カテゴリー別アーカイブ: タイルあれこれ

パリの素敵な「床」

(株)TNコーポレーション、タイルデザイン室の渡辺です。

モザイクタイルなどを用いた、パリの素敵な「床」の写真がInstagramにアップされていました。

手掛けているのはフォトグラファーのSebastian Errasさん。

日本では床タイルは低価格の大判タイルが主流となっていますが、こういった床も良いのではないでしょうか・・・さすがはフランス、パリ。

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弊社は壁用モザイクタイルが中心なので、ご紹介したような床タイルは残念ながら、まだ取り扱いがありません。

将来的にはぜひ、扱ってみたいです・・・社長に交渉してみよう・・・・

 

引用元:https://www.instagram.com/parisianfloors/

 

ギフト・ショーに出展してきました。

2016年9月7日(水)~9日(金)、初の試みとして、第82回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2016の「SOZAI展」というコーナーに出展してみました。(東京ビッグサイトにて)

「なぜ、タイルをギフト・ショーに・・・?

と、私も(社長から指示のあった時)思ってしまったのですが、

主催者(ビジネスガイド社)からの説明はこうです。↓

「今 回の東京ギフト・ショーでは、日本の伝統の知恵や経験から生まれた技を今に活かす素材を中心に、今回は建材を含めた色々な用途に汎用性のある“マテリアル”(インテリアマテリアルやプロダクトマテリアル)を提案・発信することで、出展社の新たな販路開拓につなげることを目指します。

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結果は予想以上に多くの方に見ていただくことができ、用意したカタログが足りなくなるほどでした。

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

国内初の建築模型展示施設、「建築倉庫ミュージアム」

TNコーポレーション、デザイン室の渡辺です。

今年の夏にオープンしたばかりの、国内初の建築模型展示施設、「建築倉庫ミュージアム」

こちらを見学してきました。
場所は、りんかい線 天王洲アイル駅からほど近い寺田倉庫本社ビルの1階。

(ちょうど、近くの東京ビッグサイトで展示会に出展していましたので寄ってみました。)

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↑夜に行ったので、入り口がわかりづらかったですが、これが入口。

・・・21:00までOPENなのが凄い。(入館は20:00まで)

 

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私も設計事務所さんなどに訪問する機会は多いので、建築模型を目にすることは時々あるのですが、あそこまで手間をかけて作った模型も建物の完成後は捨てられてしまうのかな・・・と、思っていました。

 

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しかし、このような場所があれば、その後も様々な学びの教材になると思いました。

 

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2016年6月3日時点の発表によれば、収蔵模型の出展者リストは以下のとおり。(敬称略)

青木淳建築計画事務所
阿部仁史アトリエ
北川原温建築都市研究所
隈研吾建築都市設計事務所
クライン ダイサム アーキテクツ
香山壽夫建築研究所
SANDWICH
シーラカンス アンド アソシエイツ
千葉学建築計画事務所
トラフ建築設計事務所
株式会社日建設計
坂茂建築設計
古市徹雄都市建築研究所
MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO + 芝浦工業大学建築学科原田真宏研究室
山本理顕設計工場
Wonderwall®
他。

※50音順。出展者、収蔵模型は変更となる場合があります。

 

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お問合わせ:建築倉庫 http://archi-depot.com/

TEL: 03-5769-2133  E-mail: info@archi-depot.com
開館情報

開館日:火曜日〜日曜日

(月曜日休 ただし月曜日が祝日の場合は翌火曜日休み)

開館時間:11:00-21:00(入館は閉館時間の1時間前まで)

入館料:一般 ¥1,000

高校生以下および18歳未満 ¥500

未就学児以下 無料

15名以上の団体は、入館料からそれぞれ200円割引

 

アクセス

東京都品川区東品川2-6-10 寺田倉庫本社ビル1F

東京モノレール天王洲アイル駅 徒歩5分

東京高速臨海鉄道りんかい線 天王洲アイル駅B出口 徒歩4分

JR品川駅港南口より徒歩15分

サンプルを見て確かめて!

皆様、タイルを注文する前にサンプルは確認していただいてますか??
サンプル
オンラインで注文する場合も、カタログから注文する場合も、サンプルが注文できる商品の場合は必ず事前にご確認いただくことをお勧めしています。

・・・それというのも、タイルって実は写真を撮るのが難しいのです。

壁の中に埋め込まれているため撮影できる位置が限られていたり・・
光を反射するのでピカッと白く写ってしまったり・・

タイルパークでもプロのカメラマンにお願いをする事がよくありますが、「いやぁ~難しいですね・・」と苦笑いされる事がしばしば。

なので、もちろん写真で雰囲気を見ていただくのも大切ですが、やはり実際の商品を見て選んでいただきたいというのが本音です。
色、質感、光の反射はどのくらいか・・など、実物を見ないと分からない情報がタイルにはたくさんあります。


・・・そんなタイルパークの商品たちの中には、ど~~~してもその輝きを写真にうまく納められないタイルがいくつかあります。
カタログ用にプロの方に撮影をお願いしても、実物に遠く見劣りしてしまうことがあります(カメラマンさんには失礼ですが・・)

いくつかご紹介しますので、これらの商品は、少しでも興味をお持ちいただけたならまずはサンプルをご注文ください!

★ガク-プレーン
ガク-プレーン

タイルパークのスタッフの中でも「とくに写真撮影が難しい」ともっぱら評判の(?)シリーズです。でも、実物を見た方のほとんどが「写真よりずっときれい!」と大変気に入ってくださり、大きな現場をもつ設計事務所でもリピートしていただける自慢のタイルなんです。


★絢爛(けんらん)
絢爛

デザイナーが手作りした柔らかな凹凸面に、ツヤのある釉薬がとても映えるユニークなモザイクタイルです。とくにKN-1はなかなか写真で表現しきれないパールのような輝きをもっているので、こちらもぜひ実物を見ていただきたい商品です。


★ファンタジー
ファンタジー

タイルパークでもおなじみとなってきた大人気のガラスモザイクタイル。こちらはタイルの色みももちろんですが、目地の色によって印象が大きく左右されるので、先にサンプルを取り寄せて小さなパネルに貼り、目地を入れてみて検討するのがおススメです。


★レジーア
レジーア25角

レジーア100角
金色の釉薬を使ったタイルは、照明や見る角度によってかなり色味が違って見えます。レジーアも25角と100角で面のでこぼこ具合なんかが違うので、こうして並べると別の色に見えてきますね。また、金色というのは千差万別、金メダルのようなピカピカのものもあればすこし鈍くて落ち着いた輝きのものもあります。いざ注文してから「イメージと違う!」とならないようご注意くださいね。


★ロッカ-TO
ロッカTO

六角形タイル「ロッカ」の中でも、TOの1番~3番色には一般に「透明釉」と呼ぶ釉薬が使われています。釉薬というのはガラス質なので、ペタッとベタ色もあれば透明度の高いものもありますが、透明釉はその下にある素地(土)の色を反映するので、焼きあがってみると深みのある落ち着いた色味ができあがります。最近ちょっと人気の数奇屋づくりの建築なんかにもよく似合いますよ~!


他のタイルたちも、基本的にはサンプルを見てからご注文いただくのがおススメです。あまり気軽に取り合えがきかないタイル。いろいろ見て、納得のいく商品が見つかるまでじっくり検討してくださいね。

「カノーザ」カットサンプル解禁

ご好評のシェルタイル「カノーザ」。
カノーザ

天然の貝殻から作られた上品な美しさが女性に大人気で、様々なお客様からお問合せをいただいておりましたが、入荷数量と値段の都合からカットサンプルはご用意ができず小さなサンプル手帳をお渡ししておりました。
サンプル手帳
▼MS001-15
MS001-15
しかし、社内で展示用パネルやサンプル手帳作成を行った際に余り部分が出たり、タイルがシートから剥がれてしまって商品として使用出来なくなってしまったものなど、いわゆる「わけあり品」がある程度溜まってきましたので、この度一時的にではございますがカットサンプルをお出しさせていただくことになりました!
カットサンプルは15mm角の品番で5×5枚サイズ、20mm角の品番で4×4枚サイズをご用意しております。それぞれの品番の商品ページからご注文くださいませ。

・・・なお、わけあり品からのカットサンプルという都合上、数に限りがございます。カットサンプル欠品の際には、通常どおりサンプル手帳でご対応となりますので予めご了承願います。
また上に記載したサイズのカットサンプルのみが欠品した場合は、少し小さいサイズになる可能性もございます。

多くのお客様から「カットサンプルをぜひ見てみたい!」とご要望の多かったカノーザ。このチャンスをぜひお見逃し無く!!

▼MS002-15
MS002-15

▼MS201-15
MS201-15

▼MS001-20
MS001-20

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MS002-20

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宇宙船??「フトゥロ」

フトゥロは、1960年代に生産されていた宇宙船のようなモバイル住宅。

フ トゥロ0

1968年、建築家Matti Suoronnen(マッティ・スーロネン氏:フィンランド)が友人から可動式のスキー小屋を依頼されたのがきっかけで考案。グラスファイバーおよび、当時の新素材ポリエステルをを建材として使用。ラフな地形にも敷設可能。組み立てに36時間しかかからない。

のちに50か国で普及したが、73年のオイル ショックで材料費が高騰し生産が打ち切られた。現存するのは日本、アメリカ、台湾、南アフリカ、オーストラリアなど世界に約50戸といわれている。

フ トゥロ1

フ トゥロ2

円窓を取り付けた16枚のパネルから構成され、直径8m、天井高3.5m、全重量3t、室内の広さ約50㎡、住宅用にはベッドルーム、キッチン、バス・トイレも完備。

フ トゥロ3

2015年にCraig Barnes(クレイグ・バーンズ氏)によってロンドンの芸術大学CENTRAL SAINT MARTINSの屋上に復元された。

南アフリカで見つかった、復元修理前の状態(外装)↓

・・かなりひどい状態

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復元修理前の状態(内装)↓

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復元修理後の状態↓・・みごとです。

フトゥロ6

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引用元:http://www.futurohouse.co.uk/

 

アメリカのホームセンター

今年の春にアメリカを訪れた際、全米最大のホームセンター「THE HOME DEPOT」に行ってみました。
THE HOME DEPOT
DIY大国・アメリカのホームセンターの中でも「ココに来れば家を一軒建てられる」と言われるほど規模が大きく品揃え抜群のホームセンターだそうです。
そんなアメリカのホームセンターでは、タイルは一体どのように売られているのか視察してきました。

タイルコーナーにたどり着く前にスタッフが度肝を抜かれた、圧巻の塗料コーナー。
塗料コーナー
・・・とんでもない品揃え。こだわりの強さが見て取れます。

さて、こちらがホームデポのタイルコーナーです▼
ホームデポのタイルコーナー

大きい!(*_*;)

日本のホームセンターだと、補修用に薄いタイル(それもちょっと古いデザインの・・)が売っているくらいですが、アメリカではモザイクタイル、サブウェイタイル、はては600角くらいあるようなフロアタイルまでホームセンターで入手できます!
フロアタイル
サブウェイタイルモザイクタイル

面白いのが、モザイクタイルは厚紙と一緒に1シートずつパッキングされてるものが多かったんですよね。
1枚ずつパッキングされている
パッケージの裏を見ると、住宅のプチリフォームの様子がイラストで描いてあったので、キッチンなどの少量のアクセントに自分で貼っちゃう人がそれだけ多いってことなんでしょうね(^^)♪←説明は英語なのでピンと来ず

1枚ずつパッキングなんて、高くなっちゃわないかな?と思って値段を見ましたが、ガラスのモザイクタイルに関してはタイルパークに掲載のガラスモザイクとほとんど変わらず。特別安いという感じもありませんでしたが、パッケージがちゃんとしていることと1枚売りであることを考えればさほど高くもありません。品質もちゃんとしているようです。

もう一つ特徴的なのが、売り場の上部を占める大量のコンセプトパネル。
コンセプトパネルがたくさんある
コンセプトパネル
実際の商品がたくさん飾られているのですが、よく見ると2種類以上のタイルをコーディネートしている場合がほとんど。これはDIYでタイルを施工する人だけでなく、自宅リフォームや新築を考えている人にもありがたいですよね♪

アメリカ人は自宅のメンテナンスに非常に関心が高いのだそう。
設備をアップグレードし、内装をキレイに手直しして、庭を美しく保ち、そうしていざ住宅を売却することになったとき、買い手に「ここに住んでみたい!」と思わせることで売値をあげるというアピール方法をとるのだとか。アメリカの住宅は日本に比べると寿命が長いせいか、日本のように「新築は売れた瞬間から値下がり、手を加えれば加えるほど値下がり」とは必ずしもならないそうです。家を愛するきっかけのひとつになりそうでいいですよね。
ただし、日本はご存知湿気大国(?)なのでそもそもの住宅への考え方が違っている部分もあるかと思います。いずれにせよ、そういった文化的な背景があってこそ、アメリカではタイルがこんなにも親近感のある存在になり得たのかもしれませんね。


THE HOME DEPOT
http://www.homedepot.com/
HOME DEPOT
※視察をおこなったのはCHICAGO郊外の店舗です

手描きによる「駅のレントゲン」─新宿・渋谷・東京

今回は青のボールペンを用いた手描きによる繊細な線で、家具から建築物まで、さまざまなものの内部を描き出す建築家、田中智之氏の作品を紹介します。

ILLUSTRATIONS BY TOMOYUKI TANAKA

vol_1新宿駅

 

複雑な構造を持った巨大な東京の駅の姿を事細かに描写。

 

vol_2渋谷駅

 

vol_3東京駅

 

通常は、描く前にコンピューターでモデルの作成をすることはなく、だいたい1週間ぐらいかけて研究し、情報を整理。そして、次の1週間で描き上げるとのこと。

田中智之氏の作品は21_21 DESIGN SIGHTの企画展「土木展」に展示されています。

・・・展示は9月25日まで。

(東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン・ガーデン内)

 

 

カフェみたいな暮らしを楽しむ本

つい先日発売された、学研プラスが発行する人気シリーズの最新版
「学研インテリアムック カフェみたいな暮らしを楽しむ本 部屋リメイク編」
カフェみたいな暮らしを楽しむ本

こちらの雑誌に、「サブウェイタイルが買えるお店」としてタイルパークを紹介していただきました。

タイルパークでも今押せ押せの(?)、ニューヨークスタイルなカフェ空間を作るアイテムとして、サブウェイタイル、モザイクタイル、レンガなどを大々的に取り上げておられます。

近頃は本屋さんに行くとDIY系の本がたくさんありますが、こんなふうに本物のタイルやレンガを巻頭で取り上げた雑誌はあまり見た事がありません(やっぱり大変だから・・?)

タイル×カフェ風インテリアが今年はアツいですね!!

タイルはやっぱり素材の美しさがウリ。タイル風壁紙も簡単でいいけど、もう少し涼しくなったらぜひ本物のタイルを使ったお部屋リメイクにも挑戦してみてくださいね(^^)/

驚くべき発明! 未来からやってきた?

スロヴァキアのエンジニア、ステファン・クライン氏が驚くべき発明をした。

ついに、空飛ぶクルマが現実のものに・・・

 

・・・すみません、今回は建築とは直接的にはジャンルが違うのですが、デザイナーの端クレとして、男として、ワクワクしてしまったのでご紹介します。

これをみると、行き詰ってしまったデザインのアイデアにも刺激をもらえるかも・・・楽しんで見てください。

(株式会社TNコーポレーション デザイン室 渡辺)

 

 

タイルの開発にも、こんな自由で常識にとらわれない発想があってもいいかも・・・・