や動画でお伝えしてきました。

その中で、スプレーで釉薬を吹き付ける「施釉」工程や、手作業での絵付けの様子などもご紹介しましたが、今回は「釉薬(ゆうやく)」=「タイルの色」にスポットをあててみたいと思います。
もう少し踏み込んだ、色の開発の裏側部分を、何回かにわたってご紹介していきたいと思います。

工場紹介ブログの一覧はこちらからご覧いただけます
「タイルづくりの現場から」
「施釉編」… https://tile-park.com/blog/detail/27860
「施釉【番外編】手で描く」… https://tile-park.com/blog/detail/29155

釉薬試作室
並んだ釉薬原料

わたしたちの工場には、「釉薬の開発」=「タイルの色」をつくる熟練の技術者がいます。また工場だけでなく、タイルパークの企画・デザイン室にも、陶芸の知識、技術をもったスタッフがいます。

少し前に、この「釉薬」の基本的な原料や調合の話、釉薬づくりの舞台裏をわかりやすくまとめたブログ、「釉薬とその原料・道具のはなし」は、その陶芸を学んできたスタッフが書いたもの。
焼き物に関する知識のない私にも、とてもわかりやすく、興味をもって読み進めることができました。先に読んでいただきたい内容になっていますので、ぜひご覧いただけたらと思います。
ブログ記事はこちら >>> 「釉薬とその原料・道具のはなし」

カラー試作タイル
何枚もテストを繰り返したカラー試作

プリントしたタイルとは違い、釉薬を施して(施釉といいます)窯で焼いた、焼き物タイルの色は、焼く前と後では全く違う色をしています。
焼く前は、白っぽいものや茶色っぽいものがほとんどで、とても地味。

施釉の流れ
試作では何パターンも調合し、水と合わせ撹拌、手で施釉
焼成前のタイルは地味
地味な色の、窯に入る前の順番待ちのタイルの列

9月のイタリアでの展示会「CERSAIE」に向け、オレンジがかったピンク色、サーモンピンクのタイルを作ることにしました。
ピンク色のタイルの、施釉後、窯に入れる前の状態がこちら。

これが本当にピンクになるのか?と、焼き物の知識のない私には、到底想像もできません。
さて、さきほどの白いタイル、焼き上がりはいかに…。

なんと可愛いサーモンピンク!
ですが、でもちょっと右側がブツブツ、ボコボコしてしまって何か変…。実はこれは失敗例。
なぜこうなったのか。それは、この異常な暑さも関係しているようで…

さきほどの焼く前の状態のものを、もう一度よく見てみると、表面の釉薬がヒビ割れて少し剥がれてしまっています。

ひび割れた施釉後のタイル

ヒビ割れた原因は、暑さのせいで増えすぎてしまった「バクテリア」が犯人のようでした。ヒビ割れたものを焼き上げるとあんな風になってしまうのです。

釉薬タンクの藻
炎天下に置かれた釉薬タンクに、藻が…!!

保管場所を追われ、屋外にずらりと並んだ釉薬タンク。例年にない異常なまでの猛暑の日々が続いたせいで、なんと藻が発生する事態に。
バクテリアが増えすぎて、進化して藻になってしまったようです。

バクテリア?!と聞くと、なんだか汚くて悪い菌みたいなイメージがありますが、金魚の水槽のコケを防いで水質を良くしてくれたりと、実は暮らしに役立つ、いい面もたくさん持っているよう。
焼き物でも、粘土の中のバクテリアは、土の熟成を促し成形しやすくするというような、いい影響を与えてくれる存在なのだそう。
粘土を寝かすことでバクテリアが活発になり、粘土の可塑性(かそせい=形のつくりやすさ)が向上することがあります。しかしその一方で、過度な繁殖や酸素不足によって、粘土が腐敗してしまうこともあるのだとか。

参考:陶磁器お役立ち情報 | 陶器・磁器・陶芸・うつわ・陶芸技法など「粘土を寝かせると良い理由」
https://touroji.com/manufacture/tuchinekase.html

適度なバクテリアは、焼き物であるタイルにとっても必要であり、いい関係を保つことが重要なのですが、増えすぎてしまって悪さをした結果がこれでした。
焼くときに釉薬は溶けて、ある程度は流れますが、小さな穴があいて点々ができたり、ひどいときにはさっきのように表面がボコボコとなった状態で焼き上がってしまう。

施釉した後に既にヒビ割れが出てダメだとわかるものもあれば、焼いてみないとわからないものもあったりと。

藻が生えてしまった釉薬は、泥状の液体の上をすくって水を切り新たな水と入れ替えれば、また状態が戻って使えるようになります。でも腐り具合がいき過ぎてしまうと廃棄せざるをえない場合も。一概には言えないようです。
(注:バクテリアは焼成によって死滅しますので、ご安心ください)


8月の暑い最中、バクテリアの悪さによる危機を乗り越え完成したサーモンピンクのタイル、グレーを合わせてパネルを仕上げました。

目地入れ前のパネル
こちらは目地入れ前
目地入れ後のパネル
目地入れ後の完成パネル

うねうねとした大きな筋面にツヤツヤのピンクがのって眩しいくらい。そこに合わせたのは相性の良いライトグレー、マットな質感で上品さをだし、ビビットなサーモンピンクを都会的なイメージに。

形状で増すツヤ感
形状で増すツヤ感。ツヤのピンクとマットなグレーが対照的

このタイルを作る切っ掛けとなったのが、今年の「ミラノサローネ」でした。
そこで目にしたテラコッタカラーとグレーの組み合わせ。レンガっぽい、落ち着いたトーンのくすんだ赤と、温かみのある土っぽいグレーの組み合わせが印象に残り、チェルサイエでの展示へ向けて構想を練り、いくつか新しいタイルを考えました。そのうちのひとつです。

そんなところから試作がはじまったこのタイル。
いままでのタイルパークにはない色。

さて、9月のイタリア「チェルサイエ」で、どんな風に見ていただけるでしょうか。

構想パネルその3
構想パネルその2

ピスタチオカラーのタイルや、温かみのあるミックスカラーのボーダーも、この繋がりで生まれたもの。

チェルサイエは今年で11回目の出展となります。いよいよ9月22日から開催です。

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タイルの国際見本市「CERSAIE」
Bologna-Italy    22-26 / 09 / 2025
「TN CORPORATION」
ブース番号: Hall 36 Stand C65
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この記事の執筆者:吉田(タイルパークスタッフ)
カタログやコンテンツ記事などの各種広報物作成を担当。出版・制作会社を経て、転居を機にタイル業界へ。タイルの魅力を模索中。


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今年新たに2形状が仲間入り。フラット、レリーフ、スジ面などなど。組合せも楽しめるシリーズ。
この記事で紹介したのは、おおきなスジ面。いままでにないカラー(*試作段階です)は、とても新鮮!さて、チェルサイエでの反応はどうかな??

→「断片」を見る

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「リフォーム産業フェア」出展のお知らせ

リフォーム産業フェア 出展のお知らせ
リフォーム業界の専門新聞を長年発行する「リフォーム産業新聞社」主催のプロ向け展示会で、リフォームビジネスにおける最新の商品・サービスが集結するビッグイベント。リフォーム業に携わる皆さまは、ぜひ足をお運びくださいませ。

第27回「リフォーム産業フェア」
会期
2025年9月17日(水)~18日(木) 10:00~17:00

会場
東京国際展示場「東京ビッグサイト」南3・4ホール(東京都江東区有明3-10-1)

弊社ブース番号
2I-13

入場料
無料(事前登録制)
※来場には事前登録が必要です。こちらよりご登録ください。

今回は「空間を変えるタイルの魔法」をテーマに、リフォームやリノベーション物件における「タイルがもたらす付加価値」を知っていただくため、タイルパークが住宅インテリアにおすすめするタイルを沢山ご用意。
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また通常の商品カタログとは別に、住宅内装に特化したオススメ商品やタイル豆知識満載の特別カタログや、各種サービス案内等も会場で配布予定です。

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