建築建材展2023

T2の吉野です。建築建材展2023にタイルノオサラも出品することになりました。ブースのイメージを掴むために試しにテーブルの上に置いてみている図です。

テーブルが狭く、置ける量がかなり限られます。

釉薬テスト。かなり色幅のある釉薬でコントロールが難しいです。

布目にはこんな釉薬を予定しています。

以前作ったパネルです。ボクは3月いっぱいで退社することになりましたので、その後は別の者が引き継いでくれるでしょう。

国内施工事例

タイルパークの林です。今回は地元多治見でのタイルの施工例を紹介します。

トルテローニ SKMN-4

トルテローニを店の入り口に使用していただいています。
お店の名前は、多治見のある創作居酒屋 「京町スタンド」
オリジナルメニューがいっぱいのすごく魅力てな居酒屋です。

人気のトルテローニシリーズに今年4月から新色が追加されます。今回はこのブログを見た人だけにお見せします。

新しい色は乳白色です。柔らかい曲線と自然な色はどこにでもマッチします。
発売は4月1日ですが、事前に見てみたいと思われる方は遠慮なくサンプル請求をしてください。品番はSKNM-0です。

年明けの試作室から

こんにちは、T2の冨田です。タイトル「年明け」といいましても、早いものでもうひと月、経ってしまいました。今年は大寒波が来て以来、肌寒い日が続いてますね。余談ですが、仕事仲間?の粘土は凍ってしまうとだめになってしまうので、窯の近くに置いて手厚く大事に大事に保護していたりします。

さて、本日は日々のことのご紹介です。
現在わたしたちはカタログの準備と2月末に控えている建築建材展に向けて追われるように毎日を過ごしています。
新商品のパネルなどほとんどはカタログと建材展と兼用なのですが、それとは別で試作等もいくらか持って行く予定です。本日は展示会でお披露目する試作を少しだけ先にお見せしようかと思います。

今わたしが建材展に向けて作っている試作は2つあります。

1つはアクセントラインのタイル。
タイルを壁全面ではなく、部分的にライン状に装飾する提案のものです。
断片で使用したパスタの柔らかい印象を模様として活用できないか、ということで考案したもので、60角のものが2種類とボーダーがいくつか、、これをひとまずハンコ式にしてせっせと生産しています。

かわいらしい感じの柄なのでマットのしっとりした色などどうかしらと思っていたのですが、凹凸がつぶれてしまってうまくいかなかったり、、また、アクセントとして使用するのでもっと鮮やかな色の方がよいのではないかということで断片と同じ色をかけてみたり、、はたまた、断片よりも少しチャーミングなのでこの色では少し渋いかなと思ったり、、一進一退、時間がないながらも悩みにのまれています。悩みは時間を食べます、、しかし悩まずにはいられない、いつもそう、、とりあえず愚直に手を動かしております。
ひとまず、試作として展示会に持って行くので、量はほどほど。この試行錯誤の迷った痕跡は消せずとも、ぎりぎりまで食い下がりたいと思います。

もう1つは筆の運び、色の濃淡、構成で魅せるタイルです。
3枚目の写真の右側に少しだけ色見としてつくったものを載せています。 これはアートパネル系のタイルになるのでしょうか。
色の伸びと濃淡が美しいもの、それらを構成してキャンバスがどこまでも広がっていく、と思うと構想としてはなんともロマンチックですが、イメージ力勝負なので若干のプレッシャーがあります。こちらは間に合うかどうかぎりぎりのところ、、、

まだまだ作りかけでブログに色が無くて申し訳ないのです。未完成品ばかりですが、限られた時間の中で、展示会で楽しんでいただけるよう精一杯進めてゆきます。
定型句ですが、ご意見ご感想お聞かせいただけると励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。
また2月末、少し暖かくなった頃、お会いできることを楽しみにしております。

タイルのネーミング

新商品を作るときに最後に迷うのはネーミングです。コンセプトからイメージしたり、色や形からイメージしたり。
いろんな角度から商品に相性の良いネーミングを考えます。

今年の新商品も同じように何度も変更を繰り返し、決めていきました。
その中で、私の大好きなワインに関連したものがあるので紹介します。
その名前は葡萄の品種から考えました。
青々したフレッシュな緑をイメージしたソーヴィニヨン。
このイメージで名付けたのが写真の商品です。

写真はイメージです

白ワインでは、シャルドネよりどちらかというとすっきりしたソーヴィニヨンブランが私は好きです。
続いてダークブルーと若草色の商品があるシリーズはピノグリ。こちらも大好きな白ワインの品種です。

写真はイメージです

ネーミングはいつも悩み、いつの間にか名前に落ち着きが出てきます。今年の商品も、みなさんが馴染むには少し時間がかかるかもしれません。
そのとき今日のブログを思い出してください。意図がわかれば、頭に入りやすいかもしれません。

これらの商品は4月発刊のカタログと同時に発売されます。そのときは、是非手に取って見てください。

悪天候による運送への影響について

いつもタイルパークをご利用いただき、誠にありがとうございます。
1月24日から非常に強い寒気が日本列島に流れ込んだ影響により、各地で幹線道路の通行止めや渋滞が相次いでおります。
これにより、各運送会社での大幅な配送遅延が発生しております。

1月26日時点で運送会社の集荷は再開いたしましたが、依然として指定日配達をお約束できない状況が続いております
ご迷惑をお掛け致しますが何卒ご了承願います。

※出荷後のお荷物の状況については、発送済み連絡メールに記載のお問い合わせ番号で運送会社にご確認ください。

水で濡れても滑りにくい、内・外使用可能な床タイル

新商品!床タイル
「イン&アウト」ご紹介

内部も外部も同じタイルを使用することで統一感のあるデザインも可能。
水濡れも想定されるアウトドアリビング にもリビングと同じタイルがお使いいただけます。

「滑らかなのに、水に濡れてもキュッと止まる」

▼ 「イン&アウト」とマットタイプのタイルで水滑りを比較!
2つのタイプの床タイルを使って簡単な比較実験をしています

雨などで濡れる外部の床に使う大判タイルの場合、弊社の従来品では滑り止めの効果を持たせるためにタイル表面がザラザラした感触のものとなっていました。
新商品「イン&アウト」は水で滑りにくいのに、サラサラした滑らかな感触を実現。
例えるなら・・
従来品:サンドペーパー(紙やすり)に似た手触り
新商品:コピー用紙に似た手触り

ぜひ、サンプルで手触りをお確かめいただきたい商品です。

弊社従来品(商品名:ブルー&ホワイト)では内部用と外部用・・別々にご用意していましたが、新商品( 商品名:イン&アウト)は表面が滑らかなのに水で濡れても滑りにくく、様々な場所に活用いただけます。
もちろん、床だけではなく壁にも使用いただけます。
建築の内と外、床と壁・・統一感のある質感が実現可能なタイルです。
※履き物の材質や泥・油等により滑る可能性はありますので、常に汚れやすい床面での使用についてはご注意ください。

600×600角(6,200円)
600×300角
(6,290円)
(  )は参考㎡価格 
※壁面でのアクセントとして600×50角もご用意

滑らかな表面なので、お手入れもしやすく掃除が簡単。素足や靴下で歩いても大丈夫。
キッチン、脱衣所などの水に濡れる可能性のある場所でも安心です。(注:浴室床には石鹸などの影響もありますので使用出来ません。)

従来品 (商品名:ブルー&ホワイト)に比べ、新商品( 商品名:イン&アウト)は表面が滑らかなのに、水濡れ時の滑りにくさは同等程度を実現。(履き物の材質や石鹸・泥・油等により滑る可能性はあります。 )

表面の滑らかさは下記画像からもわかります。
左:従来品 (商品名:ブルー&ホワイト)
右:新商品( 商品名:イン&アウト)

住宅のリビング~アウトドアリビング・リビングテラス
などには特にオススメです。

ぜひ、下記のボタンから
サンプルをご依頼ください。

▼ こちらの比較動画もぜひご覧ください
水濡れに強い「イン&アウト」と、グリップ、マット 2つのタイプから選べるスミニャック
この2種類の床タイルを簡単な比較実験をしながらご紹介しています!

T2plus(仮称)の取り組み

T2×シライナギサ共同開発タイル「刻」

こんにちは、T2の千田です。 今回はT2puls(仮称)の取り組みについて紹介したいと思います。

白井さんの作品である「刻」の現物

現在T2では2/28(火)~3/3(金)の期間に開催される“建築・建材展2023”に向けて急ピッチで準備を進めております。今回の建築・建材展はT2の1年間の活動報告の場として位置付けておりまして、各人の1年間の取り組みが皆さんに上手く伝わるように意識して展示方法などを考えております。

開発途中の「刻」

その1年間の取り組みの中でも、今回はT2puls(仮称)の取り組みについて紹介したいと思います。T2plusとは【”アートタイル”を”プロダクト”へ】をコンセプトにゲストアーティストとタイルの共同開発をする取り組みの事です。現在はシライナギサさん、齋藤まゆさんという二人の陶芸作家さんと共同開発を進めております。と言っても共同開発自体はすでにほぼ終わり今は2023年のカタログ掲載に向けて動いております。こちらの商品については4月以降に正式に皆さんにお披露目できるかと思います。

齋藤さんの作品「fragment」

共同開発と言ってもあまりおおげさなことはしていなくて、いかにしてゲストアーティストの魅力を損なわないように商品として仕上げていくか、を念頭に進めております。今回のシライさん、齋藤さんの二人の事を例に出すとシライさんの場合は現物のタイルを石膏で型取りして金型に起こし、タイル生地をTNの工場で生産できるようにしました。T2の吉野さんの活躍もありそこまでは苦労なく進み、大変だったのは色の表現で現物のタイルの色と質感を再現するのには一苦労あり、どうにか再現できたもののその後の色展開も一筋縄ではいきませんでした。

T2×齋藤まゆ共同開発タイル「繭」 3種

また、もう一人の齊藤さんの場合はもともとのタイルの形や質感を再現するのは現実的ではなかったので、TNの豊富にある形状の中で彼女のテイストに合う形状をチョイスし施釉~焼成したものに彼女の考案した図案を上絵付していただく、というかたちで共同開発を進めました。こちらも当初はTNで使っている釉薬と上絵焼成の相性が悪く難航しましたが、現在は上絵付の仕方を工夫していただき難なく生産できる体制になっております。

T2×齋藤まゆ共同開発タイル「繭」 フィールドタイルとの貼合わせ

このようにしてT2ではタイルの共同開発をしておりまして、この先もT2ではT2plusに参加していただけるアーティストの方を募集しております。「我こそは!」と思う方は是非ご一報下さい。宜しくお願いします。

コラボレーション希望の方はホームページよりお問合せください。

詳しくはこちら

タイルの組み合わせ

タイルパークの林です。2023年の幕が開けました。今年もタイルの魅力を伝えるために頑張っていきます。今回は組み合わせの面白さをお伝えしたいです。今、タイルパークでは2023年版のカタログを準備している真っ最中です。いろんな写真で皆様に使い方にお魅力をお伝えしたいと考えています。
その中から、今回は新商品の軽量コブ出し風タイルと光沢のあるインテリア系タイルを組み合わせて使う写真を紹介します。

新商品(軽量タイル)とペルラRE-5

まずは黒系の重量感のあるタイルとペルラリーフの組み合わせです。石材調の軽量タイルは今までほとんど外壁に使用されていました。しかしエントランスや店舗の内装にも組み合わせを変えれば充分使用できるのではないでしょうか。
軽量タイルは1m2あたり15キロ程度で加工もしやすく、躯体を選びません。ぜひサンプルと手にして、その質感と重量を体験してみてください。

続いて白い軽量タイルとゼリージュの組み合わせです。地中海の明るさを表現したような組み合わせです。ライムストーン調の石面とモロッコの手作りタイル風ゼリージュは、ギリシャの丘から地中海を眺めている様な気がします。(かなり妄想が広がっているかもしれません)

新商品(軽量タイル)とZELLIGE-WHITEの組み合わせ

最後はブルート白の組み合わせです。イタリアンブルーを表現した帯シリーズの群青(GUNJYO)とスペイン製タイルのシャトーを組み合わせた壁。地中海の明るさを表現したような組み合わせです。私の勝手な想像ですが、シチリア島でキンキンに冷えた白ワインと海鮮料理で、昼間から海を眺めながらほろ酔い気分になっいる、そんなことをイメージさせてくれる様な気がします。

帯(GUNJYO)シャトーWHITE

タイルを組み合わせるとき、場所や表現したい空間をイメージするとタイル選びが楽しくなります。時には妄想もいいのではないでしょうか?

タイルノオサラ発売

明けましておめでとうございます。T2の吉野です。新年一発目のブログ更新ですが、『タイルノオサラ』の話です。新年関係無くてすいません。タイル百年祭でも好評でした『タイルノオサラ』が遂に正式に発売となりました。昨年12月からなので実は既に発売しています。弊社のタイル通販サイト『タイルパーク』でタイル雑貨のコーナーを新設しましたので、其方でご購入出来るようになっております。イメージ写真は弊社近くの美容室とカフェを併設されていらっしゃる『volpe』さんをお借りして撮影させて戴きました。料理やスタイリングも含め大変お世話になりました。ありがとう御座いました。

12月発売という事でXmasカラー2色もご用意させて戴きましたが、Xmas以外でも使えるかと思います。シンプルな北欧風のイメージ?おもちゃ感もあり、かわいいのではないでしょうか?赤い方は新年にも。。。ってお正月に紅白の食器とか使いませんよね。すいません。でも普通にかわいいと思います。

自社通販サイト以外にも、多治見まちづくり会社さんの運営する『喫茶わに』さんでオサラを一部販売して戴ける事になりましたので、準備が出来次第納品させて戴きます。一月中には納めさせて戴く予定です。お取扱い1号店なので勝手にもうアンテナショップだと思っています。わにさんでは喫茶の方でも実際にお料理を盛ってお客様に提供して戴けるようで嬉しく思います。多治見にいらっしゃった際はぜひお立ち寄り下さい。喫茶店と本屋さんを併設されている楽しい場所です。

現状の売れ筋といたしましては、対面式イベントの際は渋めの窯変の激しい個体差のあるお色の売れ行きが良かったのですが、ネット販売では乳白やピンクの売れ行きが好調です。リムは太い方が売れていますが、飲食店さまのヒアリングでは細リムの方がお料理を盛った時の余白のバランスが取りやすいようです。わにさんで実際に使用して戴けるオサラも細リムのほうです。今後はアイテムのサイズ、色数も順次増やしていく予定です。イベント出店やSNS上でもプレゼント企画、イベント等続けて行って盛り上げていきたいと思います。

ご期待ください。

タイルあるところ、必ず目地あり!

TNコーポレーション社内にて毎月開催されている「タイルの基礎知識 勉強会」。
「タイルの施工」に関して、施工の基本は「下地」「接着剤」「目地材」この3つ、ということを学んできました。前回は張り付けに何を使うかや下地の種類などについて勉強しましたが、今回は「目地材」についてのお話です。

目地なし?いえいえ、それは…

「目地は入れてないです」
なんて会話をたまに聞きますが、へぇー、目地ないんだー、なんて思っていたのですが…
“目地がない”なんていうことはなく、正しくは”目地詰めをしていない”ということだったらしい…。(タイル業界2年目、全然わかっていなかったワタクシ)
「目地」とは → タイルとタイルのすき間
のことを指すのですが、そのすき間がない、という話ではありませんでした。


焼き物でもあるタイルは、寸法誤差がどうしもでてしまいます(焼くと縮みます。収縮率もいろいろなんです)。なので、目地幅を確保(内装で2~3mm、外装で8~10mm程度)しないと残念ながらうまくキレイに収まりません。もちろん施工するときにも、多少なりとも誤差はでてしまいます。

目地なしで施工する「突きつけ目地」またの名を「眠り目地」は、最悪の場合、剥がれて落下する原因にも…。
目地幅をある程度とらないと、下地の膨張・収縮や地震による動きなどを吸収することができず、タイルに直接負荷がかかってしまい、欠けやヒビが入って割れやすくなってしまうのです…。

目地詰めをしない“とは
「目地は入れてないです」というのは”空目地”という方法で施工すること。目地がないわけではなく、目地材を詰めない方法なんですね。ちなみに”空目地”は高性能な弾性接着剤を使います(モルタルは不可です…。この辺のお話は前回のブログへどうぞ)。

目地詰めの際に使用するのは、ゴム鏝(コテ)。柔らかいコテで、タイルのような傷がつきやすい素材のときに使用します。
タイル貼り付け後、ゴム鏝を用いタイル面目地にしっかり目地材が入るように、詰めていきます。 目地材が乾ききらないうちに、 軽く濡らし水を絞ったスポンジなどで、タイル表面の余分な目地材を拭き取ります。その後しっかりと乾かしてから仕上げ拭きしたら完成です。
目地を詰め、しっかり押さえれば防水性があがり強度もでます。また、コテでしっかり押さえることはせずにラフな仕上げにして、全体的にやわらかな印象にすることもできます。

1本目地におすすめなのは表面がデコボコしていたり、ざらつきのあるタイル。表面に目地を残したくない場合や、目地部分を深く (深目地) したいときにも適しています。
1本目地の施工をする際には、目地材と水をよく混ぜて耳たぶ程度の硬さになるまで練り、その後、絞り袋などに練った目地材を詰め、目地の幅に合わせて絞り袋の先端をカット。クリームを絞るようにゆっくりと目地に詰めていく方法です。

▼目地の役割もおさえておきましょう
★タイル一枚一枚の寸法の誤差を調整
★施工時の誤差を調整
★下地(躯体)素材の収縮や膨張する力を吸収し、タイルの割れを防ぐ
★下地への接着力の強化
★外部からの水や埃などが入るのを防止

前置きが随分と長くなりましたが…さて、本題。”目地材”についてでしたね。

外装用
●現場調合
●既成調合

昔はほぼ100%で現場調合でやっていたそうですが、今ではほとんど見なくなったようです。
骨材は粗め、内装用に比べて色は少ないようです。昔は墨汁なんかを入れて色を調整したのだとか。

既成調合の目地モルタルは、メーカーであらかじめセメント、細骨材、保水剤を調合したもので、現場では規定量の水で混練するだけで使用できるもの。防カビ・抗菌目地材、油汚れ防止目地材、弾性目地材など高機能な目地材も開発されているそうです。

既成調合のうち「ブリックモルタル」というものは、骨材が粗めで(砂などが表面に見える感じだそう)、古びたヴィンテージ感のある仕上がりにしたい場合なんかにおすすめ。
目地幅を広くとるタイルや煉瓦などに最適で、タイルパークの商品では「上海レンガ」なんかに使うといいのではないでしょうか。
入れ方も一本目地で、わざとはみ出した状態にして無骨な感じを演出してみるのもよさそうですね!


内装用
●現場調合
●既成調合(モルタル or 樹脂系)

外装用と同じで、基本的に2つに分かれます。
内装用のモルタルは色が豊富で、細かい骨材が使われています。粉を水で溶いて練って使います。
材料のキメが細かいのは、狭い目地でも奥まで埋められるように。そのため幅が広い目地に内装用を使用すると、ヒビ割れたりするので注意が必要です。

床用には樹脂系目地材が使われます。下地の動きに対して追随性が高い目地材として樹脂系目地材が用いられ、エポキシ系、アクリル系、ポリマーセメント系などが市販されているそうです。
たわんでもある程度追随できるので、目地のひび割れ等も抑制することができます。室内の合板下地にも適用、床暖房も対応可です!


なんだか本題の目地材についての内容が薄かったですが…

タイルを語る上で、目地は絶対についてくる、決して外せない項目。例えそれが空目地でも。
意匠に反映されてくるとても重要なものです。よく調べ、考えて、目地を決めていきましょう。

▼ 目地についてのいろいろなお話はこちらのブログもどうぞ!

“貼られてなんぼ” の、タイルです。
…きれいに貼るための、目地割りや割付けなどのお話★

馬、芋…。目地のお話
…目地割りと、その目地におすすめのタイルをご紹介♪

芋目地の魅力
…まっすぐなラインが魅力の芋目地、施工例を交えて解説!

目地で変わるタイルの印象
… 目地材の色で変わってくる仕上がりの違いとは?

さて、次回の勉強会は「施工後の検査」についてです。
品質評価やメンテナンス法などについて教えていただきます。


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