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箸を支える、環境を支える「タイルノハシオキ」【Makuake】

(7月6日)目標達成率100%超えました!ありがとうございます!
引き続き応援よろしくお願いします!

6月20日〜8月20日 クラウドファンディング新プロジェクトスタート!

大手クラウドファンディングサイト「マクアケ」にてタイルノハシオキ
プロジェクトを開始致します。ぜひ応援購入をご検討くださいませ。
尚早期応援購入の方には、数量限定の「早割」もご用意しております!

  
6月20日より上のバナーからプロジェクトをご覧になれます


昨年グッドデザイン賞を受賞した「陰翳」は、ひとつひとつ手作業で作られる為
タイルには端材が出来てしまい、切り離した端材はもう一度練り直して原料に戻し
再利用します。

しかしこの端材を使い、新たに別のものに生まれ変わらせることができないだろうか
そして開発されたのがタイルノハシオキです。

箱にも意匠性と機能性を持たせ、こだわりのあるものに。
ギフトにもおすすめです。

リターンについて

タイルノハシオキ

・ブラック(黒6個)

・カラー(黒3個、青・赤ランダムで3個) 

の選べる合計6個がセットになって箱に入っております。

プロジェクト実施期間:2023年6月20日〜8月20日

詳しくはマクアケサイトよりご確認ください。

住宅洗面台についてのアンケート結果【その2】

5月末から6月上旬にかけておこなった「住宅洗面台についてのアンケート」。短い回答期間にもかかわらずたくさんのご回答をいただき誠にありがとうございました!
回答結果の続きをご紹介してまいります。ここからしばらくは、これまでに自宅の新築・リフォームをおこなっている方からのご回答です。
前回までの内容(その1)はこちら>

Q. 洗面台にどんなタイルを使用していますか?

複数選択式の質問でしたが、選択数の多かったものが以下の3つ。

・シンプルな色のタイル
・モザイクタイル
・正方形のタイル

サイズの部分では、大きめのタイルを選んでいる方は少なかったです。モザイクタイルも種類がいろいろありますが、業者の皆様にお聞きした「人気のあるタイル」への回答とあわせてみると、「シンプルな色のモザイクタイル」の採用率が高いようですね。

人気のタイル

ただしタイルパークに寄せられた洗面台の施工例を見ていると、実際にはサブウェイタイルのようなサイズのものを洗面台に使用するケースも結構増えているようです。

Q. 洗面台をタイルにして良かった点はありますか?

自宅の洗面台でタイルを使用しているお施主様に聞きました。

・見た目が美しく仕上がったこと
・耐久性があること
・豊富なデザインから選べたこと
・訪問客が褒めてくれること

などのご意見が多かったです。意匠(デザイン)の面と機能面、両方で満足の得られる仕上がりにすることができたようです。「訪問客が褒めてくれること」はとても嬉しい点ですね!

喜ぶ家族のイメージ

Q. 洗面台をタイルにして失敗したと感じたことはありますか?

続いてはタイルにしたことによるマイナス面について。
タイル自体に何かトラブルが起きているというよりも「固いものが当たってひび割れをしたら補修が大変そうだな・・・」といった先々のメンテナンスに対する心配や、「表面がザラザラのタイルを選んだため吸盤やフックがつけられなかった」というご意見がありました。
ちなみにフックの件のご回答者は「逆に小物類をあちこちに付けてしまうことなく、スッキリ収納する工夫をするようになった」とも付け加えてくださっていました。
しかし、やはりマイナスの要素として皆様が一番気になっているのは「目地の部分が汚れること」が圧倒的。
目地とタイルは切っても切り離せない関係。どんなに気に入ったタイルを見つけても、目地汚れを気にして採用しないという方も時々いらっしゃるほどです。

目地の汚れ

〇  〇  〇  〇  〇  〇

【閑話休題】 目地の汚れ、どう防止する?

①防カビ効果のある目地材を選択する
とくに洗面台は石鹸カスや水滴も残りやすく、目地部分の汚れやカビを100%防ぐことは困難です。しかし、最近は防カビ効果のある目地材も販売されていますので、そういったものを選ぶことで少しでも発生を抑える工夫は可能です。

防カビ効果のある目地材を選択する

②しっかり換気する
カビ防止の鉄則は何といっても換気をすること!目地材は一度硬化すれば比較的乾きやすい性質のため、表面の水滴を拭き取って毎日換気をおこなえばカビの発生抑止に繋げることができます。

しっかり換気する

③大きめのタイルにしてみる
タイルではなく「目地」が汚れるのなら、そもそも目地の面積を少なくしてしまうのもひとつの手。
「水まわり=モザイクタイル」というイメージが強いかもしれませんが、モザイクタイルは1枚1枚が小さい分、目地の面積がどうしても多くなってしまいます。
たとえば150~300mmくらいの大きいタイルで施工してしまえば、モザイクタイルを使用したときと比べて目地面積は圧倒的に少なくなります。灯台下暗しな解決案としてぜひご一考ください。

しっかり換気する

★「目地を無くす」はおススメしません
「汚れがいやなら、目地を無くせば良いんじゃないの?」というご意見も時々聞きますが、目地幅には目に見えないようなタイルの歪みや寸法誤差を逃がしたり、地震で躯体が動いたときにタイル同士の接触による剥落や破損を防ぐという目的もあります。
また目地材が入っていないと下地の方へ水が伝わってしまうので、かえって下地のカビ発生にも繋がります。タイルを提供する側としては、目地無しの突き付け施工は後々のリスクの方が大きいため基本的に推奨できません。

〇  〇  〇  〇  〇  〇

Q. 工務店や内装業者は相談にのってくれましたか?

「洗面台にタイルを使用したい!」と思っても、DIYを前提としていなければ、実現できるかは実際に施工をしてくれる業者様次第。
このアンケートは率直なところを聞かせてほしいと、あえてネガティブな選択肢も入れていましたが、多くの回答者は「タイルを自由に選ばせてもらえた」「施工まで手配してもらえた」と、協力的な業者様と一緒に実現できたようでホッとしました。
一方「メリットやデメリットをしっかり教えてもらえた」を選択している方は少なかったので、ここはまず私たちメーカー側がしっかり伝えていく努力が必要だと感じました。

業者さんとの協力

もちろん中には「タイルを使いたい場合は別途ご自身で・・・」というケースが無いわけではありません。
契約した業者様が過去にタイルを施工した事例が無く、仕上りが保証できないといった面でお断りしている場合もあるかもしれませんが、「費用が嵩む(からタイルは使わない/自分で手配してほしい)」という話もまれにお聞きすることがあります。
また「後々のメンテナンスが大変になりそう」など、そもそもタイル自体にあまり馴染みがなく、マイナスイメージをお持ちの方もおられるのかもしれません。これについても私たちメーカーの広報活動の課題と言えるかもしれませんね。

Q. 新築・リフォームで洗面台にタイルを使用したいですか?

これは、今後自宅を新築やリフォームする計画がある方への質問でした。
結論としては9割近くが「使用したい」とのご回答!これはメーカーとしてとても嬉しい結果です。おもな理由をいくつかご紹介します。

・意匠性のあるタイルで他と違う遊び心みたいなものを表現したい
・トイレや玄関の雰囲気と統一感を出したいから
・タイルの素材や色が好きなので、住宅の様々な場所に取り入れたいと考えている
・見た目がかわいいから。沢山の種類の中から選ぶのが楽しい
・可愛くて耐久性もあるため

洗面台に限らず、様々な場所で使用したいというご意見をいただけました。工事の工程にもよりますが、複数個所を同時に施工できれば費用の負荷も少し下がるかもしれませんね。
また同時に「タイルに対するイメージ」についてもお聞きしましたが、タイルには「機能よりもデザイン性」というイメージを持っておられる方が多かったようです。エコカラットのような機能性タイルとは、求められているものが明確に違うのだなと感じます。

嬉しい

Q. 洗面台にタイルを使う時の困りごとはありますか?

コーディネートや施工をおこなう業者様のほうでお困りに感じていることがないか、アンケートでお聞きしました。こちらもやはり多かったのは目地に対するご意見。とくに「目地の色が決められない」という声がいくつか寄せられました。たしかに目地の色は非常に難しくて、仕上りの印象を大きく左右してしまうんですよね。
タイルには質感の差や光沢、色の奥行があり、画面上でシミュレートするだけでは限界があるため、身も蓋もないですが試してみるのが一番ベストな解決方法です。カットサンプルを使ったり、事前に少量だけ購入してみて、ベニヤ板等に貼り付けて実際に入れる予定の目地材を埋めてみるのもおすすめです。

また、下記のようなご意見もありました。

困りごと

「リフォームの場合、両入隅壁の間に綺麗にモザイクタイルを割り付けて納められず、カットもしづらくて困る時がある」

新築ならはじめからタイルにあわせて施工場所を作っておくことも可能ですが、リフォームではジャストサイズのタイルはなかなか見つかるものではなく、カットが必須になる場合が多いだろうと思います。そんな時に、元々サイズが小さいモザイクタイルはカットしづらく、ユニット化されているので目地幅で調整することも難しいかもしれません。
多少大きめのサイズのタイルから選んで、目地幅の調整でなるべくカットが少なく(あるいは半マスなどで)済むように割り付けるのもひとつの手かもしれません。「サブウェイ」シリーズなら出隅・入隅に使える役物もいくつかあるので、リフォームにはおススメです。
「サブウェイ」の一覧へ>

タイルについての様々なご意見

他にも寄せられたご意見をいくつかご紹介します。

・特殊な形のタイルは、展開図に貼れるデータがあるとイチから作図しなくても良いので嬉しい。
・平面やコーナーで使える様々な色の見切り材をだしていただきたい。
・目地材を撥水にできるようなコーティングがあれば採用したい。
・目地の幅や色をシミュレーション出来るサイトがあると助かる。
・図面の割り付けに従ってカットしてもらい、貼るだけの状態で納品されるとありがたい。

・・・などなど、様々なご意見やお悩みをお聞かせいただきました。貴重なご意見ありがとうございます。
タイルパークでもぜひ問題解決にむけて、一つ一つ取り組んでいきたいと思います。

洗面台デザイン 人気投票

最後に、洗面台のデザインに関する人気投票の結果をご紹介して終わりたいと思います。

第3位

大きめサイズのタイルでどっしり仕上げる洗面台

モザリアを使ったイメージ

第3位は大きめサイズのタイルを使ったイメージ。色はシンプルながら、小面積に対するサイズ感で存在感を放ちます。意匠上の色むらが結構はっきりと付けられているためナチュラルな色の変化があり、施工枚数が少なくても単調な印象にならないところもポイントです。


イメージのタイルはこちら

モザリア M7532P1

モザリア M7532P1

第2位

レリーフタイルを組み合わせた個性派の洗面台

エルサを使ったイメージ

2位と1位はほとんどタッチの差だったのですが、わずかに及ばず!
幾何学模様をあしらったレリーフタイルとの組み合わせは、実際にタイルパークでも大人気。色によっては入荷してもすぐ欠品してしまう商品です(ご迷惑をおかけしております・・・)。
レリーフタイルをどこに入れるか、お施主様とコーディネーター様が一緒に考えることが出来る点も魅力のひとつかもしれませんね。


イメージのタイルはこちら

エルサ ELSA-4F、A、B、C

エルサ ELSA-4F、ELSA-4A~4C

第1位

定番をちょっとだけ外したデザイン性の高い洗面台

コーンを使ったイメージ

映えある1位を獲得したのはこちらのイメージでした!
このイメージで使用している「コーン」という商品は、118x90mmという、あまり他では見かけないサイズをしています。横長でもなく、正方形でもなく、真っ白でもなく、フラットでもない。絶妙な「定番外し」のアカ抜けた感じが高評価をいただいたようです。


イメージのタイルはこちら

コーン COR-1C

コーン COR-1C

タイルパークでは今後も、サービス改善や新しい商品開発のために様々なアンケートを実施予定です。次回のアンケートでもぜひご協力よろしくお願いいたします!


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やわらかタイル(試作)

こんにちは、冨田です。

週末に、実家の畑の梅の収穫をしてきました。
我が家はほったらかし畑なんですが、今年は元気いっぱい、木が重たそうなほどなってくれておりました。
なかなかな労働でしたが、柔らかい黄緑とさわやかな香りでなんだか不思議と心地よく癒された時間でした。
今年の夏も梅の力を借りて乗り越えようと思います!

さて、本日のご紹介は試作中のノートから。
イタリア行きのメンバーに一応足をかけているものです。

with 連れ帰った梅

手描きのタイルの派生で生まれたものです。(名前はまだない。)
土の白さとやわらかな印象を活かしたくてつくってみました。

原案としてのイメージは、ベースの素地の印象から『雲』をテーマにしています。絵付けは雲にまつわる、、ということから、天気系のイメージで描いています。
ただ、白さを損ないたくなかったので、無機的に、でもやわらかく、抽象的にというようにしてみました。
自分は結構頭が固いので、基本的に連想ゲームのような感覚でつなげてつなげて頭の中をファンシーにしてつくっています。

この装飾はいっちんという技法で、化粧土をマヨネーズくらいの堅さにして、それを袋から絞りだして描いています。本当はちゃんとした道具もあるんですが、意外とこれでも全然大丈夫。お菓子作りも同じようなことしますしね、

タイルとしての使い方はやはり、アクセントとしてベーシックなタイルの中に点在させるイメージでしょうか。
未熟者故、タイルの壮大さがまだまだつかめなくて、つくっているときは、楽しさとタイルの可能性を潰していないかという不安の間を右往左往しています。もう少し大きな見え方ができるようになるといいな、、

日々悩みつつ、楽しみつつ、試作をしております。
ご意見、ご感想ありましたらぜひ、お聞かせください。

住宅洗面台についてのアンケート結果【その1】

5月末から6月上旬にかけておこなった「住宅洗面台についてのアンケート」。短い回答期間にもかかわらずたくさんのご回答をいただき誠にありがとうございました!
今回「住宅建築に携わる業者様向け」と「自宅の新築・リフォーム経験のある方」「自宅の新築・リフォームの計画のある方」の3パターンでアンケートを実施いたしましたが、業者様と施主様での考えの違いなども垣間見え、非常に興味深いアンケート結果となりました。
質問項目が大変多かったため、いくつかの項目をピックアップして集計結果や寄せられたご意見を紹介したいと思います。

Q. 洗面台について

まずは造作洗面台既製品(システム洗面台やユニット洗面台)の採用比率です。こちらはハウスメーカー、地場の工務店、お施主様に分けた集計結果をお伝えします。

洗面台の採用比率(ハウスメーカー)

ハウスメーカー様では既製品の洗面台という回答が圧倒的に多かったですが、標準仕様がしっかりと決まっているという事だと思われますので、注文をする側としてはイレギュラーが起きにくくて安心できますね。

洗面台の採用比率(地場工務店)

回答いただいた地場工務店様では、標準仕様の有無がほぼ半分ずつでした。そのため、造作と既製品の割合もあまり大きな開きはなく、物件ごとで柔軟に変えておられるようです。

洗面台の採用比率(お施主様)

その他の回答に含まれるのは「両方を組み合わせている」というケースや「2ヵ所以上洗面台があり、それぞれで異なる」といったケースのようです。
なお、業者様の中でも建築設計事務所の方などの回答では「造作洗面台」という回答が非常に多かったりと、やはり業種によって特色がでるようですね。

洗面台の採用比率(お施主様)

続いて業者の皆様にお聞きした質問です。

Q. 造作洗面台のメリットはなんだと思いますか?

1位:お客様の満足度が高いこと
2位:素材を自由に選べること
3位:他社との差別化が図れること

やはり造作はオリジナリティが出ますので、満足度アップや自社の色を出せるといったメリットがあるようです。お客様としても造作で作られた洗面台はとくに愛着のある空間になるのかもしれません。
ちなみに、デメリットとして最も多かった意見は「初期費用が嵩むこと」。工務店としてもお客様のことを思えば、初期費用をできるだけ抑える努力は惜しまないでしょうし、そんな中ではやはり既製品よりも費用がかかってしまうことをデメリットと感じる方は多いようです。
その他のデメリットでは下記を回答している方もありました。
・設計やデザインの時間がかかること
・打ち合わせの回数が増えること

Q. 既製品洗面台のメリットはなんだと思いますか?

1位:予算を抑えられること
2位:設計や施工がしやすいこと
3位:メーカーの保証があること

既製品の良い点は、やはり予算が抑えられる(事前に予算の見当がつきやすい)という点が一番のようですね。
なお「設計や施工がしやすい」というメリットについては、一方で「ちょうどいい製品を探すのが大変」というマイナス面のご意見もありました。

洗面台のタイルの割合

Q. 洗面台にタイルを使用していますか?

さて、いよいよ本題です。実際に自宅の新築やリフォームをおこなった方のうち、洗面台にタイルを使用している方はどのような割合だったのでしょうか。

洗面台のタイルの割合

既製品の洗面台の方が採用割合が多かったので、やはりタイルの有無も同じような割合となりました。
ちなみに、タイルを使用しなかった理由としてダントツで多かったのが「予算の都合で選べなかった」という回答。アンケート以外の場所でも、予算を抑えたい時にやはり率先して削減されるのがタイルなどの内装材だという話をよく聞きますので、メーカーとしては何か解決の道を模索したいところです・・・。
その2では、タイルに関する質問を中心にご紹介していきます。
その2を読む>

エシカルな取組み

“エシカル消費” につながる
タイルづくりを考える

地球環境に配慮した、社会的にも倫理的にも正しい選択をし、「社会的な課題を解決する」という視点をもって消費を行う”エシカル消費“。
エシカル消費は、SDGsの目標12「つくる責任・つかう責任」と関連する取り組みです。

自社工場を持つタイルパークでは、廃棄物を減らすための取り組みから生まれた”エシカルプロダクト“を考え、つくり、発信し、社会へ “エシカル消費” を促していく取り組みを進めています。

― TNエシカルジャーナル ―

タイルメーカーでもある私たちだからこそ、今できること、やらなければならないことがあります。
「エシカル」ということを念頭に置きながら、日々取り組んでいくこと、新しく挑戦していくことを「TNエシカルジャーナル」として発信しています。

vol.1
リサイクルじゃない、「アップサイクル」って?

vol.2
風合い豊かに生まれ変わったタイル

vol.3
クラッシュさせて、ブレンドしてみる【1】

vol.4
クラッシュさせて、ブレンドしてみる【2】

vol.5
廃棄寸前の釉薬を絞って使ってみたら【下掛けサビ編】

vol.6
リデュースで廃棄削減 “タイルマルシェ”

vol.7
GD賞をとったあの端材をアップサイクル

vol.8
廃棄寸前の釉薬を絞って使ってみたら【アレンジ編】

開発に至るまでのストーリーや、秘話…実際にどんな風に試作をしているのか、動画などもまじえてわかりやすくお伝えしていきます。


箸を支える、環境を支える ― 「タイルノハシオキ」プロジェクト

2023.8.20 無事終了しました
--- 目標達成率118%!ありがとうございました。---

淡陶社のタイル

こんにちは。試作担当の吉野です。

今回は淡陶社(現在のDANTOさん)のタイルのご紹介です。

まず、タイルの前に淡陶社さんの焼き物のご紹介です。淡陶社さんの前身である珉平焼は江戸時代後期(文政年間)に淡路島で賀集珉平さんが開窯した窯です。そんなにも古く歴史のある会社なんですね。京都の尾形周平さんに師事を仰ぎ、作品は京焼の色絵技術を取り入れたお茶道具など作るところから出発しました。また、京焼の写しだけにとどまらず、中国陶器、漆器、金属器までを模したかなりバラエティーに富んだ作風です。兵庫陶芸美術館で2007年に開催された『 珉平焼 -淡路島が生んだ幻の名陶 』の展示会の図録で詳しくご紹介されていますが、廃刊になっているのでなかなか手に入れるのは難しいでしょう。私も友人にコピーさせて戴いたものを所有しているだけです。

私が骨董趣味を始めた頃には珉平焼のカラフルな器が少し流行っており、また小皿等は比較的お求めやすい価格だったこともあってそこそこの数を集めていました。

小皿類が多く、コレクションするアイテムとしては最適ですね。何年も前に珉平焼好きが高じて淡路島の窯跡にまで行ってみたこともあります。確かDANTOさんの淡路島工場の隣だったような。。。カラフルな陶片が少し落ちていました。淡路島は畑に名産の玉ねぎが干してあったり、長閑で良い場所でした。

後の明治16年に珉平焼は淡陶社に変わります。当時は輸出用のカラフルな陶磁器を中心に生産していました。タイル生産にもこの頃から着手し、初めは湿式タイルから、明治41年に日本で初めて乾式タイルの生産に成功しました。今回ご紹介するタイルはこの頃の初期の貴重な乾式タイルと思われます。裏面を見ると珉平焼の頃から使われていた千鳥の可愛いマークがありますね。

鯉のようなものは生け花で使う花留めです。色々な作品があって楽しいです。

この頃の作品はヨーロッパのタイルを模倣しながらも、独自のオリジナリティを模索しているように感じられ個人的には好きです。

そして大正初期頃から各タイルメーカーさんは和製マジョリカタイルを作り始めます。とにかくカラフルなタイルです。大量に生産されたので古くからある銭湯だったり、まだ見られる場所も少し残っているでしょう。また、輸出も多くしていたのでアジア各国やインド、アフリカ等でも未だに見られるようです。

この頃になると各社独自のオリジナリティは影を潜め、原型が同じなのでは?と思ってしまう程各社ほぼ同じ文様の製品を作っています。上部の1枚目と2枚目のタイルは色が違うだけの製品に見えますが、別々のメーカーさんのものです。時代的にまだ著作権的なものが緩かったのでしょうか。

ちなみにこれは豆知識ですが、日本で言う『和製マジョリカタイル』とは『日本の会社の商品名』であって、ヨーロッパで言う『マジョリカ焼き』とは実は似ても似つきません。 ヨーロッパで俗に言う『ヴィクトリアンタイル』の中の一部の色絵製品を、日本で模して作られた製品を『和製マジョリカタイル』と言う商品名で売り出したのです。恐らく日本で商品化される際に、何か間違いが起きこのようになってしまったのではないかと思います。

和製マジョリカタイルは現代の感覚からしてみると派手で使い方の難しいタイルですが、時代背景などを知ったうえで見てみれば面白いものです。 日本にはもっとずっと古い時代から塼や敷瓦などのタイルのようなものは存在していましたが、ここから本格的に日本のタイル大量生産の歴史が始まったのですね。

ちなみに弊社の『魅』という商品は私が和製マジョリカタイルの文様を拝借し、現代風にアレンジして開発しました。 透き通ったブルーの釉薬で爽やかなリゾート感のある仕上がりです。上部と左のものは連続性もありますので、同じ柄で構成して使って戴けると綺麗だと思います。

次回も宜しくお願い致します。

住宅洗面台についてのアンケート

※アンケートの回答受付は終了いたしました。

住宅洗面台についてのアンケート

住宅洗面台に関する
アンケートにご協力ください!

この度「タイルパーク」では、洗面台で使用できるタイルラインナップ拡充のため、自宅の新築・リフォーム経験のある方や、今後計画のある方へアンケートを実施する事となりました。
アンケート結果は後日、タイルパークのホームページやメルマガ、ニュースレター等で発表予定です。
多くの方々の思いやご意見を紹介できるよう、ぜひご協力お願い致します!


オリジナルブローチをプレゼント

アンケート回答者の中から抽選で3名様に
タイルアクセサリー「Hers」の
オリジナルブローチをプレゼント!

Hers

「Hers」とは

タイルメーカー「TNコーポレーション」で
タイル開発をおこなう女性職人の手により
ひとつずつ作られるアクセサリーブランド。
やきものの魅力を閉じ込めた美しいチャームで
ピアスやイヤリング、ブローチなどを製作しています。

※プレゼントのブローチの種類は選べません


アンケート対象者
住宅を新築・リフォーム中の方 
 過去に新築・リフォームをおこなった方
今後新築・リフォームを計画している方
回答期間:6月4日(日)まで


主なアンケート内容:
●自宅の洗面台のデザインについて
●タイルに対するイメージやデザインの好みについて
 など
必要時間:約2分程度
アンケート内容は集計後、タイルパークのホームページやメルマガ、ニュースレター等でご紹介予定です。出来るだけ多くの方々の思いやご意見を紹介に反映できるよう、ぜひご回答宜しくお願い致します。

住宅洗面台に関するアンケートのお願い

※アンケートの回答受付は終了いたしました。

住宅洗面台に関するアンケート

住宅洗面台に関する
アンケートにご協力ください!


タイルパークの内装タイルのラインナップを活かした「住宅洗面台タイル」の展開にむけ、実態調査のためのアンケートを実施する事となりました。
今後の商品開発やサービス改善のヒントを得るため、ぜひ皆様のご協力をお願いいたします。


アンケート対象者
ハウスメーカー、工務店、その他「住宅」の建築に関わる業種の方
回答期間:5月22日(月)~5月28日(日)

<アンケート回答者特典について>


主なアンケート内容:
●手掛ける洗面台について
●洗面台でのタイル使用の有無について
●タイルの好みやメリットについて
 など
必要時間:約3分程度
アンケート内容は集計後、タイルパークのホームページやメルマガ、ニュースレター等でご紹介予定です。出来るだけ多くの方々の思いやご意見を紹介に反映できるよう、ぜひご回答宜しくお願い致します。


★アンケート回答者特典★

タイルパークおススメ商品のデジタルパンフレット一覧ページへのご招待

これまでにメルマガ等で配信をおこなった「デジタルパンフレット(WEB商品リーフレット)」。
断続的に配信していたこれらのパンフレットを1ヵ所に集めた、特別なWEBページへの閲覧用URLとログイン情報がアンケート送信後画面に表示されます。
↓デジタルパンフレットを1種類だけ試し読み↓
デジタルパンフレット 「ポルケット」


Point1 タイルのディテールを動画でお伝え

動画

カタログやホームページの写真では伝えられない厚みや光沢感などを、実際に動かしてお伝えする動画をパンフレット内でご覧いただけます。手に持って動かしているため実際のサイズ感も読み取りやすく、サンプル請求前の検討材料として重宝。


Point2 スライドギャラリーで多くの写真を閲覧

ギャラリー

「View Other」を押すと写真ギャラリーをポップアップで表示。サイトには掲載していないアングルの写真などもご紹介しています。

【デジタルパンフレット ラインナップ】
ブルー&ホワイト
レギャン
モット
ポルケット
遊彩
ほか(現在13種類)
【一覧ページについて】
※アンケートの回答送信後の画面に、ページへ入室するためのIDとパスワードが表示されています。予めメモアプリ等にお控えいただいてから、一緒に表示されているURLへアクセスしてください。

建材展からの経過③

こんにちは、冨田です。
GWに入り、お休みモードでなかなかスイッチの入れ替えが難しい時期ですが、いろんなものの期日が迫ってきて、じんわりと焦っている今日この頃です。

本日は、建材展からの経過③(まだ引っ張るか、という感じですが、、このテーマはこれで最終回です)で手作りタイルについてご紹介しようと思います。
ただ前々回、社長がちょうどこのことについて書いてくださっていたので、また少し違った写真と、他の釉薬の実験と合わせてお見せすることにします!

手作りタイルは、スピードや質に関しては生産性に問題がありますが、形に関しては融通が利くとも言えます。また、コスト面の問題と、個性的である印象からアートパネルとしての活用を想定し、目地を考えない・あるいは目地に遊びを持たせる形状を考えてみました。(全貌の写真は割愛)

同じ形を4つ組み合わせて、100角をつくれる形状を考えてみました。
目地に自由を与えると並べ方のバリエーションが広がりますね。なんだか変化があっておもしろそうな気がしています。

こちらはカラバリのテストです。
信号機カラーになってしまっていますが、絵本みたいなかわいらしい印象での構想があるのでこれはこれでいいのかなとも、、
もっといろいろ遊んでいたいのですが(注:真面目に、お仕事として遊んでますよ、、!)、頭は満員、時間も追い込まれてきたのでそろそろ断捨離しないといけませんね。お披露目のイタリアに向けて頑張りましょう。

【おまけ】釉薬のテスト
メタル系のものを自社製で作ろうと試みていますが、それはそれは上手くいかない。故に、テストのまとめのシートの表情がなんとも多様!これはアイデアの枝ですね。見ているとあれもこれもと気が多くなってしまいます、、今はそっとしまっておきましょう。

手作りタイルには、これから立ちはだかる壁が諸々あると思いますが、工業的な垣根を越えて、人の手を感じられるものをつくっていけたらと思います。

T2PROTO.LAB  https://t2protolab.com/
手作りタイルの先輩『陰翳』 https://t2protolab.com/work/in_ei/

ウィリアム・ド・モーガンのラスター彩タイル

こんにちは。製品開発担当の吉野です。今回もアンティークタイルの回です。 今回はウィリアム・ド・モーガン工房作のラスター彩タイルです。 ウィリアム・ド・モーガン(1839~1917)は19世紀後半のイギリスで展開された『アーツ・アンド・クラフツ運動』の時代に活躍した人物ですね。

まず、『アーツ・アンド・クラフツ運動』とは、 ウィリアム・モリスのモリス商会が中心となり、近代化に伴い急激に加速する工業化社会を危惧し、前時代的手工芸に芸術的価値を求めた運動のことです。 モーガンはそのモリス商会にタイル、ステンドガラス、家具等のデザインを提供していたようです。

モーガンのタイルは16世紀トルコのイズニックタイルを参考に独自にアレンジしたものが多いように見受けられます。 今回のタイルは、赤絵でイズニック的草花文を描き、表面をラスター彩で仕上げた作品です 。ラスター彩もイズニック陶器で多用される技法ですね。19世紀後半には再現の難しい技術でしたが、科学にも精通していたモーガンは再現に成功。釉薬や絵の具、転写技術の開発なども得意だったようです。 では作品を見ていきましょう。

写真だとなかなか撮影が難しいのですが、ラスター彩のオパールの様な煌めきが綺麗です。額装は入手時からのものです。裏面の隙間から乾式製法で作られているのが確認出来ますね。ですが、INAXのタイルデータベースで確認すると湿式のものしか確認出来ないので本作は贋作か?と一瞬頭をよぎりましたが、それなりに古そうに見えますし、違和感も感じません。 『アーツ・アンド・クラフツ運動』 に参加した人物としては、粘土から手作りで成形している方が説得力はありますが、時代的にも乾式製法は発明されていますし、製造に転写技術なども使っている人物なのでそんなに変な事でもないのかも知れません。 このタイルは工房末期の作なのでしょうか。

気に入っておりますし、恐らく日本で ウィリアム・ド・モーガンのラスター彩タイルを持っている人なんてそうそう居ないと思います。日本ではレアタイルだと思います。

本当ならばウィリアム・ド・モーガンの工房や他作品の写真もご紹介したかったのですが、著作権的なものに引っかかる可能性もありますので今回は写真少な目です。所有しているタイルのみです 。すいません。ご興味のある方はお調べになってみて下さい。

次回も恐らくアンティークの回になるかと思います。よろしくお願い致します。