スタッフの金谷です。
現在、運営元である株式会社TNコーポレーションのサイトリニューアル作業に伴って、自社工場で生産されるタイルの写真をかきあつめる作業を行っています。
タイルパークは輸入商品がかなりありますが、私自身は断然自社の工場で作られるタイルの方が大好きです。とくに、機械生産のなかにひと手間加えた商品がとても好きです。
(作っている過程や苦労を見聞きしていて、情が移ってるのもありますが・・・^^;)
写真を集めている中で、私のおススメしたいシリーズをいくつかご紹介いたします。ぜひお付き合いください(笑)
スタッフが一番大好きなのがこの「タンブルボーダー」です。この商品、実は元々全く違った商品として生産されているものなのですが、やはり工場で作っていると途中で折れてしまったり、選別ではじかれてしまうタイルが出てきます。それらの廃棄予定タイルにあえて磨耗加工をし、経年の味わいを感じさせる温かなタイルとして生まれ変わったのがこのタンブルボーダー。室内・屋外どちらにも使えて、使い込まれたような質感が大人の雰囲気を作ります。
こちらは「ファーシル‐D」。1枚1枚粘土を切って作られるため、タイルなのに冷たさを感じさせない優しい印象です。スタッフは個人的にも粘土でタイル作りをしたりする事があるので、「人の手に触れた時間が長い方が親近感のあるタイルになる」と考えています。
そんな手仕事の(大変な)思いが一番こめられているのが「ファーシル‐ミックス」です。工場の人曰く・・・「こんなに大変なタイルを作っているのはTNだけだよ!」(笑)。手作業で細かく切ったタイルを、さらに綺麗に並べて表紙張りユニットにするのは想像以上に大変な作業。ですが、その分他には絶対無いと自信をもって言えますし、施工後の様子も本当に素敵なんです。
そしてこちら、「TNボーダー・バチェスタ」。こちらはカタログには掲載していないためちょっと目立っていませんが、かまぼこ上の表面に布目がついていて大量生産品ながらも手仕事の温もりを感じさせます。陰影も柔らか。スダレのような見た目なので、和風の空間に最適のボーダータイルです。
他にも、タイルパークにはTN工場で作られた魅力的なタイルがたくさんあります。TNタイルの特徴は、機械生産だけで終わらない商品がたくさんあることです。よくあるタイルじゃ物足りない、そんな方はぜひ個性的なTNタイルを探してみてくださいね。