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湿式タイルの魅力を知るキャンペーン
今回は、高精度・低コストが基本の「乾式タイル」とは違った魅力を持つ
「湿式タイル」の魅力についての特集です。
湿式タイルとは
「乾式製法」と「湿式製法」の違い
タイルには大きく分けて2種類の製造方法「乾式(かんしき)製法」と「湿式(しっしき)製法」があります。
乾式製法は、水分を飛ばして顆粒状にした原料を高圧プレスで押し固める成型方法です。設備さえあれば低コストで大量生産ができ、元々水分がほとんど無い原料から作られるために、焼成後の寸法精度も高く品質が安定しています。
一方の湿式製法は、水分を含んだ粘土を機械で練り出したり、手で切り出したりしながら作る成型方法です。
TNコーポレーションをはじめ様々なタイルメーカーが集う、日本一のタイル生産地であるこの岐阜県美濃地方にも、かつては湿式タイルを生産する工場がたくさんありました。しかし、高度経済成長期のタイル需要の増大から、コストパフォーマンスの良い乾式製法だけをおこなう工場が次第に増え、今では量産の湿式タイルを製造する工場はかなり減ってしまいました。
焼成時の収縮は原料の含水量が多いほど大きくなるため、粘土から成形する湿式タイルは仕上りに歪みや寸法誤差が生じやすいという難点もあります。それらの土の持ち味がダイレクトに活かされる湿式タイルは、やきものの温かみと歴史が詰まった魅力あふれるタイルなのです。
湿式タイルの魅力
「土」の持ち味がダイレクトに活かされる
粘土を成形して、焼き固める。昔ながらのシンプルな製造方法である湿式製法には、土の持つ魅力が詰まっています。
子供の頃に、粘土遊びをした方は多いでしょう。手で押したりつまんだりした形がそのまま残る粘土は、人の手の温もりを感じさせ、大量生産ラインでは生み出せない「素材そのものの美しさ」を表現することができます。
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温かみのあるデザイン
湿式製法で作られたタイルには、まるで陶芸作品のような温かみが宿ります。
どこか懐かしさを感じさせるデザインは、工芸ブームの波に乗って近年再発見されつつあります。
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★TNグループの製造工場であるTNプロダクトでは現在、「T2 PROTO.LAB」というプロジェクトで、湿式製法によるオールハンドメイドタイルの試作も積極的におこなっています。
→T2が手掛ける湿式タイルはこちら
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嵐山(ランザン)
スジ面と山形面の二種類から成るボーダーシリーズ。伝統的な焼き物の釉薬を使用し、温かさ溢れる仕上りに。
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祇園(ギオン)
特殊釉薬に、さらに鉄釉を掛け合わせた独特の風合い。土の魅力を大胆に取り入れた、斬新な空間を生み出します。
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北野(キタノ)
スマートな形状に雅な色合いが映える、日本の伝統色ボーダーシリーズ。アクセントとしての使用もオススメ。
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ダンボ
中国製の煉瓦タイルに釉薬を掛けて焼き上げました。下地の色と釉薬の色がゆったりとまじりあい独特な風合いに。
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