建築建材展も盛況なうちに終了しました。来場いただきましたお客様、大変ありがとうございました。
今回は建築建材展の取り組みを少し違う角度からお伝えします。
この展示会でのタイルの展示はもともと美濃焼ブースが笠原町主催の時代に遡ります。(現在は多治見市を主体に美濃焼振興協議会が取りまとめています)
笠原町は日本一のタイルの産地で、地域の経済はタイルの販売にかかっていました。従って、町をあげてバックアップをし、出展者を増やしてきました。今では建築建材展の中で最大級のブースを持つまでに至っています。
時々ブースでお客様と話していると、「この付近はタイルのブースがかたまっていますね」と話される方がいます。それはこのように地域の支援によって多くの参加者が出展するようになったのが原因です。今回は今まで以上の参加者があり、美濃焼ブースの参加者は過去最大級になったようです。
さてそんな中で、美濃焼ブースの受付には地域を代表する多くのタイルがイメージ展示として使われていました。当社のタイルもそこには展示されていました。普段は自社のタイルしか見ていないので、改めて他社のタイルと組み合わされたTN商品を見て少し使い方を見直しました。それは300角タイルとTNタイルの組み合わせです。
それではいくつか写真で紹介します。
1.黒い光沢のあるタイルと当社製品<かすみ>の組み合わせ。
かすみのページはこちら
2.続いてテラコッタ調の300角タイルとニューヨークの組み合わせ
ニューヨーク25のページはこちら
ニューヨークミックスのページはこちら
このように色々な使いたかを学べるのも、地域で参加するこの展示会ならではです。
今後も美濃焼を宜しくお願いします。
まだまだブルーにこだわっています。世界にはいろんなタイルがあります。しかしほとんどは石をモチーフにしたナチュラル色を追及されています。その中であえてブルーにこだわりたいのです。タイルにはいろんなライバルがいます。天然石材、ガラス、コンクリート、金属、木材などあげればきりがありません。その戦いの中でタイルが勝つには、特徴を生かしとことん追求することが必要です。
トンネル窯で20時間以上かけ、最高温度1250℃まで焼ききるそのエネルギーから出る美しい色。いろんな色がありますが、やはりブルーは一番です。コバルトをいろんなその他の金属と混ぜ合わせ、ガラスのように溶かすものや、少しマットに仕上げるもの。奥は本当に深いです。今回はその試作を少し紹介します。
同じ色でも形や表面の模様で変わったものに見えます。
製品化までは長い道のりですが、こんな風に試作を繰り返しタイルは商品化されていきます。
せっかくの京都なので、最近オープンしたフォーシーズンズホテルのインテリアを見に行くこととしました。
素晴らしい竹林を抜けてついた玄関。
コーヒーをいただくだけなので少し気が引けましたが、車を預け、いざ館内に。中庭は池が象徴的で、宿泊者以外でも途中まで入ることができます。茶室もあり、最高の景色です。
カフェではエスプレッソをいただき素敵なフラワーアレンジメントに感激。フローリストはNcolai Berbman。かっこいいです。
最後に大切なのタイル報告。
フロントには150角のデザインタイルが天井まで貼られ、重厚感あふれる空間を作り出していました。
こんなタイル作りたい。また新商品案の引き出しに入れさせていただきました。
毎年1月には伏見稲荷へ一年のお礼の報告と新しい年の誓いを兼ねてお参りに行っています。今年も昨日行ってきました。例年より2週間遅かったせいもあり、ご祈祷の人数は少なかったですが、皆神妙な顔でご祈祷を受けていました。我々も今年は初めてスーツにネクタイで祈祷していただきました。その後はお決まりの千本鳥居をくぐり、重かる石で願いが叶うか確認に行きます。
千本鳥居
重かる石
重いと感じたら願いが叶わないと言われています。
少し背伸びをしたお願いのせいか、いつもに増して重さを感じました。この思い、心してかかることとします。
いろんなブルーを追求しています。タイルでしか表せない吸い込まれるようなブルー。こんなものを作ってみたいと考えています。少し試作を紹介します。
まずはきらびやかな光沢のブルー
続いてツヤを抑えたマットのブルー
タイルには無限の可能性があると考えています。
いよいよハロン湾訪問の日が来ました。
ハノイから車で4時間。高速道路もなく、とても退屈で苦痛な時間でした。いよいよハロン湾に到着。ライムストーンの島々が海水に侵食されてできた無数の島は、とても不思議な風景です。
中でも有名な鳥の夫婦石。
約2時間のクルーズと美味しい海鮮料理。楽しい時間を過ごしました。そして最後にはサンセットも楽しめて、まずまず。
またその後4時間かけて空港へ。日帰りはとてもハードでした。
TNのマレーシアの代理店から招待を受け、べトナムのハノイを訪問しました。そしてテラコッタの工場とモロッコ風セメントタイルの工場を見学しました。
<テラコッタの工場>
<セメントタイルの工場>
テラコッタの工場はマレーシアのお客様の仕入先で海外バイヤーとしてアワードを受けるパーティーにも参加しました。ベトナム国内の多くの代理店に紛れVIP待遇で接待を受ける羽目になりました。ベトナム料理とオリジナルのお酒は、大変珍しいものが多くありました。
異文化に触れた、楽しいひと時。書きたいことが山ほどあります。次回は世界遺産のハロン湾訪問レポートを報告します。
新しい年が幕を開けました。昨年末には念願のサイトのリニューアルも終了し、いよいよ2017年カタログも皆様の元へ届きます。
タイルパークの使命は、私が15年前に見たあの豊かなアメリカのタイルインテリア文化を日本に伝えることです。豊富な品揃えと手頃な価格、そして何よりも必要なだけ誰でも簡単に購入できるECシステム。これらを研ぎ澄ますことが私の仕事です。
まだまだやることがいっぱいです。年明けにいつものように鉛筆を手に取り、やるべきことやまだできていないことを整理しました。
今年はさらに皆様の身近な存在となり、日本のインテリア文化に貢献できることを祈念しています。
台北のレストラン街を歩いていると、カフェの壁にレジーアが貼られているのを見つけました。海外で偶然当社のタイルが貼られているのを見つけたのは、これで2回目ですが、これからは順番に増えていきそうです。
REG-110
台湾で台北国際建材展が昨日から開催されており、久しぶりに単独ブースで出展しています。初日から多くのお客様に訪問していただき、TNの台湾での露出度も上がっています。
今回は現地代理店の在庫品に加え、新商品の睡蓮や青の洞窟等を大きく展示しています。国によって嗜好は違いますが、TNの商品が世界に広がるのは大変嬉しいです。特に台湾ではタイルパークブランドで販売しており、先行きが楽しみです。
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