タイルパークの林です。寒さもピークに近づいてきました。火を落としたあとの工場は、まるで冷蔵庫のように冷え切っています。
さて今回は、台湾から届いた大観の施工写真を紹介しましょう。
相変わらず台湾ではこのシリーズが大人気です。チタンを使った柔らかな色を表現できる釉薬を4層かけ合わせ、一つとして同じ色のない自然な色合いが表現されています。さらに表面が凹面になっていて、溶けて混じり合った釉薬が凹部の中心へ流れ込み、不思議な色彩を作り上げます。それはまるでモネの絵画のような落ち着いた明るさです。
別の写真を見てみましょう。
TAI-1をキッチンバックに使用した事例です。こちらはチタンの釉薬を薄いクリーム色と少しブルーがかった色をミックスしたものです。元々自然な色幅があり、2色を混ぜることで自然な色幅を表現しています。
台湾はバスタブがなかったり、キッチンが大きかったりで、アメリカのインテリアと通ずるものがあります。だから少し変わったTNのタイルは大人気です。
2022年、コロナでまだまだ厳しい時期が続くかもしれませんが、今年もTNの商品が世界を駆け巡ることを願っています。