タイルは、水まわりだけのものではありません
住宅の新築やリフォームの際、「大きなタイルや重厚なタイルも使ってみたいけど、洗面台やキッチンにはちょっと重たいしなぁ・・・」と感じたことはありませんか?
タイルパークがぜひ大きなタイルを取り入れてほしい場所、それは「水かかりのない空間」。
リビングのテレビ背面、玄関正面の飾り壁、ニッチ。住宅の中で視線が集まる場所こそ、壁の素材感が空間の印象を大きく左右します。
今回ご提案する「ドライウォールタイルズ」は、そんな水濡れしない室内壁に向けた「空目地仕上げ*」のタイル提案です。
クロスでは出せない陰影と存在感で、リビングをワンランク上の空間へ導きます。
*空目地とは・・・僅かな目地の隙間だけを空け、目地材を充填せずに仕上げる方法です。目地の幅が広いと隙間から接着剤が見えてしまうことがあるので、2mm程度までの目地幅が推奨です。
(※タイル同士が接触する「突きつけ」は、後々の破損の原因となります。必ず最低限の目地幅自体は確保してください)

ドライウォールタイルズの魅力
住空間に圧倒的な高級感
玄関正面の壁やテレビ背面の壁など、水がかからない場所こそドライウォールタイルズの活躍の場。
本物のタイルならではの素材感が、上質なリビングを演出します。

空目地で施工時間を短縮
目地詰め工程を省くことで、施工時間を大幅に削減することが可能。
比較的広い面積の壁でも、コストバランスの良い提案が可能です。

意匠性の高いタイルが活躍
タイルの中には酸に弱い釉薬が使われているものもあり、変色を避けるため酸洗い(※タイル表面の目地材を洗浄する方法)がおこなえないことがあります。
ドライウォールタイルズなら塗り目地をしないため、これまで工程の都合で採用しづらかったタイルにも新たな出番が生まれます。

日々のお手入れもシンプルに
日常的には、タイルに降った埃をハンディモップで払うだけで充分。ツヤのある釉薬面は軽い水拭きも可能です。
焼き物であるタイルは基本的に経年劣化が無いため、クロスの貼り替えのような定期更新も不要です。

ドライウォールタイルズ 選び方のポイント
施工がカンタンになる半面、様々な理由で空目地に向かないタイルも存在します。ここではタイルを選ぶポイントと、避けたい条件をご紹介します。
GOOD!
バラ納品のタイルを選ぶ
空目地仕上げは、極端に言えば「隙間を見せる」仕上げのため、目地幅をなるべく狭く(できれば2mm程度)貼りたいところ。そのため、ユニットシートではなくバラの状態で納品されるタイルがおすすめです。
例:伝統釉など

BAD!
裏側ネット張りユニットのタイルは避ける
タイルの裏側にネットを貼ってユニット化しているタイルは、目地幅が任意に調整できず、空目地だと隙間からネットが見えてしまい不格好な仕上がりに。基本的には避けて選ぶようにしましょう。
ユニットの仕様がネット張りか表紙張り*かは、商品ページに記載があるので必ずご確認ください。
例:大河など

*「表紙張り」・・・タイルの表側に、お湯で剥がれる糊を使い、紙を貼り付けることでユニット化した仕様。紙は接着剤にタイルを貼り付けた後に剥がしてしまうので、タイルだけを残すことができ、短時間なら目地幅を調整することも可能。
GOOD!
大きめサイズを選ぶ(240×90mm以上がおすすめ!)
ドライウォールタイルズでは、本来目地材が充填される隙間が空いたままになるため、目地に埃が溜まります。大きなタイルは目地の本数も少なくなるため、日々の掃除がラクになります。おすすめはタイル1枚が240×90mm以上の大きさです。
例:ペルラ-テント(240×90mm)、金木犀(240×120mm)など

BAD!
小さいサイズは避ける(モザイクタイルなど)
先述の通り、目地の本数が多くなるほど埃が溜まりやすくなるため、とくにモザイクタイルなどはおすすめしません。小さいタイルを使いたい場合には、しっかり目地詰めをおこなった方が仕上がりも美しくなります。
例:ブラックベースモザイク(25×25mm~)、ホワイトシリーズ(23×23mm~)

おすすめ商品
タイルパークが「ドライウォールタイルズ」におすすめする商品を4点紹介いたします。
ペルラ-テント(TE-5)

(※生成AIによるイメージ画像です。実際のタイルとは色やサイズが異なります)
鈍い光沢が重厚感をもたらす主役級タイル。タイル自体に厚みがあるため、目地の隙間が見えにくくなるところもポイントです。どっしりとした存在感で高級住宅をさらに格上げします。

(※写真はZE-5、ZSM-5も含めたミックス貼り)
帯(OB-3090KESHIZUMI)

(※生成AIによるイメージ画像です。実際のタイルとは色やサイズが異なります)
台形を繋げることで、斜めのラインが動きのあるアクセントウォールを作り出します。「帯」シリーズは形状と色のバリエーションが豊富なので、途中にボーダーを加えてみるなど、遊び心のあるミックス貼りもおすすめです。

伝統釉 (DY-3)

(※生成AIによるイメージ画像です。実際のタイルとは色やサイズが異なります)
DY-3は「粉引」と呼ばれるやきものの技法をモチーフにした自然でやわらかな白が特徴。先にご提案した2点の重厚さとは打って変わり、空間を軽やかに明るく見せてくれます。「高級感はほしいけど、リビングを重厚な雰囲気にはしたくない」という方におすすめです。

金木犀(LN120-4)

(※生成AIによるイメージ画像です。実際のタイルとは色やサイズが異なります)
「金木犀」シリーズは麻模様のやさしい表情で、リビングの和洋を問わず様々なスタイルと好相性。240×120mmは、タイルパークの内装壁用タイルの中でもかなりゆったりとしたサイズ感で、自然体のインテリアを演出してくれます。

もちろんこれら以外にも、タイルパークではドライウォールタイルズにおすすめの商品を数多く取り揃えております。
本記事の情報を参考に、ぜひ理想のタイルを見つけてください。
プレカットと組み合わせて、さらに施工をスムーズに

タイル仕上げの大きな工程は「割付」▶「カット」▶「接着」▶「目地詰め」▶「拭き取り」。
このうち、「割付」と「カット」を代行するのが、タイルパークの「割付TEプレカット」サービスです。
施工場所の寸法にあわせて弊社で割付をおこない、タイル注文時にカットまでしてから出荷をおこないます。
さらに、空目地にすることで「目地詰め」「拭き取り」の工程も無くなれば、一般的なタイル施工に比べて、施工時間を大幅に削減することができます。
従来は4平米以下の小さなスペース(洗面台やキッチン、ニッチなど)のタイル施工を対象としたサービスですが、シンプルな矩形のリビング壁にもご利用可能です。ご依頼の際は「ニッチに使いたい」を選択してお問合せください。
壁が変わると、リビングの価値が変わる
タイルは水まわりだけの素材ではありません。家族が最も長く過ごすリビングこそ、本物の素材で仕上げる価値があります。
ドライウォールタイルズで、リビングの主役になる壁を作り上げてみませんか。
この記事の執筆者:金谷(タイルパークスタッフ)
タイルパークの商品情報管理やWEBサイト更新を担当。学生時代に学んだ陶芸の知識を活かし、タイル商品の魅力を発信。
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