CERSAIE(チェルサイエ)2日目

今日は昨日と違い多くのお客様とお話をすることができました。

インド、アメリカ、ロシア、イタリア、フランス、スペイン、そして多かったのはアジア勢のシンガポール、香港、台湾、韓国です。

アジアのお客様
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アメリカのお客様
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今回出展して気が付いたことは、商品によって国々の嗜好が異なることです。全体的に見ると日本のタイルは世界のタイルの中で異質なものです。そもそも作り方が世界と異なります。世界標準は短時間焼成(ローターハースキルン)ですが日本は長時間焼成(トンネルキルン)です。20倍もの時間をかけてゆっくり焼き上げる日本の商品は釉薬の変化や面白さを現すことができます。今回はそこを生かして商品提案をしています。また形も世界標準とは異なります。世界は大型化しているのに対し日本は小型のタイルが主流です。そうです日本は外装に走っているうちに世界に取り残されガラパゴス化したのです。そして価格はとても高いです。これらの条件を合わせたタイルは売れる地域が限られますがツボにはまると評価を得ることができます。特に今回当社が出展した中ではアメリカとアジアに人気があったようです。価格が高く苦戦は予想されますが、少しでもTNの名前を世界に広めることができたらとできるだけ多くの客様と話をしました。

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