上手なタイルの撮影方法

タイルパークデザイン室の渡辺です。

現在、新商品を中心とした新カタログを作成中です。

その中で写真の出来・不出来が影響するイメージは大きいです。

これまでは我流にて私が撮ることが多かったのですが

・・・・しかも会社の食堂にて・・・こんな感じ↓

SONY DSC

・・もっと写真のクオリティを上げて皆さんにイメージが伝わりやすいよう、先日プロのカメラマンさんにご指導をいただいてきました。

皆さんの何かの参考になればということと、私自身の備忘録を兼ねて、今回は書いています。

オススメのカメラ撮影器具(あくまで、タイルを貼ったパネルを撮影の場合)

1.照明器具:RIFA-F(写真電気工業株式会社)

RIFA-F

・発行面のサイズはタイルの壁面やパネルの場合、80×80以上が望ましい

・ハロゲンだと熱を持つので蛍光灯(色温度:5000k)がオススメ

 

2.三脚:メーカーはSLIK(スリック)、VELBON(ベルボン)、Manfrotto(マンフロット)。価格は2万円以上のしっかりしたもの。

特にオススメはManfrotto190

manfrotto190

特徴はすごく開脚が出来ることと、センターポールが垂直だけではなく、水平に変えられること。

・・・かなり自由な使い方が出来て、作りもしっかりしている。そしてイタリアのメーカーだけあってカッコイイ・・・

・・・社長に無理を言って、これを購入してもらうことにしました。

IMGP2109

 

IMGP2112

カメラの設定

・レンズは35~70ミリぐらいで撮ると歪みが少ない。

・オートではなく、Aモードに設定。絞りはF8~16。寄って撮る場合にはF5.6~8。(数値が大きいほどピントの合う範囲は広くなる。)

・ISO感度は感度を上げると写真の粒子が粗くなる。よって、なるべく高感度は避けて、その代わりにしっかりした三脚と、遅めのシャッタースピードで撮影する。(ISO100)

・+-ボタンは写真の明るさを決めるので、何段階かで試してみる。

・ホワイトバランスもいくつか試してみる。

(※これはあくまで、タイルのパネルの撮影のための設定です。もう一度念のため)

その他

・macは白の色温度が5000kぐらいだが、windowsは7000kぐらいなのでモニターで見た場合にwindowsは青みがかって見える。(パソコンmacよりIphoneが一番正しい色に近いらしい・・現状は・・)通常の紙の白は5000kぐらい。

・パネルの写真をナナメに撮る場合には、手前より奥が明るい方が上手に見える。

・タイル(被写体)に自分が映ってしまう場合には、黒い服を着る。あるいは正面から撮るのを避ける。(状況・被写体にもよる)

 

ご指導をいただいた岐阜県多治見市のカメラマン・タナカ ヨシノリ様、ありがとうございました。

・・上記の文章に誤りがありましても、それは私の理解不足ですのでお許しください。