1月26日からヨーロッパにきています。
最初の訪問先はドイツのお客さまの会社です。この会社は1年半前からおつきあいをさせていただいており、ヨーロッパのほとんどの国に販売しておられます。今回は納品の打ち合わせと新商品の紹介、ならびにデリバリーの仕組みを勉強させていただくために訪問しました。
商談風景
その後ご家庭に招待して頂き、奥様の手料理をご馳走になりました。
会社での記念撮影
お世話になりました。
今月上旬より発売を開始した2種類の大判タイル、早くも沢山のお問い合わせを頂戴しております!
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取材:2018年12月 写真/記事:新居潤子
ここ10年程で新たなNYトレンドスポットなったノマド地区。
今回は、このノマド地区が注目を浴びるきっかけとなった、デザイナーズホテルAce Hotel(エースホテル)をご紹介します。
歴史が古く老朽化している多くのNY地下鉄の駅とは異なり、新しいベンチや改札、高画質モニターが設置され、今の時代に相応しい近代的な駅へと生まれ変わりました。
この改装工事で、23丁目駅のアイコンとして新たに登場した11箇所の犬のモザイク画。
愛犬家の間では良く知られるNYベースの写真家ウィリアム・ウェグマンの作品がモザイクタイルで表現されて居ます。
ウェグマン氏は70年代から続く長いキャリアの中で、ひたすら自身の愛犬を被写体に、犬を人間の様な装いにさせ、ユーモア満載のポートレイト写真を発表し続けて居ます。
モデルを務めるウェグマン氏の愛犬は、過去40年以上変わることなく常にワイマラナー犬。
今回のモザイク画は、ウェグマン氏の愛犬9代目、10代目にレインコートやフランネルシャツを着せ、“地下鉄を待っている通勤客”に見立ててデザインされて居ます。
グレイのワンカラーであるワイマラナー犬の美しさを、様々な灰色の石を巧妙に使い分けることで表現している技法はお見事。
普段から遅延運休が多発する悪評高いNYの地下鉄を利用し、ストレスの溜まっている通勤客を、
一瞬でも明るい気持ちにしてくれる楽しいモザイク画です。
つい最近までこの界隈はこれといった特徴もなく、卸売店が軒を並べる程度の商業地区でしたが、ここ10年足らずでお洒落なレストランやバー、セレクトショップ、ホテルが続々とオープンし、NY最先端スポットへと変貌を遂げました。
そんなノマド地区が大きく変わるきっかけとなったのが、10年前、古くすすけた長期滞在型ホテルだった建物を改築しオープンしたこちらのエースホテル。
高い天井と巨大な柱が印象的な広々としたロビー。
ビンテージの家具やユニークなアートで溢れています。
天井を覆う格間の向こうに見えるステンドグラスから微かな自然光が差し込んで来るものの、何故か違和感を感じるほど薄暗い空間。
そんな暗闇の中でも、ラップトップを持ち込んで仕事をする人々で全ての席が埋まって居ます。
ノマド地区はテックやメディア、クリエイティブ系のスタートアップのオフィスが集中するエリア。
いつからかこのエースホテルのロビーが、流行に敏感で、意識の高いヒップスターや、中国・韓国系のリッチな若者たちなど、今ニューヨークの経済を動かす野心に満ち溢れた起業家たちのハブとなりました。
床のギリシャ伝統の幾何学模様が描かれたモザイクタイルは、昔のホテルの頃のまま残されて居ます。
築100年を超える建物のモザイクタイルを、メンテナンスせずにあえて剥き出しの状態にする所に、エースホテルらしいデザインの面白みが感じられます。
天井から壁まで塗られたクリーム色をベースカラーに、天井に張られたトラスのグリーン…
スツールの鮮やかなグリーンとブルーがアクセントとなってポップな空間に。
フロアには、ロビーから連なるモザイクタイルが施されて居ます。
壁から柱、バーカウンターのフロントパメルまで使われている、黒々と美しい輝きを放つ大判のサブウェイタイルは存在感抜群。
モールティングのディテールも手が込んで居て見逃せないポイントです。
バー周辺も、スツールのファブリック柄が1つひとつ異なって居たり、頭上に設置されたグローブ型の水槽など、楽しい仕掛けが一杯!
今回は、クラムチャウダーとロブスターロールを注文しました。
貝の出汁の味がしっかり付いたクラムチャウダーと、ロブスターが贅沢に入ったロブスターロール。いずれもとっても美味でした。
ホテルを起爆剤に周辺地域の様相を刷新することの多いニューヨーク。日本でもいま東京オリンピックに向けたホテル建設ラッシュのピークを迎えており、今後町の様子がどのように変化するのか非常に楽しみでなりませんね。
エースホテルの内装でとくに印象的なのが、フロア一面に敷かれたモザイク。汚れ、欠け、ひび割れもなんのその、長年大切にされてきたアンティークの価値を、生まれ変わったホテルでもしっかりと引き継いでいます。
タイルは何百年先にも残せるもの。だからこそ時にはこんな場所に降り立って、古き良き時代のタイルデザインに思いを馳せるのも良いですね。
ちなみに、このAceHotel内には第47回で紹介した「Stumptown Coffee Roasters」も入っているそうです(^^)
★ニューヨーク-ミニヘキサゴン
クラシカルな空間デザインならこちら!どんなに時代を経ても廃れることのない、王道中の王道です!
★サブウェイ / 07-DH1
黒のサブウェイタイルもクラシックデザインにはうってつけ。その他使用場所によって、重厚感からカジュアル感まで幅広く対応できます。
====お店情報====
Ace Hotel New York
20 W 29th St
New York, NY 10001
b/t Broadway & 5th Ave
Flatiron, Midtown West
The John Dory Oyster Bar
1196 Broadway
New York, NY 10001
b/t 28th St & 29th St
Flatiron, Midtown West
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タイル通販「タイルパーク」
http://tile-park.com
1月15日より新カタログ「The Art of Tile 2019-2020」を配布開始いたします。
一部のお客様には弊社より既にご郵送手配を行っておりますが、別途送付を希望される方は上記バナーをクリックし、カタログ請求ページよりお気軽にお申しつけください。
今回のカタログからは、商品ページにQRコードを設けております。
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とても便利な機能がプラスされた最新版カタログ。ぜひ1人一冊手元にお持ちいただき、どんどんご活用くださいませ!
明けましておめでとうございます。
今年もタイルパークをよろしくお願いします。
さて、当社では新しい年を迎えるにあたり社員の方に新年の抱負を話させていただいています。今年は昨年よりあたためてきました当社のミッションやビジョンを紹介させていただきました。まだ完成ではありませんが、私の思いはほぼ表すことが出来ています。内容は以下のとおりです。
ミッション
効率と安定に支配された味気ない空間を解放する
洗練された知識、技術、サービスで
「空間をタイルでアートに」
成し遂げる力は
▪️創造力 CREATE(造る)
▪️収集力 COLLECT(集める)
▪️表現力 EXPRESS(伝える)
ビジョン
100年後の社会を作る彫刻家になる
そのために
▪️TNは、夢を追いかけるチームとなる
▪️TNは、働く人たちにとって自己実現のステージとなる
▪️TNは、タイルを通して空間創造のリーダーとなる
今年もタイルパークを核に100年後の社会づくりを目指してがんばります。
12月13日から16日まで台北で開催される国際展示会に出展しています。私も13・14日はアテンドしてきました。
台湾ではタイルパークブランドとして展開しており、時間とともに認知度も高まっています。
二つほど事例を上げます。
まず一つはビルの外部に使われるタイル。TNコーポレーションの文字とともにタイルパークのロゴも掲載されていますので。この様に高級ブランドを使用していることを周囲にアピールしています。
続いてホテルの使用例です。使用しているのは睡蓮SULHー50です。
台北で宿泊されるときはぜひHoyumiで検索してください。
街中のショールームでもヨーロッパの商品と同列で展示され、その評価も上がって来ています。
日本製ブランド『Tile Park』をもっと有名にしていきたいです。
PS
昨年も掲載しましたが、台北はこの時期雨が多い様で、雲に身を隠す台北101があまりにも神秘的です。同じ様な写真をまた掲載します。
2019年版カタログの配布開始は1月15日からの予定です。
今回のカタログでも素敵な写真をたっぷり追加して、まるで写真集をめくるようにワクワクしてもらえることと思います(^^)発刊まで少々お待ちくださいね。
ところで、皆様タイルを選ぶ時にこのマークはチェックしていますか??
商品のページに必ずついているこれらのマークは、タイルの材質や面状、機能面から、その場所に使用を推奨しているかどうかをご確認いただくための表示です。〇がついているものは使用に適している商品、×がついているものは使用ができないか、タイルパークで使用を推奨していない商品です。
変更が決まった場合、カタログ発刊前でもオンラインショップでは随時変更を行っております。適正表示以外にも、予告なく仕様変更を行う場合がございますので、商品の最新情報は必ずオンランショップでチェックをお願い致します!
取材:2018年11月 写真/記事:新居潤子
街中アートで溢れ、トレンドに敏感な街・ローワーイーストサイドから、タイルに描かれた壁画アートが映える、アメリカ&地中海料理レストランCafé Medi(カフェ・メディ)をご紹介します。
ニューヨーク地下鉄の駅で良く見かけるモザイクアートは、その駅界隈の文化や歴史に因んで居ることが多く、一見すると地域とは何の関連も無い様に見えるデランシーストリート駅の魚モザイクアートも、実は駅周辺地区であるローワーイーストサイド=Lower East Side(略称LES)の歴史的背景に関連づけられています。
マンハッタン南東に位置するLESは、お洒落なバーやレストラン、ライブハウスだけでなく、多くのアートギャラリーが集まるNYコンテンポラリー・アートの拠点となって居る街。
ストリートにはグラフィティが溢れ返り、歩いているだけでも、新たなアートシーンを生み出すこの街独特のパワーを感じます。
LESがトレンドやアートの発信地として注目されだしたのは最近のことです。19世紀初頭からから20世紀後半までは、アイルランド、イタリア、ポーランドなどからの移民や貧困層が住む、NYのトレンドとは程遠い荒れた地区で、LES=”移民が住み着く街”として定着していました。
そして、この駅に描かれて居るモザイクタイルの魚は、シャッドという北米の海に生息する魚で、春先になると産卵のために川を遡り、淡水に産卵する習性があることから、遥々海を渡りLESに住み着き、アメリカでの新しい生活を切り開いた移民たちを象って居ます。
デランシーストリート駅から1ブロックのところにあるのが、今回ご紹介するアメリカ&地中海料理レストランCafé Medi。
2年前のオープン以来、斬新な内装が話題を呼び
ニューヨークで最もインスタ映えするレストランの1つと言われています。
入り口は地中海スタイルのリゾート感溢れるテラス席。
フロアーには、デコラティブな柄がエンボス加工された大判ヘキサゴンタイルが使われています。
バーのフロントパネルには深みのあるグリーンの格子柄タイルが施されています。
柱部分にはCafé Mediのコンセプトカラーであるターコイズブルーのタイルが施され、リゾート風の爽やかでお洒落な空間に。
ラウンジスペースを通り抜け奥に進むと、吹き抜けの天井で開放感たっぷりのメインダイニングが広がります。
光が差し込む天窓と、ミラー効果を使ったダイニングホールで食事をしていると、ニューヨークの街中に居ることを忘れてしまいそう!
床から天井まで6メートルを超える壁には、一面を贅沢に使った色鮮やかなタイル壁画。圧巻のスケールで、このレストランがニューヨークの「インスタ映えスポット」として注目されるのが納得です。
スペインのアーティストがインカ神話をモチーフに描いたハンドペイントのタイルアート。
地中海のヴァイブを感じさせる鮮やかなブルーのインカの神様たちが、Café Mediのアイコンとなっています。
実は、レストランのエントランスからメインダイニング、サーバーカウンターのある小さな一角まで、店舗空間一杯にタイル壁画が連なっています。
ここまで贅沢にタイルが施されたレストランは、ニューヨークではCafé Mediだけでは無いでしょうか。
こちらはサーバーカウンターのフロントパネルに施された、凹凸感の風合いあるタイル。
テーブル席に着き、メニューを選びながら、他のテーブルで何を注文して居るのか覗いてみると…
どのテーブル席にもオレンジ色のドリンクが置かれています。
ウェイターに尋ねると、底なしという意味の”ボトムレス”=飲み放題21ドルのミモザで、このお店のシグネチャーメニューなのだとか。
今回はそのボトムレスのミモザと、ホームメイドのグラノーラがたっぷりのったギリシャヨーグルトに、ストロベリーバターミルクパンケーキを注文。
天窓から差し込む光をふんだんに浴びながら、昼間からミモザを頂いていると
まるでギリシャのリゾート地を訪れている様な錯覚に陥りました。
吹き抜けの高い壁をまるまる使った豪華なタイルアート。ここでは手書きのペインティングがされていますが、タイルそのものを見立てた壁画を作っても面白そうですね。
イラストの方に目が行きがちですが、よくよく考えると内装なのにものすごいタイル面積を誇っています。装飾用の内装タイルは高級なのであまり大胆に使うと予算が追いつけないという話もよく耳にしますが、このくらい思い切ったタイルアートをしつらえれば「フォトジェニックなスポット」として話題を呼ぶかもしれませんね。
★ピカソ
アーティスティックなタイルならこちら!種類も豊富なので、ランダムミックスで使用してもカッコいいですね。
★フェザー
見たこともないような大胆な壁面を作るなら、ガラスタイルとセラミックタイルなど異素材を組み合わせるのもおススメです!ちなみにこの写真では下記の商品を組み合わせて使っています。
Feather-Mineral-Pearl
RE-2
LIN-2
Fin-Moonlit-Pearl
====お店情報====
Café Medi
107 Rivington St
New York, NY 10002
b/t Essex St & Ludlow St
Lower East Side
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タイル通販「タイルパーク」
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平素は格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。
タイルパークでは自社工場をはじめ国内のタイル製造現場における原料の高騰、ならびに海外での産出量減少や価格高騰などの影響を受けまして、誠に心苦しくはございますが、一部製品の値上げを行うこととなりました。ご検討中のお客様におかれましては誠にご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご理解とご了承を賜りますようお願い申し上げます。
■価格変更日
2019年1月15日(火)(※新カタログの配布開始と同時に変更いたします)
■価格変更商品および変更内容(※すべて税別価格)
<輸入品>
<国内生産品>
また、下記商品においては製品形状の変更により販売単価のみ変更となります(平米あたりの価格は変わりません)
なお2019年版カタログより使用場所適正の表示見直しを行っております。いくつかの商品で使用推奨場所の記載等が変更となりますので、ご検討の際には必ず2019年版カタログおよびオンラインショップで最新の情報をご確認願います。
最新カタログは2019年1月15日より配布を開始予定です。
タイル通販「タイルパーク」
フリーダイヤル:0120-1223-68(営業 平日 9:00~17:00)
https://tile-park.com