建築建材展でもう一つの楽しみは、開発中のタイルの意見を聞くことです。情報が漏れることを除けば、大変参考になる意見が集まり、楽しみな情報収集の一つです。今回は3点のタイルを展示しました。中でも話題になったのは丸いゴールドのタイルです。
めちゃ高くつきますが、使いようによっては面白い手作りタイル。
ゴールド、プラチナ、パールラスターが施されています。
ゴールドとプラチナは特に高価で、一粒五百円程度になると思います。
間違っても一面に貼ることはないでしょうが、いろんな人の意見を聞くことができ、参考になりました。
続いてカラフルなモザイクタイル。
一片が10mm程度で全部手で割っていますので、形は様々です。
特にモザイクアート系の人から評価をいただきました。
うまくいけば両方ともイタリアで開催されるCERSAIEに展示するかもしれません。
このように工場の中ではいろんな物が日夜試作されています。
間も無く関係者立ち入り禁止の時期がくると思いますが、このブログでは少しづつネタを紹介していきたいと考えています。
セメントタイルの製造工程
新鮮で面白い!セメントタイルの製造工程のわかりやすい動画です。
TNコーポレーションもタイルメーカーとして50年以上、タイルを作っていますが、
窯で焼かないタイルの製造工程は新鮮ですし、何か不思議です。
現在、弊社の運営するタイルパークではセメントタイルの取り扱いを検討中です。
特にモノトーン系の柄はサブウェイタイルとの組み合わせも面白いかと思います。↓
「万華鏡」「アルターナ-キュート」入荷!
300角床タイルとの組み合わせ
建築建材展も盛況なうちに終了しました。来場いただきましたお客様、大変ありがとうございました。
今回は建築建材展の取り組みを少し違う角度からお伝えします。
この展示会でのタイルの展示はもともと美濃焼ブースが笠原町主催の時代に遡ります。(現在は多治見市を主体に美濃焼振興協議会が取りまとめています)
笠原町は日本一のタイルの産地で、地域の経済はタイルの販売にかかっていました。従って、町をあげてバックアップをし、出展者を増やしてきました。今では建築建材展の中で最大級のブースを持つまでに至っています。
時々ブースでお客様と話していると、「この付近はタイルのブースがかたまっていますね」と話される方がいます。それはこのように地域の支援によって多くの参加者が出展するようになったのが原因です。今回は今まで以上の参加者があり、美濃焼ブースの参加者は過去最大級になったようです。
さてそんな中で、美濃焼ブースの受付には地域を代表する多くのタイルがイメージ展示として使われていました。当社のタイルもそこには展示されていました。普段は自社のタイルしか見ていないので、改めて他社のタイルと組み合わされたTN商品を見て少し使い方を見直しました。それは300角タイルとTNタイルの組み合わせです。
それではいくつか写真で紹介します。
1.黒い光沢のあるタイルと当社製品<かすみ>の組み合わせ。
2.続いてテラコッタ調の300角タイルとニューヨークの組み合わせ
このように色々な使いたかを学べるのも、地域で参加するこの展示会ならではです。
今後も美濃焼を宜しくお願いします。
建築・建材展へのご来場、ありがとうございました。
雑誌掲載のお知らせ
DIY専門雑誌「ドゥーパ!」の最新号でタイルパークをご紹介いただきました!
今回「サブウェイ」シリーズの07-DM1を実際に施工していただき、その工程が解説されています。
「DIYでの施工」という大前提のため、最低限の方法できれいに仕上げる説明がされており、タイルパークのスタッフ一同も非常に参考になりました(☆o☆)!
最近はDIYのお客様も非常に増えましたので、ぜひ「ドゥーパ!」117号を参考書としてご覧下さい(笑)
ニューヨークだより 第23回:Lion’s milk
取材:2017年 写真/記事:玲・ジェンザーノ
ブルックリンの小さなカフェLion’s milkのご紹介です。
“人種のるつぼ”と言われるニューヨークですが、もちろん食文化だって文化と同じように色々なものが楽しめるのがニューヨークの楽しいところです。今回ご紹介のLion’s milkはトルコ風のサンドイッチやスウィーツと地元のブルックリンのブランドのコーヒーを取り扱うカフェです。

お店の中はカウンターとちょっとしたシーティングエリアがあります。
メニューがそのまま壁に手書きで書かれているのですが、力が抜けた感じがいいですね。メニューにはトルコの甘いパイのようなお菓子バクラバやイスタンブールなんて名前メニューがあったり。カウンターにはカラフルなタイルが貼られたケースも。
タイルを貼ってあるケース見たのは初めてなのですが、こんな風に使えるならカラフルなインテリア考える時に楽しいですね。

照明もオブジェっぽく使われているのがお店のテイストにぴったり。

飾り棚にも紅茶やコーヒーにもちろんトルコのお菓子それに雑貨も置いてあります。
フロアにはパターンタイルが使われています。比較的シンプルなデザインですが、やっぱりフロアに色が入るとインパクトが出ます。

ゆったりとした雰囲気で、私が写真を撮っている時も犬を連れたカップルや常連さんのようなお客さんがきたりとウィリアムズバーグの地元の人に愛されているカフェです。

ここが気になる!スタッフのタイルワンポイント
ぽかぽかとした日差しが思わず眠気を誘うような、何ともいえないのんびりした空気感のカフェです。
そんな空間をグレイッシュなカラーで適度に引き締めているのが、やはり床に使用されているパターンタイルですね。
写真ではハッキリ分かりませんが、おそらくは「セメントタイル」と呼ばれる種類のものでしょう。近年ヨーロッパで主流となりつつあるプリントタイルとは違い、金型を使って一枚一枚手作業で顔料入りのセメントを流し込んで作るタイルです。プリントでは表現できない穏やかな線と滑らかな質感で、サブウェイタイルとも相性の良い今後注目のタイルです。タイルパークでももしかすると今後取り扱うことがあるかも・・?
この内装イメージにピッタリのタイルはこちら
★ニューヨーク-ミックス NY-MBS-1
明るい店内を適度に引き締めるモノトーンの模様。ツヤをおさえた滑らかな質感と特徴的なパターンで、モダンな場所からちょっとフェミニンな愛らしい空間にまでマッチします。
====お店情報====
Lion’s milk
104 Roebling St. Brooklyn, NY 11211
タイルパークのfacebookでは「ニューヨークだより」の更新情報や新商品情報、イベント情報などをお知らせしています。
ぜひ「いいね」してくださいね!↓
クリックでタイルパークのfacebookページへ
※このページはPC画面用に作成しています。スマートフォンでご覧の際は画像等が見えづらい可能性があります。
ニューヨークだより 第22回:Oxido
取材:2016年 写真/記事:玲・ジェンザーノ
ニューヨークフラットアイアン地区のエリアにあるモダンなメキシカンレストランOxidoのご紹介です。
この地区の名前にも使われているフラットアイアンビルディングは1902年に完成し、100年以上経った今もこのエリアのランドマークとしてそびえ立っています。有名な建物ですが、華奢なイメージなので毎回歩いているとケーキの細切りのように見えてくるので不思議です。
レストランはフラットアイアンビルディングから歩いて5分ほどの賑やかな通りに面しています。
なんとこちら中に入ると細長い店内には斜めのタイルが壁一面に貼られています。天井にも斜めに木材が内装として使われています。タイル自体はシンプルで以前見たことがあるのですが、こんな風に斜めに貼られているのは面白いですね。
タイルの色は入り口と奥のカウンタースペースではタイルの色の配色が違い、奥は黒が多めに入り口付近は黒を少なくグラデーションにし、テラコッタ・白・ピンクなどの明るい色を使い奥行き感を出しています。
色自体はテラコッタやピンクなどなかなかチャレンジングな色が使われていますが、メキシコのイメージにはぴったりです。例えばモノトーンやブルーなんかに変えて使っても存在感のある内装になりそう!
奥のカウンターエリアには定番のサブウェイタイルが使われています。メニューもお茶目な牛のイラストレーションとカラフルな配色が使われています。ジャンクな感じにならずグラフィックに仕上がっています。
ちょっと一息つきたかったので簡単にスナックをオーダーしたのですが、バックのデザインも可愛いです。ニューヨークのレストランでは食べきれなかった分の持ち帰りや、テイクアウトがとてもポピュラーなので、お店のデザインに合わせたバックやパンフレットが一緒にデザインされているのが楽しいですね。
入り口にある電球のような照明もいい味出しています。今年のホームインテリアのトレンドとしてインパクトやちょっとこだわりのある照明が流行しているので、このようなシンプルかつデザイン性のある照明は素敵ですね。
ここが気になる!スタッフのタイルワンポイント
壁一面に、お行儀よく横一列でピシッと貼るのではなく、色を変えたりナナメにしたりと、まるで絵画のように貼られたレトロなタイル。日本だと昭和ごろに設計された劇場のロビーとかに貼られているイメージがありますよね。色合いも、かつての日本ではよく見られたタイプのカラーですが、近頃はちょっぴり敬遠されがち。でもここではお店のイメージとよく合っててとても効果的に使われています。レポの中で玲さんが書いていますが、空間のイメージに合わせて落ち着いた色を中心にしてみたら、同じ貼り方でもかなり雰囲気が変わって見えそうですね。
ちなみに、アメリカのタイル販売会社の方曰く「日本はなんでも白目地・黒目地で済ませすぎ!もっと空間とタイルを調和させるベストな目地色を選ばなきゃ!」だそう。そういえばこのOxidoでも、よ~く見るとややオレンジよりのブラウン目地を使っていますね。
この内装イメージにピッタリのタイルはこちら
★サブウェイ
通常の白はもちろん、ちょっとレトロなグリーン、ブラック、レッド等、カラーバリエーションも豊富なサブウェイ。組み合わせ方次第では「Oxido」のような動きのある壁面表現も可能に。
====お店情報====
Oxido
18 W 23rd St, New York, NY 10010
タイルパークのfacebookでは「ニューヨークだより」の更新情報や新商品情報、イベント情報などをお知らせしています。
ぜひ「いいね」してくださいね!↓
クリックでタイルパークのfacebookページへ
※このページはPC画面用に作成しています。スマートフォンでご覧の際は画像等が見えづらい可能性があります。
ブルーのタイル 試作
まだまだブルーにこだわっています。世界にはいろんなタイルがあります。しかしほとんどは石をモチーフにしたナチュラル色を追及されています。その中であえてブルーにこだわりたいのです。タイルにはいろんなライバルがいます。天然石材、ガラス、コンクリート、金属、木材などあげればきりがありません。その戦いの中でタイルが勝つには、特徴を生かしとことん追求することが必要です。
トンネル窯で20時間以上かけ、最高温度1250℃まで焼ききるそのエネルギーから出る美しい色。いろんな色がありますが、やはりブルーは一番です。コバルトをいろんなその他の金属と混ぜ合わせ、ガラスのように溶かすものや、少しマットに仕上げるもの。奥は本当に深いです。今回はその試作を少し紹介します。
同じ色でも形や表面の模様で変わったものに見えます。
製品化までは長い道のりですが、こんな風に試作を繰り返しタイルは商品化されていきます。
フォーシーズンズホテル京都
せっかくの京都なので、最近オープンしたフォーシーズンズホテルのインテリアを見に行くこととしました。
素晴らしい竹林を抜けてついた玄関。
コーヒーをいただくだけなので少し気が引けましたが、車を預け、いざ館内に。中庭は池が象徴的で、宿泊者以外でも途中まで入ることができます。茶室もあり、最高の景色です。
カフェではエスプレッソをいただき素敵なフラワーアレンジメントに感激。フローリストはNcolai Berbman。かっこいいです。
最後に大切なのタイル報告。
フロントには150角のデザインタイルが天井まで貼られ、重厚感あふれる空間を作り出していました。
こんなタイル作りたい。また新商品案の引き出しに入れさせていただきました。