■ニューヨークレポ ~タイルショールーム乱立エリア

 

2016年4月にシカゴで開催されたタイルの展示会「Coverings」視察後、現地を訪れていたタイルパークスタッフはニューヨークへ移動しました。
目的は、タイルのショールームめぐりです。

ニューヨークのショールームマップ
マンハッタンのタイルショールーム検索結果

タイル文化の根強いアメリカ。上の地図はgoogleマップでタイルショールームを検索した結果なのですが、マンハッタンのユニオンスクエア~23rdストリートまでの小さな区画に、なんと10余のタイル会社がショールームを構えています。

昨年は社長と渡辺が視察とレポをしてくれましたが、今回はニューヨーク初訪問のスタッフ金谷がそれぞれのショールームやアメリカで感じたタイルの文化についてレポートしていきたいと思います。

書きたい事がたくさんあってシリーズものになってしまいそうなので、ぜひ更新をチェックして下さいね(^^;)

まず、今回スタッフが練り歩いたエリアの様子からご紹介します。

今回訪れたエリアはマンハッタンの6番街~ユニオンスクエアのある通り。地下鉄14thストリート駅を出発して23rdストリート駅までの数ブロックを歩き回りました。徒歩でも十分まわれるほどの区画内に、ANN SACKSやdaltileといったアメリカでも有名なタイル会社がショールームを構えています。

中の通り
一本中の通りに入ると、とても静かで穏やかな雰囲気

6番街などの表通りは朝から人通りも多く賑やかですが、一本中に入ると一気に閑静な通りに。
街路樹が多く木漏れ日の差し込んだ柔らかな空気が漂っています。

古いアパートと近代的な建物
対照的な建物

古い石造りの建物が多いエリアですが、あちこちで工事も行っています。近代的な建物もちらほら見かける事ができ、クラシカルな建物との対比がなんだか面白いですね。

 

人の多い場所も
ブロードウェイと17thストリートの交差点

斜めに走るブロードウェイは若い人がたくさんいて活気があります。ショッピングができるオシャレなお店も多く並んでいました。

オープンテラス
この日は一部が歩行者天国になっており、テラス席でお茶をする人たちも

 

エクササイズ?
外でエクササイズをしている人たちも

地元の人たちが多く集まるエリアは見ていてとても面白いです。
それにしても、インテリアショップやブティックが並ぶこんなオシャレな通りに、それと並立してタイルのショールームが並んでいるなんてすごいですね。日本ではまずありません。それだけ、アメリカの人たちにとってのタイルが住宅ファッションに不可欠だということがうかがい知れます。

さて、次回はいよいよショールームに入ってみます。まずは14thストリート駅に一番近い「COMPLETE TILE」からご紹介していきます。

COMPLETE TILE