中国タイル事情

広州交易会のあと仏山で行なわれているCERAMBATHを視察してきました。

メイン会場のCERAMIC CITYも今年は今まで以上にリニューアルされている気がしました。

なんとか売りたいという意気込みが伝わってくるようです。

その背景を調査してみると、中国国内の建築マーケットの落ち込みがあるようです。

中国企業は今まで成長し続ける国内マーケットに焦点を絞り,海外はあまり手がけていなかったようです。

そして数量,価格とも強気一辺倒の展開をしてきました。

しかし国内の景気の低迷でどうにもならず、海外への販路に力を入れているようです。

・・・?なんか日本と同じような。

そしてその落ち込み度合いは少なく見積もっても30%、感覚的には50%、前年と比べて落ち込んでいるようです。

多くの会社がつぶれ始め、巨大な中国の生産能力は調整段階に入った事は間違いないようです。

海外担当のマーケティングディレクターからは

「日本はこの経験を早くしていたようだが、どうやってここを切り抜けたのか」

と熱心に質問されました。

少し中国が変わり始める予感がします。