窯の中を探検

普段は24時間稼動し続けているタイル焼成の窯ですが、年末年始やお盆等、長いお休みの期間だけはメンテナンスのために停止します。
いつもなら、高い場所だと1200度以上に熱せられている窯。メンテナンスの時にだけは中に入ることができます。
IMG_6724

耐火煉瓦で組まれたトンネルが続いています。この中を成型後のタイルが台車に載って進んでいきます。稼動時には真ん中あたりで再高温に達し、出口に近づくにつれ温度が緩やかに下がります。
 
IMG_6727
写真が暗くてちょっと分かりづらいですが、天井から何やら白い棒が飛び出しています。実はこれ、窯用の温度計なんです。天井を貫通して内部の温度を測ります。(ちなみにとても高価な素材で作られており、かつては窯業が盛んな地域で温度計泥棒が多発したのだとか・・・)
 
IMG_6723
今はメンテナンス中なので入り口と出口から明かりを入れています。洞窟の中を探検しているみたいでちょっとワクワクします。
 
 
 

 
 
IMG_6726

ビ、ビッグフット出現!?

 

メンテナンス中の担当さんでした(笑)
 

明日は再び窯に火が灯されます。また美しいタイルをたくさん焼いてね。