カテゴリー別アーカイブ: タイルあれこれ

退廃と再生の軌跡。リノベートされた街

TNコーポレーション、デザイン室の渡辺です。

大阪にて、たまたま、ある設計事務所さんを訪問したさいに、不思議と周辺にオシャレな店舗が多いのに気が付きました。

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そこは心斎橋の西側に位置する堀江という地域。帰社後にネットで調べてみると以下のようなところでした。↓

「第二次世界大戦後に、大阪の堀江という地域は『家具の街』として発展してきたもものの、郊外の大型店舗の進出や、バブルの崩壊が原因 で一時は人通りが殆ど無くなるほどまでに衰退・・・

IMGP2518↑家具を扱う店

・・・しかし、最近は、若者をターゲットとしたインテリア店、カフェ、セレクトショップなどの取入れにより活気を取り戻 し、今では「若者の街」の代名詞として知られるように・・・」

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退廃と再生の軌跡。

古い建物を上手にオシャレにリノベートしているため、私には昨年訪れた、ニューヨークの街を思い出させてくれました。

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住所:大阪府大阪市西区南堀江1-15付近

最寄駅:地下鉄御堂筋線「心斎橋駅」
アクセス:地下鉄御堂筋線「心斎橋駅」下車。8番出口。西に徒歩約400m。
/地下鉄四ツ橋線「四ツ橋駅」下車。6番出口から徒歩3分
/長堀鶴見緑地線「西大路駅」下車。徒歩8分

参考サイト

http://horiestyle.jp/fashion/512/

http://mcha.jp/11761

 

そういえば・・・

リノベーション、ニューヨークのカフェ風インテリアに使っていただけそうな新商品が登場しました。

六角形のモザイクタイル(ミニヘキサゴン)のパターン張りタイプです。これまではすべて黒か白のみしか在庫の用意がなく、

パターン張りは特注対応でしたが、人気の高い2パターンについては在庫をご用意して、最短で当日出荷も可能としました。

 

NY-ROF-FW1(花柄パターン)NY-ROF-DT1(ドットパターン)

モザイクタイルミニヘキサゴン(六角形) 詳しくはこちらをクリック→

 

(当日出荷:平日の午前中までの注文で、入金の確認が出来た場合。在庫切れを除く。)

【お知らせ】 サブウェイのサンプルについて

役物のためサンプルのご注文に対応することができなかったサブウェイのボーダー商品

SUB-A
SUB-A
SUB-B
SUB-B
SUB-C
SUB-C
SUB-DB
SUB-DB

SUB-C 出隅コーナー使用例

実物を見て検討をしたい場合には1本ご購入いただく形でご利用いただいておりましたが、「カットサンプルでも良いから気軽に見てみたい!」と大変多くのお客様からご要望を頂いたため、この度4分の1程度サイズのカットサンプルでご対応させていただくことになりました!

カットサンプルのサイズ
およそ3センチ程度と非常に小さいサンプルになってしまいますが、ボーダー商品の裏がどうなっているか、厚みは実際の所どの程度あるのか等、施工時に必要な情報をご確認頂けます!(ちなみに商品の幅は4種ともSUW-150と同じ150ミリです)

特に、いつも入荷の度あっという間に無くなってしまうSUB-C。現在は再入荷直後のため8000本以上ございますが、今までのペースを思い出すとかなりのスピードで減っていくことが予想されますので、是非サンプルで形状をご確認後はお早めにご注文くださいませ!

また、サブウェイに挟んでアクセントとして使用できる黒ボーダーSUB-DBも新登場致しました。
新商品 SUB-DB
こちらもカットサンプルでご対応となります。


各商品とも、サンプルをご希望の場合は商品ページからサンプル注文をお願い致します。

なお一般会員の方は発送料がかかりますので、他の気になる商品も併せてご注文いただくことをおススメ致します(サンプルは4点まで同時にご注文頂けます)

注)サンプル希望者多数の場合、カット加工待ちとなる可能性がございますのでご了承願います。

ミニヘキサゴンのパターンシート登場!

本日より「ニューヨーク-ミニヘキサゴン」シリーズに新商品が加わりました!

NY-ROF-FW1(花柄パターン)

NY-ROF-FW1(花柄パターン)

店舗設計のデザイナーから一般のDIY愛好者まで様々な方に愛されているヘキサゴンモザイクを、花柄のパターンシートにして発売!並べると規則的な模様が出来上がり、手軽に空間装飾したい方におススメです!
1シート 税込783円(参考価格:9,396円/m2)

NY-ROF-DT1(ドットパターン)

NY-ROF-DT1(ドットパターン)

こちらも同じくパターンシートの状態での販売、水玉模様のように可愛らしいドットのパターンです。
(※他のニューヨーク-ミニヘキサゴンとはシートの寸法が異なっておりますのでご注意ください!)
1シート 税込734円(参考価格:9,400円/m2)

いま大人気のインテリアテイスト、ニューヨークスタイルにはモノトーンのタイル使用が断然おススメ!自分でパターンを作るのも楽しいけど、最初からパターンになっているシートを使えば作業の手間も減ってコスパ良好のタイル施工ができます。
屋内外・水回り問わずいろんな場所で使用できるタイルですので、ぜひ気軽にチャレンジしてみてくださいね。
NY-ROF-DT1

伊・中・日 国際料理対決!

TNコーポレーション(製造部門のTNプロダクト含む)はだんだんタイルの出荷先として海外が増えるのはもちろん、従業員にも外国籍の人が増えてきました。

いつもながら、突発的な社長の思いつきにより、急遽「イタリア」・「中国」・「日本」の3国対抗による国際料理対決が行われました。

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審査員による、厳正で中立な審査中。

ただし、極度のネコ舌という審査員としては問題のある人も・・・

優勝は・・・

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イタリアチームでした!

勝因は手造りのティラミス。本来のイタリアのティラミスは日本のものよりもっとシンプルで、家庭料理的なもののようです。

受けとっている女の子は、今年入社のイタリア人と日本人のハーフの子。

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楽しい会となりました。

■ニューヨークレポ~MOSAIC HOUSE

CANCOSを出た後、JAC ELANのショールームへと移動。

Jac Elan

…したのですが、まさかの臨時休業!今回はご縁がありませんでした。

JAC ELAN
http://jacelan.com/
30W.22ndSt NY


というわけで、気を取り直して今度は「MOSAIC HOUSE」にやって来ました。

MOSAIC HOUSE

この会社はその名の通りモザイクタイル専門、とくにモロッコタイルを取り扱っているちょっと他とは違った雰囲気の会社です。アメリカはいろいろありますね~

MOSAIC HOUSE

こちらはシャワーブースの実例展示です。自宅のお風呂場がこんな感じだったらカッコいいですよね~。

MOSAIC HOUSE
MOSAIC HOUSE

目がチカチカ~

エキゾチックな雰囲気で見る人をどきどきさせてくれるモロッコタイルですが、残念ながら日本の気候にはちょっと合わない部分が多いです。
かなり低温での焼成なので色の発色はとても綺麗なのですが(基本的にやきものは高い温度で焼くほど、色が不安定になります)、その分、素地(粘土)が焼き固まっていないため吸水率が高いんですね。
なので、乾燥地帯のモロッコ等では問題ありませんが湿気の多い日本では毛嫌いされます(涙)

MOSAIC HOUSE

日本の窯ではこんなに鮮やかな色はなかなか作るのが難しいです。なので、鮮やかな色が欲しいときには一度高めの温度で焼いた顔料を使って色をつけたりします。そうすることで、いざ本焼成をした時に高い温度に耐えることができ、色とびがしにくくなります。
(でも日本の陶芸家の中には、顔料の使用をあまり良しとしない人も多いです(^^;) 私は好きなんですけどね~…)

MOSAIC HOUSE

モロッコタイルと言われて思い浮かぶのは星型とかダイヤ方とかですが、こんなアールデコ調の模様もありました。

MOSAIC HOUSE

青だけではありません。むしろ白1色で、模様の意匠性だけで勝負しているタイルも。

MOSAIC HOUSE

ひとくちに「モロッコタイル」といっても、いろんなデザインがあることを知りました。
ショールームでは一つ一つのデザインが結構強調されていますが、HPで実際住宅に使われている例を見ると、案外馴染むものなのかな?という気もします。


ちなみに、以前スタッフブログでも紹介しましたがモロッコタイルの製造工程が見られる面白い動画があります。リンクを掲載しますね。

今でもほとんどの工程を手作業で行っているようです。それだけタイル職人さんがたくさんいるというのがちょっと羨ましいですね。


MOSAIC HOUSE
http://mosaichse.com/
32W.22ndSt. 10:00-18:00(Sat.11:00-17:00)


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モザイクタイルミュージアム ついにオープン!

TNコーポレーション、タイルデザイン室の渡辺です。

先日、モザイクタイルミュージアムがオープン。(岐阜県多治見市)

当社もモザイクタイルを中心とした製造メーカー。

さっそく、行ってみましたのでご紹介します。

 

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不思議な建築・・

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・・・入口が異様に小さい・・・

 

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中にはいくつものメーカーのモザイクタイルが展示されています。

バリエーションが豊富で見ていて楽しいです。

(ここは現代のモザイクタイルのコーナー)

 

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怪しい階段を上がると・・・・

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モザイクタイルの歴史や製造方法の説明コーナー

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タイル業界のベテラン(ボランティアスタッフ)による、わかりやすい説明。

 

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センスを感じるおみやげコーナー↓

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多治見市モザイクタイルミュージアム公式ページ

→ http://www.mosaictile-museum.jp/

 

先日は当社の工場見学と、このモザイクタイルミュージアムの見学に来られたお客様がありました。

モザイクタイルミュージアムの見学に合わせて、工場見学など弊社への来社を希望される方は

お問い合わせhttps://tile-park.com/contact/index.php)からご連絡ください。

※工場の生産の都合等により、ご希望の日程に合わせられない場合もあります。ご了承ください。

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■ニューヨークレポ~CANCOS TILE

さて、次はスタッフも全くのノーチェックのまま訪れた「CANCOS TILE」。
事前に調べていたときは全然気が付いていなかったのですが、現地でスマホのマップ頼りに歩いていると突然ヒットしました(笑)

CANCOS tile&stone 看板

あまり目立つショールームではありませんでしたが、日本の家庭でも馴染みそうなポピュラーな実例や、定番タイルで作る組み合わせ例がたくさんありました。目新しさこそ無いものの私は一番好感のもてるショールームでした。

CANCOS 使用実例
CANCOS 手洗い場使用実例

ボーダーやサブウェイタイルにモザイクタイルをアクセントとしてライン状に入れ込むという、定番といえば定番な組み合わせ例が多いです。
それでもサブウェイはヘリンボーンにしてみたり、縦長のモザイクタイルを使ってみたり、境界のボーダータイルに丸みのあるものを選んでみたりと、あまりタイルを使ったことの無い人でも実践できる一工夫がされています。

CANCOS 石調タイル使用実例

一口に「石」といっても、形状が違えば見え方は様々。並べて使ってみるっていうのも案外面白いですね。和風建築にも合いそうです。

CANCOS 手洗い場使用実例

2種類以上組み合わせるのって、ハードルが高いと感じるかもしれないですけどそれほど難しく考えなくても同系色を使うだけで結構かっこよくなります。

CANCOS モザイクタイルのサンプルたち

大量のモザイクタイルサンプル。シートのまま展示されてるショールームは少なかったです(笑)

CANCOS ちょっと変わったタイル

中にはこんな面白い模様のタイルもありましたよ!

CANCOS 鰐皮・・・のタイル

これはちなみにショールームの隅っこにおいてあったタイルなのですが、どう見ても本物の鰐皮です。すごい!


CANCOS TILE
CANCOS
http://cancos.com/
22 West 21st Street New York, NY 10010


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■ニューヨークレポ~ARTISTIC TILE

ニューヨークのタイルショールーム巡り2日目。本日は「ARTISTIC TILE」からスタートします。

ARTISTIC TILE入り口

入り口のモザイクロゴが素敵なARTISTIC TILE。
ショールーム玄関脇のウィンドウにはタイルの編みこまれた洋服を着たマネキンが!

ARTISTIC TILE ショーディスプレイ

ぱっと見タイルだなんて分かりません!


さて、こちらのARTISTIC TILEですが残念ながらショールーム内は写真撮影禁止とのこと。なので、スタッフなりの紹介で失礼します・・

まず、様々な高級タイルを揃えるARTISTIC TILEですが最もスタッフ3人の興味をそそったのは、Pratt&Larson Tileというメーカーの商品。
実はARTISTIC TILEで取り扱っていると知る以前から、TNコーポレーションのデザイン室ではちょっと注目していた会社なのです。

「Pratt&Larson Tile」

ザ・マニュファクチュア(工場制手工業)といった感じで、ファクトリーツアーの動画がとっても興味深いのでぜひご覧下さい。


さて、ARTISTIC TILEに戻りましょう。
ニューヨークショールームの代わりに、シカゴのショールームを訪れた際に撮らせていただいた写真をいくつかご紹介します。

Artistic tile ショールーム内の様子
Artistic tile ショールームの様子

シカゴのショールームは実例もありますが、ニューヨークのショールームと違って小さなサンプルボードが所狭しと置いてありこれはこれで見ごたえがありました。

Artistic tile ショールームの実例
Artistic tile ショールームの実例
Artistic tile ショールーム入り口のモザイクタイル
入り口のモザイクはこちらでも。

意匠性の高さが特徴の、ずばりその名の通りな[ARTISTIC TILE]でした。


ARTISTIC TILE
http://www.artistictile.com/

Artistic Tile, New York City
38 West 21st St NewYork, New York, 10010

ちなみにシカゴのショールームはMerchandise Martというビルのなかにあります。
タイル以外にもいろんなショールームが入っているビルで、時々イベントもやっているみたいです。

Merchandise mart

Artistic Tile, Chicago
222 Merchandise Mart Plaza, Suite 105a Chicago, Illinois 60654


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■ニューヨークレポ~daltile

初日最後の視察はdaltileです。

daltile
daltile


Daltileはアメリカでは有名なタイルメーカーで、こんな風に大きなショールームを抱えていますが、ホームセンターでも商品が売られていたり結構身近な存在のタイル屋さんのようです。

daltile

パネルはもちろんですが、ショールームのあちこちに10センチ角程度のモザイクタイルのカットサンプルが置いてあり、気に入ったものを持ちながら他のタイルと並べて組み合わせを考えているお客さんもいました。

daltile
小さなカットサンプルがたくさん置いてある

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コンテンポラリーアートみたいに飾られた床タイル

全体的にカジュアルでとっつきやすい雰囲気の商品が並んでいます。

daltile

こちらはガラスモザイクのコーナー。透明なアクリル板にサンプルが貼ってあるのでよりガラスの綺麗さが伝わります。

daltile
daltile
透明なガラスの後ろに模様を描いたシートが付いているようです。素敵!

daltile

もちろん実例も紹介していますが、清潔感は保ちつつ金額とデザインのハードルを下げた感じです。
NEMOと同じく、「これなら自分の家によさそう!」と親近感を覚えます。

daltile

3色のサブウェイタイルをヘリンボーンにして、こんな模様をつくってみたり。
タイルそのものはよくあるタイプだけに、考えるのが楽しくなりそうですね。

daltile

こちらはちょっと高級感のあるモザイクタイルたちです。
メタル、ガラス、シェル・・・いろんな素材がありますが、とくに植物の絵になっているパネルたちはよくよく見るとタイルの形はほとんど同じなんですね。
使い方次第、創意工夫がタイルの魅力を引き出すポイントです。

daltile

あれ、これは「ニューヨークだより」の取材写真に写っていたような・・?
実際の様子は来月掲載予定の「ニューヨークだより Reynard」をご覧下さいね!


ちなみに・・・

daltile

こちらの写真はアメリカの大きなホームセンター「THE HOME DEPOT」で撮影したもの。
ホームセンターでもdaltileの商品はたくさん売られていました。
アメリカの人たちにとっては最も馴染みのあるタイル会社なのでしょうね。


Daltile
http://www.daltile.com/
49 E. 21st St. , New York, NY 10010


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■ショールーム乱立エリアについて
■COMPLETE TILE COLLECTION
■COUNTRY FLOORS~ANN SACKS
■NEMO
■寄り道レポ:STUMPTOWN COFFEE ROASTERS

 

サブウェイにはさんでみる

スタッフのやってみたシリーズ(?)

サブウェイにいろんなモザイクタイルを挟んでみる。

・・・なお、画像を切り貼りしてみただけですので目地色が違っていたり光の当たりがおかしい箇所がたくさんあります(^^;)
でも、こうやっていろいろ切り貼りしてイメージを膨らませるのもタイルを考える楽しさのひとつです!

TWH-0002
■ルーチェ/TWH-0002
ナチュラルテイストで明るく。

GT-1
■グランツ/GT-1
単体だとあまり主張しないシリーズも意外といいアクセントになります。

GT-4
■グランツ/GT-4
おなじシリーズでも、カラーが変わると印象も大分違います。

FZS09
■ファンタジー/FZS09
ガラスの透き通った奥行きがどう見えるかは、実際に施工してみてのお楽しみです(汗)

AGT-BK-Bassano
■アガット‐ブリック/AGT-BK-Bassano
レンガ貼り×レンガ貼りの組み合わせ。意外と面白いかもしれません。

AGT-MB-Portofino
■アガット‐ミニブリック/AGT-MB-Portofino
地中海を思わせるポルトフィーノの青色でぐっと引き締めます。

・・・いかがですか?こうして画面上だけでもいろいろ試すと発見がありますよね(^^)
サブウェイタイルを検討する際、ぜひアクセントも併せてご検討くださいませ!