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ニューヨークだより 第19回:Union fare

取材:2016年  写真/記事:玲・ジェンザーノ   


新しいフードコートUnion fareのご紹介です。最近ニューヨークではフードコートが人気のようで、以前ご紹介したグランドセントラルのGreat Northern Food Hallのようなオシャレなフードコートが増えています。こちらのUnion fareはイーストビレッジ近くの公園のUnion Squareのすぐそばにあります。こちらの公園は週末にはファーマーズマーケットが開かれたり、これからの季節はクリスマスマーケットも開かれるニューヨーカーの憩いの場になっている公園です。

Union fare

まず入り口に大きめのヘキサゴンタイルが!青色タイルのポイントも可愛く、さらに、大きめのヘキサゴンは通常サイズより花柄が大きく見えて雰囲気も違って見えます。とっても気に入り、自宅のキッチンに使いたいぐらいです。

Union fare
白と青のコントラストで青色があざやかに見えますね。

フードコートなので、ブースごとでタコスやサラダ、ピザなど好きなものをオーダー出来ます。カウンターも下には幾何学模様のタイルそして壁は全面、定番のサブウェイタイルも使われています。

Union fare
インダストリアルな統一感のある内装です。

Union fare

Union fare
天井が高いのでシンプルなサブウェイタイルを全体に貼るとクリーンな印象になりますね。

食事は、簡単につまめる物が良かったので、こちらも今ニューヨークではやっているポケのサラダにしてみました。「ポケ」は、私もあまり馴染みがなかったのですが、ハワイのマグロを使った料理で、ニューヨークでは進化系?としてサラダに乗せたり寿司ブリトー(!?)にしたりと、最近では色々なバージョンが登場しています。マグロサラダのアメリカ風と言えばいいでしょうか。マグロの上にパリパリのヌードルも乗っていました。

Union fare

他にもフードコート内には入り口からのディバイダー(区切り)として、モノトーンの定番ヘキサゴンタイル、トリミングのボーダーのダイヤモンドとのコンビネーションがカッコ良さを演出していますね。
union fare

今年の5月にオープンしたばかりで、そこまで混み合っておらず簡単なランチやブランチにオススメの新スポットです。
union fare

Union fare


ここが気になる!スタッフのタイルワンポイント

ヘキサゴンタイルにも力を入れているタイルパークですが、そんなタイルパーク商品の中にも今だないフラットな青一色のヘキサゴンがとても印象的ですね。単体で見ると【単なるフラットなタイル】ぐらいに思われる方も時々いますが、模様にして貼るととても装飾効果の高いタイルであることがわかります。
また壁に目を向けると天井まで一面にサブウェイタイルが貼られていますが、圧迫感を感じさせずに見事な統一感を生み出していますね。アメリカはタイルの使い方がとても大胆ですが、不思議と空間の中で浮くことがないのは、やはりデザイナーも扱いなれた建材ということなのでしょうね。


この内装イメージにピッタリのタイルはこちら

★ニューヨーク
NY-ROK-1-tile

やっぱりニューヨークの店舗フロアはヘキサゴンタイルが主流。つやを抑えたマット仕上げがポイントです。

★サブウェイ
サブウェイ/SUW-150

真っ白なサブウェイを壁面いっぱいに埋めて、クリーンで開放感ある空間に。

ニューヨーク風のインテリアにピッタリのタイルを集めた特集ページもぜひご覧下さい
憧れのニューヨークスタイル


====お店情報====
   
Union Fare Gastrohall
7east 17th street, New York, NY 10003

     
         

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レジーア100角発見しました!

タイルパークの運営元・TNコーポレーションから通りを一本挟んだ場所にあるショッピングセンターは最近改装を行ったのですが、昨日仕事帰りに食材を買おうと立ち寄ってみると、スーパーの鮮魚売り場で何やら見慣れたタイルを発見。。
 
レジーア100角

レジーア100角のディンプル面とスクラッチ面が貼られていました!
 
RED-110
レジーア100角/ディンプル面 RED-110
税込:81 円/個(参考価格:8,100 円/m2)
 
RET-110
レジーア100角/たてスクラッチ面 RET-110
税込:103 円/個(参考価格:10,300円/m2)
 
こんなに近所で発見するなんて驚きです。魚よりも鮮度を保ったまま仕入れてもらってるかもしれませんね(笑)

ニューヨークだより 第18回:Bread

取材:2016年  写真/記事:玲・ジェンザーノ   

カジュアルなイタリアンレストランBreadのご紹介です。

こちらのレストランはNolitaというマンハッタンでは比較的新しく名前をつけられたエリアにあります。

North of Iittle italyの略でNolitaと呼ばれており、Sohoの東側にある元住宅街のエリアで小さめのデザイナーズのお店やレストランなどがひしめいています。週末には地元デザイナーたちのマーケットが開かれたりと、この辺りを歩くと何かしら可愛らしいお店を発見します。

今回ご紹介のBreadも散策中に発見したレストランで、外のシーティングエリアからストライプのパラソルが迎えてくれます。

Bread

中に入ると店内はモノトーンで合わせ、それにアクセントカラーとしてチェアなどの小物に赤や緑を合わせています。入り口にはコンクリートとパターンタイルを発見!

Bread

全面にパターンタイルを敷くと、空間が華やかになりますね。

Bread

タイルも色味はモノクロですが、合わせてある柄がとても可愛い!タイルのパターンがしっかりしていても色が統一されるとモダンに仕上がります。

Bread

シーティングエリアはグレイを基調に居心地の良い空間になっていました。

Bread
Bread

メニューのデザインもお茶目。店内に合わせたアクセントカラーの赤が使われています。

Bread

Breadというからには、やっぱりここはパンですよね(笑)と思いヘルシーなアボガドサンドウィッチ頂きました。野菜たっぷりでヘルシー!

Bread

モノトーンに赤だとありがちな配色ではあるのですが、こんな風にお店全体で配色を統一してタイルや布地で素材感が違うものを合わせるとまたモダンにアップデートされて素敵ですね。


ここが気になる!スタッフのタイルワンポイント

ニューヨークタイムズ紙でも広げてみたくなるような、シュッとしたシンプルな空間です。そんなスマートな空間にあえてクラシカルだったり手描き感のあるタイルを敷き詰めるところがとてもユーモアがあって面白いですね。
ニューヨークでは床にタイルを使うカフェが本当に多いです。日本だとあまり目立つ床タイルを見かけなくなるのは、やっぱり汚れを気にする方や清掃のしやすさを気にする方が多いからでしょうか。。
タイルの清掃のしやすさは表面の釉薬の種類などで変わります。簡単にお手入れのできるタイルをしっかり選定して、ぜひ積極的に取り入れてみてくださいね。このお店のように、ドアを開けた途端大胆なフロアデザインが目に飛び込んでくると素敵ですよね。


この内装イメージにピッタリのタイルはこちら

★ニューヨーク-25角

モノトーンでまとめたいなら「ニューヨーク」シリーズがおすすめ!もちろん床にも使用できます。

ニューヨーク風のインテリアにピッタリのタイルを集めた特集ページもぜひご覧下さい
憧れのニューヨークスタイル


====お店情報====
   
Bread
40 Kenmare St, New York, NY 10012

     
         

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フェアリー・リベルタ 受注開始!

ガラスモザイクタイル「フェアリー」と「リベルタ」、受注を開始いたしました!
大変お待たせをいたしました。

フェアリー
 
リベルタ
 
早速サンプルのご依頼もいただいております。このタイルは写真では色が分かりづらいため、ぜひ気軽にサンプルを請求してくださいね!

タイルサンプルの請求は商品ページから行うことができます。詳しくはご利用ガイドをご覧下さい!

いよいよ近日発売開始!

ガラスモザイクタイル「フェアリー」と「リベルタ」。近日中に本入荷し、販売開始を待つのみとなりました!
フェアリー
リベルタ

フェアリーは非常に繊細なカラーが特徴の15ミリ角タイル。水周りなど清潔で品のある空間にもってこいです。
とても繊細なカラー
女性の方はきっと気に入って頂けるはず!
 
そして、リベルタは小さいながら非常に力強いカラーが印象的です。
リベルタ カラー
リベルタ カラー
また、サイズを活かして曲面に施工できるのも大きなポイントです。
曲面もOK!

プロ会員の方はカットサンプルのご予約も承る事ができますので、ぜひ問合わせフォームからお気軽にお申し付けくださいね♪
(一般会員の方はごめんなさい!発売後に商品ページからサンプルをご注文ください)

各シリーズの詳しい情報はこちらからご覧ください↓
フェアリー
リベルタ

販売開始まであとわずか。もう少しだけお待ちくださいね(^^)/!!

サブウェイの素敵な施工例

いつもタイルパークをご利用いただいている、神奈川のKONARA HOUSE株式会社様から素敵な施工例を頂きました!
SUW-150 バスルーム
一般住宅のバスルームだそうです。とってもオシャレなお宅ですね!KONARAHOUSE様は設計から建築まで一貫で行っている工務店さんのようで、オリジナルの家具なども作られているようです。だから住宅のイメージが隅々まで統一されていて、なかなか日本ではお目にかかれない素敵な家を作っておられます。
SUW-150
浴槽の形も海外のホテルみたいで素敵です。
 
キッチンの方にも使っていただきました!
SUW-150
SUW-150

ぜひ皆様もこんな素敵な住宅をタイルで作って下さいね!

▼サブウェイの商品ページへ
http://tile-park.com/feature/subway_tile.php

「2016NEW COLLECTION」配布終了しました!

今年の3月より配布しておりました新商品カタログ「2016 NEW COLLECTION」ですが、部数上限に達しましたため配布を終了させていただきます。
新商品カタログ
恐れ入りますが、掲載商品の詳細についてはタイルパークHPにてご確認いただきますようお願いいたします。
(2015-16カタログの方は次号が発刊されるまでは引き続き配布しております!ご希望の方はコチラからご依頼ください)
 
+2016NEW COLLECTION 掲載商品+
ペルラ-リーフ、ペルラ-クレスト、ペルラ-スウェル、絢爛、プラチナ、ニューヨーク-ミニヘキサゴン、ニューヨーク-25角、サブウェイ、バルーンモザイク、タンブルブリック、上海レンガ

ニューヨークだより 第17回:Great Northern Food Hall

取材:2016年  写真/記事:玲・ジェンザーノ   

今回はニューヨークの玄関口、マンハッタンにあるグランドセントラル駅に今年6月に新しくできたフードコートGreat Northern Food Hallのご紹介です。

great northern food hall

グランドセントラルターミナルといえば、東京で言うところの東京駅のようなところでしょうか。ニューヨーク郊外やお隣のコネチカット州などにも繋がる長距離電車のターミナルになっており、毎日マンハッタンへ通勤する人達で忙しいターミナルです。

こちらのターミナル、建築物としては歴史も古く、なんと1903年に建てられたもの!駅舎は100年以上を超えてニューヨークの観光地としても有名なスポットとなっています。

great northern food hall

さて、今回御紹介のGreat Northen Food Hallは42ストリートに面したスペースに新しくできた北欧料理がテーマのフードコートです。

ターミナルには地下にもフードコートがあるのですが、そちらと比べると今回のフードコートは出入り口に面していることや北欧料理ということで、サーモンやデニッシュなど、さっとつまめそうな感じのラインナップが多いです。

通常のフードコートだとお店の内装やイメージが店舗ごとに違うと思うのですが、こちらはサブウェイタイルやモザイクタイルがお店ごとに一体感を持ちながら使われています。フードホールの見取り図で6店舗がお店を並べています。

great northern food hall
great northern food hall

写真見て頂くとわかりやすいと思うのですが、スクエアタイルの色は白・青・赤のシンプルなセレクション。スクエアタイルのパターンを変えて、それにサブウェイタイルをマッチさせてシンプルでもお洒落にデザインされています。

 great northern food hall
great northern food hall
great northern food hall
great northern food hall

お店の作りは基本的に同じなのですが、タイルの模様が変わると個性が出て素敵。タイルが内装のアクセントになっています。

great northern food hall
great northern food hall

そしてサイドの2つのバースペースも全面タイルで可愛い!

great northern food hall
great northern food hall

全体的にナチュラルなウッド素材をミックスしているのも素敵。

great northern food hall

通勤に忙しいニューヨーカーに人気の新スポットです。

great northren food hall



☆☆ココが気になる!スタッフのタイルワンポイント☆☆

最近は「ニューヨーク風」として、黒やグレーの目地で引き締めた使い方が多いサブウェイタイル。それを北欧風の取り入れ方で覆したのが当のニューヨークのど真ん中というのが何だか面白いですね(笑)
白目地でサブウェイタイルを使うときは、このフードコートのようにカラフルなモザイクタイルをアクセントで入れるのがおススメです。無地しか表現できないサブウェイタイルに模様や色をプラスし、より華やかで個性ある壁面を作ることができます。
モザイクタイルをどんな模様にするか、考える楽しみも生まれますよね。

 


この内装イメージにピッタリのタイルはこちら

★サブウェイ SUW-150
SUW-150
最近グレー目地が流行になってきたサブウェイタイルですが、白目地ではより清潔なイメージになり飲食店の内装にはピッタリです。

★モザイクアートファクトリー
モザイクアートファクトリー
オリジナルパターンのモザイクシートがデザインできる「モザイクアートファクトリー」でサブウェイにピッタリのアクセントシートを作ってみませんか!?
スタッフもGreat Northern Food Hallの模様を真似て、試しに作ってみました(全く同じとは行きませんが(^^;))
tilepark_pattern_img-1
tilepark_pattern_img-2
ちなみに縦横に並べてみるとこうなります


====お店情報====

Great Northern Food Hall
Grand Central Terminal, 89 Vanderbilt Ave, New York, NY 10017

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「ドアメール」販売終了について

タイルパークの輸入商材としては最古参の「ドアメール」ですが、この度在庫終了に伴い販売を終了することになりました。
ドアメール

地中海の雰囲気漂う、華やかな装飾タイル。タイルパークでは珍しい200角というサイズと異国感溢れる絵柄で人気の商品でした。
長らくご愛顧いただき、誠にありがとうございました。
 
なお、突然の販売終了となりご検討中のお客様には大変ご迷惑をおかけいたしますことをお詫び申し上げます。
今後とも何卒よろしくお願い致します。

やっぱり和の空間が好き!

突然ですが、スタッフの金谷は着物が大好きです。
と言っても普段に着ることはほぼないのですが、「着物」そのものと、それを取り巻く空間や空気感が好きと言いますか。。。
和の空間

和の建築も大好きで、先日も友人と町屋貸切体験をしてきました。木の香り、和紙照明の控えめな灯り。心安らぐプライベートな坪庭。日本の家はやっぱり素敵だなと再認識してきた所です(鉄骨アパート住人にはたまりません!)
町屋には普通の洋服で行きましたが、折角だから町屋にあわせて着物にすればよかったなとちょっと後悔..(^_^;)

和の空間に限らず、空間と人とが溶け合っていると本当に魅力的ですよね。


というわけで、今回はスタッフ金谷独断と偏見による、「着物で過ごしてみたい!」と思わせる和の建築にぴったりなタイルをいくつかご紹介します(^ ^;)最近は古い家屋でもトイレなどの水周りや主要な空間だけ綺麗にしたリノベーション建築も多いですよね!

ユウサイ
■遊彩【ゆうさい】
波模様が圧倒的な存在感を放つ異色の手作りタイル。伝統の釉薬を使い、まるで浮世絵の川面を描いたような、日本らしさが詰まったシリーズです。


ROTO-3
■ロッカ-TO(ROTO-3)
日本のやきものによく見られる透明な釉薬を使い、深みのある表現を可能に。特にこのROTO-3はモスグリーンが苔のように優しい色味をしており、木の壁とも違和感なく溶け込んでくれます。


ガク-プレーン
■ガク-プレーン
正直なところ、スタッフはこのシリーズは完全に洋風の空間向けだと考えていました。ところが、お客様からこの施工例を送っていただいたときに「な、なんてカッコいいんだ!」と衝撃を受けまして・・。
そもそも日本人の美的感性というのは元来派手で賑やか。素朴でシンプルもいいですけど、こういうインパクトある店舗内装も案外好まれたりするのでしょうね~。


SW-3
■ペルラ-スウェル
・・・写真の手前に織部釉の花器が置いてあるからというわけではありません。このシリーズは日本の釉薬技術がしっかり生かされているので、いやおうにも和の空間にしっくり馴染みます。またスタッフは写真のように縦位置に貼られているのを見て「あ、何だか柳みたい」と感じました(竹の格子などのイメージが強いのか、縦線がならんでいると何となく和を感じてしまうスタッフ・・。)


どんな空間にどんなタイルがしっくり来るのか、究極を言ってしまえば使い方次第です(実もふたも無い)。
ただ、こんな感じでいろんなタイルを紹介することで、皆様が思い描く理想の空間作りのアドバイスになれば幸いです(^^)