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【動画】あなたが作る建築の未来

建築家、マーク・クシュナー氏が語るのは、

「あなたが作る建築の未来」
・・・建築の歴史とこれからの建築の在り方です。

TED より引用

 

建築とは計算や都市計画ではなく、理屈抜きの感情であると言います。
建築というのは非常に複雑なものです。
建築家は新しい構想を考えながら設計するものですが、
実際にそれが形になるまでには長い建築期間を要します。

そして、出来上がってみなければ
その建物が群衆にどう判断されるかわかりません。

故に素晴らしい建築がある一方で、
大失敗デザインが広く広まってしまったり、
ただ伝統的な形を踏襲するだけで
面白味のない建物が多くなってしまったりもするのです。

しかし、現在は違います。

Facebookなどソーシャルメディアのおかげで、
建築家はそのアイデアを広く拡散し、
建築前に群衆の反応を見ることができます。

斬新なデザインや思想か、それとも伝統的な建築か、あるいは自然との調和か……。

そして、こうして構想を拡散することでその計画に賛同し、
資金を提供してくれたり、応援してくれるスポンサーを集めることもできるのです。
建築においてネックになっていたタイムラグですが、
最新のテクノロジーによってそのウィークポイントはなくなりつつあります。

これからの建築がもっと斬新に、躍動的になっていくことに期待します。

退廃と再生の軌跡。リノベートされた街

TNコーポレーション、デザイン室の渡辺です。

大阪にて、たまたま、ある設計事務所さんを訪問したさいに、不思議と周辺にオシャレな店舗が多いのに気が付きました。

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そこは心斎橋の西側に位置する堀江という地域。帰社後にネットで調べてみると以下のようなところでした。↓

「第二次世界大戦後に、大阪の堀江という地域は『家具の街』として発展してきたもものの、郊外の大型店舗の進出や、バブルの崩壊が原因 で一時は人通りが殆ど無くなるほどまでに衰退・・・

IMGP2518↑家具を扱う店

・・・しかし、最近は、若者をターゲットとしたインテリア店、カフェ、セレクトショップなどの取入れにより活気を取り戻 し、今では「若者の街」の代名詞として知られるように・・・」

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退廃と再生の軌跡。

古い建物を上手にオシャレにリノベートしているため、私には昨年訪れた、ニューヨークの街を思い出させてくれました。

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住所:大阪府大阪市西区南堀江1-15付近

最寄駅:地下鉄御堂筋線「心斎橋駅」
アクセス:地下鉄御堂筋線「心斎橋駅」下車。8番出口。西に徒歩約400m。
/地下鉄四ツ橋線「四ツ橋駅」下車。6番出口から徒歩3分
/長堀鶴見緑地線「西大路駅」下車。徒歩8分

参考サイト

http://horiestyle.jp/fashion/512/

http://mcha.jp/11761

 

そういえば・・・

リノベーション、ニューヨークのカフェ風インテリアに使っていただけそうな新商品が登場しました。

六角形のモザイクタイル(ミニヘキサゴン)のパターン張りタイプです。これまではすべて黒か白のみしか在庫の用意がなく、

パターン張りは特注対応でしたが、人気の高い2パターンについては在庫をご用意して、最短で当日出荷も可能としました。

 

NY-ROF-FW1(花柄パターン)NY-ROF-DT1(ドットパターン)

モザイクタイルミニヘキサゴン(六角形) 詳しくはこちらをクリック→

 

(当日出荷:平日の午前中までの注文で、入金の確認が出来た場合。在庫切れを除く。)

伊・中・日 国際料理対決!

TNコーポレーション(製造部門のTNプロダクト含む)はだんだんタイルの出荷先として海外が増えるのはもちろん、従業員にも外国籍の人が増えてきました。

いつもながら、突発的な社長の思いつきにより、急遽「イタリア」・「中国」・「日本」の3国対抗による国際料理対決が行われました。

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審査員による、厳正で中立な審査中。

ただし、極度のネコ舌という審査員としては問題のある人も・・・

優勝は・・・

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イタリアチームでした!

勝因は手造りのティラミス。本来のイタリアのティラミスは日本のものよりもっとシンプルで、家庭料理的なもののようです。

受けとっている女の子は、今年入社のイタリア人と日本人のハーフの子。

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楽しい会となりました。

モザイクタイルミュージアム ついにオープン!

TNコーポレーション、タイルデザイン室の渡辺です。

先日、モザイクタイルミュージアムがオープン。(岐阜県多治見市)

当社もモザイクタイルを中心とした製造メーカー。

さっそく、行ってみましたのでご紹介します。

 

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不思議な建築・・

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・・・入口が異様に小さい・・・

 

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中にはいくつものメーカーのモザイクタイルが展示されています。

バリエーションが豊富で見ていて楽しいです。

(ここは現代のモザイクタイルのコーナー)

 

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怪しい階段を上がると・・・・

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モザイクタイルの歴史や製造方法の説明コーナー

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タイル業界のベテラン(ボランティアスタッフ)による、わかりやすい説明。

 

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センスを感じるおみやげコーナー↓

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多治見市モザイクタイルミュージアム公式ページ

→ http://www.mosaictile-museum.jp/

 

先日は当社の工場見学と、このモザイクタイルミュージアムの見学に来られたお客様がありました。

モザイクタイルミュージアムの見学に合わせて、工場見学など弊社への来社を希望される方は

お問い合わせhttps://tile-park.com/contact/index.php)からご連絡ください。

※工場の生産の都合等により、ご希望の日程に合わせられない場合もあります。ご了承ください。

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建築模型の実例がたくさん見れるサイト

TNコーポレーション、デザイン室の渡辺です。

弊社はタイルの製造および、タイルショップ運営の会社ですので、このブログを見て下さっている方も建築に関わる方が多く、中には「建築模型」を作られる方もおられるでしょう。

そこで、今回は豊富な写真で建築模型の実例が見れるサイトをご紹介します。

ARCHITECTURAL MODELS

http://architecturalmodels.tumblr.com/

何らか、皆様のお役に立てれば幸いです。

建築模型6

建築模型7

建築模型8

建築模型11

建築模型12

模型だけでもワクワクしますね。

ARCHITECTURAL MODELS

http://architecturalmodels.tumblr.com/

「建築・建材展2016」準備中!

TNコーポレーション デザイン室の渡辺です。

「建築・建材展2016」が、いよいよ3/8(火)から始まります。今は準備の真っ最中でバタバタです。

2016.3.8~3.11 東京ビッグサイトにて開催。(JAPAN SHOPと同時開催)

場所は東6ホールの入口付近です。

例年どうり、新商品とプレゼントを用意してお待ちしていますよ~。

↓準備中の様子。(3/7時点)

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建築・建材展2016に出展いたします!

今年も、建築・建材展2016に出展いたします。

新商品発表!  新カタログも配布!!

2016.3.8~3.11 東京ビッグサイトにて開催。

(JAPAN SHOPと同時開催)

場所は東6ホールの入口付近です。

地元のタイルメーカーが弊社以外にも多数、集まって出店していますので様々なタイルが見られて情報収集に最適。そして楽しいですよ。

過去の出展の様子

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おかげさまで毎年、非常に多数の方にご来場いただいています。

ありがとうございます。

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今回の新商品ペルラシリーズ

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・・・さらに当日は秘密のプレゼントがあります。

あなたのご来場をお待ちしています。

 

挟土秀平氏のシンポジウム「土の息、空間の粋。」

デザイン室の渡辺です。

左官職人として現在注目を集めている挟土秀平氏のシンポジウム「土の息、空間の粋。」に参加してきました。

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店舗デザイナーとして活躍されている神谷デザインの神谷利徳氏との対談の形にて2/16に行なわれました。

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正直、頑固な職人の人かな・・と思っていました。

しかし、もちろん職人としての高いプライドを持ちつつも、非常に柔軟な思考とクライアントを第一に考える、すばらしい方だということを知りました。

 

神谷氏:「この壁はこう仕上げるべき・・みたいな自分のこだわりとクライアントの希望が対立した時はどうしますか?」

挟土氏:「こだわりよりも、クライアントの希望を優先します。」

 

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「土は出会い」・・・普段からさまざまな土を探して集めておられます。

 

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NHK「真田丸」のタイトルの作成風景・・

 

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その他、挟土氏の印象に残った言葉

・ぜったいどうにかする。

・仕事があれば限界までやる。

・いつもアンテナを張っている。

・仕事とアートの違い。

・きれいな感じより、命がある感じ。

・この職人は時間経過後の姿がわかっている。(150年前の左官職人の仕事ぶりを見てのコメント)

・朽ちていくのは美しい。朽ちるのがいやな人にはセメントを薦める。

・装飾的になりすぎるのを抑えるため、ドライな自分も必要。引き算。

 

・・・とても学ぶことが多かったことと、刺激になりました。

 

本場モロッコのモザイクタイルの製造工程

本場モロッコのモザイクタイルの製造工程

先日、タイルパークでもおなじみ「SHIRAISHI AMANE TILEWORKS」の白石さんの講演会があり、その中で紹介されていたモロッコの手作りモザイクタイルの製造工程がとても面白かったのでご紹介します。

白石さんはこのモロッコで修行をされ、現在は日本で活躍中のタイル作家・職人さんです。(タイルのデザインから施工までされます。)

白石普タイルワークス

上手なタイルの撮影方法

タイルパークデザイン室の渡辺です。

現在、新商品を中心とした新カタログを作成中です。

その中で写真の出来・不出来が影響するイメージは大きいです。

これまでは我流にて私が撮ることが多かったのですが

・・・・しかも会社の食堂にて・・・こんな感じ↓

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・・もっと写真のクオリティを上げて皆さんにイメージが伝わりやすいよう、先日プロのカメラマンさんにご指導をいただいてきました。

皆さんの何かの参考になればということと、私自身の備忘録を兼ねて、今回は書いています。

オススメのカメラ撮影器具(あくまで、タイルを貼ったパネルを撮影の場合)

1.照明器具:RIFA-F(写真電気工業株式会社)

RIFA-F

・発行面のサイズはタイルの壁面やパネルの場合、80×80以上が望ましい

・ハロゲンだと熱を持つので蛍光灯(色温度:5000k)がオススメ

 

2.三脚:メーカーはSLIK(スリック)、VELBON(ベルボン)、Manfrotto(マンフロット)。価格は2万円以上のしっかりしたもの。

特にオススメはManfrotto190

manfrotto190

特徴はすごく開脚が出来ることと、センターポールが垂直だけではなく、水平に変えられること。

・・・かなり自由な使い方が出来て、作りもしっかりしている。そしてイタリアのメーカーだけあってカッコイイ・・・

・・・社長に無理を言って、これを購入してもらうことにしました。

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カメラの設定

・レンズは35~70ミリぐらいで撮ると歪みが少ない。

・オートではなく、Aモードに設定。絞りはF8~16。寄って撮る場合にはF5.6~8。(数値が大きいほどピントの合う範囲は広くなる。)

・ISO感度は感度を上げると写真の粒子が粗くなる。よって、なるべく高感度は避けて、その代わりにしっかりした三脚と、遅めのシャッタースピードで撮影する。(ISO100)

・+-ボタンは写真の明るさを決めるので、何段階かで試してみる。

・ホワイトバランスもいくつか試してみる。

(※これはあくまで、タイルのパネルの撮影のための設定です。もう一度念のため)

その他

・macは白の色温度が5000kぐらいだが、windowsは7000kぐらいなのでモニターで見た場合にwindowsは青みがかって見える。(パソコンmacよりIphoneが一番正しい色に近いらしい・・現状は・・)通常の紙の白は5000kぐらい。

・パネルの写真をナナメに撮る場合には、手前より奥が明るい方が上手に見える。

・タイル(被写体)に自分が映ってしまう場合には、黒い服を着る。あるいは正面から撮るのを避ける。(状況・被写体にもよる)

 

ご指導をいただいた岐阜県多治見市のカメラマン・タナカ ヨシノリ様、ありがとうございました。

・・上記の文章に誤りがありましても、それは私の理解不足ですのでお許しください。