イタリア展示会CERSAIEを終えて①

9月26日から始まったCERSAIEもあっという間に終わりました。半年間、商品の剪定や展示パネルのデザイン、プロモーション用のカタログなどにかけた時間は、ほんの一瞬のきらめきのように幕を閉じました。

思い起こしてみるといろんな事件が今年も起こりました。
まず初めに、2日前に会場に確認に行くと ブースの施工はほとんど進んでおらず、やっと装飾業者に連絡が取れたものの、今日は電気の配線までなので明日完成させるとのこと。翌日会場へ行き昼まで待つも、施工業者は誰も来ない。
海外担当の山川が焦り、ドイツの業者に電話で連絡するも、着信拒否。なんとか捕まえた下請け業者も2時間だけ来て帰ってしまう始末。
最終日午後4時で、まだパネルは壁についておらず、ロゴマークや照明は全くなしの状態。

それから山川の怒涛の交渉が始まった。知り合いの香港の会社のブースの職人に交渉し、そちらが終わったら手伝ってもらう約束を取り付け、本来の業者のところへ行き、とにかく職人を回すよう交渉。しかし問題は、職人はイタリア語しか通じない。そんな時に彼は諦めず、身振り手振りの地球語で交渉。

なんとかブースまで一人引っ張ってきて、作業開始。午後8時になり、延長時間も終了。しかしまだ完成しておらず、残りは翌朝に。7時から作業をしてもらうよう頼むも、「自分の受け持ちがあるからそれが終わってからだ」・・・。それでは間に合わん。開場の9時までになんとかしないと。

また7時半に職人に頼み込んで作業スタート。とうとう時間が迫り、主催者は隣で文句を言うものの、思ったように作業は進まず。最後には私も作業に加わり、なんとか30分遅れで準備完了。私には一体何が起きたのかわかりませんでした。

それでも開場後は順調に進んだものの、最後の片づけが不安に。土曜日朝イチで会場に行き、業者がパネルを外すのを確認。そこでなんと、返送用の箱がないことが発覚。

続きはまた次回、お楽しみに。