イタリア タイルメーカー訪問の旅PART4

いよいよ最優訪問(3軒め)のためナポリを出発し、サッソーロに向かう日がきました。ナポリ8:30分の高速鉄道に乗り、ローマ、フィレンツェ、ボローニア経由モデナまで約4時間半の旅です。高速鉄道では大変なことが起きました。間もなく乗り換えのため降車するボローニアへ着く前に荷物を確認に行くと、なんと大変な荷物が私たちのスーツケースの上に。しかもほとんどの人は最終地ベネチアへ行くため、すべての荷物を移動させ、自分たちの荷物を掘り出す必要があります。

荷物はこの奥の棚の中にあります

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最初は何するんだ、「これは俺の荷物だぞ」と言われたり、トイレに移動する人を封鎖したため文句を言われたり。しかし必死で荷物を取り出すと、最後は周りの人から拍手。「何のこっちゃ、勝手に人の上に乗せるな」と思いましたが、何とかボローニアで降りることができ、一安心。

予定通りForme2000に到着。いろんな商品を見せてもらい、TNとコラボレーションをする方向で話はまとまりました。

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TNの商品の飾りやボーダーなど、いろいろ検討の方向は広がります。

イタリア タイルメーカー訪問の旅 PART3

2軒めはサレールノからバスで15分程度のヴィエトリにある会社。創業150年以上の歴史を持つハンドペイント専門の会社です。この会社ではボディーをサッソールの会社から買い、自社ではその最終仕上げをしています。

街の土産物店にはタイルと食器、雑貨が同じように売られています。

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そんな街並みの中にその会社はありました。

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ショールームはまるで美術館

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工場にはたくさんの色づけされた商品があり

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窯に入るのを待っています

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ハンドペイントの他に版画のように色づけされるものもあります

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デザイン版の棚、そのパターンは500を超えるとか。

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そしていよいよ手書き工程

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工場からサレールノへ帰る途中、アマルフィー海岸の景色に感動。

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ここも取扱を検討したい会社です。

イタリア タイルメーカー訪問の旅 PART2

いよいよ訪問した工場を紹介します。

1件目はテラコッタの製造方法をベースにハンドペイントで製作する工場です。社内には面白いタイルが山ほど。どれもこれも日本に伝えたいものばかりです。全くの手作りなので量はあまり望めませんが、一つ一つのタイルに魂がこもっています。

手書きタイルの陳列棚

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窯変釉薬で仕上げた 迫力のあるタイル

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100角タイルはTNのタイルと併用可能です。

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さてそれではいよいよ工場へ

まずは成形工程。ここは動画でお楽しみください。

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続いて手書き工程(今日はタイルではなく器でした)

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そして最後や焼成工程

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この工場ではタイルの他にもいろんなものを生産していますIMG_4633

タイルも器も同じように一枚づつ成形から色つけまで行われ、まさにアートです。小さな工場なので輸出の問題や生産量の問題はありますが、取り扱いを検討する必要がある、興味深い工場です。

イタリア タイルメーカー訪問の旅 PART1

イタリアに到着して二日目。時差ぼけのせいもあり、眠りの浅い朝を迎えました。今日はカンパーニア州サレールノ県にあるハンドペイントのメーカーに訪問です。

朝ナポリ駅を9:30の電車に乗りいざ出発。幸い昨日の雨もやみ、気持ちのいい朝です。

ナポリ中央駅正面

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イタリアの鉄道

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まずは最初の訪問地cova de7 Tirreniに到着

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社長が自らお迎えに来てくれて、工場へ出発。途中バールでエスプレッソ

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いよいよ最初の工場到着

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訪問した2件の工場は別に紹介します。

イタリア チェルサイエに出発

昨日朝6:00に自宅を出発し、イタリアへ向かいました。今回はエールフランスでソウル、パリ経由ナポリ着の飛行機を利用しました。

パリ ドゴール空港の風景

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ここまでにすでに20時間以上、特にインチョン、パリは11時間以上のフライトでもう飛行機は乗りたくないのに、またこれから2時間のフライトです。

到着は現地時間のPM11:00、日本時間ではAM6:00です。ちょうど24時間の旅でした。

今朝からはカンパーニア州サレルノ県にある手書きタイルメーカーを訪問します。疲れを吹き飛ばしてフル活動しようと思います。

ミニヘキサゴン オリジナルデザイン

帰国後すぐに東京でホームページ更新の会議があり、会議終了後少し時間があったので、以前納めた現場を確認に行ってきました。この現場はお客様からデザインをいただきオリジナルで作製したパターンです。店舗のロイヤリティーに貢献できているかどうか、床に使用されたロゴのシールに問題はないかなどを確認してきました。

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店舗入り口に使用されており、ファザードとともに店舗を引き立てます。また、サインとしても十分機能し効果的な使用方法だと感じました。ロゴの部分はタイルではなくシートで加工したものが使用されていましたが、違和感の問題もなく、とても綺麗に収まっています。

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タイルとしては枠だけを製作しており、現場で施工後に貼られたものだと思います。この方法でやればコストも抑えられ、便利だと思います。

この現場はオリジナルデザインで作成しましたが、最近フラワーとスポットの既製品を発売しました。

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よりお手軽にご利用いただける商品として、今後もいろんな取り組みにチャレンジしていきます。

追伸

この現場は吉祥寺にありました。私は成蹊大学卒業です。久しぶりに学生時代を思い出し、この街を歩いてきました。歩き回るうちに35年前によく出入りしていたJAZZ CLUBを見つけました。

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なつかしー。

シンガポール展示会 BEXを終えて

あっという間に展示会は終了しました。シンガポールは建築が進んでおり、とてもスリリングな街です。会期中も日本のデザイン事務所に一社訪問し、会場でも一社対応をさせていただきました。世界から建築デザインの能力が集まっているような気がします。

会場の風景を少しお伝えします。

私と海外担当の徐君です。

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展示商品

レジーア、ガクの組み合わせ

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ペルラ

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ROKKA BB

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絢爛、レジーア

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会場風景

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土曜日の朝名古屋に到着し、今週はフローを中心に行っています。

パリの素敵な「床」

(株)TNコーポレーション、タイルデザイン室の渡辺です。

モザイクタイルなどを用いた、パリの素敵な「床」の写真がInstagramにアップされていました。

手掛けているのはフォトグラファーのSebastian Errasさん。

日本では床タイルは低価格の大判タイルが主流となっていますが、こういった床も良いのではないでしょうか・・・さすがはフランス、パリ。

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弊社は壁用モザイクタイルが中心なので、ご紹介したような床タイルは残念ながら、まだ取り扱いがありません。

将来的にはぜひ、扱ってみたいです・・・社長に交渉してみよう・・・・

 

引用元:https://www.instagram.com/parisianfloors/

 

ニューヨークだより 第14回:Burger&Barrel

取材:2016年  写真/記事:玲・ジェンザーノ

今回は、第7回でご紹介したソーホー(SoHo)のエリアにある、ワインパブBurger&Barrelのご紹介です。

Burger&Barrel

ワインパブというだけあり、ワインのセレクションも多く、それに加えてニューヨークの地ビールも置いてあります。そして、なんといってもこちらのレストランで有名なのが、ハンバーガー!ニューヨーカーが愛する食の祭典「New York Wine & Food Festival 」で6度も受賞しているハンバーガーです。

看板メニューのベーコンのジャムが使われている「Bushstyleバーガー」と、30日間熟成された牛肉を使用した「BMCバーガー」を頂いたのですが、味がしっかりして両方ともとっても美味しかったです。2つとも全く違ったテイストでしたが、個人的にはBushstyleバーガーが、これぞニューヨークの王道バーガー!という印象で、初めての方にはお勧めです。

Burger&Barrel
Burger&Barrel

こちらの店内の内装はパブらしく、ウッドパネルやブラウンと落ち着いた雰囲気でまとめられています。
大人の落ち着いたムードなので、ちょっとだけ飲みたいときに、フラリと寄ってゆっくり飲みながら食事が楽しめそうです。

Burger&Barrel
Burger&Barrel

珍しいのが壁に使われているチョコレート色のサブウェイタイルです。定番の白ではないのですが大人っぽい色味に合わせておしゃれに全体を演出しています。色が変わるとまた雰囲気が変わりますね。壁のウットパネルとも馴染んでいます。

Burger&Barrel

Burger&Barrel
バーガーのついた受賞トロフィーがバーの横に隠れていました。
BURGER&Barrel
ポスターも素敵。

アメリカンフードの定番のハンバーガーですが、ニューヨークにはまだまだ美味しいバーガーが隠れているのでまたご紹介できればと思っています。

Burger&Barrel

Burger&Barrel



☆☆ここが気になる!スタッフのタイルワンポイント☆☆
今回のお店に貼られていた、チョコレート色(エンジ色?)のサブウェイタイル。こういう珍しいカラーの3×6インチタイルって、最近はあまり見かけなくなりましたけど、昔は意外と多かったんですよね。(ちなみに築30数年になるスタッフの実家のキッチンには一面緑色のサブウェイタイルが貼ってあります・・・)
近年日本では主張しすぎないタイルが主流になってきたからでしょうか。しかし、アメリカではカラータイルは人気のようで、実際お店や公共のトイレなんかでは赤や黄色などかなりビビッドな色のサブウェイタイルをよく見かけました。また、日本とアメリカのいろんなタイル会社のHPを見比べても、明らかにアメリカの住宅イメージ写真の方がタイルのインパクト大です(笑)。
もちろん派手な色のタイルのほうが良いというわけではありません。大切なのはいつでもナチュラルカラーで無難におさめることではなく、その空間、そこにいる人のイメージにマッチさせること。このお店は大成功ですね。


====お店情報====
   
Burger & Barrel
25 W Houston St.at Mercer St.New York, NY 11217

     


     

====この内装イメージにピッタリのタイルはこちら====

★サブウェイ アクセントカラー
07-DH1
定番色とは違う雰囲気を作る、サブウェイのカラーシリーズ。パブのような大人のお店にはダークブラックがおすすめ。

★GT-3
GT-3
このお店のような、落ち着いたレッド系のタイルをお探しなら「GT-3」がおススメです。こっくりとしたカラーでしっとり品のあるインテリアに仕上げます。

  
        

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ギフト・ショーに出展してきました。

2016年9月7日(水)~9日(金)、初の試みとして、第82回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2016の「SOZAI展」というコーナーに出展してみました。(東京ビッグサイトにて)

「なぜ、タイルをギフト・ショーに・・・?

と、私も(社長から指示のあった時)思ってしまったのですが、

主催者(ビジネスガイド社)からの説明はこうです。↓

「今 回の東京ギフト・ショーでは、日本の伝統の知恵や経験から生まれた技を今に活かす素材を中心に、今回は建材を含めた色々な用途に汎用性のある“マテリアル”(インテリアマテリアルやプロダクトマテリアル)を提案・発信することで、出展社の新たな販路開拓につなげることを目指します。

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結果は予想以上に多くの方に見ていただくことができ、用意したカタログが足りなくなるほどでした。

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

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