先週予定通り展示会向けのパネルが倉庫から出荷されました。これから約2ヶ月の船旅を経てボローニアにあるCERSAIEの会場に運ばれます。
今回は、展示商品紹介第2弾としてSIZUKUを紹介します。
表面にある筋の凹凸に釉薬が反応し、変化に富んだ表情を作り出します。また、筋とは違う深い窪みに釉薬が溜まり、その部分が雨の雫のように見え、壁面をリズミカルに彩ります。
技術的には窪みの部分の厚みが薄くなり、弱いのではないかとかラインの入る位置によって変形するのではないかといった問題がありましたが、その辺り成形技術でカバーできています。また、模様の比率についても色々検討しましたが、窪みのないもの、中央にくぼみがあるもの、少しずれた位置にあるものを均等にミックスしたユニットにして、迷いなく施工できるようにしました。
今回の展示商品の中ではAランクで、既に販売が決まっています。日本でも、来年発売する予定です。
CGも作成しました。
最後に他の形状と合わせた展示パネルを紹介します。
アクセントボーダーとの貼り合わせも変化が出て面白いです。
今回は、100角タイルSHIZUKUを紹介しました。
イタリアでの評判が楽しみです。