新商品 産みの苦しみ イタリア展示会 CERSAIE

 9月末のイタリアの展示会CERSAIE(チェルサイエ)に向けて商品の作り込みが最終段階に入っています。7月初めにはイタリアに向けてパネルを出荷する必要があります。しかし、まだタイルがありません。
まさに締め切り前の作家状態です。苦しくて苦しくて目がさめます。タイルの問題点は、思いついてもすぐに形が見えないことです。早くても2日後しか確認ができません。

 今回の最大のテーマは、為替を利用して売ることです。世界中で燃料や原料が高騰している中で、為替によるメリットを使える日本はチャンスと言えます。
商品は自社での釉薬づくりからユニット加工、デザインまでTNならではのタイルにこだわっています。だからこそ、中途半端なところで妥協できません。
 今回は出展する予定のレリーフタイルの中からパスタベースを紹介します。
これは当社のデザイナーがパスタを使ってレリーフを作ってものです。

パスタの生地から模様を作り出します。
他にもいろんな模様を用意しました。

 ここから先は売り方です。いろんな表情があるのは面白いですが、量産には対応できません。あと数日でそれを決めて、プレゼンボードを仕上げる必要があります。他にも何点か決めるべき事が山積みです。勝負は来週。最後まで諦めず、妥協しないで作り込もうと思います。