こんにちは!
毎日のジメジメ、暑さにやられ、フレッシュさの微塵もない
新人”その1”です(汗)
家に吸水性の高い陶器質のタイルをおいたら、もしかして少しは
湿気を吸ってくれるんじゃないか?と、思いをはせております。
さて今回は、つい先日始動したばかりの
TNプロダクトが誇る開発プロジェクトチーム
「T2 PROTO.LAB」(以下 T2)にさぐりを入れてみました!
(…まだ新人なので、こっそりと)
試作室をのぞいてみよう!
タイル製造工場企画開発室
吉野さん&千田さんの2人からなるT2では、日々
さまざまなアイデアをカタチにする試作が行われている模様…
私がこのブログを書いている部屋のすぐお隣に、試作室があります。
日々、いろいろな音と、試行錯誤の末の心の声(?!)が聞こえてきます。
手前右がプレス機、その奥にも小さいプレス機がもう1台、
突き当りの棚にはさまざまな金型
左の棚にはたくさんの釉薬…etc。
毎日横を通るたびに、いろんな試作品が目にとびこんできます。
とても興味をそそられます!
実際どんな風に作っているの?
T2では試作中の様子などを、随時YouTubeにアップしています。
吉野さんは、主にプレス成型担当なのですが、
ここでは、タタラ成形*で
かわいらしいネコ型のタイルを作っている様子がみられます。
すごく淡~く優しい色が出ていますね。
私の家にも1匹欲しい…、いや数匹お迎えしたい!!
新人の為のタイル用語の基礎知識(1)
*タタラ成形…
タタラ板と呼ばれる道具を用いて粘土を板状にスライスし、
その板状の粘土を加工、成形する事
主にタタラ成形担当の千田さん、
スリップウェア*の技法を使ったタイルの試作の様子を紹介。
1枚1枚に、手仕事のあたたかみを感じますね。
しかし見ているこちらの方が、緊張して手がプルプルする…
新人の為のタイル用語の基礎知識(2)
*スリップ技法(スリップウェア)…
化粧土を用いた加飾技法の事。
上の試作タイルは、2種類の化粧土を使用した例。
1色目の化粧土を表面全体に施したのち、
それが乾ききらないうちに2色目の化粧土で紋様付けをしたもの
こちらは実際に商品化されている「丸形押紋タイル」
レリーフとはタイルに凹凸を施し特定の意匠を表現する手法、
ここでは円形のレリーフを作り、釉薬の濃淡を表現しています。
道具は押し込めればなんでもOKだそうで、
丁度いいサイズのプリン用の型などで…
各パーツができあがったら施釉し、
1240度の窯で、一昼夜かけて焼き上がります!
「手で作り、手で考える」
「試作づくりは驚きと発見の連続」
そんな、手を動かしてみなければ分からない想定外の気付きを
T2では試作のヒントとして大切にしているそう。
これからも、既存の発想や方法に囚われない試作づくりに励み
飽きさせないアイデアをどんどん提供していってください!!
■ T2 PLOTO.LABの商品一覧はこちらから
T2の試作タイルは、今後も順次タイルパークでご購入可能となる予定です。
「T2 PLOTO.LAB」ホームページ
T2 PLOTO.LAB
試作の様子はインスタグラムでも随時配信中!
https://www.instagram.com/t2.proto.lab/
YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCL0l5Zn5XRLTIOqW6GkzOpw
================== =======
タイル通販「タイルパーク」
https://tile-park.com
================== =======