タイルパークの林です。
今回は、T2が開発した商品で量産化される予定の商品を紹介します。
今までご紹介しましたように、T2メンバーは 日夜新しい商品の開発に取り組んでいます。
そして始まりはすべて手作りです。
それが手作りのまま商品化へ向かうのか、それともプロトタイプから量産品へ向かうのか?
それは商品次第です。今回は手作りの試作品を量産品へ進める第一号の商品です。
この商品は、9月27日からイタリアのボローニアで開催されるチェルサイエで発表されます。
関係者以外誰も見ていない新商品をメルマガ会員限定で事前に紹介させていただきます。
下の写真は今回の商品の始まりです。千田くんが手作りで試作を続けたものが下の写真です。
この試作品は大変評判が良く、価格が高くても使いたいとの声をおおくきくことができました。しかし多くの方に使っていただくにはあまりにもコストが高く、限られた部分にしか使うことができません。そこで、これを量産ラインで再現できないか検討することにしました。そして幅違いでできるサイズを選んだ上で、成型しにくい三角を台形にすることにしました。本来の魅力一部残しながら、コストを下げる試みです。
それでも単品を量産するような価格にはできないため、最近多く使われる大型タイルのアクセントとしての提案することとしました。
もちろんそのまま壁に使用することもできます。
オートクチュール対プレタポルテの戦い。
さてタイルの本場イタリアでどのような評価を受けることができるのか。その結果は10月に報告します。
タイルパークの林です。今週はT2の試作品で「しのぎ」を使った面状のタイルを紹介します。
開発担当は吉野くんです。以前に吉野君には「しのぎ」の技法をタイル表面に使ってタイルを作るように話していましたが、納得の行くものができず諦めた経緯があります。その時の商品がこちら。幅が広すぎ、深さが不均一でぐにゃぐにゃしてみえる,等の評価でした。
再度挑戦するために、食器でイメージを伝えました。
しのぎでタイル表面を作る場合、正確な幅や深さは必要となり、なれている人じゃないとなかなかうまく作れません。
吉野くんの工夫で今回は長さが短く深さも均一にしやすいデザインをつくってくれました。
今回試作したタイルはこちら
まだ試作段階ですが、タイルパーク内のT2サイトで販売を始めます。
T2販売サイト
https://tile-park.com/products/list?product_series_id=273&series_name=T2%20PROTO.LAB&mode=series
T2紹介
https://tile-park.com/blog/detail/15198
T2オリジナルサイト
https://t2protolab.com/
2021年1月14日、セミオーダーシステム ヘリテイジの商品説明会を開催しました。今回は岐阜県の支援により行った企画で、SNSでの集客、工場内に展示スペースの設置、ZOOMでの開催等新しい事づくめの企画でした。もちろんヘリテイジ自体も新たな取り組みで、魅力の伝え方、価格設定、ホームページの制作など、そもそものサービス内容の設定にも時間がかかりました。
何回か練習を積み重ね、やっと当日が来ました。たった30分の企画ですが、リハーサルだけでも通して5回以上行いました。シーン別では10回以上も。
当初はライブ感を出すように、共有をできるだけ使わない方法を考えていましたが、手に持った資料では読み難いため、やはり資料の共有へ。そうするとPCを扱うミキサーとタイミングが難しいいとか話す内容が前後するとページを行き来することになるとか、いろんな事が出て来ました。
特に時間がかかったのはカメラワークです。単純に手ブレ、切り替えのタイミングとカメラやZOOMの設定、各カメラからの音声等様々な問題が、それとスタジオの照明。喋る人が暗く見える、角度が悪いなど・・・。
前日の時点で、やっと少し自信が持てるようになり、当日へ。
開始時間の14時がきて、いよいよスタートです。途中で私に電話が入ってしまったことを除けば、概ね良好な状況で終了する事ができました。
終了後、チャットでの質問もたくさんいただき、紹介したモニター募集も終了後すぐに申し込みがありました。
1月中にあと2回ありますが、再度練習を重ね、もっとわかりやすくスムーズな運営ができるようにしていきたいです。
久しぶりに社長ブログに投稿します。
昨日来年のカタログ用の写真撮影が行われました。
カメラマンとスタッフで、スタイリングや角度、照明などいろいろ試行錯誤しながら行なわれます。
どんな写真にあがるか楽しみです。
昨年イタリアの展示会で取引のできたオーストラリアのお客様のところを訪問してきました。今回の購入商品は、モット、チャット、すいれん、馬瀬、長良の5アイテムです。メルボルンを中心に販売をしていただくこととなりました。早速ショールームに展示していただき、一部は販売実績も出来たようです。
以前シドニーのお客様と取引をしていたのですが、現在はこの会社だけです。商品の感性もよくあい、ゆっくりかもしれませんが、お互いに成長できるようにがんばりたいです。
世界中でコロナウイルスが騒がれている中、大変遅れてしまいましたが、昨年のCERSAIEで商談をしたお客様に会うために、オーストラリアに来ることにしました。チケットの手配は海外担当のJAMES君です。昨日7時に名古屋空港へ着き荷物を預けていると、重大な一言が・・・
「ETAS」はありますか???とカウンターの女性から質問が。
「えー?アメリカのESTAみたいなのがオーストラリアにもあるの?取ってないよ。行けんの???」
カウンターの女性は、「いけません。今から申請しても許可が出るまで時間がかかります。成田まで行くうちに許可が出ればいいですが、もしでなければ成田から先は進めません。キャンセルしますか、行きますか。今ここで決めてください。時間は3分ぐらいしかありません」
うーん、もし成田でダメなら自費で帰って来る必要があるし、キャンセルで返金になるかどうか調べている時間はないしどーしよう・・・。
結局成田まで行くことを決断し、その場からETASを申請。行けるかどうかわからないけど成田に向かうことに。
その後も大変です。荷物はメルボルンまで送ることができません。もし成田から先に進めない場合荷物を送ることが出来ないからです。そして成田の乗り換え時間は1時間しかありません。その中でカバンを取り出し、再度預けてセキュリティーに出国。やばいいいい。そしたらさすがはJAL。全ての行動でスタッフがついてくれて、走って誘導。そのうちにETASも許可がおり、なんと無事に飛行機に乗ることが出来ました。走りまくったので、息が上がりっぱなしでした。
ついに飛行機に乗り込むことが出来、今オーストラリアにいます。反省点は多々ありますが、とにかく海外へ行くときはビザの確認だけは必須です。以前に2回訪問した時は全て他人任せだったので、これからは注意します。
さあ、そして今日から商談開始。頑張るぞーー。
今年も台北での展示会の時期が来ました。台湾の代理店とともにお客様にタイルパークの魅力を伝える展示会です。イタリアで展示した商品をそのまま台湾へ持ち込んでいるので、チェルサイエの台湾版のようなものです。
初日の状況はまずまずです。隣に全国タイル工業組合のブースがあり、そこでもTNのタイルを展示しています。
レクサスが主催する150人の匠の作品を展示したイベントが京都で開催されました。以前から見に行きたかった私は、妻を口説き付き合ってもらうことにして、京都まで出かけました。
https://lexus.jp/smp/brand/new-takumi/craft-connection-kyoto/
各県からいろんな技術を持った人が集まり、見応えのあるイベントでした。また、会場のデザインは隈研吾さんが監修しているとのことで、京都新聞の地下室が不思議なアートの空間に早替りしています。この場所自体がアートです。
少し作品を紹介します。
タイルの表面に使いたいような自然なライン
魂のこもった作品は、どれも訴えるものがあります。この中からどのくらい将来の有名アーティストが出てくるのか、楽しみです。
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