チェルサイエ2017で気になったタイル

今年のチェルサイエで気になったタイルをまとめてみます。

まず小さなタイルにもインクジェットの技術が進んできており、大判からカットではなく、もともと小さい形状にプリントされたタイルを見かけるようになりました。以下にはそのタイルをあげてみます。

続いては手作り風に見えるマシーンメイドのモロッコ風タイル。なんと裏面まで手作り風にこだわっていました。本物に見えます。価格もかなり高いです。価格は40ユーロ程度。

最後にいつも一番きになるテラコッタに低温焼成で色をつけたど迫力タイル。

これらのタイルはチェルサイエでは非常に珍しいタイプの商品ですが、当社には大変参考になる面白い商品です。これは300ユーロ程度。

さてTNのタイルと比べてどうでしょうか?

 

 

チェルサイエを終えて

先週無事イタリア展示会チェルサイエを終了することができました。多くのお客様と話す機会ができ、大変参考になりました。中には露骨に「どうしてこんなに高いのか」と質問されるお客様もありました。しかし日本製で手の込んだ商品を作るとどうしても高くなってしまいます。

話は変わりますが、会場にはいろんな楽しみ方があります。毎年綺麗な女性がルパン3世のフジコ役で登場するところがあります。今年も見かけたので立ち止まると、なんと一緒に写真を撮れというではありませんか。喜び勇んで写真を撮りましたが、あまりの恥ずかしさに、思わず目をつぶってしまいました。

これも経験です。

さて、帰国してからが始まりです。会場で行った商談をフォローし、少しでも多くクロージングに持ち込むためには、これから1ヶ月が勝負です。まだ時差ぼけは残りますが、頑張ります。

秋冬は展示会が目白押し!

10月から12月にかけては、国内外で展示会の出展が目白押しのTNコーポレーションです。
開催順にご案内いたします!


LIVING & DESIGN 2017
LIVING&DESGIN
大阪で開催される、住空間の国際見本市「LIVING&DESIGN」。今回TNコーポレーションとして初出展をいたします。

会期 平成29年10月11日(水)~10月13日(金)3日間
会場 大阪南港ATCホール(大阪市住之江区南港北 2-1-10)
小間番号 24

→「LIVING&DESIGN」 HPへ

↓昨年の会場風景↓


ジャパンホームショー
Japan Home & Building Show 2017
弊社は例年通り「全国タイル工業組合」からパネル出展をおこないます。

会期 平成29年11月15日(水)〜11月17日(金)3日間
会場 東京ビッグサイト(有明・東京国際展示場) 東展示場

→「ジャパンホームショー」 HPへ

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Asia Furnishing Fair 2017
こちらは出展ではございませんが、上記の「ジャパンホームショー」と合同開催の家具見本市に出展する株式会社オーツーさんのブースにてタイルパークのタイルをいくつか使用していただく予定です。またジャパンホームショーの方はパネル展示がメインにつき、当日のアテンドスタッフは主にこちらのブースにスタンバイすることになります。会場は同じ東館のお隣どうしのため、ホームショーにお越しの際はぜひアジア・ファニッシング・フェアへも足をお運び下さい。

会期 平成29年11月15日(水)〜11月17日(金)3日間
会場 東京ビッグサイト 東3ホール

小間番号 3-Q17


IFFT / Interior Lifestyle Living

最新のインテリアやキッチンを集めた国際見本市「インテリアライフスタイル リビング」。新しい商品を携えて出展予定です!

会期 平成29年11月20日(月)~ 22日(水)
会場 東京ビッグサイト(東京国際展示場) 西ホール

→「IFFT / Interior Lifestyle Living」 HPへ


Taipei Building Show(台北国際建築材及び産品展)
台湾で毎年開催される国際見本市。今年もTNコーポレーションの海外担当チームが工場で作った最新作のタイルで出展して参ります。

会期 2017年12月14日~17日
会場 台北世界貿易センター南港ホール

→「台北国際建築材及び産品展」 HPへ


展示会は弊社の新商品タイルをいち早くご覧いただけたり、スタッフから直接商品についてご説明できる貴重なチャンス。
皆様のお越しを心よりお待ちしております!
 


【お知らせ】
「ジャパンホームショー」とその同時開催の全ての展示会にご入場いただける招待状を数枚ご用意しております。
ご希望の方は問い合わせフォームよりご連絡ください!
(枚数に限りがございます)


タイル通販「タイルパーク」
https://tile-park.com

LIVING&DESIGNに出展いたします。

タイルパークの(株)TNコーポレーション、デザイン室の渡辺です。

LIVING&DESIGN2017(大阪)に出展いたします。

期間:2017.10.11~13日(10:00~18:00 最終日は17:00まで)

会場:大阪南港ATCホール

この展示会の総合プロデューサーを務めているのは先日もイタリア共和国よりイタリア共和国功労勲章(コンメンダトーレ)を受章した世界的なデザイナー、喜多俊之さんです。

展示会の出展者説明会後のパーティーにて初めてお会いしました。

素晴らしい業績をお持ちですが気さくな感じの、とても優しそうな方でした。

 

さて、この大阪での展示会「LIVING&DESIGN」ですが、実は今回が初出展なのです。

既存のタイルに加えて、来年発売予定の新商品等も展示いたします。

 

2018新商品 ペルラ-禅

 

 

 

2018新商品 ペルラ-テント

 

 

・・・・商品名がやや?な感じがするのは、アメリカ向けの輸出が先行したため、アメリカ人が名付けたからです・・・

過去には「KUMAMOTO(くまもと)」とか「KUSI(くし)」とか、もっと??なネーミングを付けられたことがあります。面白いですね。

・・・SUKIYASKI(すきやき)やTENPURA(てんぷら)でなくて良かった・・・

 

 

 

磁器とは違ったしっとりとした質感が魅力のセメントタイルも展示いたします。(こちらも新商品として、近日発売予定)

 

展示会でお会い出来るのを楽しみにしています。  渡辺

魅惑のセメントタイル

今年3月にTNコーポレーションとして出展をした建築・建材展で、マーケティングのために参考としてベトナムのセメントタイルを展示しておりましたが、この秋よりタイルパークで本格的に販売を開始することになりました!


繊細な模様が特徴。真っ白なサブウェイタイルと併用するととてもかっこいいです!


セメントタイルは19世紀に生まれ、Garret&Rivet社によりパリ万国博覧会にて展示され広く知られました。当時はとても高価のため、主にフランスをはじめヨーロッパの国々の貴族の邸宅などに用いられていました。
19世紀の後半にはフランスが植民地にしたベトナムやモロッコでセメントタイルが生産されるようになり、現在でも両国の文化の象徴として盛んに作られています。


ベトナムのセメントタイル工場の風景です。

セメントタイルはその名のとおりセメントで作られており、普通の磁器タイルと違って焼き固められていません。オールハンドメイドとなるその作り方は至極単純で、色の境界に板を立てて、それぞれの場所に顔料で色付けしたセメントを流し込みます(七宝焼きと同じような方法ですね)。さらにその上からセメントの粉を流しいれて、プレスでぎゅっと押し固めて乾燥したら出来上がりです。

もちろんこの模様を作るための金型もすべて手作り。

海外サイトより引用。https://vn1185314751xtql.m.trustpass.alibaba.com/company_profile.html?spm=a2706.8301167.topnav.3.7f5274d8F6eUKf

模様の部分は層が分かれているため、横から見るとこんな感じです。柔らかいため角が欠けやすいです。

およそ大量生産とはかけ離れたその製法は、ベトナムの穏やかな時間の流れのようにゆったりと柔らかな風合いを生み出しています。

セメントタイルは使うほどに汚れが付着しやすく、手をかけなければ劣化してしまうため、施工後も半年から1年周期でメンテナンスが必要になります。
そのため、時間とともに汚れるものはダメ!という方には、きっぱりと「おススメできない」と申し上げることになります。
手間隙をかけてじっくり使い続けることで、革製品のように味わいを増し、愛着を湧き立たせる魅力を秘めているのです。


このセメントタイル【ハロン湾】は1枚税込702円で、近日中に受注を開始予定です。
争うように進化を続ける現代社会。時代に変えられることのない手工芸の温もりは、暮らしの中でほっと心やすらげる空間を提供することでしょう。

商品の詳しい情報は随時ホームページでお知らせしてまいりますので、しばらくお待ちくださいね。


住宅デザインのプラットフォーム「houzz」で、セメントタイルを使っている海外の施工事例を一気にご覧いただけるアイデアブックを作成しました!ぜひ参考にご覧下さい。

→アイデアブックを見る(※外部サイトへ移動します)


タイル通販「タイルパーク」
https://tile-park.com

チェルサイエ2日目

この展示会は前半が勝負です。特に2日目までは重要です。世界中のバイヤーが今年の新商品を我先にと探し求めるため、そうなります。ほとんどのバイヤーは3日目の午前中で買い付けを終えてイタリアを楽しむ人や母国に帰る人になります。そんな中で当社も2日目は多くのお客様と商談をすることができました。

具体的な商談も進み、あとは成果へつなげるためのフォローが重要です。

残された時間はあと3日、悔いのないように頑張ります。

追伸

今回は話のネタに試作品をいくつか用意していきました。その中の一つにゴールドやプラチナで作った商品を展示しています。一枚20ドルと言ってお客様を笑わしていますが、ネタとしてはうけています。

いよいよチェルサイエが始まりました

先ほどいよいよCERSAIE2017がスタートしました。そして2時間経過しました。今の所昨年同様オーストラリアとアメリカのお客様が多いようです。中にはウクライナなど東欧のお客様のありました。本番は今日の午後と明日です。できるだけ多くの方と話をし、いろんな情報を取ろうと思っています。

<会場直前のブース>

<会場ご少しずつお客様が入り出しました>

今年の展示商品を紹介します

<SHELLY>

陶器の釉薬で使用されているトルコブルーをタイルにしてみました。ネーミングはSHELLY。タレントのシェリーさんが出ているコマーシャルでブルーの壁が出てきますが、そのイメージで作ったのでSHELLYになりました。代案としてシャコタンが上がりました。理由はは北海道の積丹半島の海がとても青くて綺麗なので積丹ブルーと呼ばれてるそうで、そのイメージをしてもらうためですが、残念ながら却下されてシェリーになりました。

<トライアル プロダクト>

凹凸とぼかしを組み合わせた手間のかかる商品なので今回は製品化の前の状態で出展しました。

まだまだいろんな商品を展示しているので、またあらためて紹介します。

 

 

素材感の残るラフな白

「白いタイル」といわれると、皆さんはどんな雰囲気を想像するでしょうか。
おそらく、「つやつやのフラットな四角形」を真っ先にイメージする方がほとんどだと思います。
WT-23F ホワイトシリーズ
白の代表格。ホワイトシリーズ/WT-23F

しかし、白は白でもゴツゴツとした素材感のラフな白だったら、また随分使われ方や雰囲気も変わってきますよね。
今回はタイルパーク商品のなかでも、割肌などの起伏に富んだテクスチャの白い内装タイルをご紹介いたします!



★バルーンモザイク
BM-SW バルーンモザイク
割肌が魅力的な軽量タイル「バルーンストーン2」を小さくカットしました。テクスチャのラフさの中に、直線カットによる断面の影が良いアクセントとなってメリハリのある壁面に仕上げることができます。


BM-SW

税込 203 円/シート
※1シートはタイル4枚です

★「バルーンモザイク」の商品一覧へ


★マーロン
MEG-261 マーロン
角を落としてやわらかく仕上げたモザイクタイルを、厚みをあえてバラバラに貼りあげることで光の効果をたっぷり活かすことの出来る装飾材に。目地埋めの必要がないため施工もすばやく行うことができます。


MEG-261

税込 1,334 円/シート

★「マーロン」の商品一覧へ


★ファーシル-D
FAD-40 ファーシル-D
1枚1枚手で作られた完全ハンドメイドのタイルです。

手作業だから生み出せる柔らかさや質感が最大の魅力。やきものは元々粘土から作られているんだということをしみじみと味わうことができます。


FAD-40

税込 2,575 円/シート

★「ファーシル-D」の商品一覧へ


★上海レンガ
上海レンガ
本来の上海レンガはこんな色↓
上海レンガ SRR上海レンガ SRB
この現場では施工完了後、レンガの表面を白い塗料ですべて塗りつぶし、ロゴマークをステンシルして壁面を仕上げています。もともとのレンガの凹凸を活かし、カフェにはぴったりの明るく爽快かつまったりした空気を醸し出しています。
※この現場では赤レンガを使用していますが、青レンガでももちろんOKです!


SRR

税込 171 円/枚

★「上海レンガ」の商品一覧へ



ひとくちに「白」といえども、その表現は千差万別。時にはタイルだけにとどまらず、塗料や異素材も駆使しながら、ぜひあなただけの「白」を生み出してくださいね!
 


タイル通販「タイルパーク」
https://tile-park.com

Airbnbで予約したボローニアのホテル

チェルサイエの開催期間にボローニアでホテルが取れず苦労された方も多いと思います。私は昨年からAirbnbで予約しています。2年前まではホテルを予約していたのですが、普段1万円程度のホテルが4万円まで跳ね上がります。準備から数えると7泊は必要なので一人25万円程度(二人で50万円弱)の費用がかかります。それに対して今回の予約は2ベットルームの部屋が15万円程度。二人できているため、大変お得です。また昨年同様その部屋は大変いい部屋です。これからそのイメージをお見せします。

外観(中世を思わせる大きな扉)

中庭(まるで歴史の中に吸い込まれたような気分です)

リビング

ダイニング

キッチン

少しだけベットルーム(正面と2階に)

持ち主のご夫妻から説明を受け、いよいよ一泊目がスタートです。余談ですが、持ち主のご夫妻から冷えた白ワインを一本いただきました。ホテルより断然お得で、素晴らしいです。そして何よりも自炊ができるのがありがたいです。

朝食はご飯と目玉焼きに味噌汁。夕飯はチーズとワイン、それにテイクアウトのイタリアン料理。これが長期滞在で健康を保つ秘訣です。また順を追って紹介します。

世界最大のタイル展示会 イタリアCERSAIE2017 間も無く開催

今年も間も無くCERSAIE(チェルサイエ)が開催されます。昨日より装飾の装飾の確認作業をしています。

パネルのサイズと準備した造作物のサイズが2mmほど違い、大変なことになっていました。予備日を見ていましたが、本日も会場へ確認作業に向かいます。

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