ニューヨークだより 第51回:BDDW & NOMO KITCHEN

取材:2019年2月   写真/記事:新居潤子


ニューヨークの魅力が沢山詰まった街・ソーホーの中でも、インフルエンサーたちに特に人気のフォトジェニックなインテリアショップ、そしてレストランをご紹介します。










多くの有名ファッションブランドや高級レストランが軒を並べ、最先端トレンドの発信地として知られるソーホー



















ショッピングを楽しむファッショニスタや観光客で賑わう、メイン通りのブロードウェイから1本東側に入ったところに、クロスビー・ストリートという6ブロックの短い通りがあります。

















人通りが少ないクロスビー・ストリートを歩いていると、ハシゴが掛けられた古い建物や、石畳のストリートが目に入り、昔ながらのソーホーの美しい景観が楽しめます。









大型ブランドが出店するブロードウェイとは対照的に、日本では馴染みの薄いインディペンデント系のブランドが並び、クロスビー・ストリート全体が控えめながらも独特の存在感を放っている様です。












今回ご紹介する1軒目は、クロスビース・トリートの南側に位置する高級ファニチャー&インテリアブランドBDDW









まず店内に入って圧倒されるのが550平米という広さ。家賃の高さにおいてNYで一、二を争うソーホーだけに驚きのスケール感です。

















15程に分けられた各コーナーでは、異なるコンセプトの世界観が確立されていて訪れる人を飽きさせません。

















BDDW創始者タイラー・ヘイズ氏自らが全てのデザインを手がけ、ペンシルバニア州フィラデルフィアの工房の職人たちが手作業で作る家具や陶器の中には、1千万円を超える家具もあり、商品というよりも芸術の域に達する逸品がディスプレイされています。

















ヘイズ氏のデザインには、見る人、使う人をどこか楽しい気持ちにさせてくれる、ユニークで幻想的なエッセンスが隠れています。



鹿の燭台に…








こちらは、何だかわかりますか?








答えは大きな時計。








個人的に気になった、壁から飛び出した耳に掛けられた矢。









お店の方にこの矢の目的を尋ねたところ、単なる飾りだと言われました。








店内には、隣の部屋へと繋がる壁開口部が数カ所あり、そこにはタイルが施されています。













少し歪に見えるタイルは、フィラデルフィアの工房の庭から掘り出した粘土が原料になっており、ヘイズ氏自らが作った窯で焼かれたこだわりの品。









一面、卵型の手作りタイルが貼られた部屋もあります。手描きのニュアンスがとても素敵。









インスタ映えするタイルで、インフルエンサーたちのインスタに度々登場するのも納得です。









BDDWでの取材を終えて、ブランチをしに立ち寄ったのがBDDWの直ぐお隣、NOMO HOTEL(ノモ・ホテル)内にあるNOMO KITCHEN (ノモ・キッチン)









2015年のオープン以来、NYで活躍するインフルエンサーたちのSNSには必ずと言っても良いほど登場する定番のインスタ映えスポットです。




蔦が絡まったノスタルジックな演出のアーケードがお出迎え。





私がレストランに到着したときも、気合いの入ったインフルエンサーがカメラマンに向かってポージング中。








館内に入り、レストランの入り口に入った瞬間、ガラス張り天井の開放感ある景色が目の前に広がりテンションが上がります。





案内された席から見えた壁にはハートのグラフィティが一面に描かれていて、感激して思わず”可愛い!“と声が出てしまいました。














週末ブランチで週に1度、気心知れた仲間と会ってカクテルのミモザを飲みながら、1週間起こったお互いの出来事を話すのがニューヨークっ子たちの週末の過ごし方。









私は、お店1番人気のレモンリコッタパンケーキを注文。





レモンとリコッタのほのかな酸味が絶妙の美味しくて、ふわふわのパンケーキでした。









近年すっかり観光地化してしまったソーホーで、古き良き時代の面影を残しながらも、トレンドに敏感なクロスビー・ストリートは、ニューヨークっ子の秘密の遊び場の様です。











ここが気になる!スタッフのタイルワンポイント


オリジナルタイルが沢山貼られたBDDWの店内。店内にディスプレイされているテーブルウェアとデザインを揃えることで、お店の世界観を見事に表現した素敵な内装です。


特に店舗の内装だと、「安全性」を重視して事例の多い材料で仕上げるのもひとつですが、時にはこのくらい思い切って冒険できるタイルをタイルパークでも提供することができれば、日本の内装デザインに沢山の新しい風を送り込むことができるかもしれない・・と、スタッフも心を奮い立たされるタイル仕上げでした。







この内装イメージにピッタリのタイルはこちら





★アルターナ




摩耗加工を施すことで、どことなく手作りの風合いを感じさせるモザイクタイルシリーズ。こちらは磁器質のフラットな無釉タイルのため、土足で歩行する床でも使用することが可能です!










====お店情報====


BDDW

5 Crosby St

New York, NY 10013


b/t Howard St & Grand St

SoHo



NOMO KITCHEN

9 Crosby St

NOMO SOHO Hotel

New York, NY 10013


b/t Grand St & Howard St

SoHo







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