ニューヨークだより 第25回:by CHLOE.

取材:2017年8月  写真/記事:新居潤子   

初めまして。玲・ジャンザーノさんから引き継ぎ、今月から“ニューヨークだより”を担当させて頂きます新居潤子です。
ニューヨークの大学でファッション・ビジネスを専攻している大学院生です。

ニューレポーター 新居さん

ニューヨークは、ファッションやアート、フードなどカルチャーの中心であると共にタイルのトレンド発信地。
そんなニューヨークのタイルという観点から、街や人々の魅力が一杯詰まったニューヨークの今をお届けできればと思います。


今回はローカルのお洒落&ヘルシー志向の女性達から圧倒的な支持を得ているビーガン・フードのカジュアル・レストランby CHLOE.をご紹介します。
2015年のオープン以来、瞬く間に人気が広がり、現在全米で9店舗を展開。近々ニューヨークにもう2店舗がオープン予定です。

今回はそんなby Chloeの第1号店=ウエスト・ヴィレッジ店に行ってみました。

By Chloe

 

最寄り駅の地下鉄ブリーカー・ストリート駅

By Chloe

ニューヨークの地下鉄の駅は、その名の由来にもなっているサブウェイ・タイルや、モザイクタイルなどの装飾で有名ですよね!
近年、改装されモダンに生まれ変わったブリーカー・ストリート駅ですが、こちらコバルトブルーのレリーフタイルは、1904年の地下鉄開通当時のものが、そのまま残されています。

ブリーカー・ストリート駅のタイル


ブリーカー・ストリート駅から歩いて数分の所にある、白黒ストライプの外観が目を引くお店がBy CHLOE.です。

By Chloe

入り口では、「by CHLOE.」と描かれたモザイクタイルが出迎えてくれます。

By Chloe 入り口のモザイクタイル

実は、私自身もby CHLOE.の大ファンで足繁く通っておりますがいつ訪れてもこの混雑具合。

By Chloe 店内の様子

店舗内のセンターにあるスチールテーブルや、ウォール・ミラーなど今流行のラスティックなインテリアが使われています。

By Chloe

By Chloe

そんな中で、モノトーンのデコラティブで可愛いデザイン・タイルがアクセントとなって女性心を擽ります。

By Chloe 印象的なカウンターのタイル

By Chloe  オシャレなタイル

体がすっぽり収まるエッグ型のハンギングチェアもキュート。

By Chloe キュートなハンギングチェア


by CHLOE.の人気の秘密は、何と言っても美味しいビーガン・メニュー。

By Chloe  フードメニュー

まだ日本では馴染みが薄いビーガン・フードですが、ニューヨークでは広く浸透していて“完全”菜食主義者(完全ベジタリアン)のことを意味します。

一概に菜食主義者と言っても、動物のお肉は食べないけれど魚介は食べるとか、卵や乳製品はOKなど様々あります。
そんな菜食主義者の中で、最も厳しいタイプがビーガンで、“お肉・魚介類・卵・乳製品・蜂蜜まで一切の動物由来の食材が禁止“、つまり”完全”な菜食主義者です。

そしてby CHLOE.のメニューは100%がビーガンです。

注文したのはby CHLOE.のシグネチャー的メニュー。

Vy Chloe 人気メニュー「クラシック・バーガー」

テンペ、レンズ豆、くるみなどできたパティをポテトのバンズで挟んだ“クラシック・バーガー”に”フライドポテト”。
チポトレという唐辛子を使ったマヨネーズ(アイオリソース)とビーツ(赤色の野菜)ケチャップをつけていただきます!

By Chloe

ビーガンというと「美味しくなさそう…」と思われる方も多いと思いますが、by CHLOE.のメニューはそんな固定観念を覆す美味しさです!
味もしっかり付いていて、言われないとビーガンなんて気付きません。

お洒落でヘルシー、そしてとっても美味しいBy Chloe。
日本に上陸し、ビーガン旋風を巻き起こす日が来るのも時間の問題かもしれませんね。



次回はBy Chloeのお隣、By Chloeのスイーツ専門店Sweets By Chloeをご紹介します!




ここが気になる!スタッフのタイルワンポイント

今回から新たなリポーター・新居さんにバトンタッチとなり、これからニューヨークのホットなお店を紹介します!
やはり最初に気になるのは入り口に敷かれた「by CHLOE.」の25角程度サイズのモザイクタイル。シンプルな店名なので小さなスペースでもしっかり収まっていますね。タイルパークでも「ニューヨーク-25」などを使った文字作成の依頼をお受けすることが時々あります。プレートの看板とはまた違った印象でお店の名前をアピールすることができますね。

また今回から最寄の地下鉄のタイルも時々紹介してもらう予定です。サブウェイタイル発祥の地・ニューヨークの地下鉄。駅名などもすべてタイルで作られていて、デコラティブなレリーフをシンプルなサブウェイタイルが引き立てておりとてもカッコイイです。乞うご期待!


この内装イメージにピッタリのタイルはこちら

★ニューヨーク-25

シンプルな白と黒のマットモザイクタイル。店舗の床に使用でき、モノトーンの模様を作るのにも最適です。
価格 745円/シート(税込)


====お店情報====

by CHLOE.
185 Bleecker St, New York, NY 10012


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