クラシカルな魅力が堪らない!「ピカソ」をおさらい

ピカソ
インテリアの雰囲気を一気に形作る意匠性と豊富なバリエーションで、発売以来大人気のタイルシリーズ「ピカソ」。使用実績も順調に増えてまいりましたので、お客様より頂戴した施工例写真を交えて改めてご紹介をいたします(^^)




豊かな意匠を空間のアクセントに
12種類のタイルにはそれぞれエキゾチックで美しい模様がプリントされています。選ぶ楽しみもこのタイルシリーズの魅力のひとつと言えますね。


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静謐な内装空間に花を添える
彩度を抑えた心地よい色のリズムが、落ち着きのある空間に映えます。


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◆◇ ラインナップ ◇◆

DF202

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DF214

DF215

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MNG548

MVG549

MVG558


製品情報
●素材:B1類(磁器質)・施釉
●実寸法:200×200mm
●厚さ:8.5mm
●必要枚数:25枚/m2
●入数:25枚/ケース
●重量:18.5kg/ケース
●価格:337円/枚(税込)(参考設計価格:税別7,800円/m2)

推奨場所
●室内壁・床 

商品の留意点
■水濡れする床では滑る恐れがありますのでご注意ください
■壁に施工の際は接着剤を使用してください


サンプルについて
プロ会員の方は予めログインした状態で問い合わせフォームよりご依頼ください。なお、サンプルとしてお出しできるのは1品番につき1枚までとなります。

一般会員の方、プロ会員に登録されていない業者の方は、恐れ入りますがカートから1枚通常注文をお願いいたします。



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エレガントな装飾で、とくに女性の人気が高い「ピカソ」。華やかなインテリアをご希望なら、ぜひご検討くださいませ。

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▼姉妹商品「ピカソ2」はこちら



「ピカソ」「ピカソ2」は現在配布中のカタログ「The Art of Tile 2019-2020」にも掲載されております。

カタログは何冊でも無料進呈しております。写真を眺めるだけでも楽しめるカタログになっておりますので、ぜひお客様用とお手元用で複数冊お持ちくださいませ。

今年のカタログからは便利なQRコードも設置しております。



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ニューヨークだより 第54回:LE DISTRICT(後半)

取材:2019年4月   写真/記事:佐京佑夏

今回のニューヨーク便りは「Le District」の後半で、ガーデン地区とレストラン地区をご紹介します。


マーケット地区からガーデン地区を通り抜ける廊下の陳列棚には、様々な種類のジャムや、マスタードなどのスパイスや調味料が沢山並んでいます。マスタードだけで12種類以上あるので、何を買っていいのか迷ってしまいますね!

通路の途中には、ミシュランガイドに紹介されている高級レストラン「L’APPART(ラパート)」があります。ここは、ニューヨークで最も有名なフレンチレストラン「ダニエル」や、ロンドン、フランスなどの有名レストランで長年務めてきた、一流シェフのNicholas Abello(ニコラス・アベロ)がエクゼクティブシェフをしています。

入り口が閉まっていて中が覗けないようになっているので、うっかりすると通り過ぎてしまいそうです。




(https://www.lappartnyc.com)


(https://www.lappartnyc.com/tasting-menu)

L’Appartはフランス語でアパートという意味。シェフのアパートに遊びに来たお客さんが、食事を楽しんでいけるというのがコンセプトなので、席も8席しかない隠れ家的な高級レストラン。
重厚感のあるくぼみ天井の真ん中では、大きなシャンデリアがレストランの高級感を醸し出しています。左の壁面はアルコーブ(※部屋の壁の一部を窪ませたスペース)になっており、お客さんのプライバシーが保ちやすく、ゆったりできる様に工夫。テーブルによって椅子のデザインが違うので、高級感の中にも遊びを入れているのがクリエイティブで親しみやすいですね。



こちらのレストランを過ぎるとガーデン地区に入ります。



この地区は果物や野菜など、毎日の生活に必要なものが置いてある食料雑貨店になっています。こちらでも、復活祭のギフトが多数ディスプレーされていました。





Le Districtのオリジナルトートバッグやキャンドルなどもあります。







ガーデン地区の真ん中にも、反対側の入り口から来た人が利用しやすいように、コーヒーショップのGrain De Café(グラン・ド・カフェ)があります。

こちらでは、Le Districtオリジナルブレンドのコーヒー豆が買えます。パッケージはスタンプだけのシンプルなデザイン。



周りの壁面は、光沢のあるミディアムブラウンのタイル。コーヒーを飲みたくなる様な雰囲気を出していますね!
ここでは今流行りのそこで自分の好きなコーヒー豆を選びひいてもらった後、バリスタがPour Over(ポアオーバー)でコーヒーを入れてくれます。ポアオーバーはハンドドリップで一杯ずつ丁寧に淹れるコーヒーの事です。

私はコーヒーが大好きなので、ポアオーバーでハウスブレンドを頼みました。挽きたて入れたてのコーヒーはやっぱり味が違います。





カウンターパネルはダイヤモンド柄にエッジングしてあるセラミックタイル。暖かいグレートーンなので、カウンタートップの白や周りのブラウンカラーに馴染みます。





お花屋さんでは沢山の綺麗な春のブーケが並んでいました。

こちらのキャッシャー周辺のタイル壁面には、お客さんが分かりやすいように矢印やサインが沢山書かれています。





ここで目立ったのがジュースバーのサイン。



カラフルでヘルシーな野菜とフルーツの写真が目に飛び込んできます。





ジュースバーの隣は、ヘルシー志向ニューヨーカー向けのサラダとスープステーション。
ベジタリアンや健康志向の人にもこの様なチョイスがあるのは嬉しいですね。



こちらのカウンターパネルは、緑黄色を彩ったスクエアタイル。鮮やかなハンドペイントのメキシコタイルが人の目を引きます。



客席からはハドソンリバーが眺められ、軽くランチをするには最高の場所です。

ここでガーデン地区は終わりなので、真ん中のマーケット地区に戻ります。



前回ご紹介したマーケット地区のシーフードバーの隣には、フォーマルバーの「Le Bar(ル・バー)」と、レストランの「Beaubourg(ボーバーグ)」の入り口があります。こちらは他のセクションとは別で、テーブルサービスになっているエリアです。先ほど紹介したL’Appartとこのレストラン、バーがレストラン地区になります。



週末の昼間なのでLe Barにはあまり人がおらず、天気が良いためお客さんは外のテラスに出ている様です。



こちらのバーはマーケット地区内のバーとは違い、とても落ち着いた雰囲気。黒いサブウェイタイルが周りに張り巡らされている中に、Le Barのネオンサインが目立ちます。





このバーの特徴は、バーカウンターの上の張り出し屋根。最初は木でできているかの様に見えるのですが、良く見ると合金で作られたメッシュが組み込まれた構造なのです。





自由で柔らかいフレームの曲線はアール・ヌーボー調のデザインですね。木でなくスチールなのがまたモダンで芸術的。


奥に入るとBeaubourgのレストランに変わります。こちらはバーの雰囲気とはガラッと変わり、明るい雰囲気。白いスクエアタイルが壁一面にあります。迷路の様なパターンに幾何学模様を組合せたペイントがしてあります。

色合いは違いますが、ピエト・モンドリアンの「コンポジション」を思い浮かべました。



こちらは先ほどのL’APPARTよりはカジュアルなレストランなので、家族や子供連れの人達に人気があるようです。

私たちもこちらでランチを注文。キッズメニューもあって助かります。

私はブランチメニューのキッシュロレーヌを、娘は典型的なアメリカンのグリルドチーズを頼みました。



どちらも凄いボリュームでお腹いっぱいに!グリルドチーズも子供サイズではなく大人のサイズでした。


こちらも真ん中に大きなくぼみ天井があり、シェードスタイルの大きなペンダントライトがあります。カジュアルな雰囲気の中でも、少し高級感があり、シェードが温かみを出しています。



ランチの後でレストランからテラスの方へ出ると、暖かくなってきたせいか沢山の人で賑わっていました。ニューヨーカーは外で食べるのが大好き。



マーケット内でテイクアウトをして、外のテーブルでハドソン川を眺めながらランチを取っている人もいました。



ニューヨークは冬が長くて寒いので、暖かくなると外で少しでも長く過ごしたい気持ちが良くわかります。これからは外での食事が楽しい季節になりますね。





ここが気になる!スタッフのタイルワンポイント

前回から引き続き、LE DISTRICTをリポートしていただきました。
店内は至る所にタイルが使用されていますが、よく見ればタイルそのものは普通の正方形や長方形。色も比較的シンプルなものが多いですね(一部目の覚めるようなカラーもありましたが、どちらかというと店舗独自の仕様のようです)。
その代わりに、タイルの上には様々なペイントやサインが施され、デザインのバリエーションはとても豊か。鮮やかなイラストレーションが入るジュースバーの壁面は一体どのようになっているのか、出来る事なら実際に見て確認したいところです。


この内装イメージにピッタリのタイルはこちら


★メトロ

シンプルなタイルなら「メトロ」がおすすめ!サブウェイシリーズよりも釉薬面に高級感があり、グレイッシュなカラーや3種類の形状をご用意しています。




====お店情報====

LE DISTRICT
225 Liberty St
New York, NY 10281
(Brookfield Place内)



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貴重!タイル原料、鉱山の様子

タイルパークの(株)TNコーポレーション、デザイン室の渡辺です。

今回は通常は立ち入り禁止!貴重なタイル原料を採掘する鉱山の様子をお伝えします。(以前に私が訪れた時のものです。)

 

粘土を取っている鉱山。

 

 

砂が多いほど粘土の価値は下がります。(安くなります。)

ショベルカーで少しづつ(10cmぐらい)削っていきます。

→一級、二級に分けられます。

 

 

日本なのですが、まるでグランドキャニオンみたい・・・

 

 

 

 

 

 

↑本山木節粘土:黒いが焼くと白くなります。粒子が細かく、値段が高い!

 

 

 

↑蛙目(がえろめ)粘土:雨などでぬれると、石英の粒が蛙の目玉のように見えるのが名前の由来。粘土分としては30%ぐらいした含まれていない。

 

 

 

 

ここは「砂婆(さば)」と呼ばれる風化した花崗岩を取る鉱山。

 

 

 

 

これが「砂婆(さば)」・・主に長石と珪石の混合物。すごく脆くて、手でも簡単に砕けます。

 

 

 

弊社(TN)はタイル工場。原料は原料メーカーさんから購入しています。

・・生産するタイルに合わせて、いろいろな原料が10種類以上混ぜられてタイルの土の原料になります。その源流の部分ではこういった鉱山で働く方たちがおられます。

 

いろいろな方たちに支えられています。感謝。

(協力:丸美陶料株式会社)

 

素敵な店舗内装の施工事例

今回は、お客様から頂戴した沢山の施工事例の中から、店舗内装にスポットを当てていくつかご紹介したいと思います!


湿式タイルの温かみに包まれる飲食店

スープストックトーキョーお茶の水店
物件:スープストックトーキョーお茶の水店
写真協力:株式会社スマイルズ


東京・お茶の水にオープンした「スープストックトーキョー」では、タイルパークの人気タイル「ダンボ」をご採用いただきました。

「ダンボ」は、水分を多く含んだ赤い粘土を練りだす「湿式製法」で作られたタイル。多くのタイルの成型方法である「乾式製法」とは異なり、荒っぽい土本来の素材感と温かみを残すことができる成型方法です。

店舗が入る建物は、外装に赤系のレンガタイルが使用されています。赤土の風合いをたたえた「ダンボ」が屋外に面した1階正面の看板周辺でも使用されており、建物の外から中へと繋がるような効果を見せていて、自然と店内に足を向けてしまいます。思わず吸い込まれそうな物語性を感じさせますね。

★この物件の施工例をもっと見る

★使用されている商品はコチラ



レンガの壁が古城のような美しさ


物件:mapping bar THE WORLD
写真協力:オリジナルワークス有限会社


続いては神秘的な内装が素晴らしいバー。ここでは、壁面に「上海レンガ」を採用いただきました。
薄暗い店内で間接照明が当たるレンガの壁は、まるで月に照らされた古城のよう。世間を離れ、おいしいお酒と心地よい会話に癒される、ラグジュアリーな大人の空間。写真とホームページを見たスタッフも、「北海道を訪れたら絶対に行ってみたい!!」と思いました(^^)

★この物件の施工例をもっと見る

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タイルがたっぷりの明るいカフェ


物件:MOON&ME CAFE
写真協力:ネクスト・イノベーション株式会社


岐阜県可児市、タイルパークの会社のすぐ傍にあるカフェ「MOON&ME CAFE」さんでは、弊社のタイルが沢山採用されました!カウンターのバックには「サブウェイ」↑↑

壁には「上海レンガ」に白でペイント↑↑

別の壁には「バルーンモザイク」。見切り材との相性が素敵↑↑

お店の外に「絢爛」。ちなみにカフェはネクスト・イノベーションさんの会社と一緒になっています↑↑

★サブウェイの写真をもっと見る

★上海レンガの写真をもっと見る

★バルーンモザイクの写真をもっと見る

★絢爛の写真をもっと見る



これ以外にも、タイルパークの施工例紹介ページではたくさんの施工例をご紹介しています!
タイル探しで悩んだら、ぜひ参考にしてみてくださいね♪



タイルパークでは、タイルを購入いただいたお客様からの施工例写真を募集しています!

施工例をお送り頂いたお客様へは、ささやかな御礼に500円分のQUOカードもお送りしております。施工完了後は、ぜひお写真をタイルパークへお送りくださいませ!



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アートな壁を作りたい!

組絵
タイルを使って、アートな壁面を作りたい。
オリジナリティ溢れる内装を提案したい。

そんな「表現」にこだわりたい皆様へ、タイルパークの大人気シリーズ「組絵」を改めてご案内いたします!



連続する模様が美しい「組絵」。自然のなかから見つけたテクスチャをタイルに落とし込み、色と形を組み合わせて様々なパターンを作り出すことが可能です。



形状×カラーのバリエーションは何と驚きの110種類!あなたはどのタイルを選びますか?



組絵は素材となるCADデータをご用意しております。是非ご活用ください。
素材ダウンロード、各商品ページへのリンクは下記の特設ページからご確認くださいませ。

「組絵」特設ページへ


組絵の生産対応について
組絵は常時在庫の少ない商品ですが、不足時には受注生産対応を行っております。購入の方は希望数量をカートに入れてご注文ください。
なお生産日数は最大20営業日が目安となります。(実際の納期はご注文後にタイルパークよりご連絡いたします)
※追加発注は再度生産対応になる恐れがあります。発注数量にご注意ください。











「組絵」は現在配布中のカタログ「The Art of Tile 2019-2020」にも掲載されております。

カタログは何冊でも無料進呈しております。写真を眺めるだけでも楽しめるカタログになっておりますので、ぜひお客様用とお手元用で複数冊お持ちくださいませ。

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ロングヘキサゴン「ピケ」のご紹介


大人っぽいカラーと大胆な形状が魅力の内装たいる「ピケ」。



一番人気のLH-6はグレイッシュな色合いで落ち着きがあり、ワンランク上の大人の空間を目指すにはピッタリ。




ガラスタイルの「アイシクル」との組み合わせもおススメです。


■ピケ カラー一覧■
  


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「ピケ」は現在配布中のカタログ「The Art of Tile 2019-2020」にも掲載されております。

カタログは何冊でも無料進呈しております。写真を眺めるだけでも楽しめるカタログになっておりますので、ぜひお客様用とお手元用で複数冊お持ちくださいませ。

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☆こちらもおすすめ!☆

ピケと同じくロングヘキサゴンの内装タイル。マットカラーでパリッとコントラストのきいた空間を作ります。



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アメリカ展示会でもタイルパーク商品

4月にアメリカのオーランドでCOVERINGS2019が開催されました。アメリカの業務提携先であるLUNADABAY TILEではTNの商品を多く展示しています。

少しブース内の様子を見てみましょう。コーポレートカラーで統一され、ロゴとイメージ写真を前面に出しています。よく見ると写真はキールやブイが使用されています。

内部の風景です。

 

次はパネル

キールブイプランクは強烈なインパクトがあります。

日本とは違う思い切った使い方をしています。来年にはタイルパークでもMIXパターンを発売する予定ですが。

次は新商品。47X47 Hexagonと240X90 wide hexagon

この2点はタイルパークで近日発売予定です。

その他いろんなパネルがあります。

右の白い部分は47X47 Hexagon

デザインの考え方や展示の方法などいろんなことを学ばせて頂いています。

 

海外施工写真

タイルパークの海外展開が順番に進んでいます。近いうちにマレーシアのお客様とフランチャイズ契約を締結する見込みです。

また台湾ではタイルパークブランドはすでに浸透しつつあります。そんな中で現地から施工写真が届いています。

まずはシェリーの施工写真です。目地の色も微妙に変えて、うまく仕上げてあります。

次は高級マンションの外装で使用された絢爛ペルラ禅、そして内装にロッカメタルです。

まだ建築中のため足場が残っていますが、この現場はTNコーポレーションとタイルパークブランドを前面に出して付加価値をあげている貴重な建物です。

絢爛ペルラ禅

ロッカメタル

タイルパークもいよいよ本格的にアジア展開を開始しました。

ニューヨークだより 第53回:LE DISTRICT(前半)

取材:2019年4月   写真/記事:佐京佑夏

初めまして!今回からニューヨークだよりを担当させていただくことになった佐京佑夏です。

ニューヨーク在住14年以上になりますが、1年半前に家族の事情でアクティブなニューヨークから静かな郊外へ引っ越しました。
以前インテリアデザイン会社に勤めていたのと、これまでクリエイティブな仕事に関わってきた為、ニューヨークの商業施設、住宅、美術館や博物館などのアートシーンや内装デザインを観るのは大好きです!これからは様々なタイルと内装デザインの面白いところを中心にニューヨークの情報を皆さんにご紹介していければ良いなと思っています。


ダウンタウンのバッテリーパークシティに位置するWorld Financial Center(ワールドファイナンシャルセンター)は昔から有名なニューヨークのランドマークの一つ。
しかし9・11で崩壊した後、かなりの予算をかけて再建築が行われ、今では総合商業施設とオフィスビルが一体になったBrookfield Place(ブルックフィールドプレイス)に生まれ変わりました。



ビルにはアメリカンエキスプレスやメリルリンチなどの大手金融系会社が入っています。
今回はそこで働くオフィスの人たちが御用達の、フレンチスタイルをテーマにした新しいマーケット” LE DISTRICT ” (ル・ディストリクト)をご紹介します。



1980年代から健在するガラス張りのWinter Garden Atrium(ウィンターガーデン) は、9・11 で全てのガラスは破壊されてしまいましたが、今はほぼ前と同じ様に再建され2002年に再オープンされています。



場所はハドソン川沿いに位置するので、中からは川向こうに自由の女神とエリス島が見えます。

エルメスやボッテガ・ヴェネタなどの高級リテールストアも入っているので、ショッピングに来る観光客も多いです。そんなウィンターガーデンの入り口から入って直ぐ横にあるのがLE DISTRICT






正面はオープンカフェで、ゆったりとスツールに座って朝食を取る人もちらほら。



DISTRICT(区域)の名前通りここはカフェ、マーケット、ガーデン、レストランの4つのDISTRICTに分かれています。入ってすぐの区域はCAFÉ DISTRICT。ここでは、クレープとケーキ屋のCREPERIE & PATISSERIE、真ん中にあるコーヒーバー、そしてLE DISTRICTオリジナルのキャンディーやチョコレートが買えるお土産屋さんがあります。


(https://www.icrave.com/dining#ledistrict-intro)


本格的なベルギーワッフルとクレープの出来立てが味わえます。


正面から入って真ん中のカフェはCOFFEE BAR。忙しい会社員はここでコーヒーやペイストリーをピックアップしていくようです。





カウンターパネルには白いスクエアタイルに青いシェブロンのペイント。インパクトが強くすぐ目に入ります。


コーヒーバーの隣にはマカロンやジェラート、チョコレートなどお土産を買える可愛いセレクションでいっぱい。丁度こちらではイースター(復活祭)の前だったので、イースターに関わるお土産が多数ディスプレーされています。



LE DISTRICTの特徴は、白いサブウェイタイルがマーケット全体の壁に張り巡らされており、区域ごとにそこの特徴の可愛い絵や文字がペイントされていることです。




キャンディーやチョコレートの絵が可愛い。





真ん中に移動すると今度はカフェからマーケット地区に変わります。

マーケット地区は7つのステーションに分かれており、それぞれに自分の好きなものをその日の気分で楽しむことができるようになっています。

ベーカリー、フレンチフライ、シーフード、チーズ、肉やハム、ローストされた肉、好きな肉を選んで焼いてもらえるステーキ屋など、多数の売り場があり、どこで頼んだら良いか迷ってしまいますね。

入って左側はパン屋。たくさんの美味しそうなバゲッドやペイストリーが並んでいます。



ここで私は、見た目ソフトで美味しそうなNutella Fougassette with Banana、ヘーゼルナッツ入りチョコレートとバナナが練りこんであるペイストリーを購入。



このパン屋の向かいは、フレンチフライをその場で揚げてくれるバーのBAR A FRITES。



マーケット地区の真ん中には、生肉をその場で焼いて食べさせてくれるステーキステーションがあります。









真ん中には円形のカウンターバーがあり、キッチンでは自分で選んだ肉を焼いてくれます。バーの上で目立つのが銅の張り出し屋根でかなりのインパクトがありました。

カウンタートップは落ち着いた田舎風の木素材。スツールの椅子張り生地はダークブラウンで統一。フロントパネルはモザイクタイルの色と合わせ、インダストリアル&カントリー風の素材をうまく融合させています。



シーフードバーは海の青色をテーマに、カウンターパネルはタテイモ目地の青い面取りスタイルのサブウェイタイル。






チーズステーションのFROMAGERIE。フランス独特のチーズが沢山並んでいます。



LE DISTRICTは、今ニューヨークで人気のあるコンセプトやブランディングからスペースデザイン、そしてパッケージなど全てを総合的に手がけるデザイン会社、ICRAVEによって創られています。


(https://www.icrave.com/dining#ledistrict-intro)

マーケット地区を歩いていて感じたのが、混み合う時間だったとしても窮屈にならない様なつくりにしていること。
真ん中に大きい楕円形のバーカウンターが2つ、その周りにそれぞれのフードステーション毎に客席を設ける様にしています。そうすることで空間に余裕があり、人の交通量も自然で気にならない様にできているのが素晴らしいです。




(https://www.icrave.com/dining#ledistrict-intro)

このステーキ屋の隣はワインバーのBAR A VIN。ウォール・ストリートやこのビルで働く人たちは、仕事の後でここに来て、マーケット地区のチーズやハムと一緒にドリンクを楽しむよう。
先ほどのベーカリーでバゲットを、買ってハムやチーズと一緒にバーでワインを頼んだら最高!




(https://www.icrave.com/dining#ledistrict-intro)

むき出しのダクトを黒い網格子天井から見せ、黒いペンダントライトでカウンターの照明を合わせています。
カウンタートップはニス塗り仕上げの木素材、フロントパネルはニュートラルなグレーで落ち着きがあります。こちらもフランスの田舎風とニューヨークのインダストリアルでモダンなデザインをうまく取り入れています。


バーの周りの客席は銅のペンダントライトで合わせています。

LE DISTRICTの照明デザインは、2016年にIES (Illuminating Engineering Society)照明エンジニア協会のデザイン賞を受賞しています。ICRAVEで様々な特徴のある照明会社と組み、独自の機能性とデザインを兼ね備え、かつブランド(LE DISTRICT)のコンセプトに基づいた照明を作り出しているのが分かります。



次回のニューヨークだよりでは、LE DISTRICTのガーデン地区とレストラン地区を紹介します。





ここが気になる!スタッフのタイルワンポイント

通し目地で施工された白のタイルに、カッティングシートやペイントで模様を付けた面白い事例がたくさん見られます!ただタイルを貼るだけでは終わらないこだわりがとても素敵です。
またタイル以外にもとても興味深いインテリアデザインが目白押し。おいしい物を食べながら、マーケット内をはしごしてみるのも楽しそうです!
 
さて、今回から新しいリポーターの佐京さんにバトンタッチとなりました。インテリアのお仕事をされていただけあって、見ごたえ・読みごたえ抜群の記事になっていました!

ニューヨークだよりは月1回更新です。ぜひ次回以降もお楽しみに!


この内装イメージにピッタリのタイルはこちら


★プランク

最近人気の240×40のスマートなボーダータイル。通し目地でもキリっとキマっておすすめです!在庫欠品中のカラーもございますが、状態ご注文があればすぐに生産対応可能です。




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LE DISTRICT
225 Liberty St
New York, NY 10281
(Brookfield Place内)



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TOKYO リノベーション ミュージアム

タイルパークの(株)TNコーポレーション、デザイン室の渡辺です。

先日、パナソニック東京汐留ビル1階にある「TOKYO リノベーション ミュージアム」を訪問してきました。

少し前に「パナソニックセンター 大阪」もご紹介しましたが、東京は大阪とは大きく違う印象です。(コンセプトからして違う・・どっちも素敵ですが・・)東京・大阪どちらも乃村工藝社さんが手掛けられたようです。(弊社もいつもお世話になっています。)

 

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↓入口

 

 

ご挨拶させていただいた、コンシェルジュの方からは「TOKYO リノベーション ミュージアム」は公共的な意味合いで運営している面が強いので、あえて「パナソニック」というブランド名をあまり全面には出さないようにしている・・とお聞きしました。

 

 

 

下のフロアの地下1、2階はパナソニック リビング ショウルームとなっています。

 

 

 

 

 

 

 

広くリノベーションというものを学べる施設となっています。

 

 

 

この模型・・わかりやすくて良いと思います・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓・・実は、弊社の「タイルパーク」のカタログと、タイルのサンプルが少し置かれていますよ。

 

 

よろしければ、足を運んではいかがでしょうか・・・

 

 

TOKYO リノベーション ミュージアム

https://sumai.panasonic.jp/trm/

 

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