タイルパークの(株)TNコーポレーション、デザイン室の渡辺です。
今回は通常は立ち入り禁止!貴重なタイル原料を採掘する鉱山の様子をお伝えします。(以前に私が訪れた時のものです。)
粘土を取っている鉱山。
砂が多いほど粘土の価値は下がります。(安くなります。)
ショベルカーで少しづつ(10cmぐらい)削っていきます。
→一級、二級に分けられます。
日本なのですが、まるでグランドキャニオンみたい・・・
↑本山木節粘土:黒いが焼くと白くなります。粒子が細かく、値段が高い!
↑蛙目(がえろめ)粘土:雨などでぬれると、石英の粒が蛙の目玉のように見えるのが名前の由来。粘土分としては30%ぐらいした含まれていない。
ここは「砂婆(さば)」と呼ばれる風化した花崗岩を取る鉱山。
これが「砂婆(さば)」・・主に長石と珪石の混合物。すごく脆くて、手でも簡単に砕けます。
弊社(TN)はタイル工場。原料は原料メーカーさんから購入しています。
・・生産するタイルに合わせて、いろいろな原料が10種類以上混ぜられてタイルの土の原料になります。その源流の部分ではこういった鉱山で働く方たちがおられます。
いろいろな方たちに支えられています。感謝。
(協力:丸美陶料株式会社)